テントとタープの連結方法・組み合わせ方を解説｜テントとタープどっちが先？

テントとタープをビシッとおしゃれに連結しているサイトは非常にかっこいいです。かっこよくタープをテントに連結するのは、難しいと考えている方も多いはずです。しかし、意外にも簡単にかっこよく連結できます。

かっこいいキャンプサイトを作りたいけど、テントとタープどっちを先に設営するのか分からない方やタープの連結方法が分からない方も多いと思います。連結方法やタープの張り方の種類が多くて、難しいです。

そこで本記事では、テントとタープの連結方法やおすすめのレイアウト・配置をご紹介します。ヘキサタープやレクタタープなどテントの種類別に見た連結のやり方がわかります。また、テントとタープはどっちを先に設営するかやワンポールテントとタープの相性についても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

雨の日のキャンプは、楽しくないと思っていませんか。実はタープさえあれば、快適に楽しく過ごせます。晴れの日のキャンプも楽しいけど、雨の日のキャンプは、意外にも風情があって楽しいですよ。

タープは、日除けやリビングスペース機能だけじゃありません。もちろん雨除けにもなります。急な天候の変化に対応でき、紫外線を防いでくれて、リビングスペースにもなるので、より快適にキャンプを楽しめます。雨の音がタープ にあたる音が何とも心地がいいです。

テントとタープはどちらを先に設営するのが効率がいいのでしょうか。実は意外にもタープ なんです。タープの位置を先に定めた方が、キャンプサイトのレイアウトがしやすくなります。タープ の位置を決めて、キッチンスペースや寝室のテントの場所を決めましょう。

タープはキャンプにおいてのリビングスペースです。一番いる場所なので、居心地が良く、アクセスしやすいところを選びましょう。焚き火をする場所を風下にすることも考えて、設営場所を考えてください。

ヘキサタープは、2本のポールを使うシンプルで設営が簡単なテントです。最もオーソドックスで人気があるタープ です。使い方次第でいろいろとアレンジができるので、どんなテントにもマッチします。

レクタタープは、2本のメインポールと4本のサブポールを使用して設営する移住空間を広くとれるタープ です。ポールの本数や高さを調整できるので、張り方を好きなようにアレンジできます。ファミリーやグループでの大人数での使用におすすめです。

ワンタッチテントは、フレームとタープが一体型になっていて、フレームを引っ張るだけで自立します。設営が簡単なので、アウトドアに慣れていない初心者の方でも安心してタープを張れます。フレームがずっしりと重たいので、雨風に強いのも特徴です。

シェルターは、四方に囲われた雨風を完全に凌げるタープです。冬の寒い時期や風が強い時に非常に重宝します。また、インナーテントが付いているタイプなどテントと兼用できるものが多いのも特徴です。

冬や標高の高い山でのキャンプだと寒さが気になる人もいますよね。そんな方には薪ストーブがおすすめです。スクリーンタープに煙突をつけて薪ストーブを使用すれば防寒対策はばっちりです。おすすめはコールマンのスクリーンタープです。以下のURLで詳しく紹介しているのでぜひ確認してみてください。

ワンポールテントとタープの相性は、非常にいいです。ワンポールテントは、その名の通り1本のポールで設営します。そのポールを活用して、タープを張れるので、ポールを1本追加するだけで設営できます。

また、テントで張ったすでに立ち上がったポールを利用できるので、1人でも簡単に設営できます。タープ設営は、1人でメインポールを2本立てるのに苦労する方が多いです。ワンポールテントなら、早く簡単にタープを張れます。

タープのメインポールの脇にテントを設営するスタイルがもっともスタンダードなテントとタープの配置です。メインポールにある程度の高さを出すことで、ドームテントなど背の高いテントでもスマートに連結できます。

また、テントの入り口スペースから、タープのリビングスペースにアクセスしやすいので、快適に過ごせます。幅が広いテントには収まらない場合があるので、タープを設置して仮置きして確認しましょう。

