勉強机ライト・デスクライトの人気おすすめ32選｜集中できるライトの選び方は？

お子さんが机に向かって勉強しようとしたときに、手元が暗かったりすると勉強に集中できません。勉強する環境を整えるには学習机ライトはとても大切な道具です。リビング学習や蛍光灯の下などそれぞれの場所に合わせた学習机ライトを選択するのが大切です。

でも勉強机ライトには種類が多く、ぴったり合うものを選ぶのは難しいです。小学生や小さい子供が長時間ライトの下にいても目が痛くならず、周りが熱くならない高品質の学習机ライトがおすすめです。学習机ライト次第で勉強に集中できるか否かが決まります。

そこで今回は学習机ライトの選び方や人気のおすすめ商品を紹介します。この記事の最後にデスクライトの使い方も紹介しています。こちらも確認して、効果的に使えるようにしましょう。

ルーメンとは明るさを示す単位の一つで、光源から放たれたすべての光の量を表し、「光束」ともいいます。数値が大きければ大きいほど明るくなります。学習机ライトにおすすめの明るさは300～400lm（ルーメン）です。

主に白熱電球が使われていたころは、照明の明るさをW（ワット）で表していました。ワットは消費電力で、明るさを示す単位ではありませんが、白熱電球はワット数と明るさが比例していたので明るさの基準として使われていました。

しかし消費電力が少ないLED電球は、ワット数では正しい明るさが表せないため、現在ではルーメンを使用するようになりました。学習机ライトを選ぶときは、ワットではなくルーメンの値をチェックするのをおすすめします。

ルクス（lx)とは「照度」を表す単位で、照らされた場所にどれだけ光が入っているかを表します。ルーメンは光源そのものの明るさの値なので場所に関係なく数値は変わりませんが、ルクスは光源から遠ざかるほどその数値は小さくなります。

実際に机に光があたったときの明るさを表しているので、学習机ライトを選ぶときにはこのルクス(lx)に注目するのをおすすめします。

学習机ライトには「500lx（ルクス）～750lx」を目安に選びましょう。一般的に、パソコン作業をするときは少し低め、勉強をするときはルクスが高めがおすすめです。学習机ライトなら、750ルクスくらいはほしいところです。

ひと昔前は電球と言えば「蛍光灯」でしたが、今では「LED」がかなり普及してきました。「LED」をおすすめする理由はまず寿命の長さです。蛍光灯や白熱電球に比べると寿命の長さは何倍にもなります。取り替える手間が少なくて済むのは嬉しいですね。

「LED」が出始めたころは価格も高かったのですが、最近では価格も抑えめになってきました。総合的に見れば経済的にもお得ですし、交換の手間が省けるのもおすすめポイントです。

また、電球が熱くなりにくいので触っても安心です。特に子供が使う学習机ライトには、安心できるものを使いたいですね。

LEDが普及しても、「蛍光球」の手軽さ、コスパの良さも捨てがたいです。勉強机ライトはよく使うものなので、いざ電球が切れてしまったときに、すぐに交換したいですね。コスパを求めるなら、「蛍光球」はおすすめです。

「蛍光球」は単価が安いので購入しやすく、ストックしておきやすいので、もし勉強机ライトの電球が切れてしまっても、すぐに交換できるのでおすすめです。ただし、調光機能が付いている勉強机ライトには対応していないので、注意が必要です。

「白熱球」は、温かみのある色合いで、柔らかい雰囲気がほしいときにはおすすめです。勉強机ライトにははっきりとした明るさの方が向いているので、「白熱球」は勉強机ライトには不向きですが、部屋の雰囲気は温かくなるので、リラックスしたいときにはおすすめの明かりです。

ただ、温度が高くなりやすいので、お子さんが使う場合にはくれぐれも注意が必要です。何か作業をしながら柔らかい雰囲気を味わいたいときなどには、ぜひ「白熱球」も使ってみたいですね。

JIS規格では、30cmで500lx（ルクス）以上、50cmで250lx（ルクス）以上の照射範囲を持つライトを「AA型」と表示します。（ちなみに、30cmで300lx以上、50cmで150lx以上の照射範囲がA型です。）

狭い範囲しか照らさない学習机ライトにすると、机の一部しか明るくならないため、光が当たらず見えにくい場所ができてしまいます。デスクを広く快適に使うには、「AA型」の学習机ライトがおすすめです。

受験勉強などで長時間勉強するお子さんの目を守るためには、照度が均一な学習机ライトがおすすめです。特にLEDは明かりが広がりにくい特徴があるので、注意して学習机ライトを選びましょう。

