乾燥パスタのおすすめランキング10選｜市販の美味しいパスタ麺・乾麺を厳選！

「乾麺」と聞くと、一番に思い浮かぶのが「パスタ麺」ですよね。パスタはさまざまなメーカーから発売され、比較的安い価格で購入できます。簡単に調理できるのでご家庭で市販のパスタをよく食べる方も多いです。太さなどによっても異なりますが、乾燥パスタの茹で時間は6分から10分程度と短時間なので、調理に時間がかからずとても便利な食材です。

基本的に乾燥パスタはデュラムセモリナ粉で作られ、茹でる前に乾燥させます。水分がないため伸びにくく、歯切れのいい食感が特徴です。一方、生パスタは小麦粉・水・卵で作られており、乾燥パスタとは対照的に水分を含んでいるので伸びやすくもちもちとした食感が特徴だといえます。

乾燥パスタの一番の特徴は、なんといっても長期間保存が可能な点です。冷蔵で10日ほどしか持たない生パスタと違い、常温保存で2年〜3年の賞味期限があります。今回はそんな乾燥パスタのおすすめ商品を人気ランキング形式でご紹介していきます。この記事を参考にぜひ美味しいパスタを作ってください。

ショートパスタは一口大ほどの短いパスタで、マカロニやペンネ、カネロニ、ファルファッレやシェルマカロニ、アルファベット型など種類が非常に多いのが特徴です。リボンの形をしているファルファッレは茹で時間が短く、小さいので食べやすい特徴があります。

また、可愛らしい見た目を生かしてサラダやスープ料理などでも使われます。両端が斜めにカットされ中が空洞になっているペンネも短時間で茹で上がり、ソースとの絡みがいいのでスープなどにも使用されます。そのため、料理を選ばずに使用できる万能なパスタです。

春巻きの皮のようなカネロニは、中に具材を詰めて焼いて食べます。具材やソースをたっぷりと使った料理におすすめです。珍しい見た目の物が多くカラフルなパスタもあるので、小さなお子さんでも喜んで食べてくれるのがショートパスタのメリットの1つです。

ロングパスタの中でも最もオーソドックスな種類がスパゲッティです。パスタをスパゲッティと呼んでいる方がたまにいらっしゃいますが、厳密にはスパゲッティとは麺の種類を意味します。

長さは25cmほどで、太さは1.8cm前後です。スーパーなどで安い金額で販売されている乾燥パスタはこのスパゲッティが一番多いです。そのため多くの方が食べ慣れているので、何を選んだらいいのか迷った時にはスパゲッティを選ぶのをおすすめします。

ロングパスタは麺の太さによって名称や特徴が異なります。それについては「麺の太さで選ぶ」項目で細かく説明しておりますので、しっかりとチェックしてください。

ロングパスタの中にはブカティーニと呼ばれる中心部分が空洞になったパスタがあります。長さ25cm〜30cmで、太さは2mm〜3mmとスパゲッティよりもやや太めなのが特徴です。しかし中心部分が空洞ですのでスパゲッティよりもやや茹で時間が短いものが多いです。

中心が空洞になっているのでパスタ自体が軽くなり、こってりとしたソースでも重くなりすぎずに食べられます。短くカットするとグラタンにも使えますので、非常に使い勝手のいいパスタです。

ブカティーニはその形状から「ロングマカロニ」と呼ばれる場合もあります。ショートパスタとロングパスタの両方のいい部分を合わせ持ったようなパスタで、さまざまな料理と相性抜群のタイプです。

ダイスと呼ばれる型をパスタ生地が通り抜けるとパスタが形成されます。そのダイスには2つの種類があり、使用されるダイスによってパスタの仕上がりや特徴に差があります。それぞれのダイスの特徴について確認していきましょう。

銅製の型を使用するブロンズダイス製法で作られたパスタの特徴は、表面がザラザラしている点です。表面に溝があるのでお湯に触れる面積が広く、茹で時間が短めです。低温で長時間乾燥させる必要があるので、生産に手間がかかり値段が高めなのが難点です。

