硬めのマットレスおすすめ12選｜ニトリの安いマットレス・折りたたみマットレスも！

自分の使っているマットレスが合わず、「沈まないマットレスが欲しい」「硬めのマットレスが欲しい」とお考えの方もいるのではないでしょうか。

マットレスといっても、硬さや素材、厚さなどさまざまなタイプがあります。自分に合うマットレスが欲しいけれど、たくさんの種類があってどれがいいのか迷ってしまいますよね。快適な睡眠のためには、適切な硬さを選ぶことがカギとなります。

今回この記事では、マットレスの種類や正しい選び方、おすすめの硬いマットレスについて紹介します。硬めマットレスが自分に合うのか、どのマットレスを選ぶべきかも詳しく解説します。理想のマットレスを手に入れるために、ぜひ参考にしてみてください。

マットレスには、体にかかる圧力を全身に分散させる、耐圧分散という重要な役割があります。私たちは、仰向けになると顔・背中・腰・脚に集中的に重力がかかります。

中でも腰に重力が集中します。腰にかかる耐圧を全身に分散させ腰の負担を減らすことで、無理のない姿勢を保ち、寝返りをサポートしてくれることで、快適な睡眠環境になります。

硬めのマットレスは、適度な硬さを保てるため体が沈みにくくなり、理想的な睡眠時の姿勢をキープしやすいです。と同時に、体にかかる負担や体圧の偏りを減らすことができます。

また、寝返りも打ちやすくなるため、筋肉が緊張しにくく、血流もよくなります。寝返りをサポートしてくれる硬めのマットレスは、身体への負担が少ないというメリットがあります。

硬めのマットレスは、長時間の使用に耐えられるため長く使用できます。頻繁に替えるものではないため大きなメリットですね。

また、人は就寝中に汗を大量にかくため、通気性が悪いと湿気が溜まってカビが発生しやすいです。コイル型のマットレスは通気性に優れており、衛生面でもいい睡眠環境を整えることが出来ます。

マットレスは硬ければ硬いほどいいわけではありません。適度なマットレスの硬さがメリットになる反面、自分にとって硬すぎる場合は体圧が分散できなくなります。体の一部、特に腰に、集中的に体圧がかかりやすく腰痛の原因となってしまいます。

寝たときに体がまったく沈まない硬さのものは選ばないようにしましょう。

体重が軽い方が硬すぎるマットレスを使った場合、身体がまったく沈まなくなってしまいます。すると体圧が均等に分散することができず、理想的な寝姿勢にはならなくなるのです。そうなると快適な睡眠の妨げとなり、起床時に不調を感じてしまうかもしれません。

自分の体重に合った、適切な反発力を持つマットレスを選ぶようにしましょう。

自分自身やご家族の睡眠環境を見直してみるきっかけとして、硬めのマットレスが向いている人・向いていない人をまとめました。

《向いている人》

• 腰への負担が気になる人
• 肩が疲れやすい人
• 仰向け寝(妊婦)の人

《向いていない人》

• 横向きで寝る人
• 寝返りが多すぎる人
• 筋肉量の低下する50～60代以降で体重50kg以下の人

ボンネルコイルマットレスとは、ワイヤーで連結した渦状のコイルが、それぞれ一体化して「面」で体を支えるので身体が沈みにくくなっています。弾力があり、畳のような硬めの寝心地なので、寝返りを打ちやすいといった特徴があります。腰への負担が気になる人や、体の大きな男性などにも最適なマットレスです。

さらに反発力があり耐久性が高いうえ、コイルが内蔵されているので通気性に優れています。

ポケットコイルはひとつひとつのコイルを不織布で包み、それを接着剤でくっつけた構造のマットレスです。体を点で支え、荷重に応じてフィットするので心地いい姿勢をキープでき、ふんわりとした静かな寝心地が特徴です。

独立したコイルで振動が伝わりにくい一方、部分的な耐久性が弱いため、飛び跳ねないようにしましょう。

高濃度スプリングマットレスとは、「特殊コイルマットレス」とも呼ばれる、鋼線を高密度で編み込んだ構造のマットレスです。一体化したコイルが内蔵されて「面」で支えていて、ボンネルコイルマットレスよりも横揺れせず、耐圧も分散されやすいです。

一般的に硬めの寝心地と言われていて、硬すぎると感じる人もいます。

高反発マットレスとは跳ね返す力が強く、体が沈まないマットレスです。一般的にはウレタン素材で出来ています。消費庁で定義されているマットレスの「硬め」は、110ニュートン以上となっています。しかし実際に硬いと感じるかどうかは、体重や体格などに左右されます。コイル型よりも通気性は劣ります。

ウレタンとはウレタン樹脂の略でプラスチックの一種です。その中でも反発力の高いウレタンが高反発ウレタンと言われます。体圧分散性が高いため寝心地や反発力がいいのが特徴で、寝返りをサポートしてくれるので疼痛持ちの人に適しています。

