LEDリビング照明おすすめ20選｜リビング電気のおしゃれ・安いモデルも

最近在宅ワークが多くなり、家で過ごす時間も増えてきました。そのような時リビングが明るいと居心地がよくなるので、LED照明に交換したいと思っている方も多いのではないでしょうか。

でもLED照明器具は買うと少し高いため、コスト面が心配で交換するか悩んでいる方も多いですよね。また今ある照明器具でも十分だと思う方も多いです。

実は、リビング照明をLEDに変えると便利な機能が付いている上、電気代がかなり抑えられます。また設置の仕方が簡単な場合が多いのも魅力です。そんな便利なLEDリビング照明おすすめ20選をご紹介します。記事の後半では寿命・交換目安についても紹介しているので最後までご覧ください。

LED照明のメリット・デメリットについてご紹介します。

メリット

1. 明るい･･･LED素子が発する全光束の光の量があります。単位はルーメン（lm）です。電球との比較するのに「ワット（W)相当」の記載も。
2. 電気代が安い･･･消費電力は白熱電球の約1/6です。しかもより長持ちします。
3. 虫が寄ってこない･･･紫外線をほとんど出さないので、虫が集まりにくいです。

デメリット

1. 値段が高い･･･コストが若干高くなります。しかし、電気代でカバーできます。
2. 熱に弱い･･･LED素子は熱に弱いので、熱を上手く逃がすような工夫が必要です。

「照明工業会」のLEDの適用畳数の表示基準について「シーリングライト」「ペンダントライト」はそれぞれ以下の通りです。「電球」での相当W数についても比較に入れました。

加齢とともに明るさを感じにくくなります。そのため、適応畳数がより大きめのLED照明を選ぶのがいいとされます。

大きく3つのモード「電球色」「昼白色」「昼光色」に分けられます。色の違いは、色温度「K（ケルビン）」の数値で表されます。数値が高いと青白い「昼光色」で、数値が高いとオレンジ色の「電球色」になります。下の表はおよその目安です。

電球色はオレンジの光で、じんわりと柔らかい白熱電球のような光になります。くつろぐときは温かみを感じる電球色にいると気持ちも穏やかになります。リラックスしたい場合は、こちらのモードを使います。電球の丸い形をしていなくても、LED照明では電球色を出せます。

ケルビンの数値は2,600～3,800Kになります。

昼白色は、昼間の日差しのような明るい蛍光灯のような色です。料理や食事・普段の生活ではこの色で過ごすのが適しています。白い光自体は眩しいですが、自然に近い色映りとなり、家事などの作業がしやすくなります。明るく広範囲まで光が届くので、動きやすい色と言えます。

ケルビン値は4,600～5,500Kで電球色と昼光色の中間値ほどです。

昼光色は、午前中の爽やかさを感じる青みがかった色合いです。眩しさが抑えられながら、はっきりものが見やすい光で仕事・勉強に集中できます。青色はストレスを軽減し、集中力を高める効果もあります。リビングでの読書・在宅ワーク・お子様の勉強などに適した光となっています。

ケルビン値は5,700～7,100Kです。

リビング照明はインテリア性にこだわりたいものです。シーリングライトもいいし、より個性的なライトにしてもいいので、家具とのバランスを確認しましょう。

天井に直接固定させて設置するシーリングライト。高い位置から部屋全体を照らします。シーリングライト用の配線器具が天井から出ているか確認します。付いていれば、器具は簡単に取り付けられます。

LEDリビング照明を選ぶときは、畳数・照明の機能を確認します。LEDの寿命はおよそ10年と長持ちですが、使っているうちに暗くなるので、実際の畳数より大きめのLEDを買うのをおすすめします。

ダウンライトは天井に埋め込んた小型の照明器具です。電気工事が必要となりますが、天井がフラットになるので見た目はすっきり。小型で真下だけを照らすため、広いリビングには数個設置が必要です。