ブロンズダイス製法のパスタはソースと良く絡むので、細かい具材が入ったソースやトマト系やクリーム系などの濃厚なソースをしっかり食べたいときにおすすめです。日本のスーパーマーケットなどではほとんど見かけませんが、通販などでは多く販売されています。

パスタの本場のイタリアではブロンズダイス製法のパスタが使われる場面が多いため、本格的なイタリア料理を作りたい方にはこちらのパスタがおすすめです。

テフロンダイス製法で作られたパスタは表面がつるつるとしており、喉越しがいいのが特徴です。高温かつ短時間でパスタを乾燥させるため、大量生産が可能となり日本製の乾燥パスタのほとんどはこのテフロンダイス製法で生産されています。

パスタメーカーのバリラ社が開発した製法ですが、スーパーマーケットなどで販売されている乾燥パスタのほとんどがこのタイプのパスタです。大量生産可能ですのでブロンズダイス製法よりも安く、スーパーマーケットなどで手軽に買えるのが嬉しいですね。

ほどよくソースと絡むのでどんなパスタでも重くなりすぎないのがポイントです。あっさりソースからこってりソース、さらに和風パスタにも合う使い勝手のいいパスタです。

乾燥パスタは種類や太さ・形状・製法によって茹で時間に差があります。スパゲッティの場合6〜10分の茹で時間のものが一般的です。パスタを茹でている間にソースを作ったり、ほかの料理を準備したりする方が多いので、茹で時間はしっかりとチェックしましょう。

ショートパスタはロングパスタよりも茹で時間が短いものが多く、中には3分で茹で上がる早茹でタイプの商品も販売されています。ガス代の節約にも繋がりますし、忙しい主婦の方は短時間でパスタが茹で上がるのは嬉しいですね。

茹で時間がある程度長いとパスタを好みの硬さに調整できるメリットもあります。調理にかけられる時間やご自身の好みに合わせて選ぶのをおすすめします。

ロングパスタは1mm以下の細いタイプから2mm以上の太めのものなど0.1mm単位で太さに違いがあります。太さが0.9mmのカッペリーニと1.4mmのフェデリーニは麺にソースがあまり絡まないので冷製パスタに使われる場合が多い麺のタイプです。

一般的なスパゲッティよりやや細めのスパゲティーニは太さ1.6mmで、ペペロンチーノやトマトソースなどソースが軽めでも重めでもよく合います。1.9mm以上の太麺は存在感抜群で食べ応えがあり、ソースが良く絡むのでカルボナーラなどこってりソースと相性がいいです。

幅5〜8mmの平たいフィットチーネも楕円形のリングイネももちもちとした食感で、フィットチーネはボリュームのある濃厚ソース、リングイネは魚介形やジェノベーゼと合います。好みやソースに合わせてパスタを選びより本格的なパスタを楽しんでください。

パスタソースや材料にこだわり、より本格的なパスタ料理を楽しみたい方は生産地をしっかりとチェックするのが大切です。スーパーマーケットなどで購入できるの乾燥パスタは日本製とイタリア製がほとんどですが、ぜひイタリア製を選ぶのをおすすめします。

パスタ発祥の地であるイタリア製の乾燥パスタは、ソースとの絡みやすさや食材とのマッチ具合、そして喉越しや食べ応えにこだわった商品が多いのが特徴です。また日本製にはないような形や太さのものも多く、より本場の味に近いパスタを楽しめます。

イタリア製の乾燥パスタはスーパーマーケットでも簡単に購入できますが、日本製と比べるとやや割高なのがデメリットの1つです。どれほどパスタにこだわるのか、予算や食べる頻度などを良く考慮してからの購入をおすすめします。

100gのパスタを茹でると水分を吸うので重さは240gになり、カロリーは約358Kcalです。これにソースやチーズなどをかけて食べるのでカロリーが高くなってしまう傾向があり、ダイエット中や健康意識の高い方などはパスタを控えている方も多いはずです。

