PC用VRゴーグルおすすめ15選｜動画のみ対応の安い商品・Steam提携も

スマートフォンやPS4でも対応のゴーグルを装着することでVRを楽しめますが、迫力に欠けます。せっかくVRで仮想世界を楽しむのなら、圧倒的な没入感があるPC用VRゴーグル（VRヘッドセット）がおすすめです。

現実の人間が動いているような滑らかな動きと、そこに自分が存在しているかのような感覚は、パソコンで見るからこそ得られる体験。パソコン用VRゴーグルは高スペックなので、スマートフォンやPS4とは臨場感や迫力の大きさが違うのです。

そんな最高の娯楽体験を楽しめるPC用VRゴーグルですが、安いとはいえない値段で売られています。せっかく手にいれるのなら、後悔しないものが欲しいはず。そこで今回は、PC用VRゴーグルの選び方やおすすめの商品をご紹介していきます。さらに、動画のみで使用したい場合など用途に合わせたおすすめ商品や、Steamのおすすめゲームソフトなども紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

VRゴーグルにはスマホ用・（PS4）家庭用ゲーム機用（主にPS4）・PC用の3種類があります。なかでも最も身近で手軽にVRを楽しめるのがスマホをディスプレイとして使用するスマホ用。スマホをゴーグルに装着し、頭に付けてVR動画を見れます。比較的低価格な商品が多く、自作する人もいるようです。

昨今増えているPS4のVRゲームに対応しているPS4用VRゴーグル。まるで本当にゲームの世界に入りこんでしまったかのような没入感で、ディスプレイとは違ったゲームの世界観を楽しめます。PCにHDMI端子やUSBケーブルで接続してパソコンで見るのが今回紹介するPC用VRゴーグルです。

高価ですが、スマホよりも高解像度で圧倒的にきれいな世界を楽しめます。また、PCモニターの代わりとしても使用できます。以下にフルHD対応のプロジェクターのレビュー記事・iPhoneでも使えるVRゴーグルの紹介記事へのリンクを記載しているので、購入の際は参考にしてくださいね。

PCでVRゴーグルを快適に使用するときは、高性能なPCが必要になります。VRゴーグルを購入する際は、自身のPCがVRゴーグルの推奨動作環境より上かどうかを確認してください。推奨動作環境は、OS・メモリ・CPU・GPUが重要になります。

また、ゲームを遊ぶ場合はグラフィックボード(グラボ)を搭載したデスクトップのゲーミングPCがおすすめです。

高解像度のPC用VRゴーグルなら、高い没入感を体験できます。解像度の高さは画像の細かさを示し、高ければ高いほど映像がきめ細かに見えるのです。鮮明な映像を見られるので、リアルな仮想空間に入り込むような体験ができます。

特に、2,880×1,600の高解像度であれば、フルHD以上の映像美を楽しめるのでおすすめ。ただし、必要なPCのスペックも高くなります。現在お使いのPCのスペックが低い場合、動きがカクカクになったりするので注意しましょう。

とはいえ、1,920×1,080やでも充分に鮮明な映像を見られるので、多少解像度が低いものでも楽しめます。その分、遠くの景色が荒く見えてしまいますが、近くのものであればリアルな映像が見られます。

視野角が広いほど、VRゲームへの没入感は高まります。視野角の広さとは、映像を見渡せる範囲です。目の端から端まで映像を捉えられれば、それだけ現実世界と同じような景色を見られます。

人間の視野角はおよそ垂直で110°、水平で210°です。その値に近い視野角を選ぶと、没入感が高まるのでおすすめです。

リフレッシュレートによって、映像の滑らかさに差が出ます。リフレッシュレートとは、1秒間で画面が切り替わる回数です。高い値であればヌルヌル映像が動き、現実に近い世界観を楽しめるのが魅力です。

映像美以外にもリフレッシュレートの高さは、酔いづらさと関係しています。90Hz以上なら現実と違和感のない動きを映像で見られるので、酔いを軽減します。ただし、高いリフレッシュレートのPC用VRを使用する場合には、高スペックPCが必要です。

トラッキングとは、VRゴーグルの動きに合わせて、ゲーム映像が動くことです。トラッキングにより、まるでゲームの世界に没入したような感覚でプレイを楽しめます。主なタイプとして、一般的な3DoF(首の左右運動・回転を検知)・6DoF(+全身の動きを検知)の2種類があり、VRを本格的に楽しむなら6DoFがおすすめです。

安価なスマホ取り付け型から、PCと連動できる高価なものまで、VRゴーグルやハードに合わせたさまざまなトラッキング方法があります。しかし、トラッキングを本格的に楽しむなら、モーショントラッキングキット・ライトハウス・ベースステーションの3つの準備が必要です。あらかじめ予算を考えた上で、自分に合ったものを選びましょう。

PC用VRゲームを遊びたい場合、気をつけておきたいポイントが2つあります。ポイントを見逃してしまうと、欲しかったゲームを遊べないこともあるので後悔する可能性があります。

