スキーゴーグルのおすすめ25選｜曇らない？スワンズやオークリーなどのメーカーも

スキーやスノボーを楽しむなら、当然怪我などのトラブルは避けたいですよね。日差しが強い日や悪天候の時は特に視界が悪く、危険を感じた経験がある方も多いと思います。その時に大活躍するのがスキーゴーグルやスノボゴーグルです。

目の周辺を、日焼けや転んだ時にしっかり保護します。また、見た目もかっこよくおしゃれに決まり、悪天候時にもクリアな視界のままです。ゴーグルをしていないと、目が日焼けして白内障を引き起こす可能性があるなどの意外な事実もあります。

そこで今回はスキーゴーグルやスノボゴーグルの選び方、おすすめ商品を紹介。購入を迷われている方はぜひ参考にしてください。記事の最後にはゴーグルの必要性についても紹介しています。

1.レンズの種類：スキーゴーグルのレンズにはさまざまな種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、自身のスキースタイルに合わせて選びましょう。

2.レンズカラー：スキーゴーグルのレンズカラーはさまざまですが、ここでは代表的な色をご紹介します。それぞれ得意な時間帯や気候に合わせて選ぶのがおすすめ。

3.レンズの形状：レンズの形状は大きく2種類に分けられます。それぞれの特徴をよく知り、自分に最適な方を選びましょう。

4.機能性：スキーゴーグルには基本的な機能の他に、特殊な機能や機構を装備したものがあります。自分の必要とするものが備わっているか確認しておくのがおすすめです。

レンズを2枚重ねた「ダブルレンズ」は、レンズとレンズの間に空気の層を作るため、ゴーグルの内部と外部の間に気温差が生じにくく、曇らないようになっているのが特徴です。

価格が高くなる傾向にありますが、滑っている最中にゴーグルが曇って視界が悪くならないので、安全性が高いのが魅力。悪天候時にも強く、曇りにくいゴーグルをお探しの方は、まずダブルレンズの商品を選ぶのがおすすめです。

機能性よりも価格の安さを重視したい方は「シングルレンズ」がおすすめです。安いものであれば2,000円前後で購入できます。1枚のレンズを採用し視界に歪みが生じにくく、スピードを競うような競技用としてゴーグルとしてもおすすめ。

しかし、レンズが曇りやすいのがデメリットなので、基本的に中級者コース以上での利用はあまりおすすめできません。

雪山では太陽の光が雪面に当たって乱反射して視界が悪くなり、雪面の凹凸が把握しづらくなるときがあります。「偏光レンズ」は、そのような乱反射して入ってくる光を抑えてくれるのが魅力です。

価格はやや高くなりますが、視界がはっきりするので安全性が高く、晴天時に特に重宝されるレンズです。

近年、注目を集めているレンズが汎用性の高い「調光レンズ」です。サングラスやメガネなどにも採用されている技術で、紫外線が当たると強さに応じて自動的にレンズの色が濃くなる特徴を持っています。

調光レンズを搭載しているスキーゴーグルはやや価格が高めですが、幅広い天候や時間帯の明るさに対応しているので、1つ持っておくと活躍の場が非常に多いです。

調光レンズと並んで、近年人気が急上昇しているのが「ハイコントラストレンズ」です。レンズのコントラストを向上させ、明暗がはっきりするので、地形認識や全体的な視界が見やすくなるのが魅力です。

商品によっては偏光レンズの別名として扱われています。ブルーの光を取り入れた手法など、各メーカーによってハイコントラストレンズの採用している技術は異なります。

レンズカラーの中でも「オレンジ系」は最もオーソドックスな色で、製品ラインナップが豊富です。晴天時には太陽光を軽減し、曇天時には視界を明るくする特徴を持っています。

日が沈んでからでも比較的見やすいのも魅力で、スキー・スノボー初心者におすすめのカラーです。

強い日差しや、乱反射した光には「ブルー」や「ミラー」系のカラーがおすすめです。光を反射する性質が強いので、晴天時に特に活躍しますが、全天候で使いやすいカラーです。

また、コントラストや陰影がくっきりとするため、斜面認識がしやすいのも魅力。しかし、その反面で少し暗めになってしまうので、日が沈んでからの夕方から夜間のナイターには適していません。

光を遮断しない「クリア系」のスキーゴーグルは、日が沈んでからの夕方以降に最適です。また、曇っている天気でも、ちょうど良い明るさで視界を保てます。

しかし、光をそのまま取り入れるので、晴天時にはまぶし過ぎるのがデメリット。そのため、クリア系はメインのレンズとは別に、ナイター用のスペアレンズとして用意しておくのがおすすめです。

レンズの形状は大きく2種類あります。種類によって価格や機能性などが違うので、自分の用途に合わせて選びましょう。

「平面レンズ」はその名の通り、レンズ表面がほぼ平面で大きな膨らみがないので、レンズがゴーグルのフレームと同じ高さとなっています。そのため、目とレンズの距離が近くなり、視界が歪みづらくワイドな視界が特徴です。

