猫ケージのおすすめ21選｜ホームセンターの安い商品は？2段と3段どっちがいい？

猫には猫用ケージ（キャットケージ）は必要なのか気になる方も多いですよね。大切なペットを守るためにも猫用ケージは必須。猫用ケージは猫を留守番時の危険やストレスから守り、災害時などの緊急時の時も快適な居場所として用意しておければ安心です。

また、ペットの猫がケージに慣れておくと、病気の際に獣医に連れて行く時にスムーズです。また小さなケージでも猫が怖がず、うるさくない上にキャリーバックにもすんなり入ってくれて助かりますよね。そこで今回は、猫用ケージの選び方やおすすめの商品をランキング形式でご紹介します。

2段3段どっちがいいのか、子猫用に適したものはどれか、ホームセンターで買えるおしゃれなケージなども解説しています。記事の最後では猫用ケージを簡単に手作りする方法も紹介していますので、最後までぜひご覧ください。

まずは猫用ケージにはどのようなメリットがあるのか説明します。大切な愛猫がストレスなく過ごすためにしっかりチェックしましょう。

猫用ケージは、新しく迎えた猫を危険やストレスから守ります。新しい環境に慣れない猫を放し飼いにすると、猫にストレスが溜まってしまう可能性があるのです。最初は猫用ケージの中に入れて、ペットに慣れてもらいます。

また、ケージに入れていないときは誤飲などの危険があるため、大切なペットを守るためにケージを使用し、飼い主も安心して過ごせる工夫が必要です。

猫用ケージは災害時に活用できます。急な災害時には、猫をケージやバッグに入れて非難が必要です。猫用ケージに入る習慣をつけておけば狭い場所にも慣れ、スムーズに避難できます。

また、猫用ケージは災害時の訓練になるだけではなく狭い場所に慣れるておくと、動物病院に連れて行くときや、猫と共に外出する場合も、動物用のキャリーバッグに怖がらずに入ってくれるのでおすすめです。

猫用ケージは猫にとって快適な居場所です。猫は縄張り意識が高く、少し狭い場所が好きな一面があります。猫用ケージを部屋に置き、猫が快適に休める居場所として必要です。また、ケージの中にハンモックやボールなどを設置しておけば、猫の遊び場として活用できます。

保護猫を迎える際は、病気の感染や予防のために最初はケージを用意してあげましょう。お家に慣れるまでの安全な場所になります。

またすでに猫を飼っている場合、新しい猫を迎え入れると、先住猫もストレスに感じてしまう可能性があります。狭い場所を好む猫にとって、お互いが慣れるためにもケージがあると安心です。

最初に、猫用ケージの選び方を紹介します。サイズや機能性・組み立てのしやすさなど、大まかにケージを決めておくと選びやすいです。

猫用ケージの子猫用は、一般タイプをおすすめします。段差のないタイプを選ぶと、落下してしまう危険性から子猫を守ってくれるので安心です。段差のないタイプから使い始め、猫が大きくなったらケージを大きくしましょう。

また、警戒心が強い子猫の場合は大きいケージに入ってくれない場合もありますので、最初は小さいサイズのケージが必要です。

成猫用で選ぶなら二段以上の大型サイズか超大型サイズなどを選びましょう。サイベリアンやラグドールなど大型の猫用ケージを探している方は、大きいサイズを選ぶ必要があります。大型の猫は狭い場所に長時間入っていると、ストレスが溜まって体調が悪くなる可能性があるためです。

大きいサイズを選び、二段以上あるタイプで上下運動を楽しんだりできると、運動不足の解消に繋がります。また、トイレを設置しても広々と使えるので、ゆったりとしたお留守番が可能です。

老猫用に猫用ケージを探している方は、扉が開いて段差がないタイプがおすすめです。扉を開け閉めできる場所が天井など複数付いている場合、老猫の介護も楽にできるようになります。

また、段差があると老猫は落下してしまう可能性があるので、骨折の危険を防ぐためにも段差がないタイプを選びましょう。

成猫の場合は、高さが十分あるものを選ぶ必要が大切です。猫は動くスペースが十分でない場合、ストレスが溜まって体調を崩してしまう可能性があります。猫が好きな上下運動ができる高さ120cm以上、2～4段タイプがおすすめです。

高さがあればストレス軽減や運動不足も解消に繋がるので、成猫の場合にはある程度の高さのあるタイプを選びましょう。

ケージに入るトイレを使っている方は、トイレを置くスペースを考え、広さが十分に作られている猫用ケージを選ぶのが大切です。1階部分にトイレを設置した場合、トイレから出ても猫が歩くスペースがきちんとあるサイズを選ぶ必要があります。

また、猫用ケージに最初からトイレが付いているタイプもおすすめです。トイレ付きタイプはトイレを置くスペースを考える手間を省けます。

猫用ケージの扉の位置や大きさも忘れずに確認しましょう。扉が小さいタイプはケージは、中の物を取るときや、お掃除するときに手間が掛かりますので、扉は大きめなものがおすすめです。

