【2023】アンテナケーブルおすすめ16選｜ホーリックなど評判のメーカーも

アンテナケーブルとはテレビ線ともいい、テレビの映像を映し出すための出力装置を接続するケーブルです。アンテナから信号をテレビに送るための重要な役割を担っています。アンテナケーブルがないと基本的にテレビを見られず、選び方を間違えればさまざまなトラブルの原因にもなるため、注意が必要です。

家電量販店をみると、エレコム・ホーリック・日本アンテナなどいろいろなメーカーからアンテナケーブルが販売されており、どうやって選べばいいのかわからない方は多いです。

今回はそんな私たちの生活になくてはならないアンテナケーブルの選び方や、4K・8K対応のおすすめアンテナ、その評判内容を詳しく紹介していきます。テレビの付属品としてついているのかについても解説しているので、アンテナケーブルの買い替えでお悩みの方はぜひ参考にしてください。

テレビ用アンテナケーブルとは、壁面にあるアンテナ端子とテレビをつなぐケーブルを指します。アンテナ端子とアンテナ本体をつなぐ場合もあります。

コード・プラグ・アンテナ端子の3つの部位で構成されているものの、部位それぞれの構造が商品によって異なるため、用途に合った商品を選ぶ必要がある点に留意しましょう。

テレビを見るためにアンテナケーブルは必要ですが、テレビ購入時に付属で付いてくるのか気になりますよね。付属しているかはテレビのメーカーによりますが、現在はほとんどのメーカーで付属していません。自分で選んで購入する必要があるので、必要な長さを確認し、忘れずに購入しましょう。

テレビのアンテナケーブルを選ぶときは「75Ω」や「テレビ用」といった記載があるものを選びましょう。アンテナケーブルと同じような形状のケーブルの中には、無線通信機器・ネットワーク機器・オーディオ機器などの高周波信号伝送用のケーブルもあります。誤ったケーブルを購入すると使えない場合もあるので気をつけましょう。

テレビ用アンテナケーブルの種類で「L字プラグ」があります。この「L字プラグ」は差込口がL字型に曲がった形状のプラグのものを指し、テレビやコンセントの端子が真横に突き出しているタイプの機器に接続するときにおすすめのプラグです。

一般的にアンテナケーブルのプラグの種類は、使用する状況やテレビの設置場所に応じて選びます。L字プラグは壁とテレビ本体のスペースがほとんどない状態の場合に使うのがおすすめです。

テレビ用アンテナケーブルの中に「ストレートプラグ」があります。「ストレートプラグ」はテレビ用アンテナケーブルと直線的についたプラグを指し、液晶テレビやアンテナパーツなどの端子が下向きについているタイプの機器に接続するときにおすすめです。

この形状のプラグは一般的に広く知られていて、持っていて損はないおすすめのプラグの種類となっています。中には『複合型』と呼ばれる「L字プラグ」と「ストレートタイプ」が片側に付いたタイプも出ているため、状況に応じて適切なものを選びましょう。

テレビ用アンテナケーブルの中には「F型プラグ(ネジ式プラグ)」があります。「F型プラグ(ネジ式プラグ)」は、ねじ込み形状の出力に対応したタイプのプラグを指し「ストレートタイプ」と同じようにテレビ用アンテナケーブルと直線的についたプラグです。

通常の「L字プラグ」や「ストレートプラグ」とは違い引っ張っても抜けないメリットがあり、お子さんがいる家庭に重宝されます。

アンテナケーブルを選ぶ時には、使用目的や使用する場所に適した長さのものを選ぶのがおすすめです。ここでは、アンテナケーブルの長さごとの特徴をご紹介するので、参考にしてください。

家庭用テレビに使用されるアンテナケーブルは、基本的に1mから5mのものが多いです。家電製品にはそれぞれ規格基準が設定されていますが、テレビ用として販売されているアンテナケーブルの長さは、1mから3mのものが主流になっています。

