【2024】敷きパッドのおすすめ人気ランキング6選｜ずれない敷きパッドは？

「寝汗が気になってよく眠れない」と感じている方は意外と多いです。人は季節に関係なく寝汗をかきます。体温調節のために必要な生理現象ですが、マットレスや布団の汚れが気になりますよね。実は、寝汗対策には吸水性・吸湿性に優れた敷きパッドが効果的です。

汗取り効果の高い敷きパッドは、寝汗を吸収してさらっとした肌触りを持続させてくれるため安眠にもつながります。よく似ているベッドパッドとの違いは、敷きパッドは寝汗・汚れ対策と睡眠の質の向上を目的としているのに対して、ベッドパッドはマットレスを長持ちさせるためのものです。

この記事では、敷きパッドの選び方とおすすめ人気ランキングを紹介します。ずれない敷きパッドや綿・羊毛・ポリエステルなど素材別の特徴も紹介しますので、比較して自分好みのものを見つけてください。

敷きパッドを使用するメリットを見ていきます。

【布団やマットレスの汚れ・劣化を防ぐ】

布団やマットレスに直接寝ていると、汗や皮脂で汚れがついてしまいます。特に、マットレスは丸洗いできないものがほとんどなので、汚れが付いてもメンテナンスがしにくいです。敷パッドであればこまめに洗濯でき、汗を吸収するため汚れがマットレスや布団に汚れがつきにくくなります。また、擦れや圧力などによる劣化も防止します。

【寝心地をアップする】

敷パッドにはさまざまな機能性のものがあります。冷感素材やウォーム素材の敷パッドであれば、夏や冬も快適に過ごせます。抗菌・防臭の敷パッドなら清潔感をキープし、防ダニ加工されたものはダニアレルギーの方にとっては安心です。

また、敷パッドを一枚敷けば、クッション性が高まり寝心地が良くなります。つまり、敷パッドは目的や用途によって機能性が選べ、睡眠の質を向上してくれます。

春や夏の季節の変わり目は特に汗をかきやすいので、きちんと汗などの水分を吸い取ってくれるものがおすすめです。接触冷感の敷きパッドを使うと、夜の暑さによる寝苦しさを軽減できます。また、冷房に頼りすぎて体調が悪くならないように通気性のあるものを選びましょう。

タオルなどに使われている素材ですので吸水性にとても優れています。肌触りも良く、非常に一般的な素材になっています。また、繊維にアレルギーがある場合でも綿であれば安心して使えます。

羊毛の敷きパッドは、通常の羊毛とウォッシャブル加工羊毛の2種類あります。羊毛は通気性や放湿性に優れ、そのうえカビも生えにくく性能も落ちにくい素材です。熱の伝導率が低いため、夏は涼しく冬は暖かく使用できるのが特徴です。

通常の羊毛敷きパッドは洗濯機で洗うと毛が絡みやすいためクリーニングに出す必要があります。ウォッシャブル加工は、羊毛最大の特徴である吸放湿性が落ちてしまう欠点があるものの、自宅で気軽に選択できるメリットがあります。使用するうえでのコストはかかってしまいますが、クッション性が高くとても寝心地がいいのでおすすめです。

寝汗が気になる方や汗をかきやすいお子さんには、吸湿性・吸汗性の高い敷きパッドがおすすめです。綿・麻・シルクなどの天然素材は吸湿性に優れているので、より高い汗取り効果が期待できます。また、ポリエステルなどの化学繊維なら、吸汗速乾タイプを選びましょう。

吸汗速乾タイプの敷きパッドは、吸収した汗を素早く乾燥してくれます。常にドライな状態が保てるので、汗をかきやすい季節も快適です。

暑い季節は、ひんやり冷たい接触冷感タイプの敷きパッドだと気持ちよく過ごせます。接触冷感タイプの敷きパッドは、熱伝導率や熱拡散率の高い素材を使っているのが特徴です。接触したものの温度が高い場合だけ熱を奪う性質を利用しているので、触るとひんやり冷たく感じます。

また、冷却ジェルが内蔵されているジェルタイプの敷きパッドも人気です。接触冷感タイプよりもさらに冷感を感じられるため、暑がりの方に向いています。エアコンや扇風機などとあわせて使用するとより効果的です。

衛生面にこだわる方には、抗菌・消臭・防ダニ加工された敷きパッドをおすすめします。抗菌加工がされた敷きパッドなら、湿気による雑菌やニオイ菌の繁殖を抑えられます。また、汗のニオイが気になる場合は、消臭加工されたタイプを選びましょう。

小さなお子さんやアレルギーが心配な方には、防ダニ加工がされたものだと安心です。さらに丸洗いできるものだと、いつでも清潔に保てます。

敷きパッドは、寝返りなどの日々の寝相でずれやすいです。ずれない敷きパッドをお探しの方は、滑り止め付きタイプをチェックしてみてください。マットレスならゴムで留めるタイプもずれにくいですが、ゴムなしでもずれない滑り止め付き商品は布団にも使えます。

