【いい匂い】犬用シャンプーのおすすめ人気ランキング20選【オーガニックも】

愛犬にずっと元気でいてもらいたいのは飼い主さん全員の願いです。「でも、シャンプーって時間も手間もかかるし、人間と同じシャンプーでたまにする程度でもいいのでは？」と思ってしまいますよね。

実はワンちゃんの皮膚は人間の1/3程度の薄さでとても敏感でデリケートです。犬用シャンプーは種類が多く、何を使えばいいか分からない方もたくさんいます。

そこで今回は犬用シャンプーの選び方や犬の臭いをカバーするプロ用・トリマーおすすめシャンプーをランキング形式でご紹介します。また、犬種や肌質に合わせた選び方・いい匂いがするものもご紹介するので、愛犬にあった最適なシャンプーを見つけましょう。

1日に1回お風呂に入る人間とは違い、一般的に犬は1ヵ月に1～2回ほどシャンプーしてあげるのがいいとされています。皮膚がデリケートな場合は、皮脂が過剰に洗い流されてしまうのを防ぐ為に1ヵ月に1回を目安にシャンプーしてあげましょう。

愛犬の皮膚トラブルが心配な場合は、薬用シャンプーがおすすめです。薬用シャンプーには消炎作用のあるものが多く、皮膚のコンディションをケアしてくれます。中には、弱酸性・低刺激のものもあり、デリケートな皮膚に使いやすいのもポイントです。

このほか、香りがあるものや保湿力の高いものまで豊富な種類が販売されているので、愛犬に合ったシャンプーを探してみてください。

トイプードルやマルチーズ、パピヨンやボルゾイなど毛足が長く毛並みのボリュームや艶が気になる場合は美容タイプのシャンプーがおすすめ。

皮脂の洗浄はもちろん、トリートメント成分が含まれており、より艶を出すタイプや毛並みのボリュームアップ、ボリュームダウンを目的としたものも販売されています。

ただし、肌が敏感なワンちゃんやアレルギー体質など心配がある場合は一度獣医さんに相談してから選ぶのがいいかもしれません。

一般的に家に慣れてきた頃であれば、子犬でも家庭でのシャンプーをしていいとされています。とはいえ、まだ生まれて間もない子犬の肌はとても敏感で心配になってしまいますよね。

そんな場合は、デリケートな皮膚にも使いやすい低刺激シャンプーがおすすめです。オーガニックなどのシャンプーも幅広く展開されています。子犬でも毛穴に汚れが溜まっていってしまうので、刺激の少ないシャンプーを選んで清潔にしてあげましょう。

体力が低下してきた老犬や、濡らせない傷がある場合には無水シャンプーがおすすめ。水で洗い流す必要がないので水が苦手なワンちゃんにも最適です。無水シャンプーには本来のシャンプーに近い泡タイプや液体タイプに加え、シートタイプも販売されているので手軽に持ち歩けます。

水ですすぐ必要のあるシャンプーと違い、さっと手軽にケアしてあげられるので1つ常備しておくのもおすすめです。

薬用シャンプーの中でも特に抗菌シャンプーは、アレルギーや皮膚トラブルなどの悩みを抱えているワンちゃんにおすすめです。

成分によってさまざまな作用がありますが、主に皮膚の痒みやフケなどをケアしてくれます。低刺激なものも数多くありますが、中には皮膚炎などを悪化させてしまう可能性もあるので、不安がある場合は獣医さんとよく相談して選んであげましょう。

一つ前で紹介した抗菌シャンプーは主に細菌に作用するシャンプ―でしたが、こちらは真菌に作用するシャンプーです。真菌とはカビや酵母で、ニオイの原因になるものです。

真菌には「ミコナゾール」が効きやすいため、ニオイの悩みを抱えているワンちゃんには抗菌シャンプーの中でもミコナゾールが使用されている抗真菌性シャンプーを選んであげましょう。

脂漏性皮膚炎でお悩みのワンちゃんには抗脂漏性のあるシャンプーがおすすめです。脂漏性皮膚炎には過剰に皮脂を分泌してべたついてしまう「油性脂漏」と、保湿成分が足りずにカサついてしまう「乾性脂漏」の2種類があります。

