【DOD】ジミニーシュラフの特徴を紹介｜ハイランダーの寝袋との違いは？

ジミニーシュラフは、DODより販売されているダウンシュラフです。ジミニーシュラフは「地味にいい」をもじった商品名となっており、その名の通り細やかな気配りがあるシュラフです。動画サイトなどでもたびたび紹介されており、気になっている方もいるのではないでしょうか。

ジミニーシュラフは、ダウンシュラフとしてはリーズナブルな価格ながら機能性に優れており、ネット上で話題のシュラフ。実際の使い勝手や評判などを知りたい方も多いかと思います。

そこで、今回はジミニーシュラフの特徴や口コミについてご紹介します。また、価格や性能の似ているハイランダーのダウンシュラフとの違いについても調査。ぜひ製品選びの参考にしてみてください。

ジミニーシュラフの基本スペックは以下の通りです。

ダウンシュラフですがリーズナブルな価格設定です。そのため、コストパフォーマンスを重視する方にはおすすめのシュラフとなっています。

しかしながら、FP（フィルパワー）は600となっており、3シーズンの使用が可能。お得ながら機能性に優れたシュラフです。

ダウンシュラフはマミー型（顔以外をすっぽり覆う形状のシュラフ）の製品が多く販売されています。密着感があり、保温性に優れた形状です。しかし、マミー型シュラフだと圧迫感を感じる方も。せっかくのキャンプで眠れないのは避けたいですね。

ジミニーシュラフは長方形の封筒型となっており、圧迫感を軽減できます。保温性はマミー型に劣りますが、布団のような感覚で使用できます。寝返りをうったり、中で足を動かすこともできます。

ジミニーシュラフには複数のローコードがついています。首元に1本、足元に3本のローコードがついており、絞ることで体にシュラフがフィット。体温が逃げづらくなる設計です。思いがけず冷え込んだ日に便利な機能です。

ジッパーをすべて開ければ掛け布団として使用ができます。テント内でマットやコットを使用する場合や、ブランケットとしての使用も可能です。足元だけジッパーを開けることもできるので、暑い日の温度調整もできます。

ジミニーシュラフには専用のキャリーバッグがついています。DODのトレードマーク、ウサギがあしらわれたシンプルなデザイン。ツーリングやフェスなどにも持ち出しやすいサイズ設計となっています。

口が大きく開くため、シュラフの収納も楽々です。シュラフを収納した状態で口を絞れば、2段階に圧縮可能。緩めに圧縮すればダウンへの負担が軽減できます。よりコンパクトにすれば登山など荷物を減らしたい時にも便利です。

ジミニーシュラフは3シーズン対応のモデルです。下限使用温度が2℃となっており、冬場のキャンプでの使用には向きません。しかし、インナーシュラフとしての使用が可能。他の寝袋と併用すればオールシーズン活躍するシュラフです。

ジミニーシュラフの優秀な点として、コストパフォーマンスの良さがあります。ダウンシュラフは数万円の高価な製品が多いですが、羽毛量350ｇ、FP600のスペックで1万円を切る価格設定なので、大変お得な製品と言えます。

冒頭でもお話ししましたが、Hilandar（ハイランダー）のダウン型シュラフとジミニーシュラフは、ネット上で度々比較されることがあります。ハイランダーの「ダウンシュラフ 400 封筒型」は形状や価格など、スペックが似ているためです。

比較すると羽毛量・FPがややハイランダーのシュラフの方が高いです。収納時のサイズも少々コンパクト。ジミニーシュラフは使用時のサイズがハイランダーのシュラフよりも大きくなっています。そのため、身長の高い方はジミニーシュラフの方がいいでしょう。

ちなみに、ハイランダーの「ダウンシュラフ 400 封筒型」は完売しています。欲しい方は、同じ形の商品で、「洗えるダウンシュラフ 400 封筒型」というものがあるため、チェックしてください。

ジミニーシュラフは基本的に自宅での洗濯ができません。自身で洗濯するとダウンを傷める原因となります。洗濯はクリーニング店などに依頼しましょう。直射日光に長時間あてるのもNG（変色などの恐れがあるため）風通しのいい日陰に干すのがおすすめです。

ジミニーシュラフは、シュラフ同士の連結ができません。DODからはファミリーで使用できる「わがやのシュラフ」や、自宅の布団をキャンプ仕様にできる「フトンキャンパー」のダブルサイズなども販売されているため、広々と使用したい方はチェックしてみましょう。

きめ細やかな機能が搭載されているジミニーシュラフ。コストパフォーマンスも良く、初めてのシュラフにもおすすめの製品です。ダウンシュラフ選びで迷っている方は、ぜひ購入を検討してみてくださいね。ジミニーシュラフを使用してキャンプを楽しみましょう！