ダブルマットレスおすすめ8選｜ダブルベットのレイアウト方法やニトリなど人気メーカーも

シングルベッドより広くて大人が2人眠れるサイズなのがダブルのマットレスです。ダブルのマットレスは、2人用だけでなく体の大きな人や広々眠りたい人に人気です。

とはいえ、ダブルサイズのマットレスを部屋に置く場合「どのくらいの広さがあれば置けるのか？」との声は多くあります。ダブルのマットレスになると価格もそれなりにするので、失敗したくないとの声も。

そこで今回は、ダブルサイズのマットレスの選び方とニトリなどの人気メーカー、おすすめのマットレスをご紹介します。記事後半では、自分に合ったダブルサイズのマットレスの見極め方法や8畳の部屋にダブルベットを設置した場合のレイアウトなどを解説。最後までチェックしてもらって素敵なマットレスを選びましょう。

ダブルサイズのマットレスのサイズは、 幅140cm・奥行195cmとなっています。シングルサイズが幅97cmなので、倍まではいきませんがかなり広々と眠れます。

何人用などの決まりはありませんが、体格のいい大人2人だと少し狭いと思う方もいるので、使いたいシーンに合わせて選びましょう。ダブルのマットレスは、体格のいい人がゆったりと眠れるサイズとなっています。

渦巻状の胴のコイルを均等に連結させたのがボンネルコイルスプリングです。丁度いい硬さあるため、やわらかい布団が苦手な人に人気となっています。

ただボンネルコイルスプリングはとても振動が伝わりやすいため、2人で寝るには不向きです。普及率が高く、手ごろな価格で長持ちさせられるのがボンネルコイルスプリングを使ったマットレスです。

ボンネルコイルスプリングよりも密度が高くなったのが、高密度スプリングです。横揺れが少ないマットレスで、とても丈夫な仕様なためホテルで採用されるケースが多いです。

布団で寝た時と同じような寝心地のため、ベッドに慣れていない人でも快適に使えます。布団から初めてベッドに切り替える時でも、違和感なく眠れるのが高密度スプリングです。

体を点で支えてくれて体への負担が少ないのが、ポケットコイルマットレスです。ポケットコイルマットレスは、1つ1つのスプリングを袋に入れて作られています。1つ1つの袋が体を点で支えてくれるのが特徴です。

体を点で支えられると、腰や肩への負担を減らせるだけでなく、揺れを抑えられます。そのため2人で寝るときにピッタリです。

ポリエチレンやポリエステルなど繊維を網目状にしたファイバー素材は、通気性が良く湿気や熱のこもりにくさが特徴です。カビ・ダニも発生しないため、清潔感がキープできます。

また、冬は空気の層ができるため温かく寝られます。丸洗いもできるため、メンテナンスのしやすさがメリットです。ただ、耐久性が劣る点と熱に弱い点がデメリットになります。

ゲル素材で作られたマットレスは、プニプニとしたソフトな触感です。体圧がかかっても力が分散されるため身体が痛くなりにくく、卵を落としても割れにくい構造です。デメリットはゲルの材料はエチレンプロピレン・スチレンゴム・ウレタンなどで耐久性に劣り、通常のマットレスより寿命が短くなります。

ふんわりとした柔らかさが欲しい人には、ソフトタイプのマットレスがおすすめです。体が沈み込みすぎるマットレスは、体への負担が大きくなってしまいます。

ソフトタイプを選ぶのであれば、体を優しく包んでくれるイメージのものを選びましょう。ただし、体重が80kg以上の人には沈み込みすぎてしまう可能性があります。

丁度いい硬さが欲しい人はミディアムタイプを選びましょう。ソフトとハードのいいところを併せ持ったマットレスで、体格がいい人でも沈み込みすぎずに快適に眠れます。

硬すぎるマットレスだと眠りにくいけれど、やわらかすぎるのも苦手な人に向いています。普及率が高いのもミディアムマットレスの特徴です。

ハードタイプは布団での寝心地が好きな人におすすめです。ソフトやミディアムでは、体の沈み込みが気になる人に好まれています。

ただ、丁度いい柔らかさで体を包み込んでくれるマットレスの良さを生かしきれない可能性があります。ハードタイプを選ぶのであれば、必ず実際に寝てみてから選ぶようにしましょう。