油性には過酸化ベンゾイル、乾性には保湿性の高いものがいいとされています。愛犬がどちらのタイプなのかをよく見て、適したものを選んであげましょう。

フケでお悩みのワンちゃんには角質溶解性シャンプーがおすすめです。犬も人間と同じように、皮膚の代謝により古い角質が剥がれ落ちてフケになります。

角質溶解性シャンプーには角質層を柔らかくしてくれるものも少なくありません。フケが出にくくなるだけではなく、皮膚を守る効果があります。ただし、皮膚にひどいただれや傷がある場合は炎症を起こしてしまう場合があるので使用は控えましょう。

痒そうにしていたり、しきりに掻いている愛犬を見ているのは辛いですよね。そんな時は植物の痒みを軽減する止痒性シャンプーを使ってあげましょう。掻いてしまった後の皮膚にも使え、フケが出にくくなる効果も期待できます。お肌が敏感なワンちゃんや老犬、乾燥が気になってくる季節におすすめです。

原っぱなどを駆け回るとついてしまう土や泥などの頑固な汚れは、洗い落とすだけでも一苦労です。そんな時はシャンプーの前にクレンジングシャンプーで下洗いするのがおすすめです。

通常のシャンプーでは落ちにくい汚れやべたつきなどを浮かして落としやすくしてくれます。また、シャンプー前にすっきりし、嫌がらずにシャンプーへ移行できます。お散歩が大好きなワンちゃんや皮膚がべたつきがちな夏場におすすめです。

水やシャンプ―が苦手なワンちゃんには、リンスインシャンプーでさっと手早く済ませてあげましょう。通常シャンプーの後にコンディショナーをしてあげないと毛並みのゴワつきやパサつきが気になってしまいます。

リンスインシャンプーにはコンディショナーも兼ねているため、シャンプーだけで洗浄と毛並みのケアができます。長時間のシャンプーを嫌がってしまうワンちゃんや、まだシャワーに慣れていない子犬などにもおすすめです。

多くのワンちゃんが悩んでいる皮膚炎には、今まで紹介してきたものよりも更に保湿性の高い保湿性シャンプーがおすすめです。

人間のスキンケアにも効果的な、乾燥を防ぐセラミドやヒアルロン酸が含まれるものも多くあります。乾燥を防ぎ潤いを保ってくれる上に、相乗効果で肌をケアできる効果もあります。歳を重ねるにつれ痒みが酷くなると言われているので、必ず低刺激なものを選んであげましょう。

以下の表は、ここまで紹介してきたシャンプーまとめ一覧です。シャンプーの特徴や犬種に合わせて最適なシャンプーを選びましょう。

一口に犬と言ってもチワワや柴犬などさまざまな犬種に分類されます。犬種が違えば体格や毛並みはもちろん、皮膚の丈夫さなども違ってきます。愛犬の皮膚の状態や生活環境を考えて、ぴったりのものを選んであげましょう。

生活のほとんどを家の中で過ごす室内犬はとても乾燥しやすい環境にいます。特に長毛犬は表面が被毛に覆われているため皮膚が乾燥しやすく、特に冬場のエアコンやストーブ、ヒーターなどの暖房器具の影響を受けやすいので、乾燥から守ってあげるのが大切です。

乾燥肌用のシャンプーは肌がしっとりするだけでなく、肌を乾燥から守るセラミドなどの成分を含んだものも多く、シャンプーの後にローションを塗る必要がないものも多く販売されているので、愛犬の乾燥度合いを見ながら選んであげましょう。

上記で紹介した長毛犬と呼ばれる犬種の中にも、乾燥しやすいトイプードルなどとは逆に皮脂の分泌が多くべたつきやすい犬種もいます。

柴犬やコッカ―・スパニエル、シーズーと言った犬種は、中国などの乾燥した気候にも耐えられるよう皮脂が多く分泌されるため、皮脂用のシャンプーでべたつきを落としてあげましょう。

洗浄力の高いものや洗いすぎてしまうと必要以上に皮脂を落としてしまう場合もあります。もしシャンプー後にカサついてしまった場合は、保湿ローションや少し洗浄力の弱いシャンプーにするなどして調節してあげましょう。

界面活性剤とはシャンプーの主成分で、皮膚や被毛の汚れを落とす役割があります。植物油や石油から抽出された高級アルコールを使ったシャンプーは非常に洗浄力が高く、皮脂やべたつきを落としてくれます。

一方で洗浄力が高いため、皮膚に傷や炎症など異常がある場合は使用を避けましょう。もし洗った後に毛並みのパサつきなどが見られる場合は保湿ローションなどを合わせたケアがおすすめです。

