ズボンハンガー（パンツハンガー）のおすすめ人気ランキング15選【スラックスにも】

ズボンの収納方法に困った経験はありませんか。お気に入りのズボンやスカートを、できれば購入した時と変わらない綺麗な状態で保管したいですよね。

そこで活躍するのが、スラックスハンガー・パンツハンガーなどのボトムスハンガーです。一括りにボトムスハンガーといっても、狭い収納スペースや洗濯時などあらゆる空間・用途に合ったものが幅広く展開されています。

そこで今回はズボンハンガー・ボトムスハンガーの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。この記事の最後に、ズボンハンガーと合わせて利用すると便利なグッズも紹介しています。こちらも確認して、より快適に利用しましょう。

クリップタイプのズボンハンガーは、ウエスト部分をクリップで挟んで吊るして収納します。そのため、折り目がつかず跡がつかないのがポイントです。メリットも多いですが、デメリットもあるので確認してみましょう。

【メリット】

スラックスなどシワになりやすいものの収納には、幅広クリップのものを選び、裾の部分を挟んでシワを伸ばします。また、2つのクリップの幅を調整できるものもあったりとクリップの形状もさまざまなので、用途に合わせて選ぶのがおすすめです。

バータイプのズボンハンガーは、アイテムをさっとバーにかけて収納します。幅をとらず省スペースで収納できるため、ズボンを何枚も収納したい人におすすめです

【メリット】

1つのハンガーで複数のズボンをかけられるタイプや、ズボンハンガーを連結できるタイプもあります。縦の収納スペースを有効に活用できるので、収納スペースが限られている人や、多くのズボンを効率よく収納したい人におすすめです。

また、そのデザインもさまざまなので用途や目的、部屋の雰囲気に合うものを選ぶといいです。複数のアイテムをかけられる反面、ハンガーに重さがかかるため、耐久性も重視して選ぶのをおすすめします。

【メリット】

• 1つのハンガーに複数かけられるので省スペースで収納可能
• たくさんあってもハンガーの数が少なくて済む

【デメリット】

• 重たい素材のものを1つのハンガーにかけすぎるとハンガーが壊れる可能性がある

ハンガーを掛ける場所に困っているなら、ラックタイプもおすすめです。ラックタイプなら、クローゼットや部屋の隙間などに独立して置けるので、新たなズボン収納空間を作り出せます。

実際、洋服をたくさん持っている人や、家族で住んでいる方は、ハンガーをかける場所が部屋になかったり、スペースが限られている方もいると思います。ラックタイプなら、置き場がなくてハンガーの使用を諦めていた方でも、ズボンを掛けられるのでおすすめです。

シンプルですっきりとした印象を与えてくれるのが「金属」素材です。フォルムがスタイリッシュなものが多く、かさばらない収納にも繋がります。また、中にはアンティーク調のオシャレなものもあるので、デザイン性にも注目です。

「金属」素材のハンガーを選ぶ際は、ズボンが落ちにくいコーティングが施されているかどうか、また跡は付きにくい仕様になっているかなども確認するようにしましょう。

温かみのある落ち着いた雰囲気を大切にしたいなら、「木製」素材がおすすめです。木の質感を感じられる無塗装のものから、ツヤ感を演出する塗装がされているもの、さまざまなカラーに染色されたものなど幅広く用意されています。お部屋の雰囲気やインテリアに合うものを探しましょう。

また、バーの部分やクリップの部分が木製のものはズボンに跡がつきにくいよう工夫してあるものもあるので、機能性にも注目してみましょう。

「プラスチック/ビニール」製の最大の特徴は、錆びない・腐らない点です。木製や金属製のものを使って干すと、時間が経つにつれてハンガーが腐ったり錆びたりして、買い替えが必要な場合があります。その点、湿気に強いプラスチック/ビニール製は洗濯時に最適です。

また、比較的手頃な値段で購入できるものが多いので、お気に入りのデザイン・カラーがあったら揃えて統一感を出す収納もおすすめです。強度やシワのつきにくさなど、機能性についても確認を忘れないようにしましょう。

「PVCコーティング」は滑りにくい加工が施されたハンガーです。収納スペースを整理するたびにかけていたズボンがツルっと落ちてしまったり、ましてや洗濯物を干している場面で洗ったばっかりのズボンが地面に落ちるのは避けたいですよね。

