ラーテルワークスのヴァルテント2の評判・口コミを調査！狭い？炎上した？

ラーテルワークスのヴァルテント2は、注文販売でしか手に入らない人気のツールームテントです。独創的な形状やマットなカラーリングがおしゃれな外観はもちろん、機能性に優れた高スペックな点も魅力となっています。

前作のヴァルテントも即完売し話題になったため、新作となるヴァルテント2のスペックが気になりますよね。しかし、「発売後に炎上した」、「思っていたよりも狭い」といった口コミが気になり、なかなか購入に踏み出せずにいる方も少なくないはずです。

今回はそんな方に役立つ、ヴァルテント2の魅力やメリット・デメリットについて解説していきます。さらには、実際に使った方の評判や、どんな方におすすめかについてもご紹介しますので、ぜひ購入の参考にしてみてください。

ヴァルテント2はインナーテントとフライシートからなるダブルウォールテントです。メッシュ窓はその両方の全方面の窓に付いており、暑い夏でも通気性を確保しながら虫の侵入を防ぎます。

またインナーテントを外せばオープンシェルターとして使えるので、デイキャンプにも最適です。メッシュ窓にしておけば中の様子もしっかり観察できますし、中にいても開放感を感じながら外の景色を楽しめ、アウトドアを十分に楽しめます。

インナーテントのサイズは200×280cm。グランドシートを敷けば、4人家族で寝袋を敷いて眠れます。またコットなら2つ並べて使えるサイズです。フライシートに据付のリングにインナーテント側に付いているフックを引っ掛けていくだけで簡単に設営できます。

出入口の背が高いのも魅力的です。170cmの男性でもかがまずに入れる高さです。前後に出口が設置されていて出入りもスムーズに行えます。

ヴァルテント2には設営に必要な道具や、あると便利な機能満載の付属品が充実しています。付属品は全部で6つ、カラビナ付きのデイジーチェーン、長さ25cmの鋳造ペグ、光を当てると反射するリフレクト7ガイロープ、グランドシート、ハンマー、インナーテントです。

別に揃えようとすると通常数万円はかかるものが、セット商品として最初から付属しているコスパの高い点も魅力があります。デイジーチェーンの機能性やガイロープの自在デザインなど小物へのこだわりが随所に見られる点も人気の理由です。

自分の好みにアレンジ可能な点も魅力があります。そのまま建てればツールームテントとして広々と使えますが、サイドウォールを跳ね上げればタープとしても使用可能です。夏のキャンプなら全方面のタープをあげて風通しをよくすれば通気性がいいので気持ちよく過ごせます。

デイキャンプならインナーテントを外してオープンシェルターとしても使えます。リビングのように椅子やテーブルを配置して拠点や休憩場所として利用しましょう。

人気のヴァルテント2ですが、デメリットもあります。まずサイズが大きいためポールを使って設置しなければいけません。そして風のない日でもガイロープを使った固定が必要です。また重さもあるので1人での設営が難しい点も否めません。

テントを収納する専用のバッグも付いていますが、大きさもそれなりにあるので自宅での収納場所を確保にも検討が必要です。環境の整備や使い始めは戸惑いもありますが、慣れてしまえばさほど気になりません。

ヴァルテント2は設置が簡単かつ、ハンマーやインナーテントといった付属品が充実しているため、キャンプ初心者の方やキャンプ道具が揃っていない方にはとくにおすすめのテントです。高さがあるゆったりとした設計なので、2~4人での使用に適しています。

ラーテルワークスにはヴァルテント2の先行品であるヴァルテントがあります。当時独創的な形状とスペックの高さやおしゃれな外観で人気を博し、1週間もたたずに完売した商品です。しかしその後すぐに炎上してしまいました。

原因は詳しくはわかりませんが、商品品質に関しての不備があるため無償交換の対応をすると公式より発表されました。その後事態の収拾も早期で決着し、その後改良を重ね更なる高性能テント、ヴァルテント2を発売するに至っています。

ヴァルテント2は全長サイズが約510×300×228cmで3～4人対応のツールームテントです。ツールームテントは主に4～6人設計のサイズが多いので多少小さめに感じます。

しかしその分高さがあるので圧迫感はありません。通常200cm程の高さ設定のものが多い中、ヴァルテント2の高さは228cmあり大人でも出入りが楽に感じます。またタープをあげれば開放感もあり、狭さを感じさせません。

設営方法は、まず設営場所にフライシートを置きます。この時アーチポールを入れる部分が後方になるので、向きを間違えないようにしましょう。2か所のベンチレーションはメインポール設置前に行います。

次は真ん中、前室側、寝室側の底面計6か所のペグダウンです。その後アーチポールを組み立てて差し込み、メインポールは中に入ってセンターに立てていきます。中央が立ち上がったら、アーチポールの先端をグロメットに差し込みましょう。

サイドポールとフロントポールを組み立てて、先端が短い方を下にしてグロメットに差し込みます。その後ポールの脇にあるガイロープをひっぱりペグダウンしていきましょう。ガイロープは全部で10か所です。ポールにフックを取り付けて固定出来たら完成です。

スカートがあれば冬場のキャンプも安心です。フライシートの下部から地面に向かって伸びている生地がスカートで、冬場はこのスカートをしっかりと地面に固定して外気を遮断し、中の温かい空気を外に逃さないようにします。

しかし冬の寒い時期のキャンプではスカートだけでは寒さ対策が不十分です。テント内でも温かい恰好をして過ごしましょう。またグランドシートの上にマットを重ねて地面の冷気をシャットアウトすれば内部の冷えを防げます。

ラーテルワークスでは別売りでキャノピーポールを購入できます。キャノピーポールとはヴァルテント2のフライシートを跳ね上げて固定するポールで、8本セットで全シートの跳ね上げが可能です。

キャノピーポールがあれば、ヴァルテントをオープンシェルフとして使えるようになり、見た目もおしゃれです。しかしポールが無くても巻き込んで上部に固定しておけば邪魔になりません。

ヴァルテントの再販がいつ行われるか、気になっている方も多いはずです。しかし2023年3月現在、公式からの再販のお知らせは確認できていません。次回タイミングでの購入を逃したくない方は、公式サイトをこまめに確認するのをおすすめします。

ラーテルワークスの人気テント、ヴァルテントは使用者視点で作られた使い勝手のいいテントで、ツールームテントとしてファミリーやグループキャンプにおすすめです。ヴァルテント2で快適なアウトドアライフを満喫してください。