【2024】カスタムシャフトのおすすめ24選｜飛ぶシャフトやダブルキックも！

ゴルフをしているとどうしてもスコアが気になりますよね。上達するにつれて、よりいいスコアを狙いたくなります。思うようにスコアが伸びず悩んでいる方におすすめなのが、シャフトの変更です。

シャフトを選ぶには多くのポイントがあります。シャフトの硬さは初心者向け・スライサー向けといったように異なるほか、キックポイントも先調子・ダブルキックなどとさまざまです。捕まるシャフト・ぶっ飛び系シャフトなど、自分に合うシャフトを選べば飛距離を伸ばせます。

以上を踏まえ、本記事ではゴルフシャフトの選び方のほか、ドライバーやアイアンなどシャフトのおすすめ商品24選を紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

ゴルフシャフトとはクラブの柄の部分を指します。ゴルフシャフトはスイングで生み出した力を増大し、クラブのヘッドに伝達するのが役割です。個々の重さ、硬さや素材によってしなり感が違うため、打つ感触が異なります。

自分に合ったシャフトを使うメリットとしては、ミート率の向上に伴ってナイスショットの確率が上昇するほか、上達スピードのアップも望めます。一方のデメリットとして、自分にマッチしないシャフトを使うとミート率が下がるほか、初速・スピン量なども適正化されません。

ゴルフを上達させるためには、自分に合ったゴルフシャフトを使うのが重要です。重さ・硬さ・トルク・素材・キックポイント・メーカーなどのポイントからシャフトを探しましょう。

シャフトは、純正シャフトとカスタムシャフトの2種類に分かれます。純正シャフトはクラブ購入時についていて、ヘッドに合わせて設計されています。万人にとって使いやすいように作られていて、初心者でも使いやすいのが特徴です。

一方、カスタムシャフトは個々のゴルファーのニーズに合わせて作られています。そのため、使用者によって好みが分かれますが、自分のスイングに合ったシャフトを見つけられるのが特徴です。

クラブによって、シャフトの重さはさまざまです。重すぎるシャフトを選ぶと思い通りスイングできず、上手くスイングができたとしても、体に負荷がかかりケガの原因になります。逆に軽すぎるとスイングが安定しません。

自分に合った重さのシャフトを見つけるのが大切です。シャフトを選ぶ時には自分の体力や筋力を考えて、使いこなせる重さや目指しているプレースタイルによって選びましょう。

スイングスピードが同じなら、重い方がボールに伝わる力が多く遠くまで飛びます。一般的に、重いシャフトの方が軽いものよりスイングが安定し、芯を外した時に大きなミスショットになる可能性が少ないです。

筋力や体力に自信があり、ねじれをできるだけ少なくしたいなら重めのシャフトがおすすめです。シャフトはヘッドやグリップに比べて、パーツが大きくクラブの真ん中にあり、クラブ全体に与える重量の影響が大きいといえます。

ヘッドスピードを上げると、インパクト時にボールへの衝突力も上がり、飛距離がのびやすくなります。他のパーツで重めのものを多く使用している場合は、軽いシャフトでクラブの総重量を調整する人も多いです。

自分の筋力や体力に自信のない方は、軽量のモデルをおすすめします。最近では、軽くても飛距離が出るものもあります。

ヘッドスピードによって選ぶべきシャフトは変わってきます。自分のヘッドスピードを理解して、どのようなシャフトが合うのか知るのも大切です。

ヘッドスピード40に合うシャフトが気になる方も多いはずです。男性アマチュアの平均だと言われる場合が多いヘッドスピード40前後ですが、20代～60代以上を含めた全世代の平均ヘッドスピードのため、実際にはシニア以降のアマチュアゴルファーの方の場合が多い数字となります。

ヘッドスピード40前後の方は同時に飛距離不足に悩む方が多く、その場合は「先調子系」のシャフトがおすすめです。飛距離不足の解決には、低くなりがちなボールの打ち出し角を理想の15度に近づける必要があります。そのため、先調子系のシャフトを使用するといいです。

