差し入れに人気の商品おすすめ30選｜夏の部活向けや常温OK・シャトレーゼなども

職場や部活への挨拶や、改まって人に会う場面では、差し入れや手土産が欠かせません。日頃の感謝の気持ちや応援の気持ちなどを込めて渡す差し入れは、贈る側も贈られる側も暖かい気持ちになれる特別なものです。そして差し入れには、あなたのセンスの良さが試される機会でもあります。

ですが、ちょっとした差し入れには、常温保存可能なもの、個包装のもの、男性・女性それぞれに喜ばれるもの、大人数に向いたもの、暑い日に元気が出るもの、美味しいご飯系のものなど、選ぶ視点がとても多く、何を選んだらいいか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、センスのいい手土産の選び方やおすすめ商品をご紹介します。スーパーで購入できるもの・食べ物やお菓子以外のもの・シャトレーゼなどの有名店の人気商品も紹介していますので、ぜひご参考ください。

差し入れのシーンにおいておすすめしたいのが、手軽なお菓子や飲み物などです。お菓子や飲み物は、好き嫌いが比較的好き嫌いが分かれにくいため、万人受けしやすいのが特長です。

特に、職場や部活動など大人数相手の差し入れでは、日持ちしやすく個包装されているお菓子が重宝されます。また、差し入れする側も、差し入れをもらう側も、比較的気負わずに済むため、受け渡しがスムーズに進みやすいのも嬉しい点です。

誕生日会や新年会など、相手の家でのホームパーティーのために、自分も気を利かせて何か1品持っていきたいと思った時におすすめなのが、ご飯系やおかず系の差し入れです。

ご飯系やおかず系は、作るのに手間が掛かるため誠意も伝わりやすいうえに、出費を抑えられるのもメリットです。そして、料理に自信がある方にとっては、その料理の腕前を披露できるチャンスにもなります。

差し入れはお菓子などの食べ物が定番ですが、時と場合によっては、食べ物以外の差し入れの方が喜ばれる場合もあります。飲食ができない場合や、他の方から十分な食べ物の差し入れが予定されている場合などが該当します。

野外での部活やサークルへの差し入れであれば、熱中症対策の冷却シートや汗拭きシートなどがおすすめです。仏壇のある親戚宅への差し入れならば、いい匂いのアロマタイプのお線香やローソクもおすすめです。

職場への差し入れなら、仕事の休憩時間などに軽くつまめるものがおすすめです。個包装のものだと、食べたいと思ったときに手に取れるので便利です。また、その日オフィスに出勤していない方がいる場合、差し入れを手にするまで数日間掛かるため、生ものは避けましょう。

部活への差し入れの場合、その部活の特性を踏まえて選ぶのが大切です。運動部ならエネルギードリンクやウェットシート、吹奏楽部なら楽器を汚さないものなど、どの場面で、何が求められているかをイメージしてから買うのが大切です。

親戚への差し入れなら、礼儀正しさが伝わるものがおすすめです。コンビニなどで簡単に買えるものや、単にお腹に溜まればいいようなものではなく、季節性の高いものや、最低限の高級感があるものなど、相手を大切にしていると伝わるものがいいです。

落語や歌舞伎などの舞台や、ライブやその他演奏の発表会の際に、演者やスタッフをもてなす目的で差し入れをする場合には、お花や好物などを差し入れしましょう。飲み物は被る可能性があるのでNGであり、個包装のお菓子などはスタッフさんと取り分けられるので便利です。

ちなみに、相手が芸能プロや歌舞伎関係となると、差し入れに求められるグレードは上がります。相手がどのような方なのかや、自分との関係性なども考慮しながら、差し入れのグレードも判断基準の1つとするといいです。

差し入れを選ぶ際に気になるのが日持ちです。その場で食べるならばケーキや果物などの生ものも喜ばれますが、その場にはいない方にも配る大人数の職場などでは、日持ちするものを選びましょう。