1人用のシングルベッドには、シングルサイズの敷きパッドがぴったりです。シングルサイズの大きさはメーカーによって異なりますが、一般的なシングルベッドにちょうどいい約100cm×200cmサイズになっています。

シングルサイズは使用している生地が少ないため、リーズナブルな値段で購入できる点が魅力です。最も商品数が多いので、素材・カラー・デザインなども豊富に揃っています。

シングルよりも少し大きめのセミダブルベッドを愛用されている方は、セミダブルサイズの敷きパッドを選びましょう。シングルサイズでも問題ありませんが、ベッド上で段差ができてしまうと寝心地の悪さにつながります。

セミダブルサイズの敷きパッドの大きさは、約120cm×200cmです。シングルベッドに余裕を持たせて取り付けたい場合は、セミダブルサイズを選ぶのもひとつの方法です。

ダブルベッドには、ダブルサイズの敷きパッドが向いています。ダブルサイズの敷きパッドは、セミダブルサイズよりも20cm幅広の約140cm×200cmです。セミダブルベッドに余裕を持たせて取り付けたい場合は、ダブルサイズを使用する方法もあります。

クイーンサイズのベッドを使用している場合は、クイーンサイズの敷きパッドが最適です。また、家族で寝る布団用としてもクイーンサイズはおすすめできます。敷きパッドのサイズは約160cm×200cmなので、広々とした使用感が魅力です。

敷きパッドを使用していると、どうしてもずれが気になる場合があります。絶対にずれない敷きパッドが欲しい方は、ボックスシーツと一体型になっている敷きパッドをチェックしてみてください。

一体型は敷きパッド付きのボックスシーツなので、寝返りをしてもずれません。ただし、洗濯するときはシーツごと取り換えとなります。こまめに洗濯したい場合は、予備を1～2セット用意しておくと安心です。

敷きパッドは、洗濯機で丸洗いできるタイプがおすすめです。寝汗を吸収する敷きパッドは、できるだけ週1回ペースで洗濯しましょう。手洗いマークがある商品は、洗濯ネットに入れればおしゃれ着洗いコースで洗える場合もあります。

家庭用の洗濯機で洗えるものならいつも清潔に保てるので、敷きパッドを購入するときは洗濯表示を確認してみてください。

寝汗を吸収してくれる敷きパッドは、衛生的に使用するためにも週1回ペースの洗濯が理想です。敷きパッドの洗い方やポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

• 敷きパッドは何日で洗う？
  できれば週1回ペースで洗濯しましょう。
• 敷きパッドの洗濯方法は？
  丸洗いできるタイプは家庭用の洗濯機で洗えます。洗濯ネットに入れて、毛布や大物洗いコースなどで洗濯しましょう。
• 手洗い表示の敷きパッドの洗濯方法は？
  お風呂で足踏み洗いがおすすめです。洗濯ネットに入れれば、おしゃれ着洗いコースで洗濯できる場合もあります。
• 敷きパッドを洗濯するときのコツは？
  洗濯表示を確認して、洗濯機の可否・適した洗剤を確認してください。また、気になる汚れは事前に部分洗いしておくと仕上がりがきれいです。
• 敷きパッドの干し方は？
  ハンガーで隙間を開けたりジグザグ干しをすると省スペースでも乾きやすいです。

また、敷きパッドが洗濯機に入りきらない場合は、お風呂での足踏み洗いがおすすめです。手洗い表示の敷きパッドも同じ方法で洗濯できます。

【足踏み洗いの方法】

1. 汚れている部分を外側に向けて、敷きパッドを折りたたみます。
2. 浴槽に入れたら、敷きパッドが浸かるくらいまで水（またはぬるま湯）を貯めます。
3. 適量の洗剤を入れて、よく溶かします。
4. 両足で足踏みをしながら押し洗いをします。
5. 2～3回水を入れ替えて足踏み洗い（すすぎ洗い）をします。
6. 水気をしっかりしぼってから干します。

敷きパッドの代わりとしてマットレスの上に布団を敷いている方もいますが、かえって寝心地を悪くしてしまうためおすすめできません。布団は本来、固い床面に敷くための寝具です。マットレスのような不安定な場所で使うと、必要以上に体が沈み込んでしまうため関節に負担がかかってしまいます。

マットレスの反発弾性が無意味になるだけでなく腰痛などの不調につながりますので、布団は畳やフローリングなどの固い床面で使用しましょう。

素材や季節・お手入れの方法など、さまざまな観点から敷きパッドを紹介してきました。夏用と冬用を揃えれば、季節ごとのお悩みにも対応できていつも快適に過ごせます。いくつも買うとコストや収納場所に困る場合にはオールシーズン用の敷きパッドを選んで、睡眠の質を向上させましょう。