ゲーミング座椅子おすすめランキング12選｜安い・コスパがいいのは？【ニトリも】

ゲーミング座椅子やゲーミングチェアは、ゲームを快適にプレイするためのアイテムです。普通の座椅子との違いは、人間工学に基づいて正しい姿勢を保てるように作られている点です。ゲーミング座椅子に座れば体に負担がかからないので、こたつで長時間快適にゲームをプレイできます。

体に負担がかからないだけでなく、アームレストを利用するのでゲームの操作も安定し、プロゲーマーも愛用しています。1万円以下のものから数万円するものまであり、バウヒュッテ・AKRacing・ホリ・タンスのゲンなどからのメーカーから販売されています。

今回はゲーミング座椅子の選び方や、安い高コスパのおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ゲーミング座椅子を探している方は参考にしてください。ランキングはサイズやアームレスト・ヘッドレストの有無などを基準に作成しました。

据え置き型のゲーム機をプレイする機会が多いなら、バケットシートタイプのゲーミング座椅子がおすすめです。据え置き型のゲーム機は、長時間のプレイが多くなります。バケットシートタイプのゲーミング座椅子は、長時間座っても疲れにくいです。

バケットシートは、鉄道や旅客機の上級クラス、レーシングカーなどで採用されている快適性に優れたシートです。包み込まれるような快適な感覚で座れ、背骨の角度や骨盤の位置がズレにくいので腰痛も防いでくれます。

首の負担を和らげるヘッドレスト、腰に負担がかからないようにサポートするランバーサポートが付いたものも多いです。長時間プレイが多いならバケットシートタイプはおすすめです。

スマホや3DSのような携帯型ゲーム機をプレイするなら、前後の別なく使えるゲーミング座椅子がおすすめです。このタイプは、背もたれを前にして座れるので、前後2Wayタイプとも呼ばれます。

通常のアームレストはありませんが、背もたれをアームレスト代わりに使えるものもあります。背もたれに腕を乗せると、腕にかかる負担を軽くできます。背もたれを前にもってくると、あぐらもかきやすいのであぐらでプレイしたい方にもおすすめのゲーミング座椅子です。

1万円以下で購入できるものが多く、ほかのゲーミング座椅子に比べてリーズナブルなのも魅力です。

アームレストは、肘を置いて腕を休めるためのひじ掛けです。アームレストの高さが調整できるタイプなら、机などの高さに合わせられます。体の負担を軽くするだけでなく、机にゲーミングデバイスを置いてプレイする場合は腕を支えてくれます。

長時間腕を上げてプレイする場合でもアームレストがあれば、疲れにくくシビアな操作も安定します。机の上のマウスやキーボードを操作するPCゲームをするなら、高さや角度を調整できるアームレストがついたゲーミング座椅子がおすすめです。

アームレストを前後に動かしたりできるタイプもあり、取り外せるものも人気があります。取り外せれば、アームレストが邪魔になるゲームをする場合も使いやすいです。アームレストにリモコンを置いても使用できます。

手を支えてくれる便利なアームレストですが、アームレストが邪魔になる場合もあります。Nintendo Switchはコントローラーを上下左右に動かして操作するゲーム機です。アームレストがあると手を大きく動かせないので、自由にプレイできません。

ゲーミング座椅子はアームレストが付いたものが多いですが、アームレストがついていないものもあります。Nintendo Switchをプレイするなら、アームレストなしのシンプルなゲーミング座椅子がおすすめです。

Nintendo SwitchとPCゲームを両方プレイする場合は、アームレストが取り外せるタイプのゲーミング座椅子も便利です。アームレストを取り外せば腕を動かす邪魔にならないので、どちらのゲームも快適にプレイできます。

ゲーミング座椅子の表面に使われやすい素材が、メッシュ生地と合成皮革です。メッシュ生地は通気性が良く、合成皮革は高級感があってお手入れが簡単などの特徴があります。メッシュ生地と合成皮革の特徴をまとめました。

【メッシュ生地のメリット】

• 通気性がいいため、長時間座っても蒸れにくく、汗をかきづらい
• 夏場など暑い季節でも汗をかきにくいため、座椅子が汗臭くなりにくい
• 寄りかかった時のトランポリンのような感覚が魅力