マットレス単体で使う場合には、10cm以上の厚みがあれば寝心地いいとされています。ただ、トッパーと併用する場合や、トッパーを探している場合には5cm程度でも寝心地よく使えます。薄手のマットレスは、コイルを使っていないものが大半なので、自分好みの反発力の物を選びましょう。

マットレスの厚みが25cm以上あると、快適に眠れます。25cm以上となると、コイルを使ったマットレスが中心で、コイル以外の素材もたっぷりと使用されています。そのためとても快適な寝心地をキープできるとされていて、寝心地にこだわりたい人は25cm以上のものを選びましょう。

マットレスの設置方法は、アイテムによって変わります。マットレスの上に敷くタイプや、ベットパットを敷いてそのまま眠るタイプもあります。自分がどういう用途で使いたいのかを考えたうえで、ダブルマットレスを選びましょう。

マットレスを毎日使うわけではない人や、収納を前提として考えているなら、折り畳み式がおすすめです。通常のマットレスは重さがある程度あり、サイズも大きいため収納はしずらいです。

しかし折り畳み式なら、手軽に収納できてスペースも小さくて済みます。毎日使うわけではないなら、必要な時だけ使える折り畳み式がおすすめです。三つ折りのマットレスは小さくたためて収納できるため、コンパクトに収納できるものをお探しの方はぜひチェックしてみてください。

低反発マットレスは適度な沈み込みで体を包み込んでくれるのが特徴です。マットレスの反発力が低く、押し返す力があまりありません。

そのため、腰回りや頭などの力がかかる部分は深く沈み込み、足や腕はあまり沈み込まないしようとなっています。寝返りを減らしたい人は低反発のマットレスがおすすめです。

押すとすぐに元の状態に戻るくらいに硬めなのが高反発マットレスです。柔らかめのマットレスでは沈みすぎる体重の重い人におすすめです。

また低反発で体が痛くなってしまった人や、腰痛もちの人は高反発のマットレスを選びましょう。同じ姿勢で居続けると血行不良の可能性があるため、適度に姿勢を変えるようにしてください。

毎日使うマットレスなので、メンテナンスのしやすさから選ぶ方法もアリです。布団の上げ下ろしをするなら、折りたたみ・三つ折りができるマットレスなら片づけるのが楽になります。ベッドで使用する場合も、折り畳みできれば天日干しする際に移動がしやすいです。

また、カバーの取り外し可能なマットレスは、カバーだけ取り外して洗濯できるためメンテナンスが楽にできます。通気性のいいマッレスは汗をかいても湿気がこもりにくいため、カビやダニの発生リスクが抑えられます。

お手頃価格の家具や日用品を販売しているのがニトリです。ニトリには数多くのマットレスが販売されていて、価格は数千円～10万円弱くらいまでとかなり幅広いです。

ポケットコイルを採用してるマットレスが中心で、厚手～薄手まで取り揃えられています。他メーカーよりはリーズナブルなので、マットレスを初めて試す人でも心配ありません。フィット感が好評なNスリープなど、さまざまなマットレスを取り扱っています。

シンプルなアイテムで有名なのが無印良品です。無印良品のマットレスは、真っ白なデザインでシンプルな部屋を作っている人に向いています。

サイズ・種類ともに豊富にそろえられていて、自分に合ったマットレスを選べます。マットレスの上に置くトッパーやマットレスカバーもそろえられているため、トータルコーディネイトが可能です。