照度が均一だと、明暗がはっきりと分かれないので目に負担がかかりませんが、照度が均一でないと、明るい部分と暗い部分がはっきり分かれてしまいます。そうすると視線を動かすたびに瞳孔が拡大・縮小を繰り返し、お子さんの目が疲れてしまいます。

「フレキシブル」とは「柔軟性」という意味です。最近この「フレキシブルアーム」という言葉をよく耳にするようになりました。

学習机ライトには、ライトのアーム部分の柔軟性がある、つまりアームが自由に動かせるタイプのものがあります。そうすると可動域が広くなるので、自分の照らしたいところに簡単に学習机ライトを動かせるのでとてもおすすめです。

ただ左右に動かせるだけでなく、高さも自由に変えられるものもあります。特に広い机で作業している方などにはおすすめのタイプです。

次の注目ポイントは、ライトの横幅です。学習机ライトの形状によって、そのサイズはさまざまですが、長時間使用する場合は特に横幅に注目するのをおすすめします。蛍光灯のような長さがあればデスク全体が見渡しやすいのがポイントです。

横幅が狭いと照射範囲が狭くなり、デスクの上に明るい部分と暗い部分が出来てしまいます。横幅40cm前後の学習机ライトを選べば、照射範囲が広くなるので、ストレスを感じないで長時間机に向かえます。

特に学習机ライトには、お子さんの学習意欲が途切れないような工夫が必要なので、ぜひ注目したいところです。

長時間机に向かっている方、特に受験生におすすめしたいのが、便利な機能がついている「多機能」学習机ライトです。

学習机ライトには、時計や温度計がついているもの、カレンダーがついているもの、またタイマー機能がついているものまであります。受験生は問題を解くときにこの「タイマー」をよく利用するのでおすすめです。

机の上にはどうしても物がたくさんになってしまいます。机の上をすっきりさせるには、便利な機能が一つにまとまっていたらとても助かりますね。

目を疲れさせる原因の一つに、学習机ライトが作る「影」があります。特にLEDを用いたライトの場合、発光部分にLEDを複数並べたものが多く手元に「多重影」ができてしまいます。

影になった部分は見えにくいので、どうしても集中が途切れがちになります。また目も疲れやすいため、長い時間机に向かっていると疲労が蓄積されてしまい視力にも影響が出る恐れがあります。また、成長期のお子さんが使う場合は、目への環境を整えるのはとても大切です。

今は多重影対策がなされている商品が多いようですが、学習机ライトを選ぶときにはその機能がついているかどうかしっかり確認しておきたいです。「面発光」や「多重影対策」と記載されているものを選ぶのがおすすめです。

「調光機能」とは明るさを調節できる機能です。最近では部屋の天井部分の照明にも多く使われていますね。

学習机ライトにも、この調光機能がついているものが増えてきています。何段階かに明るさを調節できるものと、無段階で調節できるものがあります。

どのような用途で学習机ライトを使うかによって、欲しい明るさも変わってきますね。明るさを自分で調節するのももちろん便利ですが、「勉強用」「読書用」「リラックス用」など用途に合わせた明るさをあらかじめ設定してある商品もおすすめです。

部屋の明かりで、切れかけの蛍光灯がチカチカとしているのを見た経験はありませんか。なんとなく不安にさせる、ストレスのたまる光景です。

明かりはもともと「ちらつき」が起こりやすい仕組みになっています。LEDでも蛍光灯でも、発光するときに素早く細かい点滅を繰り返しているからです。

ちらつきは目に負担をかけ、疲れさせると同時にストレスも与えます。この「ちらつき」対策も、学習机ライトには欠かせないポイントです。商品を選ぶ際にはぜひ確認するのをおすすめします。

特にイラストなど色を多用する方は、「演色性」に注目して学習机ライトを選ぶのがおすすめます。

「演色性」とは自然光で照らしたときよりも、どれだけ同じ色を再現できるかを表した単位です。昼間の太陽の下で見たときと、部屋の明かりの下で見たときに、なんだか色が違って見える時があります。演色性の値が低くなるほど、本来の色がわかりにくくなります。

演色性は絵を描く方にとって大切なのはもちろんですが、演色性が低いと目が疲れる原因にもなります。JIS規格で推奨されているのは「80以上」。学習机ライトを選ぶときのポイントの一つにしたいです。

勉強や仕事でパソコンやタブレットを使う機会が多い方は、ブルーライトカット機能付きデスクライトがおすすめです。眼精疲労を抑制したり、睡眠や全身の健康への影響を抑制できます。長時間のパソコンやタブレットでもストレスなく快適に過ごせるのでおすすめです。

クランプ式の学習机ライトは、机の天板部分をアームで挟み込み、ボルトで固定して使用します。ボルトで固定しているため、取り外しや設置に手間がかかり、ちょっとした移動には不向きです。同じ場所でずっと作業をする方におすすめの学習机ライトです。

