キングサイズのマットレスおすすめ9選｜1枚タイプやシモンズなどの有名メーカーも

マットレス・ベッドはシングルサイズからキングサイズまでさまざまな大きさが展開されています。夫婦や親子3人で一緒に眠ることを考えている場合はキングサイズのマットレスがおすすめです。キングサイズであれば、大人2人でも大きすぎるくらいゆったりとしています。

しかし、キングサイズのマットレスといってもさまざまな種類・タイプが登場しており、自分に合ったものを選ばなければなりません。マットレスの内部構造や硬さなどは商品によって異なります。初めて購入する場合、どれがいいか悩む方が多いのではないでしょうか。

そこで本記事ではキングサイズのマットレスを初めて購入する方でも分かるように、選ぶポイントやおすすめのメーカーを徹底解説します。おすすめの商品も紹介するので、最後までご覧ください。

キングサイズのマットレスは一般的に横幅が180cm前後、縦幅が195〜200cmです。キングサイズはマットレスの規格の中では最も大きく、シングルサイズのおよそ2倍の大きさで作られます。親子3人で寝てもゆとりがあるほど広いのが特徴です。また、セミシングルマットレスを2台連結して使用するワイドキングサイズと呼ばれる規格もあります。

キングサイズのマットレスを使用するメリットは大人2人でもゆとりのある広さを確保できる点です。2人で横になっても十分に広いため、寝返りも打ちやすく、快適な眠れます。小さな子供であれば親子3人で横になれるので、ファミリーで使いたい方にもおすすめです。また、広々としたキングサイズベッドは高級ホテルのようなラグジュアリーな雰囲気にグレードアップしてくれます。

大人2人でもゆったりと使えるキングサイズのマットレスですが、シーツ・マット・フレームなどのラインナップが少ないのが弱点です。シーツやフレームのデザインにこだわりたくても種類が少ないので、選択肢が限られています。また、キングサイズのマットレスは非常に大きいため、搬入経路が確保できないと部屋に搬入できません。

ボンネイルコイルとはバネ同士を鉄線で連結させて作られたコイルのことで、耐久性が高いのが特徴です。また、簡単に作れて必要なバネの数が少ないため、他の種類に比べて安く購入できます。ただし、バネを連結させているので、振動が伝わりやすいのがデメリットです。劣化するとバネがギシギシと鳴るため、睡眠中に音が気になってしまう方にはおすすめしません。

ポケットコイルとはボンネイルコイルとは違い、バネが独立しています。バネそれぞれが独立しており、振動が伝わりにくいのが大きなメリットです。また、身体にもフィットしやすく、体圧分散性にも優れています。振動が伝わりにくく、寝心地もいいコイルなので2人で並んで寝ても安眠できるのが特徴です。ただし、価格はボンネイルコイルよりも高い傾向にあります。

高密度連続スプリングとは1本の硬銅線を列の端から端までひと繋ぎで作るもので、フランスベッドだけが製造権・販売権を持っています。1本の硬銅線で作られているため、耐久性が非常に高いのが強みです。体型のがっしりした男性や体重の重い方が寝ても、しっかりと支えます。フィット感も高いので、睡眠の質を高めたい方におすすめです。

ノンコイルとはクッション材にスプリングコイルを使用しない種類のことです。クッション材には主にウレタンフォームが採用されています。ウレタンフォームとは石油を発泡させて作られた素材で、柔らかい寝心地が特徴です。比較的低価格で購入できます。ただし、キングサイズのノンコイルマットレスは種類が少ないのが弱点です。

マットレスには雲のように柔らかいものから地面のように硬いものまであります。比較的柔らかいマットレスは身体が曲線的な女性や寝姿勢が横向きの方にピッタリです。一方硬めのマットレスはがっしりとした男性や寝姿勢が仰向けの方におすすめします。硬さに迷う場合は少し硬めを選び、ベッドパッドなどで柔らかさを調整しましょう。

ノンコイルのマットレスは低反発と高反発の2種類が展開されていることが多いです。ここでは低反発と高反発のメリット・デメリットを表にまとめたので参考にしてください。

1枚タイプのキングサイズのマットレスは中央部分に継ぎ目がないので、睡眠中に違和感を感じないのが大きなメリットです。真ん中の継ぎ目が気になる場合は1枚タイプを購入することをおすすめします。ただし、一体型になっている分一緒に寝ている人の振動が伝わりやすいのがデメリットです。振動が気になる場合はポケットコイルやノンコイルのマットレスを選びましょう。

連結可能タイプを選べば、状況に合わせてベッドの使い方を変えられます。キング以上のサイズのベッドを購入する場合におすすめです。連結可能タイプは専用の金具で固定するため、ベッド同士の隙間もあまり気になりません。ライフスタイルに応じてベッドやマットレスの使い方を変えたい方は連結可能タイプをチェックしてください。

折りたたみタイプであれば、使用しないときは省スペースに収納できます。就寝前に広げて使い、起床後は折りたたんで収納することで部屋を広く使えるのがメリットです。また、モデルによってはソファのように折りたためるものもあります。日中はソファとして使えるので、収納スペースをわざわざ確保する必要もありません。

シモンズは世界的マットレスメーカーで、1870年にアメリカで誕生しました。独自のテクノロジーで作り上げたポケットコイルマットレスを採用することで、質の高い睡眠時間を提供します。また、日本で販売されているマットレスは日本国内の自社工場で作られているのが特徴です。国内有数の豪華客船・ホテルでもシモンズのベッドが採用されています。

フランスベッドは家庭用ベッド・医療用ベッドを扱う日本のメーカーです。ベッドからマットレスまで国内生産を徹底して行なっており、日本人に快適な睡眠環境を提供します。高温多湿な気候を配慮して通気性を高めていたり、日本人の体型に合わせてコイルを独自開発したりしています。また、最近では介護用ベッドのレンタルも行なっているのも特徴です。

ニトリではキングサイズのマットレスは扱っていませんが、シングルサイズのマットレスを連結することでキングサイズとして使用することができます。ニトリのマットレスはリーズナブルな価格で購入できるため、お手頃な価格でキングサイズのベッドを用意したい方におすすめです。

ニトリのマットレスは折りたたみの取り扱いがあり、3つ折りタイプで収納が便利です。厚さ10cmで敷き布団無しでも使用することができ、硬さは150Nで高反発なので理想の寝姿勢を保つことができます。また、寝返りしやすく、腰などの負担を軽減する特徴もあります。

キングサイズのマットレスが使いやすい部屋の大きさは6畳以上といわれています。6畳の部屋を寝室として利用するのであれば、余裕を持ってベッドを設置できるのでおすすめです。8畳あればベッドだけでなく、テーブルを置くスペースも確保できます。キングサイズのマットレスは非常に大きいため、部屋の大きさは必ず確認しましょう。

今回の記事ではキングサイズのマットレスについて解説しました。キングサイズのマットレスは大人2人でもゆったりと使えるほど、非常に大きいサイズです。本記事を参考に、自分や家族に合ったキングサイズのマットレスを選んでください。