お弁当用タッパーのおすすめ13選｜漏れない・洗いやすい・おしゃれなものも

職場や学校のランチタイム、外食や社食、学食を利用するのは楽しいものです。しかし、出費やダイエット、健康に配慮しお弁当にしようと考えている方も多くいます。

そんな手作り弁当の強い味方となるのが、保存容器としてもお弁当箱としても使えるタッパーです。低価格かつサイズも豊富で、冷凍したりレンジで温めたりできるので、衛生面が気になる夏場でも安心して使えます。シンプルで大容量なタッパーであれば、お弁当初心者にもおすすめです。

そこで今回は、漏れない・洗いやすいお弁当用タッパーの選び方やおすすめのタッパーをご紹介します。この記事の最後には、お弁当の仕切りやタッパーの収納アイデアもご紹介しています。ぜひお気に入りを探してみてくださいね。

「タッパーはズボラな感じがするからお弁当箱がいい」と考える方もいるかもしれません。しかし、タッパー弁当は普通のお弁当箱と違い、できることがこんなにもあります。

• 仕切りがないから好きなようにおかずを詰められる
• いろいろなサイズがあるから小分けしやすい
• 密閉性の高いタッパーなら汁物もOK
• 冷凍保存・レンジ解凍が可能

タッパーと聞いて、プラスチック製のものを思い浮かべる方は多いです。プラスチックは万能な素材でもあるので、いろいろなアイテムに使用されています。

タッパーの素材としても多くの商品に採用されていて、ラインナップも非常に豊富です。プラスチックの特徴としては、まず軽さが挙げられます。他の素材よりもかなり軽くお弁当箱としてもかなり優秀な素材です。

さらに、電子レンジや冷凍に対応しているものが多いので、通常のタッパーとしてもしっかりと役割を果たします。ただし、何度も使用していると少しづつ傷んでくるため、消耗品としてコスパに優れたものを選ぶようにしましょう。

シリコンでできたタッパーのメリットとしては、なんといっても持ち運びのしやすさが挙げられます。柔らかい素材でできていて、食べ終わった後はコンパクトに折り畳めるものもあり、荷物を少なくできます。

また、密閉性が非常に高いので、ちょっとした汁物を安心して持ち運べます。なので、移動時の安全性を重視する場合は、シリコン製のタッパーがおすすめです。

シリコン製のタッパーはカラフルな商品も多数あり、普段使いから運動会やピクニックなど、イベントやアウトドアなどでも大活躍します。場を華やかな雰囲気にしてくれたりと、使い勝手が抜群です。

フルーツなど少量のものを入れる場合は、ガラス製のものも便利です。多くの商品は透明なので、中身が見えやすく、色合いも楽しめるのでおすすめです。ゼリーなども入れられます。

また、冷凍や電子レンジ、オーブンにも対応しているものが多いので、利便性にも優れています。お弁当箱としてだけでなく、調理や保存に使えるタッパーとしての機能もしっかりと果たしてくれるので、持っていて損はありません。

ただし、ガラス素材のため、大きさによっては持ち運びが大変な重量になります。また、誤って落としてしまうと割れる危険性もあります。おかずやご飯は他素材のものに入れ、フルーツのみガラス製のものに入れるなど、賢く使い分けるのがおすすめです。

冷めてしまったお弁当は、美味しく食べられない場合もあります。電子レンジや冷蔵庫などの設備が整った会社に持っていくならば、温めて食べたいものです。そんな時のために、あらかじめ電子レンジやオーブンに対応しているタッパーを選ぶようにしましょう。

また、作り置きのおかずを温める際も、手軽に電子レンジなどで温められると時短になり便利です。温めるのを前提にタッパーを使うなら、必ず電子レンジで使用するだけの耐熱性があるかどうかをチェックしておきましょう。

ただし、容器本体は電子レンジに対応していても、フタは電子レンジ非対応のものもあります。細かい部分までしっかりと確認し、自分のスタイルに合うタッパーを選びましょう。

毎日お弁当を作る方ならば、お手入れのしやすさもこだわりたい点です。普段の料理でもタッパーを使用するならば、その分洗う回数も多くなります。いくら性能がよくても、お手入れに手間がかかるようでは使いづらいです。

