ニキビ用ボディソープおすすめ15選｜女性の背中ニキビにも！ドラッグストアで買える

ニキビは顔以外にも、背中や胸など体中にできてしまうので厄介です。露出が増える夏場では特に人の目が気になったり、ニキビに気付かずうっかり掻いてしまって痛い経験をされた方も多いと思います。そんな方におすすめなのがニキビ用ボディソープです。

洗浄によって、ニキビの原因となる雑菌をきれいに洗い流してくれます。乾燥肌や敏感肌など肌の弱い方でも使える成分のものがおすすめです。また、美容エキスを取り入れたりニキビ跡に効果的なものなど、意外な効果を持ったものもあります。

今回はドラックストアなど市販でも買える、ニキビ用ボディソープの選び方やおすすめ商品を男性向け・女性向けの商品から紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

※ニキビを防ぐ有効成分配合の医薬部外品のみ該当します

通常人間の皮膚は、水分と油分のバランスが保たれ、乾燥しないようになっているのが基本です。肌が荒れる原因として挙げられるのは、乾燥により肌のバリア機能が低下することです。

基本的に、背中や胸などの皮脂が多く肌トラブルが起きやすい部分・手・足先・陰部などの雑菌が繁殖しやすい部分は、ボディソープを使う必要があります。しかし、それ以外の部分は、お湯で洗い流すだけで十分汚れが落ちるとされており、洗浄力の高いボディソープで毎日全身を洗うのは逆効果になるので注意が必要です。

つまり、増えた皮脂や汚れを洗い流すために、洗浄効果が高い一般的なボディソープを使用すると、デリケートな部分に必要な油分まで落とし過ぎて、肌の乾燥が進んでしまいます。特に肌が弱い方は、必ず肌に配慮した成分のボディソープを使用しましょう。

肌トラブル向けのボディソープと一口に言ってもさまざまな種類があり選ぶのに迷ってしまいますよね。ここではいくつかのポイントに絞ってボディソープの選び方をご紹介します。

肌トラブルを対策するボディソープと言っても、含まれている成分は製品によってさまざまです。それぞれ肌の状態などに合わせて適切な成分のものを選びましょう。

肌の状態を良くするためには、肌に十分な保湿が必要不可欠。そのため、保湿成分を含んだ肌トラブル用ボディソープがおすすめです。肌が乾燥すると、皮膚のバリア機能が低下して肌が荒れる原因となったり、肌の新陳代謝が乱れたりします。

肌の新陳代謝が落ちると古い角質や老廃物が肌に残り肌トラブルを起こしやすくなります。とくに乾燥肌の方がチェックしておかなくてはならないのが、セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲン・ベタインなどの保湿成分が含まれているかです。

肌トラブル用ボディソープは製品により使用されている薬用有効成分が異なります。原因となるアクネ菌や古い角質を落とすなら薬用有効成分をチェックしてみてください。サルチル酸は皮膚の角質を柔らかくして除去するのに有効な成分として知られています。

ほかにも、グリチルリチン酸やイソプロピルメチルフェノールなどは高い抗炎症作用や抗菌作用を有した成分です。ベンザルコニウム塩化物はニオイ菌に働きかけるので体のニオイが気になる方におすすめします。

※ニキビを防ぐ有効成分配合の医薬部外品のみ該当します

すでに肌トラブルが起こってしまっている場合は、低刺激成分が含まれるボディソープを選びましょう。刺激のあるボディソープではさらに悪化させる場合があります。そのため、香料・着色料・界面活性剤などの刺激成分が含まれていないボディソープがおすすめです。

肌トラブル用ボディソープは肌質に合ったものでないと十分な効果が見られなかったり、逆に悪化させてしまう場合もあります。自身の肌質に合ったものを選びましょう。

乾燥肌の方は、十分な潤いを与える高保湿成分を含むボディソープを選んでみてください。ボディーソープによって保湿成分はさまざまですが、セラミド・スクワラン・ヒアルロン酸などの天然の保湿成分や、エモリエント成分を使用しているものがおすすめです。

脂性（オイリー）肌の方は余分な皮脂を洗い流してくれて、泡切れもいい、肌に配慮した石鹸系洗浄成分がおすすめです。皮脂の過剰分泌を抑えるための保湿成分も必要となり、なかでもしっとりタイプではなくさっぱりタイプのセラミドがおすすめです。