その中でも3mの長さのアンテナケーブルは、使いやすいのでおすすめです。実際にテレビと繋いでみて少し長いと感じた場合は、配線カバーを使ってまとめられます。

屋外にあるテレビと繋ぎたい場合や、延長用として使用したい場合には、5〜10mのアンテナケーブルがおすすめです。

ただ、アンテナケーブルの長さが長いほど、映像の乱れといったトラブルを引き起こしやすくなります。また、掃除の際に不便さを感じてしまう場合もあります。アンテナケーブルは使用目的や場所に応じて、適切な長さのものを選びましょう。

壁やテレビ台に沿わせて、邪魔にならないように配線したい方は細めのケーブルを選びましょう。ただし、細いケーブルには強度が落ちるデメリットがあります。上にものを置いたり人の通り道に配線したりすると、断線する恐れがあるので気をつけてください。

太いアンテナケーブルは頑丈さが特徴で、踏んだり折り曲げたりしても簡単には断線しません。1本のケーブルを長く使いたい方におすすめです。ただ硬い性質上、壁やテレビ台に綺麗に沿わせるなど、細かな配線はしにくいです。

アンテナケーブルを室内から屋外へと繋ぎたい場合には、薄型ケーブルがおすすめです。薄型なので、窓のわずかな隙間からケーブルを通せるので、壁に穴を開けずに配線できるのが特徴です。

またケーブル自体が薄くて柔らかいので、窓や壁の形に沿って配線もできます。両面テープやネジなどを活用すれば、壁に固定できるので、掃除の邪魔にならずすっきりと使用可能です。

アンテナケーブルを、テレビやテレビの周辺機器に繋ぐのを目的として購入する場合は、視聴したいテレビ放送の種類に対応しているアンテナケーブルかどうか、しっかり確認しましょう。

テレビ放送の種類には、一般的な地上波デジタル放送の他にも、BSやCS衛星放送があり、最近では4Kや8K衛星放送も視聴できるようになっています。4K・8K・衛星放送も視聴したい方は、それらに対応しているアンテナケーブルを選びましょう。

アパートやマンションなどの共用アンテナでは、1つのケーブルにまとまった配線をされているケースがあります。この場合新しいアンテナケーブルを取り付けても、うまく映像を認識できない場合があるのです。ここで「分波器」を使用するのがおすすめです。

「分波器」は混合された信号ではなく、アンテナからテレビ用アンテナケーブルに別々の信号を分けるはたらきをします。さらにこの「分波器」の使用によって、ノイズや画面の停止などのトラブルを防ぐ働きもします。

テレビの台数を増やしたいのにアンテナケーブルのコンセントが足りないとお悩みの方は、分配器を使用しましょう。分配器を使うと、ひとつのアンテナ線から送られてくる電波を分けてテレビ用アンテナケーブルに送れます。

分波器との大きな違いとして、分配器はアパートやマンションなどの共同ケーブルで使用すると混合信号まで伝送されてしまう点が挙げられます。そのためアンテナ線が一戸の単体である戸建てにお住まいの方におすすめです。

アンテナケーブルの中には、携帯やスマートフォン等にも対応した「TVアンテナケーブル」もあります。このタイプのテレビ用アンテナケーブルは市販でも安く手に入れられ、設定方法も簡単です。

まずは、お持ちの携帯やスマートフォンのイヤホンジャックに、市販で購入した「TVアンテナケーブル」を挿してテレビを起動します。そして、地域を設定するだけで簡単にテレビの代用として使用可能です。

アンテナケーブルは、数百円で購入できる安いものから、数千円するものまで、価格帯はさまざまです。4Kや8Kのテレビ放送に対応しているアンテナケーブルは、値段が比較的高くなっています。

また100均でもアンテナケーブルが販売されているので、できる限りコストを抑えたい方におすすめです。しかし、家電量販店で販売されているアンテナケーブルと比較すると性能が低いので、長期的に使い続ける際には気をつけましょう。

エレコムはアンテナケーブル以外にも、キーボード・マウス・ヘッドホン・ブルーライト対策メガネなど、幅広く商品展開をしている大手コンピュータ周辺機器メーカーです。ネットワーク機器やパソコン周辺機器で日本を代表するメーカーのひとつといえます。