テントの真横にタープを連結するスタイルも人気があります。テントの入り口が、すっきりするので、テントへのアクセスがしやすく、出入りが楽になります。

また、タープのポールやロープが入り口付近にないので、ポールに頭をぶつけたり、ロープに脚を引っ掛けたりするリスクがなくなります。ワイドタイプのテントとの連結や小さなお子様がいるファミリーにおすすめです。

小川張りとは、日本の人気アウトドアメーカーの小川キャンパルの製品のセッティングテープを用いた連結方法です。メインポールをテントの真後ろに立てて、タープにテントを入れ込んだスタイルです。

限られた狭い区画の中でも大きなタープを張れるのが最大の魅力です。さらに入り口にメインポールがないので、出入りがしやすいのも特徴です。見た目もおしゃれでスタイリッシュなので、とても人気がある連結方法です。

カンガルースタイルとは大型のテント・シェルター・タープの中にテントを設営するスタイルです。カンガルーがお腹の中に子どもを入れているようなイメージから、カンガルースタイルと呼ばれています。

カンガルースタイルのメリットは、入れ込んだテントが直接外気に触れないため、暑さ寒さが凌げる点です。また、自由なレイアウトができるため使用人数や荷物の量などによって、その時々でスタイルが変えられます。

ティピーテント特有の連結法なら、テントの天井とタープを連結できるので、メインポール1本のみで設営できます。ティピーテント専用のヘキサタープには、ポールを通す部分にティーピーを連結するための穴が空いているので簡単に設営できます。

メインポール1本をテントと接続するだけなので、ソロキャンプでも1人で簡単に設営可能です。さらに専用のタープなので、デザインも同じで統一感があるおしゃれなキャンプサイトを演出できます。

テントとタープを連結する方法もありますが、ほかにもさまざまな組み合わせが可能です。たとえば、タープとタープを連結するのは簡単で、同じ種類のタープ同志であれば見た目もスッキリとしてきれいです。また、テントとテントの間にタープを連結するやり方もあります。タープを共有スペースにすると楽しくグルキャンの醍醐味が味わえます。

テントとテントを連結すればリビングスペースが広がり、テント内で過ごしやすくなります。シェルタータイプのテントを連結すれば、秘密基地のようなワクワク感で子ども達も喜びテンション上がること間違いなしです。

リビングと寝室が一体になっているが2ルームテントです。キャノピーというひさしもついている物が多く、タープを使わなくても日差しを遮ることができます。また、テント自体が大きいためキャンプ場によっては2ルームテントとタープを一緒に設営できない場合があります。まずは2ルームテントだけで使ってみて、必要に応じてタープを使ってみることをおすすめします。

コスパがいいと人気なのが、サバティカルの２ルームテントです。本来タープは必要ありませんが、あえてタープと連結して使うキャンパーもいます。連結の仕方はサイドポールやカラビナを使用し、タープを設置しポールとロープで調整していけばOKです。タープと連結すれば日よけ部分のスペースが広がり、ゆったり過ごせます。

テントとタープを連結させるためにアダプターがあると設営が簡単にできます。簡単に自作できますので、ぜひ作ってみましょう。

1. 100均セリアで小物ポケット・グロメット3つ・カラビナ3つを準備します。
2. 小物ポケットのループ部分のプラスチックパーツをハサミで切って取り外します。
3. 小物ポケットの前の真ん中辺りに1つグロメットを取り付けます。さらに後ろ側に2つグロメットを取り付けます。
4. グロメットにカラビナを付けたら完成です。

いかがでしたでしょうか。キャンプで自分が快適に過ごせるようにテントとタープを工夫しながら連結するのは非常に楽しいです。お気に入りの連結方法を見つけて、おしゃれなキャンプサイトを作り、楽しい瞬間を過ごしましょう。