PC用VRゴーグルのメーカーによって、対応しているゲームの種類は違います。あるメーカーは豊富なタイトルをプレイでき、また別のは遊べる数が少ない場合があります。そのため、まずは自分が欲しいゲームが対応しているメーカーを選びましょう。

何本か欲しいゲームを先に選んでおき、対応するPC用VRゴーグルを選ぶと後から後悔することもありません。先に、各機種の販売サイトで対応しているゲームについて調べておくことをおすすめします。

「Rift社」や「Vive社」のPC用VRは、基本的に多くのゲームが遊べます。この2社は、3000本以上のゲームを遊べるSteamと連携しており、コンテンツが充実しているのです。海外のゲームにも対応しているので、さまざまな種類のVRゲームが楽しめます。

中にはマイナーな作品もあり、お宝ゲームを探すのもおすすめです。もちろん、Steamはゲーム以外にもアプリケーションや動画作品も見られます。充実したコンテンツのPC用VRを選ぶのなら、Steamと連携しているものがおすすめです。

PC用VRの用途次第では、予算よりも安く買えます。動画を見る場合とゲームを遊びたい場合で、コスパのいい選び方を見ていきましょう。

PC用VRゴーグルの値段は、安いもので3万円、高いものだと10万円を超えてきます。そのため、用途に合わせてPC用VRを選んで安く購入するのがおすすめです。もし、PC用VRで動画を見るだけであれば、解像度や視野角に注目するのがポイント。

確かな映像美と余計な機能のないPC用VRなら、安く買えてコストパフォーマンスもいいです。また、動画視聴用のPC用VRゴーグルならPCの必要スペックは高くなくていいので、新調する必要もなくお得になります。

ゲームを遊ぶためのPC用VRを選ぶ場合、高性能なグラフィックボードや大容量のメモリが必要となります。お使いのPCのスペックが足りていないと、ゲームの動きがカクカクになったり、動きが遅くなったりすることも。

そのため、快適に楽しむのならPCを買い換えるべきです。PCに余計な費用がかさんでしまうので、PC用VRゴーグルはコスパのいいものを選ぶのがおすすめです。解像度は妥協して、ゲームを遊ぶのに不足のない機能だけを搭載したものを選びましょう。

「Rift」社のPC用VRなら、充実したコンテンツと映像美が実現されていて、価格も安いのでおすすめです。ただし、PCの推奨スペックは「Intel i5-4590」、グラフィックボートは「NVIDIA GIX1060」、と高性能PCでしか対応しないものがあるので注意しましょう。

メガネを掛けている人は、メガネを外さなくても遊べるPC用VRゴーグルを選びましょう。レンズ部分が広いモデルであれば、支障なく遊べます。また、メガネ対応モデルがあるので、PC用VRの公式サイトで対応済みかチェックするのもおすすめ。

メガネ対応であれば、レンズが曇りづらいように設計されています。中には、ピント合わせを自動で行ってくれるものもあり、そのPC用VRゴーグルなら裸眼で快適にプレイできておすすめです。

PC用VRゴーグルの接続方法は、Wi-Fi・Type-C・HDMI・DisplayPortなどさまざまです。接続しやすさを重視するなら、Type-Cがおすすめです。また、映像の安定性にこだわる方はDisplayPort接続がいいでしょう。DisplayPortは、映像の遅延が少なく安定して接続できます。無線で接続したい方は、Wi-Fi接続がおすすめです。

VR技術の発展に伴い、数多くのゲームソフトが開発されてきました。ここでは、おすすめのstreamのVRゲームソフトをご紹介します。

音ゲーが好きな方には、「Beat Saber（ビートセイバー）」がおすすめです。四方八方から飛んでくるブロックをリズムに合わせて撃破していきます。ゲーム内オリジナル音楽はもちろん、世界中の有名曲も、追加ダウンロードコンテンツとして実装可能です。

美少女ゲームが好きな方へのおすすめは「くのいちと行く！～美少女忍者と秘密の特訓～」です。忍者集団の当主の息子となり、くのいちとの仲を深めていきます。単なる美少女ゲームではなく、心温まるシーンや、RPG要素も兼ね備えているため、美少女ゲームをやったことがない方でも十分楽しめます。

PCでVR動画を楽しむ場合、VRプレーヤーを使用することでよりハイクオリティな動画を楽しめるようになります。

PC用のVRプレーヤーは、無料のものから有料のものまでさまざまな種類があります。それぞれのプレーヤーによって特徴やスペックが異なるので、ご自身の用途や好み・PCに合ったものを選ぶようにしましょう。

Apple Vision Proは、ユーザーの目線をトラッキングして、画面上のポインターを動かしたり、声・手と頭のジェスチャーなどによって操作できる新ARデバイスです。新たな空間コンピューターとして注目を集めています。今までのVRゴーグルとは一線を画すハイエンド商品です。

ここまで、PC用VRゴーグルの選び方のポイントやおすすめをご紹介してきました。PC用VRは求められるパソコンのスペックが高いので、まずは推奨スペックを確認することをおすすめします。PC用VRで圧倒的な没入感やリアルな体験を楽しんでください。