トイプードル用バリカンおすすめ18選｜愛犬のセルフカットのやり方解説【自宅でも】

トイプードルといえば、専門のブリーダーがいる超小型犬です。毛が抜けにくいタイプですが、季節によってはカットをしないと気が付かないうちに毛が伸びてしまいます。

しかし、カットを毎回トリマーさんにお願いすると、費用が高額になります。自宅でセルフカットしようと思っても、初めての場合は毛を刈るのにどんなバリカンを用いたらいいか悩みがちです。そこで今回は、顔や足の裏など細かい部分もカットできるトイプードル用バリカンを紹介します。

自宅でセルフカットをする方に向けて、トイプードル用バリカンの選び方や人気ランキング上位のおすすめのバリカン・やり方も紹介しています。また、記事の最後には、トイプードルのトリミング方法についても説明しているので、本記事を参考にして愛犬を上手にトリミングできるようになりましょう。

まず最初に考えるのは、トイプードル用バリカンの用途です。それによって、購入すべきトイプードル用バリカンが若干異なってきます。

一般家庭でセルフカットする場合、愛犬を驚かせないのが重要です。犬は音に敏感な動物なので、モーターの振動が激しかったり、モーター音が大きかったりすると、怯えてしまいます。そのため、愛犬のセルフカットに慣れないうちは、低騒音のモーターを搭載したものがおすすめです。

また、足先と肉球からはみ出した毛や、肛門周りの毛を、皮膚を傷つけずにカットできる点も重要です。一度でも皮膚を傷つけてしまうと、バリカンでのカットに対する恐怖心を植え付けてしまいます。初心者でも扱いやすいように、持ちやすくて小回りの利くものがおすすめです。

トイプードル用バリカンは、同じ長毛種のミニチュアシュナウザーなどもカットできます。そして、プロ用と家庭用のスペックは完全に異なるわけではありません。ただ、刃の長さを調整できるように、複数のアタッチメントが付いているものなら、部位ごとに繊細なカットが可能です。

プロが用いるには、モーターの速度調整が出来て、刈る部位や毛の量によって使い分けられるものもおすすめです。また、サロンでは多くの犬を相手にするので、水洗いで手入れが簡単、バッテリ容量が大きい、などが重要となります。

トイプードルは巻き毛で、毛が伸びてしまう犬種です。また、毛玉になりやすいのでマメにカットする必要があります。しかも、超小型犬は、顔や足の裏など部分別にカットをするに当たりテクニックが必要です。

そんなトイプードルの毛をカットする際は、コードレスタイプのバリカンがおすすめです。コードレスなら充電をするのも簡単で、長いコードが足に絡みついたり、邪魔になったりしません。

人気のランキングでは、コードレスの商品がたくさんヒットします。このタイプは、バリカンとはさみや櫛を同時に手に持っても邪魔にならず、自宅で本格なトリミングができます。

トイプードルのバリカンは、乾電池式もおすすめです。おすすめ商品からは、マルカン・ドギーマン・ペティオ (Petio)の商品がヒットします。

このタイプは、コードレスで女性の手に持ちやすいコンパクトなサイズです。また重量が軽いので、トイプードルだけではなく大型犬の部分別なカットにも向いています。

トイプードルのバリカンは、USBで充電ができる商品があります。人気ランキングからヒットするのは、第12位「Lefon」、第13位「Muboc」です。このタイプも充電式や乾電池式と同様にコードレスで使えるのが魅力です。

このタイプは、デスクやノートパソコンから手軽に充電ができます。また、ダイソーやセリア、キャンドウなどからも家庭用のコンセントで使えるACアダプターが販売されています。トイプードルを連れて旅行に行くときにも重宝しますのでチェックしてみましょう。

ペット用のバリカンは、手で持ちやすいタイプの商品が人気です。女性がトリミングをする場合は、コンパクトなもので縦13cm、横3cmのものがおすすめです。ちなみに寸法が大きいものでも縦18cm、横5cmと手で握りやすい形状のものがあります。

ペット用で使うバリカンは、寸法と別に重量をチェックするのがポイントです。実際に、トイプードルのような超小型の犬種でも、自宅でトリミングをするのに時間がかかります。

また、トイプードルは巻き毛でマメにカットをする必要がありますので、女性の場合は軽いものを選ぶのがポイントです。人気ランキングから第4と第10位にヒットしているバリカンは、どちらも100gほどで持ちやすい重さです。

このタイプはサイズもコンパクトですから、トイプードルの肉球まわりやお腹、臀部のように細かい部分の毛をカットするのにもちょうどいいです。

「1mm」は、トイプードルの細かい部分の毛をカットするのにちょうどいい刃の長さです。たとえば、顔・足の裏・お腹・臀部のような箇所に使えます。ただし、この刃の長さは、トイプードルの体では使えません。

トイプードルのサマーカットをするなら長さ5mmの刃がちょうどいい長さです。肌を見せないくらいの長さにしたい場合は6mmにしましょう。巻き毛が魅力の犬種ですが、さっぱりと毛をカットすると、日ごろのシャンプーやブラッシングが楽になったり、汚れが気にならなくなったりします。

この刃の長さは、トイプードルだけに限らず小型犬のサマーカットに向いています。また、長さ3mmの刃でカットすると、よりトイプードルの毛を短くカットできますよ。

トイプードルは、さまざまなデザインカットがかわいらしく人気ですよね。自宅のセルフカットでトイプードルらしいもこもこした雰囲気を出しつつ、全体はすっきりさせたい場合は、「8～10mm」の刃の長さが適切です。少し長めにカットしてから微調整していくと、ちょうどいいもこもこ感にカットできます。

