スキー用靴下（スキーソックス）のおすすめ13選｜ユニクロで代用できる？

あなたはスキーやスノーボードなどのウインタースポーツを行うときにどんなソックスを履いていますか？そして、靴下について考えたことはありますか？よく話に出るのは暖かさだけを考えて厚手のソックスを履くといった回答です。

ウインタースポーツに精通する方は、足元のことを考えるのならソックス選びも重要だと言います。たまにスキーやスノボを楽しむ程度なら普段仕様のソックスでもいいですが、しっかりとウインタースポーツをやりたいのであれば、スキー用靴下（スキーソックス）は所持しておきたいアイテムです。

そこで本記事では、メンズ・レディース用のスキー用靴下の選び方やおすすめ13選を紹介します。ユニクロやGUの靴下でも代用できる？についても解説していきます。ぜひ参考にしてください。

靴下の厚みは、スキー靴下選びの最重要ポイントといっても過言ではありません。ウインタースポーツをするのにあたって、ブーツは必ず履くと思いますが、適当な厚みでないとフィット感が全く違います。

そして、毎回異なる靴下を履くとそれだけでも厚みも違います。昨日履いていたのが28cmなのに、今日は27cmになっているといった状態です。日によって変動するコンディションの中でベストなパフォーマンスを発揮するのは難しいです。

厚手の靴下は薄手の靴下と比べてクッション性が高いため、足への負担を軽減します。保湿性の高さもメリットです。デメリットは足裏の感覚が靴下の厚みで鈍くなる点です。

足裏からの情報はスキー・スノーボードと感覚を重視するスポーツでは非常に大切です。上級者になると薄手のスキー靴下を好む方が多いのもこの点が関係します。

「薄手だから厚手のソックスより、暖かくないだろう」と思っている方が多くいます。しかし、厚みと暖かさはほぼ関係ありません。暖かさと関係があるのは保湿性です。保湿性のあるソックスを選べば、薄手でも厚手と変わりません。

薄手のものが上級者向けと伝えましたが、初心者でもフィット感を大事にしたい方や、足裏の感覚をしっかり受け取りたい方にはおすすめです。また、直接肌に触れるものなので自分に合った肌触りのものを優先しましょう。

どのような素材をを使用しているのかも重要です。みるポイントは、速乾性・保湿性・暖かさになります。なぜなら、この3つが足先の寒さを和らげ、快適な状態に保つからです。

まず、速乾性は、乾きやすさを指します。雪の上を滑走しますし、ブーツの間から雪が入ってきたり汗をかいて蒸れてしまうブーツ内の「蒸れ」を最小限にとどめてくれます。快適なウインタースポーツを楽しむのに欠かせません。

暖かさと保湿性は相互関係にあるので、保湿能力が高ければ高いほど足が冷えるのを抑えて暖かく感じます。素材のいい靴下はこの3つの要素が上手く調合されているので、長時間履いていても不快な感覚が少ないです。

スキー靴下は長さも重要です。短い靴下から長い靴下まで多数の販売がされていますが、基本として長めのソックスを選びましょう。短い靴下は脛から足首にかけてブーツと接触するからです。

接触を受けながらプレイし続けると足が痛くなる原因になります。また、靴下が汗を吸収しないので、ブーツ内が乾かず「蒸れ」の原因にもなります。

靴下が長いと防寒の役割を果たすので、暖かいです。スキー靴下は長めを選びましょう。もちろん、吸湿速乾を謳っているアイテムを選ぶのもいいですが、長さも吸湿速乾に関わってくるため確認しましょう。

指先のタイプが違うだけで、力の伝わり方や汗の吸収率が異なります。1つ1つの特性を理解した上で購入するのがベターな方法です。どのタイプが自分に合っているのか確認しましょう。

大抵の靴下がノーマルタイプの指先です。スタンダードなモデルなので、他のタイプを履いたことがなければ、ノーマルタイプを購入すれば間違いありません。履きなれた方も多く、最もシェアがあります。

スキー靴下を販売しているメーカーの大半はノーマルタイプを採用しているので、多種類から選択ができます。他のタイプは数が少なく、限られた種類からしか選べません。

5本指タイプを履くと、足先が制限を受けずに細かく可動でき、指にも力がしっかり入ります。ウインタースポーツの競技者には、5本指タイプを好んで使用する方もいるほどです。

また、5本指タイプは汗を吸収しやすいのもメリットです。足先は蒸れやすいですが、指の間に空間ができて擦れることなく履き続けられるので、蒸れの軽減に一役買ってくれます。

