【超初心者も】韓国語の勉強本おすすめ人気15選｜参考書やテキストで独学！

ハングルで書かれた文章や複雑な会話表現から、韓国語に難しいイメージを持つ方も多いですよね。しかし韓国語を扱った本やテキスト・参考書を使えば、そんな方も楽しく独学で韓国語を覚えられます。

韓国語学習の基礎となる文字や単語・文法はもちろん、会話に特化した表現や発音まで学習できる本が数多く販売されており、超初心者から中級者・上級者まで、誰でも手軽に韓国語の勉強を始められます。

また子供向けの学習本なら、お子様と一緒に楽しみながら韓国語が身に付きます。今回は韓国語のテキストの選び方とともに、内容のボリューム・難易度・レイアウトの分かりやすさなどの観点からおすすめランキングを紹介します。検定試験に関する情報もまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

韓国語の勉強を始めたばかりの初心者の場合、まず最初にハングルの読み書きが学習できる本がおすすめです。ハングルは文法や単語を覚えるうえでの基礎となるため、しっかり習得しておくと、今後の韓国語の勉強がスムーズになります。

一見難しいイメージを持たれやすいハングルですが、それぞれの文字には規則性があるため、読み方と文字の形を照らし合わせて勉強できるテキストを選びましょう。

ハングル文字の形や読み方がある程度わかる方は、初心者向けの文法・単語テキストで実際の文章に触れましょう。文法を扱った本は、基本的な単語を用いているものが多く、ハングル文字の読み方を振り返りながら、学習を進められます。

慣れてきたら、普段の学習に単語帳をプラスして、語彙を少しずつ増やしていくのもおすすめです。実際の韓国語は、シーンによって単語の使い方が変化するため、単語帳で覚えた単語の数が増えるほど、より自然な韓国語が学べます。

基本的な韓国語の文法を押さえている中級者～上級者は、会話表現が学べるテキストで、さまざな場面で実際の韓国語会話を学びましょう。会話表現に特化したテキストは、定番の日常会話はもちちろん、スラングや旅行・ビジネスなど特定のシーンで使えるものまで掲載したものもあります。

より多くの会話表現を知っておくと、会話の幅が広がるだけでなく、相手の立場や状況に合わせた韓国語を話せるようになります。

韓国語の検定試験で合格を目指している場合は「専門書」でしっかり試験範囲をカバーしておきましょう。各級によって、試験の内容や合格レベルが少しずつ異なります。検定試験の内容に特化した問題集やテキストで、苦手分野を克服しておくのが大切です。

語彙をより増やしたい方は、韓国語の単語に特化したテキスト・参考書を選びましょう。単語帳・練習帳・辞書などが該当し、基本の単語の意味から、実際の使用例・活用まで、一目で確認できる本が多い点が魅力です。

また、本によっては赤シートや音声CDなどが付属しており、自分の学習スタイルに合わせて使い方を変えられます。たくさんの単語を覚えておくと、文章読解のスピードが早くなるのはもちろん、文章自体の理解がより深まります。

さまざまなシーンでの会話や文章読解に関する知識を深めたい場合は、文法に特化した参考書・問題集を使うのもおすすめです。

文法を専門に扱っているテキストのなかには「韓国語能力検定○級程度」のように、内容の難易度や目標レベルが掲載されている本も多いため、検定試験を受験する予定の方はもちろん、勉強は目標を立ててから始めたい方にも使いやすいのがポイントです。

各文法の基本構造をある程度理解している場合でも、例文・練習問題などが掲載されている本を選ぶと、韓国語で書かれた本や新聞において実際使われている文章表現を学習できます。

韓国語能力検定突破にはもちろん、韓国留学においても必須といえるリスニング力をアップさせたい場合は、CDや音声データが付属されている本がおすすめです。

特に音声データが付いたテキストは、各ページに専用コード・ダウンロードページへのリンクが掲載されているので、一度ダウンロードするといつでも手軽にネイティブの発音を聴けます。

また、韓国語の音声と日本語の音声がセットになっているテキストを選ぶと、日本語訳を調べる手間が省ける点が魅力です。聞き流し学習のなかで、重要なフレーズ・単語が実際にどう使われているのかを理解していけば、聴く力はもちろん、韓国語の応用力アップにもつながります。