また、滑りにくいハンガーを選ぶとノンストレスに収納できます。特に、軽い素材や滑りやすい素材のアイテムの収納には、PVCコーティングが付いているものがおすすめです。

「連結」できるもののメリットは、省スペースで効率よく収納するできる点です。あまりクローゼットが大きくない場合でも、スペースを最大限に活用して収納可能なため、アイテムが多くても収納スペースをスッキリ見せられます。

さらに、そのような優秀な機能を備えながらも、スリムでかさばらないデザインのものが多いのも魅力です。自分の好みに合うデザインにこだわってみましょう。

2つのクリップをスライドさせて「幅を変えられる」ものは、さまざまなウエストサイズのズボンに対応できます。ウエストとクリップの幅が合わないと、ズボンの型崩れやシワの原因になるので、特にウエストサイズが普通より大きい人や小さい人は、クリップ幅が調節できる物が便利です。

このとき、クリップの跡のつきやすさや滑り止め加工の有無についても確認するようにし、アイテムによって上手く使い分けるのも大切です。

「フックが回転する」タイプのものは、取り出す際にシワになりにくいメリットがあります。スラックスなど生地が柔らかいものに特におすすめな機能です。

同じ向きでズボンを収納したいのにクリップで留める向きを間違えてしまった場合も、フックの部分が回転するので問題ありません。さらに、干す際やクローゼットの整理の際も、受けた力の向きに合わせてフックが回転するため、ハンガーに負担がかからず折れにくいのも特徴です。

収納グッズは日常の一部であるため、デザインにもこだわると気分も上がります。機能や素材など自分のニーズを満たしながらも、好みのデザインになっているハンガーを探してみましょう。

機能的なデザインのものは、「滑りにくい」「収納効率がいい」「シワになりにくい」など、日常のちょっとしたストレスや手間を軽くしてくれる要素が詰まっています。

たとえば、複数収納できるものや連結できるもの、クリップやバーの部分に滑りにくい加工がされているものなど、自分の求めている機能が付いているかの確認が大切です。また、重さや大きさ、形もさまざまなので目的や収納スペースに合うものを選びましょう。

ハンガーのデザインは、スタイリッシュなもの、アンティーク調のもの、素朴なデザインのものまで幅広くあります。部屋の雰囲気に馴染むオシャレなデザインのものを選べば、インテリアの一部として見せる収納ができます。

毎日目にするものなので、自分のお気に入りのデザインのもので揃えるのもおすすめです。統一感が出て、収納スペースをよりスッキリ見せてくれます。機能や軽さなど、扱いやすさも合わせて選ぶのも大切です。

ズボンハンガーは、1本のズボンを掛けられるタイプと、複数本のズボンを掛けられるタイプがあります。1本のズボンを掛けられるタイプは、掛けてあるズボンが重ならずに見えるので、ズボンを探しやすい利点があります。

一方で、複数本のズボンを掛けられるタイプなら、限られたスペースを有効に活用できます。また、複数のズボンハンガーを購入するよりも安価な場合もあり、コスパに優れます。デメリットとしては、目当てのズボンを探しにくいので、シーズン外のズボンをかけるのにおすすめです。

ズボンハンガーは、掛けたいズボンの大きさに合った「長さ」のものを選びましょう。短すぎるズボンハンガーを購入しても使用できません。

また、バータイプのズボンハンガーの場合バーの「太さ」も重要です。バーが太いものはズボンを掛けた時に安定感がありますが場所を取ります。逆にバーが細いものは、安定感に懸念がある代わりに、場所を取らず省スペースで使えます。

ニトリのズボンハンガーは、スカートやズボンが5段にかけられるスチール製のスタイリッシュなデザインのものや、クリップの幅が調節できる木を基調としたデザインのものなど、さまざまな機能や種類のものが揃っています。

また、複数本が入って一組になっているものも多く、コスパがいいのも魅力です。ほぼすべての商品にすべりにくい加工が施されているため、クローゼットの中で落ちる心配もなく、洗濯時にも安心して使えます。

無印良品のズボンハンガーは、種類こそあまり多くないものの形や色味などのデザインがシンプルで美しい点が魅力だといえます。落ち着いたデザインがどんな部屋にも馴染みやすく、スッキリ見せる収納も可能になります。