最近ではデザイン性の高い5本指靴下が、ノースピーク・デサント・ミズノといった大手メーカーから出ています。5本指ソックスを普段から履いている方にはおすすめです。

タビタイプは親指部分だけ独立したモデルで、指先に力を入れやすいメリットを持っています。フィット感は抜群で、慣れている方だと非常に履きやすくて使いやすいです。

スキー・スノーボードを楽しむためには、母指球から足先にかけての踏ん張りが重要になります。滑るときのバランスには欠かせないからです。タビタイプは地下足袋と同様、足指の自由度が高いため、スキー操作もバランスよく行えます。

地下足袋は足場の不安定なところでも踏ん張りを利かせて移動できるように開発されました。タビタイプにも同じ特性があるので、ノーマルタイプに慣れた人も1度試してみてください。

ウインタースポーツでは、滑走するためにブーツを履かなくてはいけません。密閉された状態のブーツはどうしても蒸れて菌が繁殖しやすいので、衛生面において心配ですよね。

そのため、吸湿速乾性能の高い靴下が数多く販売されてきましたが、抗菌機能に力を注いでいるスキー靴下も登場しています。抗菌機能のおかげで蒸れて菌が繁殖しやすい環境下でも菌の影響を最小限に抑えます。あわせて、防臭機能があると、プレー後の足のにおいも抑えられます。

衛生面をカバーする靴下にも注目して、選ぶのもいいでしょう。足のマメがつぶれて出血しても菌が体内に侵入する可能性を極力抑えられます。

スキー靴下の中には段階着圧設計という機能を備えているスキー靴下も出ています。簡単に説明しますと、脚の部位によって着圧の段階を分けて、脚をベストコンディションに保つ機能です。

ふくらはぎのあたりは、それほど強く圧力をかける必要はないので低着圧ゾーンです。ふくらはぎより下に行くほど締める圧も上げていきます。中間部分がミドルプレッシャーゾーンです。

足首から下はハイプレッシャーゾーンとなり、着圧が最も強くなります。段階を踏むことで、部位ごとに適切な圧力をかけられ、脚をバランスよくサポートします。

クッションパッドが備わっているタイプのスキー靴下も販売されています。パッドがクッションの役割を果たすため足への負担を軽減します。負担の大きいプレイをするアスリートにおすすめです。

競技のときには強烈な衝撃が足へかかることが考えられます。クッションパッドの靴下なら、足への負担は最小限に抑えられて長時間の活動が行えます。

クッションパッドがあるおかげで負担を下げられる反面で、少し重量感を感じる可能性もあります。また、何度も使用するとクッションパッドがへたれますので、適切な時期に交換をおすすめします。

アウトドアメーカーとして有名なモンベルのスキー靴下は、スキーなどの前傾姿勢に適した構造で、快適な履き心地です。保温性やクッション性・吸放湿性に優れたものなどを展開しており、寒さが厳しい環境に最適です。比較的リーズナブルで、シンプルなデザインが多いのも支持されている理由です。

ミコは、イタリアのスキーソックスブランドです。業界最薄といわれる超薄手ソックスが有名で、ストッキングのような履き心地でありながら保温性に優れています。また、薄手なので蒸れにくく、ブーツの中の余裕があるため、パフォーマンスも向上します。コスパがいいところも魅力です。

機能性が高いのが日本のスポーツメーカーとして有名なデサントのスキー用靴下です。足の底をしっかりサポートする機能や足の形状に対応する3Dソックスがラインナップしています。また、遠赤外線を放射する素材や抗菌・防臭効果のある銀イオンなど快適に過ごせる機能も満載です。

スキーブームを牽引してきたメーカーと言えばアルペンです。アルペンのスキー用靴下は履きやすさがポイントです。厚手で軽量のうえ、柔軟性があります。取り扱うメーカーも豊富なラインナップでスキーの初心者・子供におすすめです。

機能性の高い作業服を取り扱うワークマンは、メンズのみならずレディースのアパレルも展開しています。リーズナブルなのに耐久性と機能性を兼ね備えているため人気です。ワークマンでは発熱ハイソックスが販売されており、保温性があるためスキーにも使えます。しっかりした厚みで膝丈まであるハイソックスがポイントです。

普段からユニクロやGUの靴下を履き慣れている人なら、スキーのときにも使いたいです。ユニクロ・GU・しまむらの靴下は、スキー靴下として代用できるのでしょうか。決め手は靴下の素材や長さです。

スキー靴下の主な素材は綿や化学繊維です。スキー中に汗などでブーツ内が蒸れても、綿や化学繊維なら速乾性がある素材のため、足を快適に保ちます。また、乾きやすい素材であれば、ブーツの防臭にもつながります。

ユニクロ・GU・しまむらのハイソックスの素材が綿や化学繊維であれば、スキー靴下の代用として履いても問題ありません。購入前や履く前に素材をチェックしてください。

スキー靴下は、いろいろなメーカーから販売されています。スキーやスノーボードだけでなくさまざまなシチュエーションで使えるので、初めて購入を検討している方におすすめです。ぜひ参考にして冬場に活用してください。