【メッシュ生地のデメリット】

• 通気性と放熱生が高く、寒いと感じやすい

このため、女性よりも涼しさを求める男性に人気の高い素材です。

【合成皮革のメリット】

• 安っぽくなく、見た目に高級感がある
• 本物の皮でなくフェイクレザーのため、耐久性があり汚れに強い
• 水分をこぼしても染み込みにくく、簡単に拭き取れる
• 蒸れにくい

【合成皮革のデメリット】

• 熱に弱いため、炎天下などに置いておくと劣化する
• 本革ではないため、経年劣化により長持ちしないものも多い

このように、飲み物を飲みながらゲームをする方や、お手入れが簡単で高級感のあるゲーミング座椅子が欲しい方におすすめです。

MMOなどを長時間プレイするなら、リクライニング機能が搭載されたゲーミング座椅子が適しています。リクライニング機能は、背もたれを倒せるので体の疲れを軽減できます。リラックス効果もあり、長時間座ってプレイしても疲れにくいです。

ゲーミング座椅子はリクライニング機能を搭載したものが多いですが、傾けられる角度は製品によって異なります。腰が痛くなりやすい方や仮眠を取る方は、180°まで傾けられるタイプがおすすめです。たまに休憩を取る程度なら、角度は浅くても大丈夫です。

角度を何段階で調整できるかも、チェックしましょう。アクション性の低いゲームは背もたれに体を預けてプレイできますが、FPSなどは前のめりになりがちです。細かく角度を調整できると、ゲームジャンルや自分の好みに合わせやすいので便利です。

FPSなどの瞬発力を競うアクションゲームをプレイする場合は、アームレスト高さや角度を調整できるか確認しましょう。FPSなどのゲームは腕を高く上げてプレイする時間が長いので、アームレストがあった方が疲れずにプレイできます。

FPSは前傾姿勢だと猫背になりやすく疲れやすいとの意見もあります。後傾姿勢でプレイしたほうが疲れにくく、アームレストがあった方が後傾姿勢でプレイしやすいです。

前後・左右・高さなどアームレストの位置を細かく変えられるゲーミング座椅子なら、自分に合った姿勢でプレイできます。アクション系のゲームをプレイするなら、アームレストの位置を調整できるゲーミング座椅子を選びましょう。

ヘッドレストは、背もたれの上部にある頭部を支える枕の形をした部分です。自動車などの座席では特に重要な部分で、保安基準適合品としてヘッドレストは必須です。重い頭部を支えてくれるので、首の負担が軽減できます。

ヘッドレストは肩こりを防止できるので、長時間座りやすいゲーミング座椅子でも重要なパーツです。頭部を支えるだけでなく、正しい姿勢を保ちやすいです。

背もたれにもたれて休む場合や仮眠をとる場合も、ヘッドレストがあった方が快適です。付属しているゲーミング座椅子が多いですが、ない場合もあるので事前に確認しましょう。ヘッドレスト状のものが背もたれに付いていても、位置が低いと役に立たない可能性があります。

キャスター付きのゲーミング座椅子は、ちょっとした移動が簡単できるので便利です。少し遠くにあるものを取るときなど、キャスター付きなら座ったまま動いて取れます。横移動も簡単なので、大きなテーブル使う場合も座ったまま移動できます。

ゲーミング座椅子は普通の座椅子よりも重いですが、キャスター付きなら持ち上げずに動かせます。立ち上がる時もキャスターで座椅子が動くので、ずれて床を傷つけにくくなります。

ただし、キャスターが固い素材だと、床に傷がつきやすくもなります。ゴム製など傷がつきにくいキャスターのものを選ぶか、チェアマットなどを敷きましょう。ゲーム中に動くと集中できないので、キャスターがロックできるのかも確認しておきましょう。

立ち上がりが楽なゲーミング座椅子が欲しいなら、台座が回転するタイプがおすすめです。立ち上がる時に座椅子を動かすので、膝や腰に負担がかかります。台座が回転すると体の向きを変えて簡単に立てるので、腰や膝に痛みがある方や高齢者にもおすすめです。

台座回転タイプなら、ゲーミング座椅子に座ったままさまざまな作業ができます。体を動かす時も台座が回転すれば、無理せずに自然な体勢が取れるので体に負担がかかりません。

立つ時や座るときにゲーミング座椅子を動かすと、床に傷がつく場合があります。回転すれば動かす必要がないので、重いゲーミング座椅子でも床に傷がつきにくいです。ゲーミング座椅子を引くスペースもいらないので、狭い場所に置きたい場合もおすすめです。

