メンズスノーブーツおすすめ12選｜雪国でもおしゃれに冬を過ごそう

「雪国でも滑らないブーツが欲しい」「防寒性が高い冬ブーツが欲しい」なら、メンズスノーブーツがおすすめです。撥水加工・防水加工・防滑加工により、快適性が高く凍結している路面でも滑りにくいのが特徴です。

メンズスノーブーツはザ・ノースフェイス・コロンビア・ソレルなど、人気ブランドからも豊富にラインアップされています。機能性とデザイン性を両立したメンズブーツは、冬コーデとの相性もいいため、おしゃれ好きなメンズにも人気の注目アイテムです。

本記事ではメンズスノーブーツの選び方や、おすすめの人気商品を厳選して紹介します。お手入れ方法や、おしゃれなコーデポイントも紹介しているので、ぜひご覧ください。

スノーブーツはスノーシューズとも呼ばれ、雪上や凍った道でも滑りにくい加工を施された冬靴です。また、冷気や水濡れをブロックする機能にも優れており、冬場の足元をあたたかく包んでくれます。雪国では生活必需品ですが、それ以外の地域ではあまり馴染みがありませんよね。

スノーブーツは防寒用として履くだけでなく、近年は冬場のファッションアイテムとしても人気を集めています。キャンプなどのアウトドアはもちろん、タウンユースや通勤通学のおしゃれにも使えるアイテムです。

寒さに弱い方や足元が冷えやすい方は、防寒性をチェックしておきましょう。メンズスノーブーツは内側の素材によって保温能力に違いがあります。保温性を重視するなら、インナー素材にボアやニットがおすすめです。足を入れた瞬間の不快な冷たさも軽減できます。

メンズスノーブーツの防水性には、日常生活防水・完全防水の2種類があります。スノーブーツを履くシーンや用途によって、防水タイプを選びましょう。

滑りにくいメンズスノーブーツのソールはラバー素材が最適です。滑り止めとしても使用されるラバー素材は、滑らない上に耐久性や摩擦にも優れています。また水にも強いため雪国での使用にもおすすめです。しかし、通気性が悪く蒸れやすいデメリットがあります。

滑らないスノーブーツのソールは、以下の形状や素材も人気です。

• ラグソール：溝が深く設計された形状。グリップ力が高く滑りにくい。
• EVAソール：軽量性・弾力性・耐水性に優れた素材。耐久性は低い。
• ビブラムソール：登山靴用アウトソールメーカーが開発。黄色い六角形のロゴが目印

例年、路面凍結や雪道での自己転倒による事故は、北海道だけでも1000件以上起きています。頻繁に路面凍結が起こる北海道や山岳地帯で着用する場合は、ソールに金属製・樹脂製のスパイクが付属したスノーブーツを選びましょう。

メンズスノーブーツは丈の長さによって、ショート・ミドル・ロングの3種に分けられます。積雪量や降雪量の多い雪国では、ミドルかロングタイプのスノーブーツを選ぶのがおすすめです。ふくらはぎや膝下までしっかりカバーでき、ブーツ内への雪の侵入を防ぎます。

ただしミドル・ロングブーツは脱ぎ履きの大変さが難点です。また、コーデの難易度もアップするため、何を重視するかで丈の長さを選びましょう。街中で使用する頻度が多く、コーデの合わせやすさや脱ぎ履きのしやすさを重視するなら、ショートタイプがおすすめです。

スノーブーツは普段履いている靴のサイズ+0.5～1cm程度を目安に選びましょう。いつもと同じサイズでも問題ないケースもありますが、防寒対策に厚手の靴下を着用するなら大きめサイズがおすすめです。

ピッタリサイズの靴よりも少し大きめの方が暖かさを感じやすくなります。可能であれば、店頭やAmazonの試着サービスなどを利用して、実際に厚めの靴下を履いて試着してみましょう。特に日本と表記が異なる海外ブランドを選ぶ際は、口コミなども参考にして選ぶのがおすすめです。

メンズスノーブーツにはビジネスシーンに適した、スーツに合わせて履けるレザー調のスノーブーツもあります。見た目がスタイリッシュなだけでなく、完全防水やスパイク付きの商品もあり、機能性も抜群です。

また、脱ぎ履きが多い方にはファスナー付きや、靴の中のムレが気になる方には通気性のいいメッシュ素材のものなど多様にあります。自分に合った素材やスタイルの商品を見つけてください。

スノーブーツの代名詞といっても過言ではない「SOREL」。1908年の創業以来、ウインター用の防寒ブーツを展開してきた、カナダが誇るスノーブーツの名門です。当時、耐久性と快適性の両立を追求したスノーブーツの開発がまだ進んでおらず、ソエルのブーツは大きな衝撃を与えました。

ソレルは「どんな極寒地であっても暖かく、ドライで快適なスノーブーツを具現化したい」との理念から、ノーブーツの原型を確立しました。レザーアッパー・ラバーボトム・着脱可能なフェルトランニングなど、革新的コンビネーションを世界に先駆けて開発しています。

特に、代表モデルの「CARIBOU（カリブー）」は、40年以上変わらないクラシックなデザインと厳しい寒さから足を守る機能性で、世界中に多くのファンを抱える人気商品です。

アウトドア用品や登山用具を手がけるアメリカ発の人気ブランド「ザ・ノース・フェイス」。ノースフェイスのスノーブーツは、優れた機能性とおしゃれなデザイン性が魅力です。

濡れていても高い保温性を維持する素材や、ブーツ内部の蒸れを排出しながら水の侵入を防ぐ素材など、高機能な素材が多く採用されています。ユニセックスの商品が多く、男女問わず履きこなせる商品が豊富です。家族やカップルで合わせても自然に決まるのも魅力です。

