アイボリーのカーテンおすすめ5選｜風水の意味は？ベージュとどっちがいい？

今のインテリアに飽きてしまったら、まずカーテンを変えてみるといいでしょう。部屋の面積の大部分を占めるカーテンを変えると、お部屋の雰囲気ががらりと変わり、新鮮な気分で過ごせます。

カーテンの色はたくさんありますが、特にアイボリー色をおすすめします。アイボリーは淡い色や、原色でも黒・ピンクなどどんな色とも相性がよく、カラーコーディネートがしやすい色です。また、白っぽい壁との一体感が出てお部屋が広く見える効果もあります。

この記事では、アイボリーカーテン20種類の紹介を中心に、アイボリー色とはどんな色なのか、風水での意味や相性のいい色、アイボリー色のカーテンの選び方など、情報を盛りだくさんでご紹介します。

白に近い淡い色は、クリーム色やオフホワイトなどたくさんありますが、そもそもアイボリー色とはどんな色なのでしょう。ベージュとどう違うのか、風水ではどんな位置づけがされているか、アイボリー色について解説します。

アイボリーは「象牙色」ともいい、文字通り象の牙のような色です。クリーム色に灰色がかった、白に近い色をしています。淡くやわらかい色合いで、上品さ・高級感・清潔感を感じます。

心身を落ち着かせる作用もあり、飽きにくい色なので長く使えます。ホワイト・ブラウン・グリーン系といったアースカラーと合わせやすい色です。

アイボリーとベージュは似た色ですが、違いは灰色がまざっているかどうかです。アイボリーは英語では「象の牙」の意味で、白よりもやや黄みがかった色で、うっすらと灰色を感じさせます。

対してベージュは白に茶色を少し混ぜたような色で、灰色は感じません。アイボリーはクールで高級感のある色で、ベージュはあたたかみのある落ち着いた色です。どっちの色にしようか迷った際は、部屋の雰囲気やインテリアにあわせて選んでください。

アイボリーは風水では、「金の気」をもつとされています。アイボリーに囲まれて過ごすと、自分の上品さがアップすると言われています。北の窓や北西の窓にアイボリーのカーテンをかけると、金運・事業運・出世運に恵まれるそうです。

金色・銀色と合わせると金運や健康運が上がり、明るい青と合わせると恋愛運があがるとされています。

カーテンをアイボリー色に変えるなら、部屋がよりおしゃれに見えるようにコーディネートしたいものです。アイボリーとの相性がいいのはどんな色なのか・アイボリーの使い方・アクセントになる差し色について解説します。

インテリアはカラーを統一するとおしゃれ度がアップします。アイボリーは淡い色、特に同系色のベージュや茶色と相性がいい色です。壁が白系の場合、カーテンと壁とに一体感が生まれ、部屋が明るく見えます。

アイボリーのカーテンは北欧テイスト・和室・カリフォルニアスタイルに合い、特にナチュラルテイストの部屋にマッチします。

壁や床、カーテンなど大きな面積の色を「ベースカラー」、ソファや家具といったインテリアの主役となる色を「メインカラー」、クッションやランプシェードなど小さい面積の色を「アクセントカラー」といいます。

アイボリーはベースカラーとして使うのがおすすめです。ナチュラルでコーディネートしやすく、カーテンにぴったりです。

アイボリーをベースカラーとした部屋には差し色として観葉植物を置くといいでしょう。アイボリーをベースカラーとした部屋に、植物の自然なグリーンはアクセントカラーにぴったりです。アイボリーとグリーンがお互いを引き立て合って、まとまりのある部屋になります。また、観葉植物はナチュラルなテイストの部屋にもマッチします。

色をアイボリー色に決めたら、次は具体的にどんなカーテンにするか決めましょう。無地にするか柄ありにするかも選び方のポイントです。ヒダにも2倍ヒダ・1.5倍ヒダ・ノンプリーツといった種類があります。

カーテンをアイボリーにしたら、次は無地か柄ありにするか考えましょう。無地なら周りの色と合えば失敗が少ないのでおすすめです。また、無地のカーテンは家具などおしゃれなアイテムを引き立ててくれます。