重さとしては、オーバースペックになってしまわないように、10球～20球打っても疲れない程度しっかり振り切れる範囲で、重ためがいいです。やわらかめのシャフトがおすすめですが、あまりにも先がやわらかすぎると、打ち出し角・スピン量が増えすぎて飛距離がかえって短くなってしまいます。

ヘッドスピードが50前後にもなると265ヤードくらいの飛距離が出ると言われています。このような大きな距離が出るため、ヘッドスピードが速い方は少しのミスが致命傷となってしまいます。したがって、自分に合った再現性が担保されるドライバーを選ぶ必要があります。

へッドスピードが速いと、インパクトでへッドがもつエネルギーが大きくなりますが、そのパワーをボールに効率よく伝えるには、いかに芯で捉えられるかが鍵となります。そのため、ヘッドスピード50前後の方は重くて硬いシャフトがおすすめです。

重くて硬いシャフトは効率よくエネルギーを伝えるだけでなく、芯を捉えてミート率を上げてくれます。また、へッドスピードが速いとスピン量が増えてしまい、曲がったときのロスが大きいので、より自分のスイングに合ったシャフトを使うのが大切です。

フレックス（硬さ）表示の種類は、柔らかい方から順にJ（ジュニア）・L（レディース）・A（アベレージ）・R（レギュラー）・SR（スティックレギュラー）・S（スティック）・SX（スティックエキストラ）・X（エキストラ）と表記されます。

向いている人はJ（ジュニア用）・L（一般的な女性）・A（シニア・力のある女性など）・R（一般的な男性）・SR（若干力のある男性）・S（力のある男性）・SX（かなり力のある男性）・X（SXでも物足りない人）となっています。

フレックスは同じ表記でも、メーカーやモデルによって多少ばらつきがあり、硬さが異なります。表記だけでは判断せずに、ヘッドスピードの計測や相談をしたうえで、目安として選ぶようにしましょう。

フレックスはヘッドスピードで選ぶのがおすすめですが、ほとんどの初心者の方は自分のヘッドスピードがわかりません。一般的な基準となる硬さはR（レギュラー）とされています。まずはRから選び、後に変えてきましょう。

女性やシニアの初心者の方はLやAを使う人が多いですが、ヘッドスピードが速い方はRを使う場合もあります。スイングが身につき慣れてきたら、自分に合ったフレックスを探しましょう。

硬いシャフトはボールをミートしやすくなり、ミスしても曲がりが少なくなるなどのメリットがあります。しかし、力が強くないと飛距離が出ません。スイングスピードが速いとしっかりボールを打てるため、飛距離を出せます。

筋力が強くスイングスピードが速い人や、自分の力に関係なくインパクト時に強くボールを打ちたい方、なるべく曲がらないようにしたい方は「S以上」のフレックスを目安に考えましょう。

柔らかいシャフトを使うと、飛距離が出しやすくなる・タイミングが取りやすくなる・ボールが曲がりやすくなる特徴があります。しなりが大きくインパクト時に手首のリリースが軽くて問題ないシャフトでもあります。

しなりを利用してインパクト時にヘッドを戻しやすいため、スイングスピードが遅い方やスライサー向けは「A以下」の柔らめのフレックスを目安に考えましょう。

シャフトのねじれ度合いを表す数値です。低トルクであるほどねじれにくいといえます。自分のスイングの癖も考えたうえでシャフトを選ぶようにしましょう。

トルクのねじれは、クラブをスイングする時その動きに合わせて戻ります。もしヘッドスピードが速い人がトルクの高いシャフトを選んだ場合、ねじれが戻らないうちにインパクトの瞬間を迎えてしまい、ボースの軌道が曲がってしまい、スライスします。