机の上に置かないため、場所を取らず机の作業スペースを広く使えるので、デザインなど机の上で作業をする方には特におすすめです。また、アームの部分は回転できるため、自由に動かして照らす場所を変えられて大変便利です。

学習机ライトの中ではメジャーなタイプがこの「スタンド式」です。土台がついているので安定感があります。

また固定されていないため、移動が簡単なのが特徴です。学習机の上で使って、そのまま違うテーブルに移動させたり、寝るときに床に置いたりもできるので、学習机ライトをいろんな場所で使う方にはおすすめです。

ただ、土台の部分が場所をとるため、机の上のスペースが狭くなってしまうのが欠点です。購入する際には、置くスペースをイメージして選びましょう。

クリップ式ライトは、その名の通りクリップで机を挟んで使用するライトです。その特徴は何といっても設置が手軽な点。あと、机に限らず挟める場所ならどこでも付けられるのもおすすめのポイントです。

欠点としては、まず挟める厚さに限りがあるので、机によっては使えないものがあります。また、その形状から軽く小さめのタイプが多いため、学習机ライトとしては明るさや照射範囲に限界があります。

メインの学習机ライトとしてはあまりおすすめできませんが、補助的に使ったりライトが置けない場所に挟んでちょっと照らしたいときなどはとても便利です。

学習机ライトで迷うのは、アームの形状がZ型かT型かです。Z型のアームの特徴は汎用性の高さです。机の上部に棚があっても取り付けやすく、角度の調整の自由度も高いです。ただ、樹脂製のアームの場合、操作する際に音がなったり、耐久性が弱かったりします。

一方、T型アームは、取付け箇所がデスクの中央になるため棚のある学習机では、取付けできない場合があります。しかし、耐久性はZ型より高く、安定感がある点がメリットです。どちらにも長所と短所があるため、学習机によって選ぶのがおすすめです。

学習机ライトにはさまざまなデザインのものがあります。まずは、どのようなタイプのものがいいか、選ぶポイントを考えてみます。

学習机ライトとして勉強で使うなら、まずおすすめのポイントは「機能性」です。勉強するときにはなるべく余計なものはなくシンプルな方が、気が散らず、またお部屋の雰囲気も壊しません。

一口にシンプルといっても、白を基調としたすっきりしたものから、黒をベースとしたモダンなデザインなどさまざまです。お部屋の雰囲気に合うものを選びましょう。

学習机ライトだけど、おしゃれにもこだわりたい方は、「北欧風」なデザインもおすすめです。

どうしても学習机ライトはシンプルで機能的なタイプが多いので、おしゃれな部屋の雰囲気に合わないケースもあります。仕方ないとあきらめてしまいがちですが、探してみると学習机ライトとして使えるものもあります。

「北欧風」なデザインや、「レトロ」風なデザインにすれば、インテリアとしてもおしゃれなものが選べます。照射範囲が狭くなりますが、コンパクトな机なら大丈夫です。

学習机ライトの電源は「AC電源タイプ」が主流です。コンセントに差し込むだけで使えて、とても簡単です。

購入する前に、まず机の近くにコンセントがあるか、もし無ければ一番近いコンセントから机までどのくらいの長さの電源コードが必要か確認するのをおすすめします。

パソコンの普及により机の上にコンセントの差し込み口があるものも増えました。この場合コンセントのスペースが狭いので、もしコンセント側に四角い形のACアダプターがついている場合は、コンセント周りにスペースの余裕があるかも確認しておきましょう。

USBの差し込み口があればどこでも充電できるので、今までのようにコンセントから遠い場所でも充電ができとても便利です。また、モバイルバッテリーからの充電もできるので、キャンプなど屋外での使用も可能です。

特にパソコンで作業をしているときには、パソコンのUSBポートにつなげば配線もすっきりして邪魔になりません。パソコンを机から移動させても、学習机ライトも一緒に持ち運んで使えるのでおすすめです。

コンセントやUSBポートに差し込む必要がなく、本体のみで使用できるので、邪魔な配線が一切ありません。持ち運ぶときも本体だけ動かせばいいので、いろいろな場所でストレスを感じずに使えますね。

以前は乾電池式のものが主流でしたが、最近はバッテリー内蔵型のものも増えてさらに便利になりました。耐久時間が長いものを選べば、万一の災害時にも活用できておすすめです。

暗い部屋に入ったとき、照明の小さなスイッチの場所を探して押すのは結構大変ですよ。タッチパネル式センサーなら、学習机ライトのだいたいの位置さえわかれば、あとは触れればパッと明かりをつけられます。