腰の負担を軽減できるゲーミング座椅子が欲しいなら、ランバーサポートがついているか確認しましょう。ランバーサポートは、背骨が理想的なカーブを保つために背もたれに付いたクッションです。

ランバーサポートが正しい姿勢をキープしたまま座れるので、長時間座っても疲れにくく腰の負担を軽減してくれます。デスクチェアや自動車の座席にも採用されており、ランバーサポートが付いたゲーミングチェアは多いです。

ゲーミング座椅子のランバーサポートはさまざまな素材のものがあり、位置を調整できるものや取り外せるものもあります。位置を調整できると、利用する方の体型に合わせられるので便利です。取り外せるものなら、別の椅子にも使えます。

ゲーミング座椅子の価格を安く抑えたいなら、体の負担を抑えられるか確認しましょう。ゲーミング座椅子は長時間座っても疲れにくいのが特徴です。正しい姿勢を保てる座椅子かどうか確認しておきましょう。

ランバーシートタイプのゲーミング座椅子は、基本的に1万円以上します。1万円以下のゲーミング座椅子を購入する場合は、シンプルな機能のものが多くなります。自分にとって必要な機能と余分な機能を把握しておきましょう。

アームレストなどが付いたものも少なくなりますが、背もたれがアームレス代わりになるものなどもあります。機能を絞れば必要十分な機能のゲーミング座椅子が販売されている場合もあります。快適にプレイができて、自分に必要な機能を搭載したものを選びましょう。

ゲーミング座椅子は、実店舗でも販売されています。販売店に行けるなら、実際に座ってみるのがいいです。ゲーミング座椅子は、家電量販店やパソコンショップで販売されています。

大都市の方が扱いは多いですが、ヨドバシカメラやビッグカメラなどの有名な店舗で見つかりやすいです。座り心地やアームレストの位置、リクライニングの角度などを確認して快適なものを選びましょう。

海外メーカーのものは大きすぎる場合もあるので、サイズも確認しましょう。ただし、海外メーカーのゲーミング座椅子は扱いが少ないです。海外メーカーのゲーミング座椅子をネットで選ぶ場合は、サイズや口コミをしっかりと確認しましょう。

ゲーミング座椅子は、部屋のデザインと合わせるのも大切です。ゲーミング座椅子は、かなり派手なカラーでメカニカルなものが多いです。コントラストにするために存在感があるものを選ぶのもありですが、部屋に置いた時のバランスを意識しましょう。

バケットシートタイプはメカニカルなものが多いですが、おしゃれなデザインやかわいいデザインのゲーミング座椅子も販売されています。バケットシート以外のゲーミング座椅子は、デザインのバリエーションが豊富です。

デザイン重視で選ぶなら、バケットシート以外のタイプもチェックしてみましょう。ブラックなど落ち着いたカラーのものは、部屋のインテリアに合わせやすいです。ただし、定番のカラーは売り切れになりやすいです。

ニトリやドン・キホーテのゲーミング座椅子を探している方も多いです。ニトリとドンキのゲーミング座椅子の評判についてまとめました。

お値段以上でおなじみのニトリは、ゲーミング座椅子は扱っていません。その代わり、普通の高さのゲーミングチェアを2種類販売しています。安価な方のヘイデン2でも、ヘッドレスト、ランバーサポート、アームレストにキャスターと機能がかなり充実しています。

リクライニングは細かく角度を調整でき、ランバーサポートやアームレストの高さも調整可能です。上位モデルのヘイデンPRO2は、ヘッドクッションやフットレストなどが追加され、より高機能で快適に座れます。

価格はヘイデン2が19900円、ヘイデンPRO2が39900円となっています。ほかのメーカーのゲーミングチェアと比較すると特に価格が安いわけではありません。ただ、価格の割に高機能でコスパ最強とのレビューもあるゲーミングチェアになっています。

ドンキは前後の別なく座れる2wayタイプのゲーミング座椅子を販売しています。2019年に発売された「スワゲー」は、リクライニング機能がついただけのシンプルなタイプです。しかし、座りながらひじを置くのに便利でゲームや本を読むのに便利と人気があります。

2020年12月に発売された｢スワゲーPRO｣は、スマホスタンドや360°ターンボードを搭載しています。スワゲーでスマホスタンドも希望する声に答えて、スマホスタンドを装備した形です。