韓国語学習の初心者や、これから学ぶ、まだ韓国語の文章や会話のイメージすら掴めていない方には「イラスト付き・カラー印刷」の参考書がおすすめです。

文法や例文のなかでも、特に重要なポイントがかわいいイラストやマーカーなどで強調されている本が多いのが特徴です。文章のみの本に比べて内容がインプットされやすく、日常会話や試験における頻出分野の知識が定着しやすい点も魅力的です。

学習スケジュールをたてるのが苦手な方は「スモールステップ形式」がおすすめです。内容・ボリュームはテキストによりけりですが、1日数ページの学習で、韓国語を一通り学習できる構成になっています。

通常のテキストと違い、1日分の学習ページ数が決まっているため、自分でスケジュールを立てる必要がありません。初心者でも少しずつ韓国語を学習できます。三日坊主になりやすい方や、仕事で長時間の学習時間が確保できない方にも最適です。

ネイティブな韓国語の音声を学びたい方は、CDや音声ファイルのダウンロードページが付属している「音声付き」の参考書がおすすめです。なかにはリスニングに特化した学習アプリも存在します。

実際のイントネーション・会話の速さを聴きながら、音読した発音と、実際の会話で用いられている発音の違いを学べます。テキストだけの本と比べて、より本格的な韓国語学習ができます。韓国留学・検定試験の受験を考えている方は、積極的に活用しましょう。

韓国観光・留学を考えている方には「基礎的なコミュニケーション」に関する内容を収録した本がおすすめです。

教科書のような固い表現ではなく、ネイティブが実際に使っているリアルな会話表現や、街中にある看板・メニューの表現が収録されている本が多いため、学習したらすぐに使えます。

またテキストのなかには、韓国の文化や食事などに関するガイド・コラムが収録されているものもあるため「韓国語の勉強を通して韓国をもっと知りたい」方にもおすすめです。

韓国語を使って仕事をしたい方には「ビジネス向けフレーズ」を収録した本がおすすめです。ビジネスシーンで使う韓国語には、日本語とはまた違った敬語表現・ルールが存在しているため、日常会話よりもさらに豊かな語彙や知識が必要になります。

ビジネス向けフレーズが学習できる本では、メールや電話・来客時の対応などといった、ビジネスシーンにおけるさまざまなシチュエーションに合わせたフレーズ・表現が掲載されているため、学んだ表現をそのまま仕事に活かせる点が魅力です。

韓流映画・ドラマをよく鑑賞する方や、K-POPのコンサートやアイドルに関心がある場合には「エンタメ・SNS表現」を掲載している本がおすすめです。

日常会話よりもさらにカジュアルな表現になっており、短いフレーズが多いため、韓国語を初めて勉強する初心者でも気軽に学習しやすい点が魅力です。

またテキストのなかには、実際のK-POPの歌詞・表現を使って学習できるものもあるため「韓国のサブカルチャーをもっと楽しみたい」方にぴったりです。

高橋書店は東京都にある出版社・手帳メーカーであり、資格や語学に関する数多くのテキストを展開しています。韓国語の本についてはイラスト付きの本が多く、短期間学習に適したものもあるので、気軽に韓国語を勉強したい方にもおすすめです。

扱っている分野は文法・会話表現が中心になっており、CDや重要項目のリストなどといった毎日の学習に便利な副教材が付属しているものが多いです。仕事や通学などで長時間の勉強時間が確保できない場合にも適しています。

成美堂出版は、趣味や資格試験などに関する書籍を多く出版している企業です。韓国語の本については、韓国語の基礎となる文法・会話表現について学習できる本を中心に展開しています。

韓国旅行・留学を見据えた内容の本も人気であり、テキストに掲載されているフレーズはそのまま日常会話に活用できるように構成されている点が魅力的です。「韓国語は実際に使いながら学習を進めたい」方におすすめです。

アスク出版は、言語に関する参考書・テキストを数多く展開している出版社です。韓国語については「できる韓国語」シリーズをはじめとした、数多くの人気シリーズを展開しています。

取り扱っているジャンルは、ハングルのしくみ・日常会話をはじめとした初心者向けのものから、TOPIK（韓国語能力試験）の合格を見据えたものまで用意されているため、自分の今の学習レベルや目指したい習熟度に合わせて選べるのが魅力です。

韓国語のテキストには、内容のボリュームや掲載されている分野・問題数の違いなどに合わせてさまざまなページ数・価格帯のものが販売されています。しかし、学習者のレベルや学習スタイルによっては、購入したテキストが使いづらく感じる場合もあります。