また、値段は他店舗に比べ少し高めですが、質も良く滑り止め加工もしっかり付いています。アルミ製のクリップタイプのズボンハンガーは、スリムなデザインですがクリップが大きいので扱いやすく、中には複数収納できるものもあります。

IKEA（イケア）のズボンハンガーは、素材・デザイン・機能のすべてにおいて種類が豊富に用意されている点が魅力です。違う種類のズボンハンガーと比較しながら、自分の用途や好みに合うものを探してみるのがおすすめです。

コスパの良さも特徴ですが、やはり日常的に使うものなので少しでも使いにくかったら使うのが嫌になってしまうかもしれません。選ぶ際に、滑りにくい加工がしてあるか、重さや形などの使用感は自分に合っているか、その点も合わせて確認が大切です。

CAINZ HOME（カインズホーム）のズボンハンガーは、機能的なものが多いので目的に合わせて選べます。たとえば、洗濯時にズボンの裾が地面につかないようＷ字に広げて干せるズボンハンガーなどもあり、カインズ独自の機能的なデザインも魅力です。

また、高い機能性が付いていながらも小ぶりでスリムなデザインが多いので、使わない時もかさばらずに保管できます。耐久性や色味などの素材も重視して選ぶようにしましょう。

セリアなどの100均のズボンハンガーは、とにかく安価で手に入るのが魅力ですよね。また、最近は100均にもアンティーク調やくすみカラーのものなど高見えするインテリアが増えました。ズボンハンガーも、値段の割にチープな印象はあまり感じません。

値段が安いとその機能が気になるところですが、滑りにくい加工がしてあるものを選ぶのがおすすめ。また、クリップの跡は付かないか、耐久性は十分か、まずは一本買って試してみて自分に合ったものを買い揃えるのもおすすめです。

山善のハンガーには、ラックタイプの製品があります。スイング式といって、バーが取り外せるので、自分が必要とする本数のバーだけを取り付け、空間を最大限有効活用できます。さらに、押し入れの下段にも入るようなサイズ感であるため、デッドスペースを活用できます。

ズボンだけでなく、ネクタイやストールなどを一緒にかけられる製品もあり、洗濯物の中身によって柔軟に対応できます。山善には、こうした使い勝手のいいラックタイプのズボンハンガーが集まっているので、ラックタイプが欲しい人は一度見てみてください。

ハンガーラックはどちらからでもハンガーを掛け外しできる構造なので、ズボンハンガーを選ぶ際や収納時にバーの向きを気にする必要がなくなります。中でもキャスター付きのラックを選ぶと、簡単に移動ができるので使いやすいのが特徴です。

また、ズボンハンガーはデザイン性が高いものも多いです。クローゼットの中ではなくハンガーラックにかける収納方法にすると、ハンガー自体をインテリアの一部として楽しめるのでおすすめです。

実際に使う上で、ズボンがハンガーから落ちないようにするのは大切です。カジュアルパンツやスラックスなどの種類に合わせて、ズボンハンガーの具体的な使い方をご紹介します。

かけ方は人それぞれだと思いますが、肌に密着しやすいウエスト部分と膝部分が空気に触れ、湿気を取るかけ方が一番望ましいです。

【かけ方】

1. ズボンを縦半分に折る
2. 重なった二枚の間の裾から20cmほどのところにハンガーのバーの部分を置く
3. 上になっている裾を内側に折り込むようにしてハンガーの中に入れ込む
4. 下になっている裾を覆いかぶせるように折ってハンガーにかける

この方法で収納すれば、湿気が取れやすい上にウエスト部分の重さでシワが勝手に伸びるのでおすすめです。

スーツでおなじみのセンタープレスやスラックスは、シワが目立ちやすい傾向にあります。以下の方法で収納するようにしてください。シワが気になりにくい素材の場合は、半分に畳んで掛けられるハンガーを使うのもおすすめです。

【かけ方】

1. 縫い目が中央で合うように、裾を持ってプレス部分で折りたたむ
2. たたんだ状態でハンガーのクリップに掛けて吊るす
3. ボタンのついている場合は、留めずに内側に織り込むようにする

ズボンハンガーは素材・機能・デザインなど多くの種類があり、その特徴もさまざまです。自分の目的や生活空間に合ったものを選ぶようにし、ズボンハンガーの良さを最大限に活かして快適な生活を送りましょう。