ダウンライト型のシーリング照明は、天井が低い場合や照明が家具にぶつかりそうな場合にも便利です。廊下などに設置されている場合が多いです。

LEDのペンダント照明は洋風・和風とも幅広く揃っています。コードで吊り下げている分、手元により近く明るさ集めます。また紐での昇降が可能な場合、広く照らしたり、手元に光を寄せたりできます。

電球を覆う傘のインテリア性が高くモダンな雰囲気も人気です。好みの形・色を選びましょう。

スポットライト型は自在に方向を向けられるので、明かりがほしい方へ直接光を向けられます。より広い範囲に光を当て、明かりを演出できます。

いくつかのスポットライトが付いたタイプは、さまざまな方向にも。壁に光を当てる間接照明でも、見せたい絵画などに当ててインテリア性を強調してもおしゃれ感があります。

シャンデリアはガラス細工の美しさがあります。光がガラスに反射するため、照明器具に輝きがでるほか、光の揺らぎを楽しめます。最近は天井が低くても設置できるタイプがあります。

また、電球が多くてもLEDなら電気代が安いので、気軽にインテリアをゴージャスに楽しめます。

スタンド型は、リビングでも補助的な照明として活躍します。シーリングライトで明るさが足りない場合でも、移動させて置きたい所で光を使えます。

リビングで仕事や本を読む場合や、シーリングライトを消して、スタンドだけで寝る前のひと時をのんびり過ごせます。スタンド型は電球色のような落ち着く色が人気です。

照明器具も便利さ・快適さを求めて進化しています。明かりの魅力だけではなく、さまざまな機能についてもご紹介します。照明を変えれば暮らしが少し楽に、そして楽しくなります。

LED照明がさまざまに調節可能になっていて、コントロールするためのリモコンは便利です。スイッチのON/OFFだけでなく、光の明るさ・色合いを切り替えたり、タイマーをセットする際にも使います。

座っていてもすぐに切り替えられるリモコンは便利。ボタン一つで簡単に選べるものが多いので操作も楽です。

リビングをさまざまなシーンで使う時、LED照明でリビングの明るさ・光の色を調整ができます。そのような機能を持ったLED照明には、明るさ×光の色で多くの種類の光を作り出せます。

中には10段階以上も明るさを調整できるものもあるので、眩しすぎず、暗すぎない丁度いい明るさを作れます。

明かりのある方へわざわざ移動しなくても、明かりを自分の方へ向けられるのは便利です。方向を変えられるスポットライト型・昇降できるペンダント型などがあります。

場所を移動した時も、方向が変えられるライトは心強いです。また、ゆっくりしたい時には壁の方に向けて間接照明も楽しめます。

タイマー付きのLED照明は自動でON/OFFしてくれます。朝起きて、明るいリビングに入れます。夜も寝るまでに徐々に暗くなり、電気の消し忘れの心配がありません。

また、タイマー付きは外から留守だと気づかれずにすみ、防犯に役立ちます。細かい時間設定なしでタイマーを作動させるタイプもあります。

最近は他の家電機能と一体化したLED照明も登場。loTアダプターを設置すれば、家の外からでもLED照明などを操作できます。

その他にも、スマートフォンのアプリからスピーカーにBluetoothを飛ばして音楽を聴ける、音響機器も兼ね備えているものも人気です。

照らされた物の色が自然光で見た場合に近いほど「演色値」が高くなります。そのため、料理などの色は演色値が高いと生き生きと見えます。逆に演色値が低くなると色が少しくらい感じになります。

Ra100が最も自然に近い色で、室内ではRa80以上あるのが望ましいとされています。

インテリアでは照明器具は大きな要素の一つ。リビングの居心地の良さを決めます。部屋のインテリアを決めたら、そこに合う大きさ・形、マッチする色など納得するまで照明器具を探しましょう。