防水と防寒のタフなシューズは、アウトドア向けのアイテム生産の技術を持ち合わせているからこそ作れる商品だと言えます。おしゃれで機能性の高いスノーブーツを探している方におすすめのブランドです。

「コロンビア」は、アメリカの老舗のブランドです。タウンユースでも人気がありますが、アウトドア用品のオリジナリティー溢れた商品に魅力を感じます。コロンビアのスノーブーツは、優れた機能性や耐久性が大きな特徴です。

熱反射保温テクノロジーを採用した「オムニヒート」素材を用いているものや、雪が詰まりにくいソールを使ったアイテムなど、実用性を追求して作られています。また、デザインやカラーのバリエーションも多く、豊富なラインナップから好みのモデルを選べる人気のブランドです。

近年のアウトドアブームで知名度が急上昇している「モンベル」は、登山家やキャンパーには知らない人がいないほど、登山・アウトドア用品で有名なブランドです。日本を代表するの高性能・高品質が魅力のアウトドアメーカーとなっています。

ダウンやキッチン用品など幅広い商品を扱っていますが、どれも妥協を許さない品質の高さが評価されています。もともと登山用品を開発・販売していたブランドのため、過酷な山岳地帯でも使用できる耐久性・防寒性・防水性の高さは安定のクオリティです。

普段使いでもおしゃれに着こなせるシンプルなデザインになっています。雪や凍結した地面でもしっかりと地面をキャッチするアウトソールや、内側の湿気を外部へ排出するブーティ構造もモンベルならではの魅力です。

コスパに優れた商品を手に入れたいなら「ワークマン」のスノーブーツもチェックしておきましょう。ワークマンが発売を開始した「ケベックシリーズ」の商品はダウンジャケットのような暖かさとレインコートのような防水性を兼ね揃えた人気シリーズとなりました。

このシリーズにはすべての商品に中綿が使用されており、保温性が高く雪の上での寒さを通さない構造となっています。また、2,000円〜3,000円台の商品を多く販売しているため、実用的な安いスノーブーツを探している方には、ピッタリのブランドです。

また、シンプルで落ち着いたブラックやネイビーなどの商品が多いため、コーディネートに合わせやすくなっています。

ラバー素材を使用したレインブーツの老舗ハイブランドとして知られる「ハンター」からも、スノーブーツがラインナップされています。膝下まですっぽり覆うロングタイプから足首までのショートタイプまで種類も多彩です。

ハンターのスノーブーツは高品質なPUラバー素材の高い防水性が特徴です。また、氷点下22℃まで対応できる高い防寒性能を備えつつ、おしゃれなルックスと脱ぎ履きのしやすさも併せ持ちます。かっこよくて機能的なスノーブーツをお探しの方におすすめです。

街中で防寒対策として履きたい場合や、低頻度のアウトドアに使用したい場合には低価格のメンズスノーブーツでも問題ありません。とにかく安いスノーブーツが欲しいなら、3000円以下で手に入るブーツもあるため、デザイン・機能性などの重視するポイントを一つに絞って選んでみましょう。

使用するシーンによっては高い機能性は必要ない場合もあります。また、人気ブランドの商品でも型落ちやアウトレットを利用すれば、1万円以下で購入可能です。機能性とデザインを考慮して、ご自分の求めるスノーブーツを選んでくださいね。

デザインにこだわりたい方や、寒さが厳しい雪国でデイリー使いする方は、1万円以上のスノーブーツをチェックしてみましょう。1万円以上予算を設定すると、幅広いデザインからお気に入りのスノーブーツを選べます。

また安全性を重視するなら、少し高くても滑らないグリップ性能を備えたスノーブーツがおすすめです。

スノーブーツは使用されている素材によってお手入れ方法が異なります。今回は水洗い可能なナイロン素材と、水洗い不可のスウェード・皮革素材に分けて説明します。

【水洗い可能｜ナイロン】

1. ブラシでほこりや小石を落とす
2. ぬるま湯を張った容器に中性洗剤を溶かして入れる
3. ゆっくり押し洗いする
4. 水を変えながらしっかりすすぐ
5. 水気を切り、風通しのいい場所で陰干しする

【水洗い不可｜スウェード・皮革】

1. 馬毛性などやわらかいブラシで表面の汚れ・ほこりを落とす
2. 落ちない汚れは専用クリーナーを柔らかい布につけて優しく拭く
3. 洗剤を硬く絞った布で拭き取る(皮革は乾拭き)
4. 風通しのいい場所で陰干しする(スウェードのみ)
5. 専用の保革剤を塗りこむ
6. 【スウェード】保革剤が乾いたら防水スプレーをかける
7. 【皮革】きれいな布で保革剤を磨き拭きして防水スプレーをかける

スノーブーツはデザインによってカジュアル・スタイリッシュ・クールなどさまざまなコーデが楽しめるアイテムです。ここではカジュアル・スタイリッシュ・クールの3パーターンコーデのポイントを紹介します。

【カジュアル】

• ボリュームのあるブーツ×ダウン×デニム
• ダウンとブーツの色とボリューム感を合わせると統一感が生まれておしゃれな印象に。

【スタイリッシュ】

• 高級感のある革ブーツ×チェスターコート×スキニーパンツ
• ブーツ・パンツ・インナーは同系色でまとめて、コートや小物をアクセントに。

【クール】

• シックなカラーのミディアムブーツ×ジャケット×ブラックデニム
• スノーブーツにデニムをインしてクール＆ワイルドな男を演出。

メンズスノーブーツのおすすめ人気ランキングをご紹介しました。機能性だけでなく、着用するシーンに合うデザインも考えて購入すれば活躍する頻度も増えます。今回ご紹介した選び方と商品を参考に、お気に入りのスノーブーツを選んでください。