北欧風の家具を販売しているのがIKEAです。IKEAはお手頃な価格で、おしゃれな家具や日用品が買えるブランドで、90日間試してみて気に入らなければ同じ種類のほかのアイテムと交換してくれるサービスがあります。

また快適なマットレスを選ぶためもサポートもしてくれるので、リーズナブルでおしゃれな寝具を求めている人におすすめです。

多くのホテルやアスリートに選ばれているのが、エアウィーヴです。価格は高価ですが、眠りにこだわりたい人にとても人気のメーカーです。

寝返りを楽にできるように設計されていて、体の圧を程よく分散してくれるため、負担が少なく眠れます。カバーの中も洗えるため、清潔に使い続けられます。質の高い眠りを求める人におすすめです。

独自開発の高反発フォームが特徴なのが、マニフレックス(magniflex)です。イタリアのメーカーで、世界中にショールームを展開しています。

高反発のマットレスは、姿勢が崩れにくいため腰痛になりにくいと言われています。睡眠中に体が痛くなりやすい人にピッタリの寝具メーカーです。

高級マットレスと言えば、シモンズと言われているくらい有名なメーカーです。人の睡眠メカニズムにいち早く注目したメーカーで、睡眠を科学的に分析しています。

その分析結果をマットレスの開発に活かしているため、価格は高価ですがその価値があると人気となっています。高級ホテルの眠りを自宅で体感したい人におすすめです。

自分に合ったマットレスを見つけるためには、実際に試してみるのが1番です。実際に試してみると、自分の体の沈み具合や、マットレスの硬さなど自分がいいなと思うものがどれなのかがよくあわかります。

ネットの評判だけで安易に決めてしまうのはおすすめしません。また不安がある状態であれば、返金保証を行っているメーカーがおすすめです。

8畳の部屋にダブルベッドを置く場合、1Kであれば動線を確保できますが、ワンルームの場合は余裕がない状態になってしまいます。同じ8畳でもワンルームはキッチンを含めて8畳となるため、他の家具が置けません。しかし寝室として使っている部屋なら中央に配置すると、ホテルのような雰囲気を作れます。

マットレスを長期間使用したいのであれば、常日頃からお手入れを行いましょう。カビ対策や寿命を長く保つための方法など、さまざまなお手入れ方法があります。快適に使用するためにも、お手入れ方法を紹介します。

マットレスに湿気が溜まるとカビの原因に繋がってしまいます。カビ対策のためにも、定期的にマットレスを乾燥させておきましょう。湿気が高い部屋だとカビが発生しやすいため、室内の換気を行うのも重要です。

マットレスの上下・表裏を定期的に入れ替えると寿命も長持ちします。ずっと同じ向きで使用していると同じ部分に圧力がかかって寿命が短くなります。長持ちさせたい方は、最低でも3ヶ月に1回など定期的に入れ替えを行うのが重要です。

マットレスをすのこで底上げすると、床にあるハウスダストの影響を受けにくくなります。床から30cm以上あげておくとハウスダストを吸い込みにくく、ダストアレルギーも抑えられます。

また、すのこで底上げすれば、床からベッドまでのスペースが広がるため通気性が良くなる点がメリットです。通気性が良くなると湿気がたまらず、カビ防止に役立ちます。すのこでの底上げはマットレスのメンテナンスの役目をするだけでなく、高さを調節できるため起き上がる際の身体への負担も減らせます。

マットレスを使用するにはベッドフレームが必要です。しかし、脚付きマットレスならベッドを買わなくてもそのまま使用できます。

価格も抑えられ、脚を取り外せるものなら単体でも使えます。脚の長さやコイルの種類など通常のマットレスと同じように、それぞれの特徴から選ぶのがおすすめです。

体にあったダブルのマットレスを使えば、疲れを癒せる睡眠が確保できます。堅さやコイルの種類など、いろいろなアイテムを試して自分に合ったマットレスを選びましょう。広々と眠れる分、とても快適に寝られるはずです。