敏感肌※の方には、アミノ酸系を含んだボディソープがおすすめです。アミノ酸系の中でもアラニンやグルタミン酸系は洗いあがりがマイルドで刺激が少ないものが多いため、肌トラブルの悪化を防ぎ肌を清潔の保つことができます。

また、合成香料や合成着色料など有害物質を使用しないオーガニックタイプもおすすめです。購入の際には商品の全成分表をぜひ確認してみてください。

※すべての方に肌トラブルが起こらないわけではありません

肌トラブル対策するボディソープですが、症状によって使い分けるのも重要です。自身の肌トラブル症状をマメにチェックして最適なものを選びましょう。

白くなった場合は、重症化していない初期段階です。まだ炎症が起きておらず、白い皮脂が詰まった状態なので、適切なケアで重症化を防ぎましょう。

肌トラブル用ボディソープを使って詰まった皮脂や老廃物をきれいに洗いすことも効果的です。また保湿成分が含まれているものを使用するのもおすすめです。

赤くなった場合、アクネ菌が増殖して炎症を引き起こします。炎症を抑える抗炎症成分が含まれた肌トラブル用ボディソープがおすすめです。主な抗炎症成分にイブプロフェンピコノールやグリチルリチン酸二カリウムなどがあります。

黄色くなった場合、重症化した状態で、膿が溜まって腫れてしまい、痛みを伴う場合もあります。適切なスキンケアを行わなければ、肌の奥にまで影響を及ぼし、のちのち跡になったり色素沈着を起こしたりする可能性があります。

ステロイド剤などの医薬品が有効なので、皮膚科での受診をおすすめします。市販の肌トラブル用ボディソープを購入するなら薬剤師に相談してみましょう。

重症化したものが潰れると跡になったり色素沈着したりする恐れがあります。そんなは、アルファヒドロキシ酸のAHA成分がおすすめ。AHAはリンゴ酸やクエン酸、グリコール酸などフルーツに豊富に含まれた酸を利用した成分です。角質を柔らかくして除去する作用があるので、キメを整えて滑らかな肌をサポートします。

トラブルの部位によっても、ボディソープの選び方が異なります。ここでポイントを解説します。

背中にニキビができやすいなら、体を洗うときは過度な刺激は与えないほうがいいです。ですので刺激が強くない天然由来のボディーソープや、セラミドなどの保湿成分が入っているボディーソープを使ってみてください。

背中は体の中でも洗いにくい場所で、洗い残しがちですが、背中にきびをケア・作らないためには清潔にしておくのが大切です。刺激の少ないボディーソープで洗い、洗い流しはしっかりと行いましょう。

太ももやおしりなどデリケートな部分には、固い手やタオルが直接肌に触れないように泡で洗うのが理想的です。そんなときに便利なのが泡ポンプタイプの肌トラブル用ボディソープ。

出てくるテクスチャが液体の場合は、タオルなどで泡立てる必要がありますが、泡ポンプタイプであれば、ポンプを押すだけで泡状のソープが出てくるので、泡立てる必要がありません。泡立てるのが苦手な方におすすめです。

男性と女性で肌質が異なるように、ボディソープにはメンズとレディースでメインとなる成分に違いがあります。特性を知り、自分に合ったボディソープを選びましょう。

メンズ向けのボディソープの成分には、男性の肌が女性より皮脂の分泌量が多いとされるため、皮脂をさっぱりと洗い流してくれる石鹸洗浄成分などを多く含んだ製品が多く取り扱われています。

柿渋など消臭効果が高い成分の入ったものや、爽やかな印象を与えるシトラス系の香りが人気です。

レディース向けのボディソープにはフローラル系の香りが多く、女性のデリケートな肌を守る成分をメインに作られています。ボディ用とは別にデリケートゾーン用に作られた製品もあり、女性の素肌を守ってくれます。

レディース向けに特化した製品は、しっかり洗浄しつつもしっとりとなめらかな仕上がりを目指しているものが多く、原因菌に対応した成分や保湿効果が期待できる成分を含んだ製品が多くあります。

ボディーソープを選ぶうえで、泡立ちや洗浄力は確認しておきたいポイントです。それぞれの特徴をご紹介します。

泡ポンプタイプのボディーソープは、ポンプを押すと泡がでてくるので、タオルなどで泡立てる手間がなく、時間の短縮になります。また手を使って体を洗えば、優しく体が洗えるので肌への負担が少ないです。