ヘッドスピードが速い人はねじれの戻るタイミングの速い、低トルクを選ぶようにしましょう。

シャフトはスイングし始めてからねじれを起こします。このねじれが戻りながら、インパクトの瞬間を迎えます。つまりトルクが大きいと、クラブのヘッドが回りやすくなり、ボールをミートしやすくなり、つかまるシャフトといえます。

ねじれが起こりやすい分飛距離が出ません。しかし、スイングが不安定な初心者やミートが苦手なスライサーにとって、クラブが安定しやすくボールをミートしやすいといわれます。そのため、初心者やスライサーには高トルクがおすすめです。

シャフトは素材によっても特徴に違いが生まれます。その特徴を知って、自分に合った素材を見つけ出しましょう。

スチール素材のシャフトは、カーボンより重みがあるものが多く、その分安定します。金属でできているので、スイング中のねじれの影響を受けにくいためです。カーボン素材のものよりも安価である場合が多いので、コストを抑えたい方はおすすめです。

ドライバーシャフトはほどんどがカーボン製です。アイアンシャフトの中にもカーボン製のものもあります。カーボン素材のシャフトは、スチール素材のものよりも軽量の場合が多いです。また、衝撃吸収力が高いので、体への負担も少ないといえます。

カーボンシャフトは繊維の編み方によって、製品の強みが異なるのが特徴です。カーボンシャフトを購入する場合は、口コミ等で特徴をしっかり確認しましょう。

先調子は手元が硬く先端部分がしなるため、いわゆる「捕まるシャフト」と呼ばれています。主な特徴はボールが上がりやすく、ヘッドに勢いがつきやすい点。スイングが安定しない人にとってコントロールしやすいため、初心者向きです。

先調子でトルクが大きいものはインパクト時ヘッドに勢いがついてヘッドスピードが上がり、飛距離も出やすいです。なお、一般的に元調子は捕まらない・先調子は捕まると言われていますが、商品の特徴・個体差などもあるため、実際に打って感触をつかみましょう。

元調子は手元が柔らかく先端が硬いのでボールが上がりづらいです。ヘッドの動きは硬くなるので、飛距離が出にくく、一般的に安定したインパクトができる上級者向けといわれています。

元調子でトルクが小さなものはインパクト時にヘッドの動きが小さくなるので、安定感がアップします。トップから切り返しにかけて自然とタメを作ってくれるので、タメが弱い方におすすめです。

中調子は先調子と元調子の真ん中あたりの部分。先も手元も硬くしなりに癖が少ないため、バランスいいので、安定感を求める万人向けです。スイングしたとき、シャフト全体が均一にしなります。

動く部分が少ないため、スイングタイプによっては棒を振っているだけで、スイングしにくいと感じる人もいます。とにかく安定感を求める人にはおすすめですが、スイングを大きく改善したい方は他のシャフトを選びましょう。

ダブルキックは先も手元も柔らかいため、トップで手元がしなり、タメを作ってくれます。そして、インパクト時に先端が動き、ポールをしっかりと捕まえてくれます。タメの弱い方が飛距離を伸ばすのに便利です。

先と手元もしなる部分であるため、全体が大きくしなり、ゆったりしたスイングでも飛距離を出せます。ただ、パワーヒッターにはシャフトが動きすぎるため安定しません。

グラファイトデザインはジャパン男子ツアーでのプロ使用率が1位のメーカーです。人気の「Tour AD」は、正確性と飛距離の両方に優れ、プロからも絶大な支持を得ています。ほとんどのモデルが中調子になっています。

80種類ほどのモデルが用意されています。高いコントロール性と安定性を持ち、優しく飛ばせるシャフトです。初心者から上級者まで幅広いゴルファーにおすすめの「気持ちよく振れる」をコンセプトにしたシャフトメーカーです。

三菱ケミカルは原材料の開発からシャフトの成型までを一貫して生産管理しているメーカーです。自社生産の強み活かし、ねじれ具合をきめ細かく設計する繊細精密設計技術によりシャフトを生み出しています。