目安としては少なくとも賞味期限が1週間程度あるものを選ぶのがおすすめです。お煎餅やクッキーなどの乾きモノや缶飲料などであれば、比較的賞味期限の長いアイテムがたくさんあります。食べたい時に取り出して食べられる自由度の高い差し入れであれば、喜ばれます。

特に大人数への差し入れの場合、癖のあるものや好き嫌いが分かれてしまうような差し入れは避けた方がいいです。なるべく無難なもので、口当たりが悪くないものを選ぶとその場にいる方全員が楽しめます。

また笑いを誘うものや、びっくり系のアイテムは、人によって不快感を抱かせてしまう恐れがあります。それ以外にも癖が強かったり極端に味の偏りがあるような差し入れは避けておいた方が無難です。仲が良く気心の知れた仲間でない限りは、無難なものををおすすめします。

その地域を代表するような差し入れもおすすめです。東京ばな奈や京都の八つ橋など、そのアイテムを見ただけで地域がわかるような差し入れは受け入れられやすいです。実際にその地域に行っていなくても、最近では通販で購入できます。

アイテム選びに悩んだら定番イメージのある地域から差し入れするアイテムを選んでみるのもおすすめです。

差し入れはなるべく小分けにされているものの方がおすすめです。差し入れをするシーンや人数によっても数量は異なりますが、個包装されているものを選びましょう。

手を汚さずに差し入れを楽しめますし、個包装されている方がその場で食べられなくても自分のデスクなどに保管できます。また、カバンに入れておけば、通勤時に楽しめます。

また、誰に何個渡せるのかなど個数も把握しやすいメリットも。共有スペースに置いておいて「ご自由にどうぞ」といった配り方もしやすくなります。個包装にされているほうがさまざまなシーンに対応できるためおすすめです。

差し入れをする際にはもちろん予算も重要です。自分の経済力と照らし合わせるのも大切ですが、あまりに高額なものだと差し入れする相手に気を使わせてしまう可能性があります。ましてや職場の同僚や部活動の仲間など、気の知れた相手への差し入れなら高額すぎるものは適しません。

高くても5,000円から6,000円程度でとどめておきましょう。差し入れに対するお返しを考慮すると、高すぎ差し入れだと相手に負担をかけてしまう恐れがあります。相手のためにも高すぎず、適度に安いものを選ぶのが重要です。

陣中見舞いとは、選挙や試合・受験・講演・展示会など、何かしらの本番に向けて英気を養ってもらうための贈り物です。5,000～1万円など、それなりの金額を掛けて、本番に向けた頑張っていく気力が湧いてくるものを送ることが多いです。

大勢で食べられるものや、ナイフなどを用いずとも簡単に食べられるものがおすすめ。ただし、お返しに困るほど高価なものは、相手に気を使わせてしまい、かえって邪魔になってしまうため、おすすめできません。

夏や暑い日に食品を差し入れするなら、常温保存可能なものがおすすめです。冷蔵や冷凍でないと保存できないものは、差し入れを持っていく途中で、万が一保存が上手くできなかった場合に、腐らせてしまったりして、もらった相手にかえって迷惑をかけてしまいます。

または、夏や暑い日には非食品を差し入れするのもおすすめです。アイスシートなど、暑い日を快適に過ごすのにあると便利なものを差し入れるといいです。

差し入れをするシーンに合わせてバラエティー性の高いものを選ぶのもおすすめです。親戚の集まりや部活動など、人数が多い場面ではやはり味が選べないと、苦手な方がいたり、飽きてしまったりといった可能性も考えられます。

さまざまな味が楽しめるものや、種類がそれぞれ異なったお菓子の詰め合わせを選ぶと、特定の味に苦手意識がある方がいても、問題ありません。

また、種類が豊富なものの方が、いろいろな方とシェアして差し入れを通してコミュニケーションが取れたり、絆が深まります。味が複数あった方が会話も弾むためおすすめです。

