スノーピークグランベルクM・Lを紹介｜雨風防止に簡単に設営できる！

広い空間でゆったりできるシェルターを活用した際に、設営が複雑でハードルが高かった、と感じた経験はありませんか。スノーピークのグランベルクは大きなシェルターですが、風通しがいい構造に作られていて、タープのような感覚で設営を勧められるのがメリットです。

しかし、グランベルクは評判がいい製品なのかわからず、購入を迷われている方も多いかもしれもせん。そこでこちらの記事では、グランベルクの特徴や魅力について説明します。

また、グランベルクはMサイズとLサイズの2種類から選べるので、自身の用途に合ったサイズをチョイスするのも重要です。サイズの選び方についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

グランベルクはフルメッシュになるよう調整できるため、風通しを考えた構造で夏場でも快適に過ごせるといった強みがあります。寝室として使えるインナーテントの部分にもメッシュ構造が取り入れられていて、夏の寝苦しさを改善可能です。

また、通気を良くするベンチレーションは大型タイプが2つ設けられていて、結露が起きないよう対策できます。サイドウォールを巻き上げた状態でも、メッシュが付いているため虫が入り込みにくいのが特徴的です。

スノーピークでは初めての、ポリコットンのような新素材を採用しているのも特徴的です。本体に使われている素材はポリエステル素材ではあるものの、これまで使われていた素材とは異なり、ざらついた質感になっています。

また、300Dと生地に厚みがあるのもポイントです。同じメーカーのランドロックと呼ばれる製品よりもしっかりとした生地を採用しています。ポリコットン素材ほどの遮光性はありませんが、UVカット加工が施されているのが魅力です。

直径3cmの3本のメインポールを中央に設置し、直径1.75cmのサブポールは両側に3本ずつ設置する構造になっていて、タープを組み立てるような感覚で設営を進められます。スノーピークのランドロックとは異なりフレームを展開する必要がないため、タープの設営に慣れていればスムーズに作業を行えるのがメリットです。

なお、タープ状の構造になっている分耐風性は低くなっています。よりカジュアルに広い空間でのんびり過ごしたい時におすすめです。

グランベルクはフルメッシュになるように調整できるので、夏場でも風通しが良く快適に過ごせるといった口コミが多くあります。インナーテント部分もメッシュ構造になっているため、寝苦しさを感じずに寝れたと口コミをあげている人もいました。

また、サイズは大きめで4人でのキャンプをする際もMサイズで申し分のない広さだった、などの口コミもありました。グランベルクはAmazonやYahoo!ショッピングなどの通販サイトで購入できるのでチェックしてみてください。

グランベルクとランドロックのスペックの違いは、以下の表の通りです。

耐水圧や耐風性はランドロックに劣るものの、グランベルクはMサイズにおいてもランドロックよりサイズが大きいのが特徴的です。

使用人数を確認すれば、家族や団体でゆったりと過ごせるかどうかチェックできます。Mサイズは3名から5名と家族での使用に向いていますが、Lサイズは5名から7名と団体でも余裕を持って使えるのが違いです。一人ひとりのスペースを確保できるゆったりサイズのキャンプ用品がほしい方には、Lサイズが適します。

キャンプサイトの大きさも確認すれば、設営しようとしたらサイズが合わなかった、といったトラブルを防げます。LサイズはMサイズよりも長さが180cm、幅が80cm大きいです。使いづらいサイズの製品を選ばないよう、検討しているキャンプサイトの広さをチェックしましょう。

グランベルクには、ロープに使用するペグ・ハンマーは付属していません。設営には別売りのペグ10本が必要なので忘れないようにしましょう。ペグの推奨サイズは、長さ25cm以上のペグが6本と長さ35cm以上のペグが4本です。

グランベルクの設置手順は以下の通りです。

1. 本体の出入口パネルが風下を向くように広げる
2. グロメットにメインポールを差し込む
3. メインポール先端に二又用ロープをかける
4. 二又用ロープを伸ばしペグダウン
5. ポールを一本ずつ立ち上げる
6. 中央のメインポールをグロメットに差し込み立ち上げる
7. サブポールを本体下部のピン・グロメットに差し込む
8. ベルクロを巻きつけて固定する
9. サブポールにロープを取り付けペグダウン
10. 本体下部のペグダウンループとゴムループをペグダウン
11. 各ロープのテンションをかけて完成

大人数のキャンプでもグランベルクであれば快適に過ごせます。スノーピークのグランベルクは、設営が簡単で夏場の風通しも考えた構造が魅力的です。M・Lサイズのうち自分の用途に適したサイズのシェルターを活用して、ゆったりとキャンプを楽しみましょう。