全体的に元調子のシャフトの評価が高く、特に「飛ぶシャフト・飛んで曲がらないシャフト」との呼び声も高いDiamanaシリーズが人気です。

フジクラはカスタムシャフトの流れを創ったメーカーです。JEWEL LINEシリーズは高級志向で飛距離を求める人に向いています。高品質素材を使用して、強力なしなり戻りを実現し、ヘッドスピードが上がり飛距離が上がります

特に人気なのがSpeederです。「より遠くへ、ハジキ、飛ばす」をコンセプトにハジキ系シャフトとして豊富なラインナップがあります。Speeder EVOLUTIONシリーズは特にアマチュアゴルファーに支持されてきました。

よりシャフトにこだわりたい方は、タイトリストのカスタムオーダーもおすすめです。タイトリストはアメリカに本拠地をもつゴルフ用品全般ブランドで、アダム・スコットプロなどの名だたるトッププロが愛用するメーカーとなっています。

タイトリストのカスタムオーダー方法は、まず、ヘッドタイプを選択します、次にシャフト、そしてグリップ、最後にスペックの調整をします。数あるラインナップの中から自分に合うものを選んでいき、自分にぴったりの1本を作れます。

タイトリストのカスタムオーダーをご希望の方は、全国の「タイトリスト取扱い販売店」を通しての受付ができますので、お近くのタイトリスト製品扱い店にご相談してみてください。最新のカスタムクラブガイドは公式ホームページからダウンロード可能です。

シャフトは自分で交換もできます。クラブのシャフトは2種類あります。接着剤固定型のシャフトは接着剤で固定されており、シャフト交換には専門的なスキルが要求され、容易ではありません。

しかし、スリーブタイプのシャフトは、一度シャフトにスリーブを付ければ、簡単に交換ができます。スリーブとは、ヘッドとシャフトをネジで固定するようなタイプです。スリーブは1000円ほどで売られています。

まずは、ヘッドのネジを緩めて、クラブからシャフトを外します。クラブを地面と垂直にセットし、真上からネジを緩めていきましょう。このとき斜めにネジを緩めようとすると、シャフトが折れてしまう場合があります。

シャフトが外れたら、スリーブ付きの新しいシャフトをセットします。外した時と同じようにクラブを地面と垂直にセットし、ネジを閉めたら完了です。必ず、最後までしっかりネジを締めるのを忘れないようにしましょう。

USモデルとは、アメリカで販売されているモデルで、日本モデルと特徴が異なります。基本的にヘッドやシャフトは日本モデルよりUSモデルの方が重く設計されています。シャフトの硬さは日本のRと比べ、2数値分ほどフレックスが硬いといわれています。

しかし、USモデルでも軽くて柔らかいシャフトもあります。特に、スチールの素材を選ぶとUSモデルのシャフトの方が軽くなる傾向があります。日本で販売されているものより、元々の価格が安いため安く購入できます。

安く買える中古シャフトですが、購入するときに気を付けなければならない点があります。

• 内部の劣化：シャフトをヘッドから抜く際に内部に傷がつく場合がある。
• 長さ：中古のシャフトはすでにカットされているため、長さの調節ができない。

特に、インターネットで購入する際には商品情報を参考に、よく見極める必要があります。

シャフトを選ぶ際には、まず買い替え前と同じヘッドで打ち比べるようにしましょう。というのも、シャフトだけでなくヘッドまで入れ替えると条件が大きく変わってしまい、シャフトそのものの性能を適切に比較できないためです。

シャフト次第で弾道・タイミングの取り方なども変わるため、できるだけ近い条件で比較するように意識しましょう。

シャフトの人気おすすめランキング20選を紹介してきました。シャフトには多くの種類と選び方があり、迷ってしまいますね。自分のスタイルに合う適切なシャフトを見つけて、さらにゴルフを楽しみましょう。