シリコンシャンプーは毛の表面をコーティングし、サラサラにまとめてくれる効果があります。キューティクルを保護して洗い上がりも指通りよくとても艶やかな仕上がりになるので、毛並みを重視する飼い主さんにおすすめです。

反対にノンシリコンシャンプーはコーティングする成分が含まれていないので、ふわっとした仕上がりになるのが特徴です。

オートミールと水溶性硫黄は、どちらも人用の化粧品などにも使われている天然保湿成分です。オートミールには栄養分も豊富に含まれているので、肌が敏感でも毛並みをケアしてあげたい場合に向いています。

また、水溶性硫黄にはフケ・痒み・ただれなど、皮膚に悩みを抱えたワンちゃんでも使いやすいものもあります。皮膚と毛並み、どちらもケアしてあげたい場合はこの2つが入っているか確認してみましょう。

シャンプーの中にはさまざまな匂いや色ものも販売されていますが、中にはその香料や着色料で肌が荒れてしまうワンちゃんもいます。

なるべく着色料や香料の使われていないシャンプーを選んであげると、肌をケアしやすくなります。もちろん香りや色がついているものでも、低刺激のものもあるので、しっかりと成分表示を見て選びましょう。

オーガニックシャンプーは、化学物質を使っていない植物由来の成分で作られたシャンプーです。一方でアレルギーを持っている場合や、皮膚が乾燥していたり荒れている場合は植物の成分によって悪化してしまう場合があるので使用は避けましょう。

植物から作られたシャンプーは、洗浄力が強くさっぱりとした洗い上がりになるので、夏場のべたつきが気になる季節におすすめです。

犬用シャンプーは、特に表示がない場合は一般的に開封後半年を目安に使い切るのが前提とされています。表示の期間や半年以上過ぎてしまうとシャンプーの成分が変化しやすいです。添加のものはカビが発生してしまったり、薬用のものは効果が薄れてきてしまう可能性もあります。

まとめ買いや業務用シャンプーの購入を検討する場合は、愛犬の体の大きさや洗う頻度、1度に使う量を考えて半年以内に使い切れる量を購入しましょう。

愛犬のニオイが気になるとい飼い主さんも多いのではないでしょうか。人間用と同じように、犬用シャンプーにも無香料のものからさまざまな香りのものまで販売されています。脱臭効果や好きな匂いで選ぶのもおすすめです。

脱臭効果のあるシャンプーには植物由来の成分が含まれるシャンプーも多く見られます。ハーブなどのすっきりとした香りでワンちゃんの気になるニオイを消してくれるだけでなく、保湿効果もあり肌の敏感なワンちゃんにもおすすめです。

また、ニオイの原因として洗いすぎも挙げられます。こまめに洗いすぎると、自分のニオイを出そうとしてかえってニオイが強くなってしまうため、シャンプーは月に1～2回に留めてあげましょう。

犬用シャンプーの中にも特に香りのいいアロマシャンプーも多く展開されています。天然のハーブやラベンダーなどの成分が元となっているので、香りはもちろんシャンプー後の洗い上がりにも期待できます。ワンちゃんの香りにも毛並みにもこだわりたい方におすすめです。

植物によって艶やかになるものやふわっとした仕上がりになるもの、しっとりまとまるものなどさまざまなので、香りと一緒に洗い上がりで選ぶのも楽しいかもしれませんね。

リンスインシャンプーは汚れを落とす役目のシャンプーと、被毛をコーティングする役目のリンスやコンディショナーなどの対照的な液体が混ざっているため、お互いの効果を打ち消しあってしまう可能性があります。　

また、シャンプーの多くはアルカリ性なので、リンスやトリートメントをせずにシャンプーのみ使用してしまうと、皮膚が炎症を起こしたり雑菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。

しっかりケアして清潔を保ってあげるためにもシャンプーとリンスは別々に行い、シャンプーの後はリンス等でアルカリ性に傾いた皮膚を弱酸性に戻す工程が大切です。

シャンプーやドライヤーの間じっとしているのが苦手なワンちゃんはとても多いです。そんな場合は、泡立ちや泡切れの良さもシャンプー選びの重要なポイントです。

シャンプーの泡立ちや泡切れが良ければ、すぐに泡立ちさっと洗い流せて時間短縮に繋がります。しっかり汚れが落とせていれば、乾くのも早くドライヤーの時間も短縮できてワンちゃんのストレスも軽減できます。

