ベッドのヘッドボードおすすめ5選｜クッションの後付けや無印良品も【ニトリにある？】

人生の3分の1を占める睡眠。睡眠の質を高めることは人生の質を高めることにもつながります。理屈はさておき、単純にぐっすり眠れると気持ちがいいですよね。睡眠の質を高めるためには、寝る前にリラックスして過ごすのが大切です。そこで役立つのがベッドのヘッドボードです。

実はただの飾りではなく、寝る前のリラックスタイムをサポートする機能を持つアイテムでもあります。ベッドにもともと付いているタイプ以外に、棚代わりになるものやクッション付きなどを後付けもできます。脚付きマットレスにも使用可能です。

この記事ではヘッドボードのメリットや選ぶときに知っておきたいポイントについてお伝えします。安いニトリなどヘッドボードの人気メーカーやおすすめ商品も紹介しますので、参考にしてください。IKEAや無印で買えるのか、代用できるDIYポイントなどの疑問にもお答えします。

今のベッドにヘッドボードが付いていない場合、ヘッドボードは単品でも販売されているため、後付けすることができます。インテリアショップや通販サイトで買えますので、お好みのものを探してみましょう。

後付け自体は壁とベッドの間に設置するだけなので簡単です。ただし、素材やサイズが手持ちのベッドに合うかどうかを、よく吟味しましょう。統一感のないヘッドボードではちぐはぐな印象になってしまいます。

ヘッドボードがあれば、ベッドの上で座りたいときに背もたれとして使えます。本を読む・音楽を聴く・瞑想するなど、おやすみ前にゆったりと過ごせば、睡眠の質も高まるでしょう。日中、ベッドをソファとして使いたい場合にもおすすめです。

ヘッドボードには棚や引き出しなど収納が付いているものもあります。目覚まし時計・スマホ・本・眼鏡など、枕元に置いておきたいものって意外と多いですよね。そういった必要なものを置く収納として役立ちます。アロマセットなどを置いてもリラックスできるでしょう。

ヘッドボードは選び方次第で、インテリアのアクセントとしてお部屋の雰囲気を変えるのに役立つでしょう。ウッド・布・レザーなどさまざまな素材のものがあり、凝ったデザインや印象的なカラーのものもありますので、求めるイメージに合うヘッドボードを探してみてください。

ヘッドボードを背もたれとして使うなら、クッションタイプが最適です。もたれかかるときに身体を優しく受け止めてくれるので、負担を軽減させます。カラーバリエーションが豊富なのも特徴です。マットレスの上に置くタイプもあります。

天然素材である木製は、温もりのある印象にしたいときにおすすめです。木製のブラウン系の色はどのようなインテリアにも合わせやすいので、迷ってしまったら木製を選ぶといいかもしれません。木製の中でも吸湿性の高い桐を使ったヘッドボードなら、お部屋の湿度調整にも役立ちます。

レザー製のヘッドボードは高級感があり、寝室をホテルのような空間にしたい場合におすすめです。クッションタイプと同様に背もたれとして使いやすく、レザー特有の滑らかな肌触りも味わえます。シックなイメージのものが多いので、お部屋に合うかどうかを考えた方がいいかもしれません。

枕元に置きたいものが多いなら、収納の多いものがおすすめです。棚板1枚だけのシンプルなタイプから、いくつもの区画があるタイプまであります。棚板を動かせるものやマガジンラック付き、あるいはインテリア小物を飾るのに適したディスプレイ棚など、目的に応じて選びましょう。

本を読むのに適した照明付きのヘッドボードもあります。照明の位置は中央・両端・片端に1つなど商品によってさまざまです。寝る1～2時間前から部屋の明るさを落とすと睡眠の質がよくなると言われていますので、部屋の明かりを消してヘッドボードの照明で過ごすのもいいでしょう。

コンセント付きのヘッドボードは電子機器の充電ができて、眠る前にスマホを触る習慣がある方に便利です。あるいは外から電源コードを通せるタイプもあります。ただ、スマホの光は睡眠の質に悪影響を及ぼす可能性も指摘されていますので、寝る前にはほどほどにしておきましょう。

シングル・ダブル・セミダブルといった、ベッドのサイズに合うかどうかは重要です。メジャーを使ってきっちり計ってください。幅だけでなく、高さもベッドとのバランスを考えましょう。奥行きについても、ベッドと壁との間に余分な隙間があると、使っているうちにずれることがあります。

ベッドボードの奥行サイズはさまざまです。約20cm幅があるものであれば、小物を置くのには十分です。ただし、部屋が狭いなどでベッドを置けるスペースが限られている場合は、約10cm幅の薄いタイプを選ぶのがおすすめです。

手持ちのベッドの幅と高さに合う棚を、ベッドの頭側に置く方法もあります。脚付きマットレスやロータイプのベッドのように、ベッドの高さがあまりない場合は、合う棚が見つかりやすいでしょう。ヘッドボードとして使ってみてしっくりこなかったら、普通の棚として使うこともできます。

山善はシンプルでお手頃なインテリアや家電を数多く出しているメーカーです。山善からは後付けタイプのヘッドボードが出ています。パイン材を使い、どんな部屋にもなじむデザインです。さらに便利な2口コンセント付き。また、スライドさせて幅を調整できるタイプもあります。

家具メーカーの宮武製作所の商品は、美しい木目調が特徴的です。ヘッドボード「MUUR（ムール）」も同様で、ナチュラル・ホワイト・ブラウンからお部屋の雰囲気に合わせて選べます。伸縮式の「LIBER（リベル）」もあり、こちらはホワイトとブラウンの2色展開です。

オンライン通販で人気のインテリアショップLOWYA（ロウヤ）は、おしゃれでリーズナブルなアイテムが豊富に揃っていて選び放題です。LOWYAからはヘッドボード付きのベッドフレームが出ています。高級感のあるベルベット調と、木製でブックラックタイプの2種類です。後付けできる棚タイプもあります。

ニトリといえば安くて機能性抜群の家具が揃うことで人気ですが、2023年1月時点では、ヘッドボード単品の取扱いはありません。ただし、ベッド周りのアイテムは取り揃えています。たとえばクッションキャビネット付きのベッドフレームなどもあるので必見です。

IKEAの公式サイトに掲載されているヘッドボードは2種類。天然素材の籐でできたトルクニング、そしてすっきりとしたデザインで両サイドに便利な棚が付いたマンダールがあります。

無印良品からは、後付けタイプのシンプルなヘッドボードが出ています。材質は無印のベッドフレームと同じ、明るい色合いのオーク材と高級感のあるウォールナット材の2種類です。

ヘッドボードは自作することもできます。自作すれば材料費だけで済むのでお得です。また、自分だけのオリジナルヘッドボードができることも利点でしょう。

DIY方法としては次のようなものがあります。簡単に代用できるものがいろいろありますので、ぜひ挑戦してみてください。

• 木製のパレット・すのこをベッドのサイズに合わせて切る
• マットレスに布を巻き付ける
• 両端にカラーボックスを置いて板を渡す
• 有孔ボードに木の板を取り付ける

以下の記事では、ヘッドボードの後付けやDIYする方法も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ベッドのヘッドボードは寝室のおしゃれ度を上げるだけでなく、背もたれにしてくつろぐ、必要なものを置くなど寝る前のリラックスタイムをサポートします。目的に合ったヘッドボードを選んで、ベッドをより快適な空間にしましょう。