また、1階の扉のサイズが大きい場合、トイレの出し入れがしやすく、トイレの砂やシートの交換が楽にできるのでおすすめです。さらに天井の扉が付いているタイプは猫の出し入れが楽にできます。

猫用ケージはペットの安全性を重視します。柵を噛んでも大丈夫なタイプ・体重が重い猫には頑丈なタイプ・脱走しないために鍵を締められるタイプなどさまざまなケージがあり、猫に合った慎重な選び方も必要です。

猫に噛み癖がある場合は、柵を噛んでも大丈夫なタイプをおすすめします。猫がケージの柵を噛んで塗料が剥がれてしまうと、塗料を誤って飲み込んでしまう危険があり、金属製は塗装が剥がれたあとは錆になりますので、猫が錆をなめてしまう可能性があるのです。

そのため猫の安全のために、錆びにくいステンレスタイプなど、柵を噛んでも安全に使用できるタイプを選びましょう。

猫を2匹飼っている方や大きな猫がいる方は、ケージの頑丈さを重視します。成猫は約5～7kgの重さになるので、体重に耐えられず棚が外れてしまいケガをしてしまう恐れがあります。

そのため、猫が棚の上で遊んだり飛び乗ったりしても安心して使用できるように、耐荷重を確認して頑丈な猫用ケージを選ぶのがおすすめです。

猫が脱走してしまうのを防ぐために、鍵は確実に締められるタイプを選ぶのがおすすめです。鍵をしっかりと閉めておけば、猫がケージから脱走してしまう心配もありません。

ケージの扉が開かない頑丈な金具タイプや、上下フックと中央フックをダブルでロックできるタイプなどできちんと固定しましょう。

猫は階段やスロープ・足場やステップがあると安心して使用できます。高さのあるケージの場合、階段やスロープがあり猫が安全にジャンプできるものがおすすめです。

また、足場やステップがあれば上下運動ができるので猫用ケージにステップなどが付いていない場合は、別売での購入をおすすめします。

猫用ケージは機能性で選ぶ必要もあります。お掃除が楽なキャスター付きや、持ち運びにしやすい折り畳み式、キャリータイプ・ハンモック付きタイプなど猫が楽しめるタイプもなどさまざまです。機能性を重視するときは、飼い主のライフスタイルに合わせます。

キャスター付きの猫用ケージはお手入れが楽にできるのでおすすめです。ケージは重量のあるタイプが多く、女性一人で動かすのが難しいタイプもあります。

キャスターが付いているタイプは動かしやすく、ケージの下に落ちた猫の毛や猫砂を楽にお掃除できます。また、ロック機能が付いたキャスターを選べば、ケージが勝手に動かないように固定できるので安心です。

折り畳み式の猫用ケージやキャリータイプはコンパクトで持ち運びに活用できます。折り畳み式は使わないときは収納に場所を取りません。また、キャリータイプはコンパクトなので外に連れて行くときに使いやすいです。

お客さんが来たときは、折り畳み式のケージを広げ猫を守り、出掛けるときはキャリータイプを使うなど、猫が安心できる場所に入れておけるのでおすすめします。

猫用ケージの中にハンモックや爪とぎがついているタイプは猫も快適に過ごせるのでおすすめです。ハンモックは猫が快適に眠れます。爪とぎが付いていると猫はストレスを軽減するのに効果的です。また、欲しいケージにハンモックや爪とぎが付いていない場合は別売りでの購入をおすすめします。

猫用ケージをすぐ使用する場合は、高さのあるタイプやサイズの大きいものは特に組み立てのしやすさが大切です。重いタイプや工具が必要なタイプ、留め具が硬くて力が必要なタイプもあるので猫用ケージを女性一人で作るのは大変かもしれません。

ケージの組み立てが楽にできるのか、工具は必要なのかを確認して購入するのが大切です。また、扉の場所を違う位置に移動できたり、棚を自由に移動できるタイプは猫の成長に合わせて変えれます。長く使えるのでおすすめです。

猫用ケージを材質で選ぶのもおすすめです。スチール製やプラスチック製・木製などから選べます。猫や飼い主のお部屋に合ったタイプを選びましょう。

スチール製の猫用ケージは耐久性に優れているのでおすすめです。一般的な猫用ケージに使用されており、頑丈なので安心して使えます。長く使用を続けると劣化して錆びてしまう恐れはありますが、猫が安心して使い続けるためにも、日頃からのお手入れが必要です。

プラスチック製の猫用ケージは丸洗いできるのでおすすめです。汚れてしまってもケージごと洗えるので、清潔さを保てます。また、スチール製や木製などと比べて軽いのも嬉しいポイントです。プラスチック製は移動もしやすくお掃除も楽で、組み立ても簡単にできます。