その場で回転できるので周りに必要なものを置いて、座ったままほとんど動かずにゲームができます。価格は3990円～4990円です。シンプルな機能ですが、価格を考えると非常にコスパのいいゲーミング座椅子といえます。

AKRacing(エーケーレーシング)は、オフィスチェアやゲーミングチェアを扱っているブランドです。元々は、レーシングチェアの製造・販売を行っていたブランドでした。レーシングチェアの技術とデザインを取り入れたゲーミング座椅子を販売しています。

レーシングシートを日本人のゲーマー向けに設計しなおしているのが特徴です。平均的な体系の日本人にフィットするように作られているので、座り心地が良く安定感も優れています。360°回転するのも特徴です。ゲーミング座椅子は4万円以上のものを販売しています。

さまざまな機能を搭載した多機能なゲーミングチェアを扱っており、プロゲーマーからも高い評価を受けています。見た目がレーシングシートなので、デザインもスタイリッシュで人気があります。高機能なゲーミング座椅子が欲しい方におすすめです。

大阪に本社を持つBauhutte(バウヒュッテ)は、ゲーミング家具の専門メーカーです。家具メーカーですが、ゲーミングに特化した家具を販売しています。ゲーミング座椅子以外にも、ゲーミングデスクやゲーミングオットマンなどを扱っています。

ゲームを快適に楽しむために作られており、無段階リクライニングや繊細なアームレスト調整が可能なゲーミング座椅子を販売しています。耐久性にも優れており、リクライニングは大人の体重をしっかりと支えて簡単には壊れません。

幅広い層に向けた製品を販売しており、あらゆるゲームジャンルに対応できるゲーミングチェアを扱ってしています。ゲーミング座椅子は、3万円～5万円くらいのものを販売しています。快適にプレイできるゲーミング座椅子が欲しい方におすすめです。

SANWA SAPPLY(サンワサプライ)は、パソコンの周辺機器などを販売するコンピュータ・パソコンサプライ製品メーカーです。サンワサプライはリーズナブルな周辺機器を販売するメーカーでコスパのいい製品が多くなっています。

オフィス用のデスクなどの家具も販売しており、ゲーミング用以外の座椅子も扱っています。仮眠も可能、をコンセプトにするなど、リラックスに力を入れたゲーミング座椅子を販売しています。ゲーミング座椅子の価格帯は2万円前後です。

ゆったりと座れるバケットシートタイプが中心で、リクライニングが深いものも多いです。また、ヘッドレストが大型のものや足を延ばして座れるオットマン付きのものなどを販売しています。ゆったりとリラックスできるゲーミング座椅子が欲しい方におすすめです。

タンスのゲンは家具を中心に販売している国内メーカーです。ゲーミングチェア・ゲーミング座椅子も販売しており、5,000～15,000円ほどの価格帯になっています。レザー調・スエード調のおしゃれなものや、くすみカラーのかわいらしいものまでさまざまな商品があるので、気になる方はぜひチェックしてください。

長時間集中してゲームをプレイできるゲーミング座椅子は、勉強用の座椅子としても使えます。ゲーマーは平均6時間ゲームをすると言われていますが、ゲーミング座椅子は長時間疲れずにプレイできます。

長時間座ったまま勉強するには、適した座椅子のがわかります。人間工学に基づいて設計されたゲーミング座椅子は、背骨や骨盤を支えて正しい姿勢を保ち、正しい姿勢ならより集中して勉強が可能です。

リクライニングを倒せるので、勉強に疲れたら仮眠も取れます。ただし、座高が低いので、座卓などを使って勉強する必要があります。勉強用だけでなく、デスクワークやパソコンを使った作業にもおすすめです。

ゲーミングチェアは解体できるので座椅子に改造できそうに見えますが、実際は座椅子に必要な台座がないのでかなり難しいです。台座がないゲーミングチェアは金属がむき出しの状態なので、そのまま使うと床を傷つけてしまいます。

ゲーミング座椅子に必要な台座は単体で販売されていません。自作できれば改造できるかもしれませんが、手間などを考えるとゲーミング座椅子を購入した方がいいでしょう。

ゲーミング座椅子のおすすめランキングや選び方についてご紹介しました。長時間同じ姿勢でゲームをプレイすると体に負担がかかるので、疲れずにプレイするにはゲーミング座椅子が役に立ちます。ぜひ、快適にプレイできるゲーミング座椅子を見つけてください。