カフェインをはじめとして、妊婦さんが避けた方がいいと言われている食品は多く、差し入れをする側にも気遣いが必要です。そこでおすすめなのは、フルーツやお菓子、スープなどです。特にスープは、栄養価の高い野菜系のものなどが好まれます。

ただし、つわりで体調が安定しない妊婦さんに対しては、食べ物は避け、非食品のものを送った方が無難です。

たとえば、男性の多い運動系の部活動では、甘いスイーツやお菓子などはあまり好まれない傾向があります。食べごたえのある食事系の差し入れやエナジードリンクなども検討してみましょう。

女性と比べると、男性には甘い物が得意でない人も多い傾向にあります。特に、育ち盛りの男子学生や、スポーツマンに差し入れするなら、食事系のものなどガッツリと食べられるものがおすすめです。

よく食べる男性にとっては、お菓子などはお腹に溜まらず、物足りなさを感じるため、差し入れのタイミングなども踏まえつつ、食事系の差し入れを検討しましょう。

一方、女性には、ダイエットをしている方も多いため、食事系やおかず系は好まれにくいかもしれません。ダイエット中の方にあげてしまうと、かえって相手を嫌な気持ちにさせる場合もありますし、せっかくくれたからと断りきれない方もいます。

差し入れ相手が女性中心の場合、話題性の高いお菓子や、ちょっとしたサイズの美味しいお菓子を差し入れるほうがいい場合もあります。

ちょっとした差し入れであれば、コンビニで買えるものもおすすめです。近年人気が高まっているコンビニスイーツなどは喜ばれます。コンビニには、手軽に食べられる個包装のお菓子や、手を汚さず食べられるスイーツも販売されています。特に、ローソンのプレミアムロールケーキは定番です。

しかし、大人数の場合やカジュアルではない場合は、クリーム入りのスイーツなど食べづらい差し入れは控えましょう。大人数に配るならスーパーで売られているお菓子のアソートパックなどがおすすめです。相手が食べやすく、相手との関係や状況にあった差し入れを心がけてください。

シャトレーゼは、山梨県が本社にある、ケーキやアイスのようなスイーツを販売している有名メーカーです。豊富なメニューとリーズナブルな価格帯で、差し入れにぴったりと高い人気を集めています。フルーツの名産山梨県の強みを活かし、山梨県産のフルーツを使ったスイーツやワインを多く取り扱っています。

シャトレーゼの定番商品である、チョコバッキーバニラ・プレミアムアップルパイ・北海道産バターどらやきなどは、どこに差し入れても喜ばれるおすすめアイテムです。

ヨックモックは、1969年に百貨店向けの菓子販売会社としてスタートしました。同年に発売された、バターをふんだんに使った甘い薄焼き生地を葉巻のように巻いた「シガール」は、今なお愛され続けるロングセラー商品です。

ほかにも、 薄いクッキーでチョコレートを挟んだ「ドゥーブル 」など数々の人気商品があり、ヨックモックの洋菓子の詰め合わせは贈答品の定番となっています。

ガトーフェスタハラダは、1901年に和菓子業としてスタートした菓子メーカーです。戦後に原材料調達が厳しくなったため製パン業へと転向し、余ったパンはラスクに加工して販売していました。これが大好評で、ラスクを主力商品とした洋菓子メーカーへと生まれ変わりました。

ラスクは、チョコレート・ベリー・チーズ・トマトバジル味などの期間限定品も販売されており、定番品ではなくちょっと変わったものを差し入れたいときにもおすすめです。

千疋屋は1834年創業の老舗で、過去には徳川家にも品物を納めていた高級フルーツ店です。フルーツ販売のほか、洋酒の販売・洋菓子の製造販売・フルーツパーラーや洋食レストランなど手広く経営しています。果実をふんだんに使用したゼリーや洋菓子は、どなたに贈っても喜ばれるものばかりです。日持ちするのも嬉しいところ。