天井の高さを考え圧迫感がなく、愛着の湧く飽きの来ないものを考えたいもの。できれば一度店舗で確認しておくと安心です。

2020年を節目に、各企業は一斉にLEDの生産に切り替えが行われています。これは、2030年に向けた「エネルギー基本計画」によるもの。白熱電球・蛍光灯からより消費電力の少ないLEDに生産を切り替えています。

今までの技術を生かし、さらに新たな開発を進めている日本の主要なメーカーについてご紹介します。

日立のLED照明は明るさと省エネ機能が特徴です。国からの省エネ性能では最高評価またはそれに近いものとなっています。「明るさアップ」ボタンで全灯の1.2倍も明るくなります。LED照明でも「技術の日立」健在と言えます。

搭載されている光には「ひろびろ光」「ラク見え」など親しみやすいネーミングが付いているのも特徴です。

蛍光灯の歴史を作ったパルックも、2010年からLED照明に移行しています。明るさ・光色を切り替え快適さを求めるものや、人を感知してON/OFFする人感センサー搭載の省エネタイプも。さらに2018年にはスピーカー搭載モデルも販売しています。

独自の技術で「あざやか・美しい」理想的な光を作り出しています。

1890年に日本初の白熱電球を実用化、1980年に電球型蛍光ランプ「ネオボール」を発売。東芝も積み重ねてきた技術力があります。LED照明では便利で心地いい「スマート」さをコンセプトにしています。

シンプルでありながら、数多くの機種があります。アート作品や文化財への照明器具も手掛けています。

アイリスオーヤマは、2009年いち早くLED電球の販売事業に乗り出しています。当時はまだ1万円もしたLED電球を「2,500円で売れるものを」と2010年3月に開発しました。その11月にさらに素材に工夫し1,980円で売り出し、大ヒットとなりました。

その後は総合照明メーカーへと成長。お手ごろ価格で数多くのLED照明器具を揃えているのが魅力です。

幅広い世代に快適な生活家具を提供するニトリ。照明器具にもインテリア性があります。リビング照明も部屋のタイプや暮らしに合わせて、自社・他社さまざまに取り揃えています。若い世代でもお手ごろのおしゃれ照明器具が手に入ります。

実店舗で直接確かめられ、部屋のレイアウトを決められます。

LEDリビング照明器具の交換時期は8～10年とされています。他の家電品と同じくらいです。暗く感じてきたら、劣化が進んでいるので交換しましょう。そのまま使い続けていると危険なので注意しましょう。

年に1度の大掃除の際は、日本照明工業会が出している「安全チェックシート」をダウンロードして点検すると安心です。電球型LEDランプを使用している場合も、劣化が進む前にチェックします。

LED照明は、燃えないゴミ・粗大ごみに出せますが、自治体によっても違うので確認しましょう。

蛍光灯タイプの照明をLEDタイプの照明に交換する手順を見ていきます。

1. 電源をオフ
2. 既存のシーリングライトのカバーを外す
3. 蛍光灯を外す
4. 照明の本体を外す
5. 電源部分を外す
6. LED専用アダプタを取り付ける
7. LEDシーリングライトの本体を取り付ける
8. コネクタを接続する
9. カバーを装着して取り付け完了

もし、既存のものが直管型蛍光灯の場合、LEDに適した配線に変更する工事が必要です。自分で照明器具を交換できないため、工事業者に依頼してください。また、新しいLEDシーリングライトと、部屋にある引掛けシーリングの形が合わない場合も取り付けできません。新しいLEDシーリングライトを購入する前に、設置したい部屋の引掛けシーリングの形状は確認するのをおすすめします。

いかがでしたか？LEDリビング照明は簡単に取り付けられて、便利な機能もいっぱいです。春先、照明器具の買い替えを考えている人もいると思います。思い切って模様替えをしようと思っていたら、ぜひ最新の機能を取り入れたLEDリビング照明にしてみましょう。