最近では小麦粉の量を減らした低糖質パスタや、小麦粉の代わりに大豆粉などを使用したグルテンフリーパスタなども販売されています。従来のパスタの味や風味と大きな差がない商品がほとんどですので、カロリーを気にしてパスタが食べられない方にはおすすめです。

パスタは身近な食材ですが、実は正しい量や調理方法を知らない方もいます。そこでここではパスタをより美味しく食べるために、一人前に適した量・茹で方について紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

パスタの一人前の量は、乾麺・ショートパスタ・生パスタなど種類によって異なります。それぞれ紹介しますので、チェックしてください。

• 乾麺：100gが基本。茹でると2倍くらいに膨らむので、100gでも満足感があります。
• ショートパスタ：60gが適量。乾麺よりも膨らみやすいのが特徴です。
• 生パスタ：乾燥していないのであまり膨らまないのが特徴。適量は120gです。

パスタの正しい茹で方をご存知でしょうか？時間・塩加減などがわからず、失敗してしまった方も多いでしょう。正しい方法を覚えれば簡単に美味しく茹でられるので、ぜひ挑戦してみてください。

1. 大き目の鍋を用意する
2. 鍋にたっぷりのお湯を沸かす
3. 沸騰したら塩を入れる（水1Lあたり塩は約10g）
4. パスタを放射線状に入れて混ぜる
5. 吹きこぼれない程度の温度を保つ
6. 指定の茹で時間の1分前になったら、1本取り出して味見する
7. 素早くザルにあげて完成

それぞれパスタの種類によって相性のいいソースがあります。たとえば、茹でたパスタにからめるだけの簡単なものから、本格的なパスタが仕上がる瓶のものまでさまざまな種類が市販で販売されています。

スタンダードなものから、変わり種まで種類豊富なので、飽きずに楽しめますよ。最近では、素材のこだわった少し高級なものもスーパーなどで販売されているので、特別感を味わいたいときに購入してみるのもおすすめです。

下のリンクでは、おすすめのパスタソースも紹介しているので、気になる方はぜひチェックしてください。

ここでは乾燥パスタを使ったレシピを紹介します。基本のトマトソースパスタ・おつまみにぴったりの揚げパスタとどちらも簡単で美味しいメニューです。ぜひ参考にしてください。

基本のトマトソースパスタです。ひき肉を入れたらミートソースパスタとして楽しめます。また煮込み時間を長くして水分を飛ばすと、ピザソースとしても使えます。

【材料】

• トマト缶　1缶
• 玉ねぎ　1個
• ニンニク　1片
• コンソメ　小さじ1
• 塩　小さじ1
• オリーブオイル　大さじ3
• ミニトマト　5個

【手順】

1. フライパンにオリーブオイル・みじん切りしたニンニクを入れて加熱する
2. 香りが出たら玉ねぎを入れる
3. トマト缶・塩・コンソメを入れて煮込む
4. 煮立ったらミニトマトを入れて完成

簡単なのにパーティーなどで映えるメニューです。調味料によって味のバリエーションは無限大。ぜひいろいろな味を楽しんでみてください。

【材料】

• 乾麺　150g
• 塩・ガーリックパウダー・こしょう　それぞれお好みで
• カレー粉・こしょう・粉チーズ　それぞれお好みで
• チリパウダー・コンソメ　それぞれお好みで
• 油　適量

【手順】

1. 乾麺を半分に折る
2. 調味料をそれぞれ混ぜておく
3. 鍋に油を入れて加熱する
4. 鍋にパスタを入れて色が変わるまで揚げる
5. パスタを鍋から出して、調味料を絡めて完成

ここまで乾燥パスタの選び方とおすすめ商品10選をご紹介いたしました。パスタにはさまざまな種類があり、それぞれ相性のいい料理やソースが異なります。料理に合わせて選ぶパスタを変えると、より本格的なパスタ料理が味わえます。ぜひこの記事を参考に乾燥パスタを選びましょう。