そのため、特に韓国語初心者の場合は、本のボリュームが少なく感じる程度のテキストを購入して「どんなレイアウト・学習スタイルの本なのか」をチェックしましょう。

価格帯についても1,500～2,500円程度を目安として選ぶと、参考書が自分に合わないと感じた場合でも買い直しがしやすいためおすすめです。ある程度自分の学習スタイルが確立されてからページ数が多いテキストに挑戦すると、学習中の挫折を防げます。

韓国語の本のなかには、学習者のレベル・問題の難易度に合わせてシリーズ展開されているものもあります。シリーズ化されているテキストは、一冊完結の本に比べて問題や解説のレベルが細かく設定されているため、今の自分の学習レベルに合わせて使い分けられます。

また、シリーズを通してレイアウト・解説のスタイルが統一化されているので、自分が分かりやすいシリーズの本が一冊見つかれば同シリーズの本の内容を追いながら学習できる点も魅力です。スモールステップで計画的に学習したい方におすすめできます。

韓国語は日本人にとって比較的習得しやすい言語と言われています。規則性がある言語なので、まずはその内容を理解しましょう。基礎勉強法としては反切表を用意し、母音・子音・パッチムを覚えるところから始めるといいでしょう。

またハングルにも書き順・書く時のルールがあるので合わせて確認するといいでしょう。まずは自分の名前を読み書きできるレベルを目標にするのがおすすめです。

韓国語を勉強したいけれど時間がない、本を読むのが苦手な方におすすめなのが、アプリを使った学習です。アプリは隙間時間を有効に活用し、楽しく学習を継続できるので、忙しい現代人の強い味方です。韓国語の勉強にピッタリなおすすめアプリを紹介しますので、ぜひチェックしてください。アプリを上手く活用し、効率よく韓国語を習得しましょう。

「Duolingo」は、世界中に利用者がいる多言語を学べるアプリです。スマートフォンだけでなく、パソコンでも利用できます。

「Duolingo」の韓国語コースは楽しく学べるクイズ形式で、初心者もゼロから楽しく勉強を始められます。韓国語力のチェックテストを受ければ、学習経験者も自分に合ったレベルから学習をスタートできるので、韓国語を習得したいと考えている人ならいつからでも利用できます。

「単語で覚える韓国語-ハングル勉強アプリ」は、「単語が分かれば韓国が分かる」をコンセプトに作られたアプリで、1600の基本単語が収録されています。実践的な韓国語がわかるよう音声も付いているので、検定試験対策にもピッタリです。

勉強と確認テストを繰り返し、着実に語彙力を身につけます。毎日3分の学習を積み重ねて、ハングルの読み書きができるようになりましょう。

韓国語を一通り学んだら、どの程度理解できているか・今の自分に足らない部分は何かを「検定試験」でチェックしましょう。韓国語に関する検定試験は、さまざまなものが存在しますが、ここでは有名な検定試験の内容を紹介します。

韓国語能力試験（TOPIK）とは、大韓民国政府の教育省が認定・実施している、唯一の韓国語試験です。読解・書き取り・リスニングの3つの分野で韓国語の能力を測れ、世界70ヵ国以上で実施されています。

6段階のTOPIKのうち、1・2級は初級レベル・3～6級は中級～上級レベルに該当します。初級レベルは200点満点中、半分程度正解すれば合格となりますが、最難関の6級レベルでは、300点満点のうち7割以上の正解が必要です。

日本では年3回実施しており、年齢問わず誰でも受験できます。韓国への留学・韓国語を使った仕事への就職を考えている方は、受験がおすすめです。

ハングル能力検定試験（ハン検）は、日本国内で行われている韓国・朝鮮語検定試験の1つです。日本語母語話者によるハングルの習得・自然なコミュニケーションができているかを試す内容で、出願者数45万人以上の人気を誇ります。

5～1級すべてにおいて聞き取り試験・筆記試験を行います。最難関の1級試験では、ペーパーテストに加え、実際のコミュニケーション能力をテストする面接試験が用意されています。

年に2回と受験チャンスは少ないですが、特別な受験資格がないため、韓国語で円滑にコミュニケーションを取れるようになりたい方は受験してみましょう。

韓国語を勉強できる本は、他にもさまざまな内容のものが販売されています。ぜひ今回ご紹介した選び方やおすすめのテキストを参考にしながら、自分に合った一冊で韓国語の勉強を楽しんでみましょう。