以上で説明したポイントの他に、トイプードル用バリカンには、特別な機能がついたものがあります。それぞれ説明していきます。

バリカンには全身用と部分用があり、全身など広範囲のカットには全身用、顔まわり・足裏・臀部など細かい部分のカットには部分用が向いています。トイプードルは部位によって毛の長さを変える場合が多いので、長さ調節が可能なものを選びましょう。

また、充電式・乾電池式などコードレスで使える使い勝手のいいバリカンも販売されているので、チェックしてみてください。

ペット用のバリカンで気になるのが振動と音です。トイプードルのような超小型犬は、この音に不安を感じてしまいます。そのためにも、静音設計で、振動や音が静かなバリカンを選んであげましょう。

犬は聴力に優れているので、バリカンの音にストレスを感じやすいです。ペットショップを利用せずに自分でトリミングをする場合は、トイプードルが音に不安を感じてケガをしないように、静音タイプからチャレンジしてみましょう。

トイプードル用バリカンは、購入場所も重要なポイントです。購入場所ごとに、メリットやデメリットが違うので、それぞれ押さえた上で自分に合った場所で購入しましょう。

トイプードル用バリカンを購入するにあたって、実物を見て決めたいなら、ケーズデンキなどの家電量販店やカインズなどのホームセンターがおすすめです。さまざまな商品を一度に目で見て決められるのがメリットです。

デメリットは、店舗に足を運ぶ手間や時間が掛かる点です。また、大きな店舗に行かない限り、ペルト用バリカンの品揃えが豊富とは限りません。加えて、家電量販店の店員さんには、トイプードル用バリカンを使える人は、ほとんどいないため、相談しにくいです。

楽天やAmazon、Yahooなどの通販サイトでも、トイプードル用バリカンは購入可能です。メリットは、一度に多くの製品を検討でき、気に入ったものを選べる点です。また、店舗に行く手間や時間も掛からず、忙しい人でも購入が簡単にできます。

デメリットは、購入時に実物を見られない点です。通販サイトで購入するなら、十分な情報収集をしたうえで、自分にとってどのような視点で選ぶといいのかを見定めましょう。気に入ったものを選べば、後悔する買い物にはなりません。

大手家電メーカーのパナソニックからも、犬用のバリカンが販売されています。人間用のバリカンやシェーバーの製造で培った技術を生かし、思い通りのカットを実現します。替え刃が販売されているので、ずっと変わらぬ切れ味で美しいカットが可能です。シンプルな機能の使いやすいバリカンを求める方におすすめです。

ドッグフードで有名なドギーマンは、バリカンなどの犬用品も多数展開しています。ドギーマンのバリカン・ホームバーバープロフェッショナルは、高性能モーターと切れ味のいいカーボンスチールの刃を採用し、自宅でプロトリマーのカットを再現できる本格派です。

パワフルなカット力で、時間がかかるトイプードルのカットも時短で完了します。

ペティオはペット用の食品・グッズを製造販売しているメーカーです。ペティオの犬用バリカン・Self Trimmer（ セルフトリマー）には、カット幅16～33mmのバリカン3種類があり、1～12mmまで好みの長さで全身カットできます。充電式・乾電池式から選べ、丸洗いでき清潔を保てるのがポイントです。

ペット用のバリカンを使うのに不安に感じる場合は、はさみからチャレンジするのがおすすめです。振動や音がなく安全にトイプードルをカットできます。以下は、ペット用のバリカンを使うときの手順です。

1. ブラッシングをして毛並みをほぐす
2. バリカンと反対の手で皮膚を引っ張りながら伸ばす
3. 平行にバリカンを当てる
4. 毛並みに沿ってゆっくりとバリカンを動かす

毛の質から絡まりやすいですので、最初に柔らかめの櫛で丁寧に毛玉をほぐすのがポイントです。

バリカンが切れないと感じたとき、原因を確認して適切な対処をしましょう。本体の故障以外に切れない原因として考えられるのは、充電が足りない・刃に毛が絡まっている・犬の毛に毛玉がある・刃が痛んでいるの4つがあげられます。1つずつ確認してみてください。

充電不足の場合は、充電をしっかりしてから使用します。刃に毛が絡まっている場合は、本体から刃を取り外してきれいに掃除しましょう。犬の体に毛玉がある場合は、事前にブラッシングしてほぐしてからカットします。刃が痛んでいたら、刃を研いでもらうか、替え刃に交換してください。

サロンに行く場合も自宅カットの場合も、生後3か月以降、かつ必要なワクチンが打ち終わって1～2週間後からにしましょう。しっかり免疫力や体力がつくまでは、ブラッシングなどのお手入れできれいにしてあげてください。その後は、体調や様子を確認しながら、少しずつトリミングデビューすると負担も少なく徐々に慣れていきます。

人間用のバリカンを持っている人は、そのバリカンでトイプードルの毛も刈れないかと考えるかもしれません。ですが、結論から言えば、人間用のバリカンは、トイプードルに使ってはいけません。なぜなら、人間と犬とでは毛の硬さが異なるため、上手く毛が切れないからです。

また、人間用のバリカンは、犬にとっては音や振動が大きくバリカンを怖いものだと感じさせがちです。さらには、トイプードル用バリカンは、カーブが犬の身体に合ったものになっており、やはり人間用とは異なります。人間用で代替せずに、大事な愛犬のためにトイプードル用のバリカンを購入しましょう。

トイプードルバリカンのおすすめ15選をご紹介してきました。ペット用のバリカンも、タイプや使いやすさ、長さとたくさんの商品があります。上手に活用して、大好きなトイプードルと快適に過ごしましょう。