中でも「アンテナケーブル 2.5C AV-ATLS20BK」はリピーターが多い人気商品です。ケーブルがスリムで取り回しがいいのが特徴で、部屋の隅や柱の角に沿って自由に曲げられます。テレビとアンテナコンセントが離れた場所にあるご家庭におすすめです。

ホーリックはアンテナケーブル・HDMIケーブル・ディスプレイポート変換ケーブルなど、さまざまなケーブル商品を取り扱っています。中でもおすすめは「アンテナケーブル S-4C-FB同軸 3.0m HAT30-921LS」です。コストパフォーマンスに優れ、購入者からも高い評価を得ています。

機器へ接続するコネクタはネジ込式なので、外れてしまう心配がありません。3mタイプ以外にも0.5mから20mまで幅広いバリエーションがあり、さまざまな配線に対応できる汎用性の高さも注目されています。

屋外に設置するパラボラアンテナのメーカーとして有名なのがDXアンテナです。4K8K対応はもちろん、耐風性に優れたものや、地域ごとの天候などの特性に合わせた製品を販売するなど、アンテナについて知り尽くしたメーカーです。

そんなDXアンテナは、アンテナケーブルも多くの優れた製品を販売しています。26素子相当のデザインアンテナやブースター内蔵のものなど、さまざまな製品があるので目的に合った製品を探してください。

自分で手作りでテレビ用アンテナケーブルを作りたい方は「テレビ用のアンテナケーブル」と、別売りの「F型接栓」と呼ばれるテレビ用のプラグを購入してください。特別な道具などはいらず、カッターとニッパーなどがあれば簡単に作れます。

手作りのときに気をつけたいのが、自作のテレビ用アンテナケーブルが完成したとしても地上デジタル放送が受信できない場合がある点です。市販のテレビ用アンテナケーブル自体もお値段がお手頃なので、なるべく規定で作られたテレビ用アンテナケーブルのご購入の検討をおすすめします。

アンテナケーブルは壁にある端子とテレビを繋げば接続が完了します。接続する際には必ずテレビの説明書も一緒に読むようにしましょう。

テレビ側のアンテナ端子の位置は、テレビのメーカーやモデルで異なります。場合によっては、テレビ側にL字型のケーブルを接続できない場合もありますので、テレビの仕様を把握した上で、アンテナケーブルを購入してください。

せっかくテレビ用アンテナケーブルを購入したのに、テレビの裏側にはさまざまなプラグの差込口があり、悩まれる方も見受けられます。しかし、配線方法の手順は以下の2点のみと簡単です。

まず、アンテナケーブルをテレビ本体の「アンテナ入力」の「地上デジタル」の部分に差し込みます。そして、もう片方のさされていないプラグを、アンテナの配線側に差し込めば準備完了です。後はテレビ本体の説明書を参考に、地域設定をすればテレビは見られます。

基本的な接続方法は、壁の端子とレコーダーをアンテナケーブルで繋ぎ、レコーダーとテレビをアンテナケーブルを使って繋ぐ方式です。こちらもレコーダーやテレビのモデルによって異なる場合がありますが、レコーダーを使う場合は最低でも2本のアンテナケーブルが必要です。

詳しい接続方法については、取扱説明書や公式サイトを参考にしてください。

アンテナケーブルを買ってきたものの長さが足りない、今あるものにケーブルをたしたいなどの場合は「中継接栓」を使用しましょう。中継接栓を使えば簡単に複数のアンテナケーブルを延長できます。以下にアンテナケーブルの延長のやり方を記載したので、参考にしてください。

【アンテナケーブルの延長方法】

1. テレビの電源を切る
2. 使用中のアンテナケーブルを抜く
3. アンテナケーブルのプラグ同士を中継接栓で繋ぐ
4. ペンチで固定する
5. ケーブルをテレビに繋ぎ直し、受信に問題がないかチェックする

アンテナケーブルにはさまざまな種類があり、選び方によっては、購入したテレビ本体の故障にまで繋がってしまう場合もあります。きれいな映像をテレビで楽しむために、ぜひ参考にしてください。