美味しい一味唐辛子のおすすめ14選｜辛い一味や激辛一味も！カルディで取り扱いは？

一味唐辛子は、なんとなく辛い調味料だと思っていませんか。同じように多く使われる七味唐辛子との違いがよくわからない方も多いです。一味唐辛子には七味唐辛子にはない美味しさがあり、実は健康効果も期待できます。

特に美味しい唐辛子を使っている一味唐辛子は味わい深く、七味唐辛子より多くの料理に合わせられます。ですので辛い料理で七味唐辛子と一味唐辛子で迷ったら、辛い一味唐辛子がおすすめです。

この記事では「美味しい一味唐辛子の選び方」に加え、辛い一味や激辛一味などのおすすめの商品をご紹介します。一味唐辛子と七味唐辛子の違いは？カルディで取り扱いはある？といった疑問にもお答えするので、参考にしてください。

香辛料として単純な辛さを求めるのであれば、一味唐辛子が向いています。七味唐辛子は唐辛子だけでなく他の香辛料も混ぜてある香辛料のため、「辛さ」では一味唐辛子に劣る場合が多いです。

ただ、「一味唐辛子のほうが辛い」といっても辛さは唐辛子の種類によって大きく変わるので、辛さは絶対とは言えません。よって、基本的には一味ですが、唐辛子の種類によっては七味のほうが辛い場合もあります。

一味唐辛子の使い方は、「カレー」のスパイスとしてや「エビチリ」の辛さを足すのに使うのがおすすめです。シンプルに「辛さが欲しい」と思ったときに使うのが、一味唐辛子です。

七味唐辛子は唐辛子だけでなく山椒やコショウなど他の香辛料も加えてつくられています。そのため、単純な辛さでは一味唐辛子に劣る場合が多いですが、代わりに香りや風味を楽しめます。

とはいえ、七味唐辛子は一味唐辛子に比べて多くの料理に合うわけではありません。風味を足すのは最大のメリットでもありますがデメリットともいえます。

風味を同時に足せる七味唐辛子は、「そば」や「牛丼」といった和食に適しています。ほとんどの日本料理に合わせられるので、和食が好きならぜひ七味唐辛子を活用してください。

一味唐辛子と七味唐辛子の栄養価の違いですが、まず七味唐辛子はたくさんの香辛料が入っているのでその香辛料に応じた幅広い栄養分が取れます。ただ、栄養が分散してしまうので、特別大きな効果が期待できるわけではありません。

一方で一味唐辛子は「カプサイシン」が多く含まれており、血行が良くなる・代謝を促進してくれる・疲労回復効果が期待できるなどの恩恵を受けやすいです。

最近では「カプサイシン」を摂取し代謝をよくしてダイエットの手助けをする「唐辛子ダイエット」もあります。ただ、これは有酸素運動の効果を高めるもので、唐辛子を食べただけで痩せるわけではありません。

一味唐辛子の辛さは、実際に食べてみないと分からないので難しいです。そのため通信販売のレビューや商品説明で、辛さを想像するのが一番身近で簡単な方法です。試食ができるところがあれば試食してみてください。

実際に食べる以外に唐辛子の辛さを表す「スコヴィル値」を確認すれば、辛さをある程度予測できます。ただ、商品説明にスコヴィル値が記載されていない場合も多いのが現状です。

参考までに、ピザなどに使う「タバスコ」のスコヴィル値は2,500～5,000、「鷹の爪(日本を代表する唐辛子)」のスコヴィル値は4万～5万ほどとされています。もしスコヴィル値から辛さを予測する場合には基準にしてみてください。

辛さ選びは難しいといいましたが、辛さは一味唐辛子の使用量で調節もできます。そのため、辛さに対するこだわりがないようなら、辛さ選びではそこまで神経質になりすぎなくてもいいです。

こういうと、あまり辛くないものを選んだ方がいいように見えますが、一度に使う量が多いとコスパが悪くなってしまいます。また、辛いもの好きの方は全然辛くない一味唐辛子を選んでしまうと、たくさんかけても満足できない可能性が高いです。

基本的に和食には風味の強い七味のほうが向いていますが、中には香りが強めで風味のある一味も存在します。そのため、「和食を食べるにしてもある程度辛さが欲しい」場合には風味のある一味を使うのも手です。

一味唐辛子の風味や香りは、辛さと違い「あるかないか」なので分かりやすくなっています。そのため、風味のある一味唐辛子は通販のレビュー・商品説明などを参考にして買うのがおすすめです。

鷹の爪は日本でもっともポピュラーな唐辛子です。鷹のかぎ爪のような尖った形が名前の由来とされ、本鷹・三鷹などいくつかの種類があります。日本人になじみのある辛さと爽やかな風味を求めている方におすすめです。辛さを表すスコヴィル値は4万～5万なので、他の唐辛子の辛さを考える際の基準にしましょう。