泡立てが上手くいかない場合は、市販の泡立てネットや泡で出てくるタイプのシャンプーを使い、質のいい泡でシャンプーやドライヤーの時間を短縮して、ストレスの少ないケアをしてあげましょう。

ZOICはペットショップやペットサロン、動物病院での取り扱いがある美容系シャンプーを数多く展開しているのが特徴です。

コンディショナーやトリートメントインシャンプー、ドライシャンプーなど種類も豊富なので愛犬にあったスタイルのシャンプーを見つけられます。

また、シャンプーだけでなく保湿・クレンジングやカラーリングなどのペットケア用品も多数展開しているので、シャンプーと一緒に購入するのもおすすめです。

イソップはオーストラリア・メルボルン発のスキンケアブランドです。ヘアケアからボディケアに至るまでのトータルケア用品を手掛けていて、高級ホテルのアメニティにも使われているブランドで、香りのよさが特長です。

イソップのペット用シャンプー「イソップ　アニマル」は、人のハンド・ボディソープとしても使えます。肌が敏感なニオイの気になるワンちゃんにおすすめです。

言わずと知れた大手株式会社LIONはペット事業も手掛けています。シャンプーだけでなくおやつやトイレ用品などの日用品の種類も豊富なのが特徴です。

シャンプーだけでも低刺激シャンプーやドライシャンプー、シャンプーシートなどさまざまなスタイルのシャンプーが販売されており、20種類以上に分けられてるため愛犬にあったシャンプーを見つけられます。リーズナブルなものも多く、とりあえず試してみたい方にもおすすめです。

初めてのシャンプーは生後50日以上で、必要なワクチンの接種から2週間以上経過して行いましょう。とくにサロンに依頼する場合は、ほかの犬と接触する場合があるので、ワクチン接種後に依頼してください。自宅でのシャンプー時には、子犬は体温調整がうまくできないため、体が冷えないように万全に対策するのをおすすめします。

毛玉や毛のもつれがあるまま洗ってしまうと、濡れて余計に解きづらくなってしまう上に泡立ちも悪くなってしまうので、軽くブラッシングをしてからシャンプーをしましょう。

1. 犬は熱いお湯が苦手なので、シャワーをする時は人間が少しぬるいと感じるくらいの36度前後に設定する
2. びっくりしないようにお尻の方からゆっくりと首の方までお湯で流す
3. シャンプーは泡立てネットなどでしっかりと泡立て、同様にお尻から始めて頭は最後に洗う（目や耳に泡が入らないように注意）
4. 泡を流すときは、今までとは逆に頭から最初に流してあげるのがおすすめ

人間の洗浄と違い犬は毎日洗うわけではないので、しっかりと皮脂汚れを落とすために二度洗いしてください。1回目の洗浄のための予洗い用シャンプーも販売しています。また、泡が目に入ったときはやさしくお湯をかけて、スポンジで泡を流しましょう。

シャワーやシャンプーを嫌がって動き回ってしまうときは、無理やり抑えつけるなどはせずリードをつけて動く範囲を制限したり、おやつをあげたり優しく褒めてあげるなど、シャンプーをするといいことがあると思わせてあげましょう。

他にも使用期限が過ぎたシャンプーを使用すると匂いが変化して嫌がる可能性もあるので確認してみてください。ドライヤーを嫌がってしまう場合も同様に、ドライヤーのそばで遊んだり、短い時間から風を当てる時間を徐々に長くしていくなどして環境に慣らしていってあげましょう。

ブラッシングを嫌がる場合は、コーム部分を柔らかいものに変えてみるのも効果的です。

ワンちゃんと猫ちゃんを一緒に飼っている場合、同じシャンプーを使うことができるととても便利です。シャンプーの中にはどちらに対応したものもありますが、犬用のシャンプーを猫に使うのはおすすめできません。

犬用シャンプーの多くは、被毛を清潔に保つためにアルカリ性で作られているのに対し、基本的にシャンプーの必要がない猫用シャンプーは弱酸性で作られているため、犬用シャンプーは猫には刺激が強すぎてしまいます。

人用のシャンプーも弱酸性が多く、用途が違うため、毛穴の汚れなどが落とせない場合があるので、同じシャンプーを使用したい場合は刺激の少ないものを選びましょう。

一口に犬用シャンプーを言ってもさまざまな種類があります。ワンちゃんと一緒に楽しく元気に過ごすためにも、香りや毛並み、肌のケアなど愛犬に合った犬用シャンプーを見つけてみてください。