ゴーグルのレンズ形状としては最もオーソドックスなタイプで、製品ラインナップも多く、価格が安いのが魅力です。また、さまざまな顔の形状にフィットしやすく、レンズ交換が比較的容易であるところもメリット。

レンズ表面がアーチ状の丸みを帯びた形状が特徴の「球面レンズ」。顔とレンズとの距離を少し離すため、曇りにくいのが魅力です。また、レンズ内の容積を広く保つので、メガネをつけたまま装着できる製品も豊富。

価格は少し高めですが耐久性に優れた製品が多く、転倒時に目をしっかり守れます。また、デザインもおしゃれでかっこいいと人気があり、ファッション面を重視する方にもおすすめです。

スキー場は平地よりも紫外線を受ける量が多いです。そのため、レンズに紫外線から守る「UVカット」が施されたスキーゴーグルがおすすめ。

紫外線のカット率は製品によって異なりますが、しっかり肌をケアしたい方は、紫外線カット率が100％に近いものがおすすめです。

スキーやスノボーをする時に、メガネをかけたまま滑りたい方は「メガネ対応」のスキーゴーグルを選びましょう。主に球面レンズの商品に採用され、ゴーグル内の容積が大きいため、メガネのスペースを確保しつつゴーグルを装着できます。

しかし、メガネのサイズによっては対応できないものもあるので、事前に確認しておきましょう。

「フレームレスタイプ」とは、その名の通りレンズのフレームがないスキーゴーグルです。フレームがない分より広い視界が確保でき、レンズ交換がフレームタイプより簡単であるところも魅力です。

ゴーグルは隙間なくフィットし、キツくない装着感のものを選びましょう。日本のブランドであれば、基本的に日本人を対象に設計しているので問題ありませんが、海外のブランドの場合、欧米人の鼻や顔の形に合わせて作られているものが多いです。

しかし、海外のブランドでも、日本人を含めたアジア人の顔の形状に最適な「アジアンフィット」モデルが販売されています。海外の気になるメーカーを見つけたら、アジアンフィットの商品があるかチェックしましょう。

スキーゴーグルはユニセックスで使えるものが多いですが、中には女性に最適な形状のレディース専用モデルもあります。また、まだ顔が小さいお子様には子供用のスキーゴーグルも展開されているので、年齢に合わせて選びましょう。

モンベルのスノーゴーグルは、日本人の頭部にフィットするように設計されたアジアンフィットモデルです。顔にぴったり合うため曇りができにくいフレーム構造で、独自のシステムを導入して曇りにくくする工夫もされています。

レンズは偏光レンズを使用しており、また広いフレームを採用しているため雪山でも使いやすくなっています。ゴーグルに気をとられず、快適にスポーツを楽しみたい方におすすめです。

オークリーのスキーゴーグルはアイウェアに優れており、ユーザーの目の保護をしっかりと行います。独自のフレーム構造やレンズ素材で紫外線をカットして、目へのダメージを減らす構造です。また、見やすさを上げるために反射光をカットするレンズが採用されています。

ユーザーに優しいゴーグルになので、反射光が多い雪の中でも周りをしっかりと見ながらスポーツを行えます。眼球への疲労を気にせずスポーツを楽しみたい方におすすめです。

スワンズは創業110年の歴史を持つレンズメーカーです。スワンズのスノーゴーグルは換気をして曇りを解消するシステムが導入されており、ゴーグル内に湿気がたまるのを防ぐ効果があります。曇るたびにレンズを拭く作業がなくなるほか、前が見えやすいので便利です。

スワンズのゴーグルは眼鏡対応で、眼鏡の方も安心して装着できます。顔の構造にフィットするフレームを備えており、使用感も快適です。ゴーグルを気にせずスポーツに集中したい方におすすめです。

スミスジャパンのゴーグルは特殊な調光レンズを使用しており、景色を歪みなく正確に映します。雪面の凸凹などもクリアに見えるため、安全にスポーツを楽しめます。光の強さによりレンズの濃さが変わる機能もあり、変わりやすい山の天気でも安心です。

撥水機能もあり、飛び散った雪や水がゴーグルに付着するのを防ぎます。水滴がつきにくいため、水滴で視界が遮られずにスポーツを楽しめます。安全かつ快適にスポーツを楽しみたい方におすすめです。

スキー・スノボーの時にスキーゴーグルは必須といわれています。スキーゴーグルが必要な理由は以下の4つの理由が挙げられます。

• 紫外線や日差しの強いスキー場で日焼けから守る
• 転んだ時の目の保護
• 悪天候やピーカン時の視界の確保
• 高速滑走時における乾燥や風からの目の保護

これらの理由が挙げられます。ゴーグルを面倒・見えづらいなどの理由で装着を怠ると思わぬ事故に発展する可能性があるので、必ず装着するよう心がけましょう。

ここまでスキーゴーグルのおすすめ商品を紹介してきました。本記事で紹介した製品はほんの一部で、他にもたくさんのスキーゴーグルがあります。安全で快適なスキーライフが送れるように自分にぴったりのスキーゴーグルに出会いましょう。