タッパーを選ぶ際は、洗いやすさなどのお手入れのしやすさも視野に入れましょう。フタがフラットで形がシンプルなほど、洗いやすい傾向があります。また、汚れや油が溜まりやすい底や角が丸くなっているものならば、サッと汚れを落とせます。

また、食洗機を使用している方は、タッパーが食洗機に対応しているかどうかも重要な確認ポイントです。こちらもチェックして自分にあったタッパーを選びましょう。

お弁当箱としてタッパーを使用する場合は、密閉性も重要なポイントになります。お弁当箱はバッグに入れて持ち運ぶ場合が多い特性上、蓋が開いたり汁がこぼれてしまうといったトラブルは防ぎたいものです。

また、自転車通勤・通学の方の場合、自転車のカゴに入れると安定性が悪くなり、平らにして運ぶのは難しいです。タッパーの4カ所に留め具が付いているものや、パッキンがしっかりしていて密閉性に優れているものを選ぶようにしましょう。

しっかりと密封できるようであれば、汁物も安心して運べます。しかし、あまりにも傾けすぎると汁がこぼれる場合がありますので、なるべく平行を保って持ち運ぶようにしましょう。

タッパーは商品によってそれぞれ容量が異なるので、自分がどれぐらいの量を食べるかを考え、適切なサイズのものを選びましょう。たとえば、学生の男子や成人男性であればたくさん食べる方が多いです。

その場合は、大きめのものや深さがあるものを選ぶとたくさんおかずなどを詰められ、丼ものやサンドイッチなども作れます。一方、小食の女性であれば、コンパクトサイズのものを選ぶと残さず食べられるぐらいの量を持ち運べます。

このように、サイズによってその方に合った分量のおかずなどを詰められるので、異なるサイズのものを複数買い揃えておくのがおすすめです。軽くて薄いタッパーであれば場所もとりません。

お弁当用タッパーにはいろいろな形状のものがあります。たとえば、一般的に使用されている正方形のものから、長方形・縦長・丸形などさまざまな形の商品が販売されています。ご飯とおかずを一緒に入れる場合は、長方形のものがおすすめです。

長方形ならばバランスよく詰められるので、見た目もきれいになります。一方、ご飯とおかずを分ける場合は、正方形のものがおすすめです。タッパーの形を変えれば丁度いい量のお弁当を作れるので、食べ残しも防げます。

丸形や浅型は、フルーツなどデザート系を持ち運ぶ際にかなり便利です。比較的コンパクトサイズのものが多いので、ちょっとしたものを入れたい時に使ってみましょう。

せっかくお弁当用タッパーを購入するならば、おしゃれなものを選びたいものです。ただ、多くの商品はフタのみに色がついていたりと、比較的シンプルなデザインものが多い傾向があります。男性や職場で食べる方であればシンプルなものもおすすめです。

一方、学生のお弁当箱として使うならば、友達のお弁当箱と一緒に並べても見劣りしないようなおしゃれなものがおすすめです。カラーだけでなく、柄が入ったものもおすすめです。最近ではおしゃれなデザインの商品も豊富にラインナップされているので、チェックしてみましょう。

デザイン性に優れていると、お弁当を作る張り合いも出て、毎日のお弁当作りも楽しくなります。食べる際にも、フタを開ける前から食欲が沸いて楽しくなるような、自分好みのデザインのタッパーを選びましょう。

タニタは、1923年にシガレットケースや貴金属・時計関連の製造から始まりました。1992年には世界初の体内脂肪計を発売しました。その後、女性ダイエットモード体脂肪計、家庭用の体組成計など健康に着目したさまざまなアイテムを世に送り出しています。

食を通して健康を考えるタニタは、白米の保存や温めなおしに最適なタッパーを発売しています。タニタが推奨する100gサイズと普通盛りの140gの目安となるラインが入った、2サイズのタッパーのセットです。フタをしたままレンジで加熱もできます。