比較的安価で購入できるので、コストパフォーマンスのいいマットレスです。

ポリエチレンを細いチューブ状にしたものを複雑に絡ませて構成させたものが、ファイバー素材マットレスです。通気性が抜群にいいため、蒸れずに快適な睡眠をサポートしてくれます。また、丸洗いもできるので衛生面にも非常に優れています。反発力も高く、寝返りが打ちやすいのもポイントです。

ゴムの樹から出る天然の液体を発泡させ、凝固させて作られたものがラテックス素材です。ふんわりした柔らかさなのに反発力は高いです。また、体圧分散性も高くて寝返りが打ちやすいため、腰に負担がかかりにくくなってます。耐久性のある天然ゴムの素材が抗菌作用をもっているので、防ダニの効果もあります。

マットレスの厚さはさまざまで、目的や特徴などもそれぞれ異なります。具体的には以下のようになっています。

【マットレスの厚さの目安】

• 厚さ6～15cmの高反発：フローリング・畳におすすめ
• 厚さ15cm～30cmのコイルスプリング：ベッド・すのこベッドにおすすめ
• 厚さ10cm～20cmの高反発：腰への負担が気になる方におすすめ
• 厚さ6cm～10cmの高反発：二段ベッド・ロフトベッドにおすすめ

【マットレス使用に向いている人】

• より寝心地を良くしたい方
• ロフトベッドや二段ベッドだと高すぎて心配な方
• マットレス1枚だけ敷いて使いたい方
• ベッドフレームの上に置いて使いたい方

快適な睡眠をもたらす環境として、衛生面も関係してきます。きれい好きな方や、通気性の悪い環境などで使用する場合は、丸洗いできるマットレスがおすすめです。「ファイバーマットレス」「高反発ウレタンマットレス」は基本、丸洗い可能です。

また、裏表が同じ布地の「両面仕様」は、汚れても上下裏表がローテーションで使用できるため快適に寝られます。

一人暮らしで部屋が狭い、ベッド購入の費用を抑えたいなど、マットレスを使ったら押し入れに収納したい方には、三つ折りタイプがおすすめです。メリット・デメリットは以下の通りです。よく検討したうえで購入しましょう。

【三つ折りタイプのメリット】

• 収納が可能なため邪魔にならない
• 床の上で使える
• ソファとして使える

【三つ折りタイプのデメリット】

• 薄いと寝心地が悪い
• 連結部分に微妙な隙間を感じる

マットレスは頻繁に替えるものではないので、選ぶ際には長く使えるかどうかも重要な選択肢の1つです。具体的な種類としては、ボンネルコイル・高反発ファイバー・ラテックスは硬めのマットレスの中でも耐久性に優れています。

逆に高反発ウレタンの耐久性は期待できないので、購入を考えている方は気を付けましょう。

ニトリの硬めマットレスも、多くの方から人気です。安いものであれば1万円ほどで購入可能であり、コストを抑えたい方に向いています。また、腰に負担がかかるのが心配な方にもおすすめです。下記のサイトで詳細を確認できますので、ぜひご覧ください。

購入したマットレスが柔らかすぎた場合や、へたってしまった場合など、好みの硬さにしたいときは、オーバーレイマットレスの使用をおすすめします。

オーバーレイマットレスには高反発・低反発・凸凹タイプなどがあり、マットレスの上に重ねることで好みの寝心地をサポートしてくれます。その際、体の沈まないものを選びましょう。

お気に入りのマットレスを購入したら、できるだけ長く使用したいですよね。それは日頃からのお手入れ次第となります。ここからは、マットレスを長く使う方法について紹介するので、ぜひ参考にしてください。

マットレスの上に直接寝ていると、就寝中にかいた汗や汚れが染み込み、劣化につながる恐れがあります。そのため、マットレスが汚れないようにシーツや敷きパッドを使用しましょう。また、敷きパッドは湿気を吸収し、肌触りがいいので寝心地もよくなります。

さらにマットレスの耐久性を上げるなら、マットレスとシーツの間に敷くベッドパッドの併用もおすすめです。

マットレスをいつも同じ向きで使用していると、体重のかかりやすい腰あたりの部分に負荷がかかってへこんだり、湿気もこもりがちになります。そのため、定期的に上下を入れ替えましょう。ローテーションの目安としては3ヶ月ごとです。負荷を分散させられるので、長持ちします。

寝心地が硬めのマットレスの種類や選び方、おすすめのマットレスについて詳しくお伝えしました。どの硬さが自分に合うのかを知る機会は少ないですよね。適切なマットレスを選べば、快適な寝心地と良質な睡眠をもたらしてくれます。これを機に一度マットレスを見直してみましょう。