ただ触れるだけなので力も要らず、小さなお子さんでも簡単にスイッチを入れられるためおすすめです。スイッチのオン・オフだけでなく、明るさの調整やモードの切り替えなどもタッチセンサーでできるものもあり、とても便利です。

消し忘れ防止には、人感センサー付き学習机ライトがおすすめです。人が近づくと自動的に電源がオンになります。そして人が離れてセンサーが感知できなくなると、自動的に電源がオフになります。これなら消し忘れもなくなり安心ですね。

ただ、こまめに動きながら作業をしていると、付いたり消えたりして却って面倒かもと心配な方は、人感センサーがオフにできる機能がついたものがおすすめです。これなら、ずっと点灯しておきたいときはセンサーが感知しないよう設定できますね。

コイズミ家具（コイズミファニテック）は、古くから学習机に定評のある企業です。テレビCM「6・3・3で12年」のフレーズで有名になった学習机は、それまでの棚と机が一体化したタイプから、成長に合わせて棚を取り外しできる画期的なアイデアで一世を風靡しました。

そのコイズミの学習机ライトは、学習机を作っている企業だからこそ作れる、使いやすい商品が豊富で、手暗がりを防ぐ機能は特におすすめです。ライトはすべてLEDで、スタンドタイプからアーム型まで、学習に適したものばかりです。

山田照明は、その名が表すとおり照明器具の専門メーカーです。ホテルやコンサートホールなどの大掛かりな照明から、学習机ライトなどのコンパクトな照明器具まで、幅広い種類を取り扱っています。

専門メーカーならではの、深く研究されたノウハウに基づいて作られた商品が山田照明のおすすめポイントです。特に「Z-LIGHT」シリーズの学習机ライトは、シンプルで機能的な商品が多く、特に細かい作業を要する方やテレワークなど在宅勤務の方に人気があります。

panasonic（パナソニック）は、言わずと知れた電化製品の有名メーカーです。ありとあらゆる電化製品を扱っているので、目にする機会も多いですね。

panasonic（パナソニック）は冷蔵庫やオーブンレンジなどの生活家電からオーディオ機器など、家の中で使う電化製品が充実していますが、もちろん学習机ライトも販売しています。

種類は多くはありませんが、アームが長く可動域が広い商品など、機能性の高いものを希望する方にはおすすめです。

シンプルなデザインが人気の「無印良品」。キッチンから寝室や洗面所など、生活空間のさまざまな場所で使える道具がお手軽な値段で購入できます。

あまりイメージがないかもしれませんが、無印良品では家電も扱っていて学習机ライトもあります。スタンドタイプからアームタイプまで、バリエーションも豊富です。

一番の魅力はそのシンプルなデザイン。白を基調とした学習机ライトは、特にお部屋のインテリアを無印良品など白で揃えている方にはおすすめのライトです。

「お、ねだん以上。」のCMでおなじみの「ニトリ」。家具や寝具、キッチン用品など、生活に必要なものがお手頃な価格で揃うと人気のお店です。

ニトリの特徴はその購入しやすさです。店舗数も多く値段も抑えめなので、必要なときにすぐ手に入れられます。学習机も販売しているので、揃えて買えます。

ニトリの学習机ライトは比較的コンパクトなサイズのものが多いので、小さなタイプを探しているときはぜひニトリを見てみるのをおすすめします。店頭だけでなく通販でも買えるので、忙しい方にもピッタリです。

1951年にメッキ加工業として創業し、安心できる・価値ある家電を数々販売する「ツインバード工業」。匠の技を味わえる「匠プレミアム」・必要なものだけがくれる感動と快適を提供する「感動シンプル」をもとに家電の開発を行っています。

ツインバードの独自技術「リフレクテック」は目の健康を考えて作られ、広範囲に均一な光を照らせます。また、商品のデザインもとてもシンプルでコンパクトなので、置き場所を選ばず使えて、机や部屋とも馴染みやすいです。

学習机ライトは利き手と反対側に置くのがおすすめです。面発光や多重影防止機能の付いたライトを使っていても、やはり影は出てしまうもの。しかし、利き手の逆側から照らせば影を手の下に隠せるため邪魔になりません。

またLED照明には眼精疲労を起こす原因となるブルーライトが多く含まれています。ブルーライトは網膜まで届く強い光なので、シェードの角度を調節して照明が直接目に入らないよう対策するのがおすすめです。

使用する人に合ったデスクライトが見つかったら、次は学習机も見直してみてください。学習机も含めて環境を整えると、より勉強に集中しやすくなります。

おすすめの学習机を紹介した特集記事がありますので、気になる方はぜひ記事の下のリンク先ページをチェックしてください。デスクマットの解説も必見です。