インテリアとしてもこだわりたい方は、おしゃれな木製の猫用ケージがおすすめです。木製のケージは、お部屋のインテリアとしても使え、和室や洋室などのお部屋にも馴染みやすくおしゃれに楽しめます。

しかし、スチール製やプラスチック製と比べると値段は少し高くなってしまい、重さもあるので動かしにくいのがデメリットです。

猫用ケージはメーカーや、種類が多く買えるお店で選ぶものおすすめです。アイリスオーヤマやマルカン、タンスのゲンなど猫用ケージの人気メーカーの特徴を紹介していきます。

アイリスオーヤマの猫用ケージは2段や3段など高さのあるタイプが豊富なのが嬉しいポイントです。また、スペースがあり広々とした空間で猫が快適に過ごせるタイプもあります。

サイベリアンやラグドールなどさまざまな猫種に合わせて使えるので初心者にもおすすめです。さらに、折り畳みタイプもあるので、コンパクトに収納できるタイプを探している方にもぴったりです。

マルカンの猫用ケージは扉が観音開きでお掃除が楽にできるタイプがあるのがおすすめです。また、スリムな2段タイプはコンパクトで幅を取らず、上下運動もできて運動不足の解消に繋がります。さらに、2段タイプを1段に変更して組み替えれるタイプもあるので、使い勝手がいいです。

タンスのゲンの猫用ケージは一人暮らしの方や子猫に使いやすいコンパクトサイズから2匹の猫も使いやすい3段タイプがあるのが特徴です。ステップやハンモック付きの猫用ケージもあるので、猫が楽しく快適に過ごせます。

また、ロック機能付きのキャスターならお掃除が楽にでき、ロック機能を使えば動く心配もなく使えるのでおすすめです。

猫用ケージに取り付けるDIY用の商品や、猫用品を合わせて買うならニトリがおすすめです。他のメーカーのように猫用ケージは多くありませんが、夏用のNクールやふわふわのベッドなど猫用品が充実しており、価格も安いので気軽に買いたい方におすすめします。

コスパのいい値段の安い猫ケージを探している方には、ホームセンターカインズのアイテムもおすすめです。カインズの猫ケージの特徴は、コンパクトで軽量、洗いやすく、ステンレス製で抗菌作用があり丈夫な素材を使用しています。

初めて猫を飼う方のためのスターターセットや、2段3段タイプのもの、トイレ付のものなどさまざまな種類のものが販売されているので、自分に合うものを検討してみてください。一緒に猫の玩具やアイテムも購入できるので便利です。

ケージの設置場所は猫ちゃんが落ち着いて過ごせる場所がベターです。具体的にはリビングの壁際・部屋の隅など人の出入りが激しくないところにします。夏は熱中症を予防するためにも、湿気が少なく風通しのいい場所かどうかも確認するのがポイントです。

ケージのレイアウトはトイレが最下段で、食事のための食器などはトイレから離れた場所に置くようにします。寝床は最上段に置いてあげると、高い所が好きな猫ちゃんは安心して過ごせます。高い所に登るのが難しい子猫や老猫は、使いやすい場所にレイアウトしてください。

猫ケージは、基本的に2段～3段で作られているものが多く迷いますが、スペースや猫の数を考慮して選ぶのがおすすめです。また、上下運動を頻繁にする猫の場合は3段を使いましょう。キャットタワーが家にない方も3段がおすすめです。

猫ケージを置く部屋の天井が低い場合は、2段タイプだとスペースを気にせずに設置できますが、2段の場合は運動量が減ってしまうのでキャットタワーを別に設置しましょう。

猫は高いところにのぼって情報収集をする動物です。また、安全の確保のために高い場所にのぼるとも言われていて、平地にずっといるとストレスに感じる場合も。可能な限り、3段の猫ケージを用意してあげましょう。

猫のケージはいつまで必要なのか気になる方も多いのでは。猫用ケージは、子猫を迎えたときに環境に慣れる生後約3ヵ月までは必須です。窓を開けて行うお掃除中や注意が向けられない料理中など猫を危険から守ります。猫によっては一生必要な場合もあります。

猫のケージを手作りするのもおすすめです。簡単な自作猫用ケージの作り方を説明します。

1. ワイヤーネットを結束バンドで繋ぎ合わせていく
2. 中の段やステップを作りたい方は、突っ張り棒とワイヤーネットを結束バンドで取り付ける
3. 床にトイレやベッドをおく
4. 中段にコルクマットを敷く
5. ハンモックなどを取り付ける

ワイヤーネットは好きな形に整えれるので、お部屋に合ったサイズに作れます。ボールや爪とぎも取り付ければ、愛猫が喜ぶ姿は間違いなし。価格を抑えたい方にも、ブログなどを参考にした手作りのケージはおすすめです。

今回は、猫用ケージの選び方と人気おすすめランキングを紹介しました。サイズ・機能性・材質などさまざまな種類が販売されているので、自分の飼っている猫に合わせて選びましょう。猫用ケージの選び方に迷ったら参考にしてみてください。