ニトリは、1967年に家具店として札幌で創業しました。1993年より全国へ店舗展開を始め、現在では全国500店舗以上、国外に約100店舗を展開する大手家具店となっています。

ニトリでは多くのキッチン用品も取り扱っていて、タッパーのラインナップも豊富です。長方形や丸形のプラスチック、長方形・正方形・丸形のガラスタイプまでさまざま。電子レンジ使用時に便利な蒸気弁を備えたものや、ご飯を効率よく加熱できる凸底型のものなどがあります。

イケアは、1943年にスウェーデンのカタログ通信販売業者としてスタートしました。日本ではイケア・ジャパンとして国内に12店舗を展開しています。シンプルでデザイン性の高い家具や雑貨などが人気のメーカーです。

イケアにもお弁当にピッタリのタッパーが揃います。正方形、長方形、円形でプラスチック、ガラス製などラインナップも豊富。パッキン付きで4方をストッパーでロックできるタイプや、中を仕切れる中箱の付いたお弁当箱特化タイプも人気です。

無印良品では「ポリプロピレン保存容器になるバルブ付き弁当箱」が販売されています。作ったおかずの保存容器になり、そのまま詰め替えずにお弁当として持っていけます。電子レンジで温められ、6サイズの展開があるので用途に合わせて購入できます。

100円均一ショップでも、弁当に最適なタッパーが販売されています。どちらにも、プラスチック製やガラス製、長方形や丸形などラインナップも豊富。電子レンジ使用可なものもありコスパよくお弁当箱として揃えられます。

ダイソーには、キャラクターなどのイラストが入ったかわいいものが比較的多く揃います。好みに合わせて子供から大人まで楽しく選べるラインナップです。セリアには、「楽ちんパック」シリーズの洗いやすいアイテムが揃います。また、セリアのボヌールランチポットはフタつきのココット型で大人気です。

間仕切りのないタッパーをお弁当箱として使うならば、仕切りにひと工夫加えて見栄えをよくしましょう。レンジ対応の使い捨てアルミカップならば、どんな形のタッパーにも入れられます。油や汁を吸い取ってくれるタイプや、深さがあるタイプ、抗菌効果を持つ銀イオン加工のアイテムもあります。

洗って繰り返し使えるシリコンカップもおすすめです。タッパーの角に納まる四角いものや、大きめのものまでサイズとカラーも豊富。その他にも、レタスの形の仕切りなども、緑を加えていろどりをよく見せてくれます。

値段も安く手に取りやすいタッパーは、だんだん増えてしまい収納が難しくなります。また、軽くて滑りやすい素材のため、引き出しの中でバラバラになってしまいがちです。重ねて収納するのが一番で、同じメーカーのシリーズならば重ねられるアイテムがほとんどです。

大きなタッパーに小さなタッパーを重ねて入れ、フタは種類ごとにまとめるようにしたり、ブックスタンドや突っ張り棒を利用して立たせるのもおすすめです。数が多い場合は、上から一目で分かるように引き出しの下段を使いましょう。

お弁当の中身が腐ると食中毒になってしまいます。避けるためには次のようなグッズを活用しましょう。

• 保冷バッグ
• 保冷剤：タッパーを上下から挟むのがポイント
• 抗菌シート：全面に敷かないと効果減
• 調味料容器：マヨネーズなど傷みやすい調味料は別容器で

また、以下に挙げるものは傷みやすいので、夏場のお弁当には避けた方が無難です。

• 煮物：汁気が多いため
• 生の野菜や果物：水気が多いため（ミニトマトはOK）
• 半熟卵：夏場はしっかり加熱
• 混ぜご飯：味を加えたいならふりかけや海苔で

また、お弁当を作る際には、食品をしっかり加熱する・おかずは素手で詰めない・水分を残さない・冷ましてから蓋をするなどの工夫をしましょう。冷凍できるタッパーなら凍らせて持って行くのも有効です。

今回は、おすすめのお弁当用タッパーをご紹介しましたが、自分にぴったりのアイテムは見つかりましたか。お弁当箱に比べて大きさも形もさまざまで、アイデアランチを作る楽しみもあります。お弁当用タッパーでいつもとは違うランチを楽しみましょう。