鷹の爪より強い辛さを求めるなら、黄金唐辛子がおすすめです。その名のとおり黄金色の唐辛子で、やさしそうな色合いに反してスコヴィル値は8～12万と高く、キレのある辛さを楽しめます。有名なのは京都の黄金一味などです。辛みが飛びやすいので、開封後はなるべく早く使い切りましょう。

ハバネロは過去に世界一辛い唐辛子として、スナック菓子などで知名度を上げました（現在は4位）。スコヴィル値は約35万で、ただ辛いだけではなくさわやかな柑橘系の香りも楽しめます。そのため、カレー・肉料理に使われる場合が多いです。

激辛料理が好き・普通の辛さでは物足りない方には、キャロライナリーパーがおすすめです。スコヴィル値は約164万とケタ違いで、取り扱いの際には素手で触れず、目も保護する必要があるため気を付けましょう。辛味の強さだけでなく感じる速さも特徴的で、口に入れた瞬間に辛味が来ます。

バングラデシュ原産のブート・ジョロキアも、世界トップクラスの辛さを持つ唐辛子です。スコヴィル値は約100万とされ、すっきりとした辛さでどのような料理にも合わせられます。猛毒唐辛子とも呼ばれ、素手では触れられず、産地では田畑を荒らすゾウの忌避剤として使われるほど刺激が強いです。

一味唐辛子の産地はさまざまです。国産にこだわる方は、香川の鬼びっくりなどがおすすめです。また本格派の方は韓国や中国の唐辛子を使った商品もおすすめです。作るメニューによって使い分けてみても、味の違いを楽しめます。

意外と見落としがちなのが「量」ですが、とりあえずは少ないものを買ってみて、お気に入りの一味唐辛子を見つけたら「詰め替え用」のものを買うのがおすすめです。

一味唐辛子で案外見落としがちなのが「賞味期限」です。普段から一味唐辛子をよく食べる方は例外ですが、あまり食べない方は気がついたら賞味期限が過ぎている場合があります。

これを避けるためにも、最初はセットになったものや大容量のものは買わないで10～15gほどのものを買うのがおすすめです。また、辛さによって一度に使う量も変わってくるので、その点も考慮して選ぶのも大切です。

また、一味唐辛子や七味唐辛子は賞味期限が長いですが、湿気に弱いので冷蔵庫に入れず常温で保存しておきましょう。カビが生えないように気を付けて保存してください。

普段から一味唐辛子をたくさん使う方や、食べているうちに一味唐辛子にハマった方は詰め替え用の一味唐辛子を買ってみるのもおすすめです。ただ、詰め替え用はお得に買えるメリットがあるものの、一種類の量が多くなります。

そのため、もしも何種類かの一味唐辛子を使い分けたいのであれば、あまりおすすめできない方法です。何個か食べ比べておいしいと感じた一味唐辛子があったときに詰め替え用を買いましょう。

一般的なサイズの一味唐辛子は1つあたり10～25g程度ですが、業務用の大容量サイズも販売されており、100gから多いものだとなんと1kgも入っています。業務スーパー・Amazonなどの通販サイト・公式サイトでお取り寄せ購入できますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

また、カルディには 一味唐辛子はありませんが、オリジナルの粉末状唐辛子が販売されています。唐辛子を乾燥させ種を取り除き、どんなお料理にもなじみやすい粗さに挽いたものなので、1つ持っておけば幅広く料理に使えます。

一味唐辛子の使い道に迷った時のおすすめ料理をご紹介します。一味唐辛子は仕上げに使用するため、辛いのが苦手な方でも調節して食べられます。ぜひ作ってみてください。

【こんにゃくとまいたけの炒め煮・1人分】

• 糸こんにゃく　3分の1袋
• まいたけ　3分の1パック
• 麺つゆ（3倍濃縮）　15cc
• 一味唐辛子　
• ごま油

【手順】

1. 糸こんにゃくは、水で洗ってから食べやすい大きさに切る。まいたけはほぐす。
2. フライパンにごま油をいれて熱したら、糸こんにゃくを水分がなくなるまで炒める。
3. まいたけ・麺つゆをいれて水分がなくなるまで炒め、お好みで一味唐辛子をかけたら完成。

一味唐辛子を選ぶ時には「自分がどの程度の辛さを求めているか」を考えるのが重要です。辛さは実際に食べてみないと分からないポイントですが、「とてつもなく辛い一味唐辛子」は商品説明を見ればわかるようになっているので、辛いものが苦手なら避けるようにしましょう。