柄ありのカーテンはラグやベッドカバーが無地の場合に使うとバランスがとれます。部屋に華やかさが欲しい時にも有効です

カーテンのヒダにも気を配りましょう。カーテンのヒダによってお部屋の雰囲気が変わります。カーテンを閉じている時と、開いて束ねている時と両方を考慮します。値段もヒダが多いほど布を多く使うので、高価になります。

仕上がり幅のほぼ2倍の生地を使い、ヒダを3ツ山にしてたっぷりとったカーテンを「2倍ヒダ」といいます。生地をたくさん使うので保温性があり、冬に戸外の冷たい空気が部屋の中に入って来にくくなります。

プリーツの山と谷が深いため、高級感があり、豪華な雰囲気を演出できます。ただし、束ねた時に厚みが出るので注意しましょう。

仕上がり幅の1.5倍の生地を使い、2ツ山で生地をつまんだカーテンを「1.5倍ヒダ」と言います。ヒダとヒダとの間隔が15cm以上あり、既製品に多く見られます。

使う生地が2倍ヒダより少ないので値段が安く、束ねた時にボリュームが出ないのですっきりしますが、ドレープがたっぷり出ないといったデメリットがあります。

ノンプリーツカーテンはヒダをとらないカーテンです。仕上がり幅と同じ幅の生地を使うとパツパツになってしまうので、ふつうは1.2倍幅の生地を使います。

最近ではノンプリーツのカーテンを選ぶ人が増えており、天然素材のカーテンや、部屋をナチュラルな雰囲気にしたい場合に使われます。部屋を広く見せる効果もあります。

カーテンにはさまざまな機能がついたものがあります。遮光機能・遮熱機能・遮像機能・UV機能などです。少し値段は張りますが、安心して生活できる機能なので、できればこれらの機能がついたカーテンを選びましょう。

遮光機能は、外からの光を遮る機能です。部屋の中が暗くなるので寝室などにかけるのがおすすめです。遮光1級から3級まであり、等級が上がるほど遮光率が高くなります。たとえば遮光1級は、99.99％以上の光を遮ります。

遮熱機能は熱を反射する機能です。夏場に太陽光や熱い空気が入ってくるのを防ぎ、冬場には冷気を遮断します。

リビングには遮像機能やUV機能があるカーテンをかけましょう。遮像機能は外から部屋の中が見えにくくする機能です。部屋の中で何をしているか外からは見えないので防犯にも役立ちます。

UV機能は紫外線をカットする機能です。レースカーテンなら光を部屋に取り入れられますし、紫外線も遮断してくれるのでおすすめです。

部屋の中の話し声やペットの鳴き声が外に漏れるのが気になる場合は、遮音カーテンを使いましょう。織り方や生地で音を遮るように作られたカーテンなので、音を通しません。

防炎機能は火がつかないわけではなく、燃え広がるのを抑えてくれるカーテンです。最近では実用性ばかりでなく、デザイン性もあるカーテンが増えています。

人気の無印良品とニトリのアイボリーカーテンをご紹介します。どのカーテンもシンプルな無地のアイボリーで、どんなインテリアにも合うように作られているのが特徴です。値段はカーテンの幅や丈によって変わります。

無印良品のカーテンはオーダー品が主流で、既製品は2種類だけです。無地でシンプルな、無印良品らしいカーテンに人気があります。防炎・遮光機能がついた「ポリエステル二重織ノンプリーツカーテン」（2490円～）や、「ポリエステル綿混ネップノンプリーツカーテン」（2990円～）などが値段も手ごろでおすすめです。

ニトリのカーテンは既製品もありますが、1cm単位でイージーオーダーもできます。遮光・遮熱・遮像など機能的なカーテンが多いです。「花粉キャッチ・PM2.5対策・遮熱・遮像レースカーテン(キャッチCソニック)」（1426円～）や「遮光1級・遮熱・遮音カーテン(フェズリ アイボリー)」（3350円～）などがおすすめです。

おすすめのアイボリーカーテン20種類を中心に、アイボリー色の特徴や、コーディネートの仕方、選び方、機能などについてご紹介しました。この記事を参考に、カーテンを変えてお部屋の雰囲気を変え、新たな気分で日々を過ごしましょう。