肌トラブルの原因にもなる皮脂をしっかりと洗って落としたいなら、洗浄力の高いボディーソープがおすすめです。しかし洗浄力が高すぎると、悪化に繋がる恐れがあります。ですので、洗浄力はあるけれども洗いあがりが優しい、石鹸系やアミノ酸系のボディーソープを選んでみてください。

入浴後にいい香りに包まれたい方は、韓国製のボディーソープがおすすめです。香り高いボディソープの取り扱いが多く、アロマやハーブの香りをはじめ、花系の香りの商品がたくさんあります。

韓国製のボディソープの多くは、お風呂上がりにボディーソープの甘い香りが持続します。気をつける点は肌質の問題です。香り成分をよく読んで、肌の弱い方は合成香料ではなく自然な香料が使用されたものを選ぶようにしましょう。

ボディーソープは毎日使用する消耗品なので定期的な購入が必要です。そのため、ランニングコストや価格で選ぶのも大切。詰め替えがセットになったものなら購入する頻度を軽減できるだけでなく、単品で購入するより安い予算で手に入れられる場合があります。

肌トラブル用ボディソープは数多くのメーカーから優れた製品が販売されています。ここではその中から人気のある代表的なメーカーをいくつか紹介します。

植物が持つ豊かさと科学の最適なバランスを追求したスキンケア用品を手掛けるメーカー「ボタニスト」。全肌質対応のボディソープを数多く展開していて高い洗浄力と保湿力が魅力です。保湿力を重視する方におすすめのメーカーとして知られています。

敏感肌※・乾燥肌の方も手に取りやすい「ミノン」のボディソープは、保湿が特徴の洗浄料です。子供も使用できることが魅力の一つで、幅広い年齢層・幅広い肌質に使用できます。

※すべての方に肌トラブルが起こらないわけではありません

素肌を大切に考え、楽しみながらお手入れするスキンケアブランド「ビオレ」。ボディソープは、メンズ用や家族みんなで使える大容量などを幅広く展開しています。リーズナブルながらも確かな洗浄力でコスパ重視の方にもおすすめです。

ハンドソープでおなじみの「ミューズ」は、ボディソープも展開しています。なかでも男性用のボディソープは人気です。有効成分サリチル酸が入ったものや、爽やかなシトラス系の香りが高い評判を得ています。

乾燥性敏感肌※の方から人気のキュレルは、女性のみならず男性からの人気も非常に高いです。肌の必須成分を守りながら肌を洗うので、不要な成分だけをキレイに洗い流してくれます。肌トラブル防止対策としてもおすすめです。

※すべての方に肌トラブルが起こらないわけではありません

化粧品の製造販売を手掛けるイルミルド製薬から生まれた、メンズ肌トラブルケアの専門ブランドである「MNKB」。石鹸洗浄成分で気になる臭いも対策可能です。

一般的に、石鹸は洗浄力が高く古い角質や皮脂汚れも落とせるとされています。添加物を含まない商品も多いです。そのため、小さい子どもや敏感肌※の方にもおすすめです。

また、アルカリ性である石鹸で顔を洗うと、もともと弱酸性の肌がアルカリ性に傾きます。この傾きを弱酸性に戻そうとする際、肌本来の力が高まる点もメリットです。コスパがいいものも多いので、石鹸もひとつの候補として検討してみてはいかがですか。

※すべての方に肌トラブルが起こらないわけではありません

ここでは肌トラブル用ボディソープを使った正しい洗い方をご紹介します。

1. お湯を含ませた洗浄用具に体のサイズに合わせて2～4プッシュ。
2. 泡立ててから手の先や足から心臓に向かって丸く円を描きながら、マッサージするように洗う。
3. 背中や胸は皮脂の分泌が多く、あぶらっぽく肌トラブルが起きやすいため、ていねいに洗い流す。
4. その後十分にすすいで完了。

ポイントはゴシゴシ洗いすぎない・入浴後は乳液やボディクリームなどで十分保湿することです。

ここで紹介した製品はほんの一部で、他にもたくさんの肌トラブル用ボディソープがあります。美肌が手に入るように自分にぴったりの肌トラブル用ボディソープを見つけましょう