メンズテニスウェアのおすすめ6選｜ナイキ・ヨネックスなど人気ブランドも紹介

テニスウェアは他のスポーツウェアと違い、テニスの動きに合わせたカッティングが施されていたり、可動域を拡げるために伸縮性のある素材を使用しています。これはテニスが他のスポーツと比べ、肩周りや股関節など全身に複雑な動きが求められるからです。

他のスポーツウェアと同じものをテニスでも使っていると、動きが窮屈だったり、最悪の場合けがにつながる恐れもあります。とはいえ、テニスウェアはブランドが多く、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

本記事では人気のメンズテニスウェアと、選ぶ際のポイントを紹介します。お気に入りの1着を見つけて、テニスをもっと楽しみましょう。

まず、必要なのが練習用のウェアです。公式大会用ではないので、どのようなものでも構いませんが、トップスはTシャツタイプか、ポロシャツタイプが多いです。いずれも動きやすさと快適さを重視しましょう。

最近では通気性や速乾性など、機能性に優れたものや、かっこいいデザインのものも多く、選択肢が増えました。モチベーションが上がるような、好みのものを見つけましょう。

屋外でテニスをするなら、アウターも必須です。冬場に寒さで、筋肉が緊張している状態で運動をするとけがの原因になります。肌寒さを感じるなら身体が温まるまではアウターを着てプレーしましょう。

冬場でも身体をしっかり暖めてくれるベンチコートや、薄手で動きやすく日焼け対策にも使えるウインドブレーカー・スポーツジャケットなど、用途に合わせて選びましょう。

もっと快適にプレーするなら、インナーにもこだわりましょう。通気性・吸汗速乾性があるインナーなら、着心地も良く、むしろ涼しく感じることもあります。冬場には保温機能のあるインナーもおすすめです。

また、筋肉をサポートしてくれるコンプレッションウェアなら、筋肉の負担を減らし、より動きやすくなります。プロでも着用している選手が多く、初心者～熟練者まで広くおすすめです。

メンズの場合はハーフパンツかロングパンツが一般的です。ハーフパンツは動きやすく、暑さ対策にもなり、ロングパンツは冬場のプレー時の防寒や、転倒時のけが対策になります。

まずは年中使えるロングパンツを用意して、その後動きやすいショートパンツを選びましょう。ロングパンツは足元が邪魔にならず、動きやすい素材のものがいいです。

テニスの公式の大会では、試合ルールに合わせたテニスウェアが必要です。規定に沿わないウェアを着ていると出場ができず、失格になることもあります。

また、ウェアに限らず身についている物すべてに、ロゴの数と大きさに決まりがあります。不安な人は「ITF（国際テニス連盟）服装規定およびJTAルールブック服装規定適用」の表示があるウェアを上下用意しておきましょう。

ナイキは現在、テニスウェア業界でトップクラスの知名度を誇るアメリカのブランドです。シンプルでクラシカルなデザインが特徴で、ナイキがテニスウェアで使用している「ナイキコート」もかっこいいと人気です。

ナダルの意見を取り入れて作られたテニスウェアシリーズや、錦織圭が契約したシューズ、大坂なおみも最近アディダスからナイキに変更するなど、プロの使用率が非常に高いです。

以前は日本での流通が少なかったナイキですが、近頃では日本での取扱いも増え、ますます国内での人気が高まっています。

アシックスは戦後から続く、日本のシューズブランドです。アシックスのシューズは日本人の足に合わせて作られており、海外ブランドのシューズが会わない人には特におすすめです。

アシックスはウェアも作っており、デザイン・機能性ともにバリエーションが豊富で着心地も良いものが多いです。アシックスを選ぶなら、ウェアから靴まで全身アシックスでそろえるのも、統一感があっておしゃれです。

アディダスはドイツのブランドで、派手さはないですが安定感のあるかっこよさが魅力です。ナイキに並び、プロの使用率が高いのも印象的です。

キャップからシューズまで幅広いテニス用品を展開しており、日本でも取り扱いが多いので、比較的気に入った商品を集めやすいことも魅力として挙げられます。

フィラはおしゃれさが魅力のイタリアのブランドです。かつて白一色だったテニスウェアに、色を加えたことで大人気ブランドとなりました。

女性トッププロの使用が多く女性向けのイメージが強いですが、男性向け商品もラインナップされており、おしゃれさにこだわる男性からは人気があります。最近ではシューズも販売されており、全身フィラで揃えるとさらにおしゃれさが際立ちます。

錦織圭やジョコビッチ、フェデラーが着用するなど、近年急速に注目を集めているのがユニクロのテニスウェアです。耐久性、吸汗速乾性に優れ、サラッとした素材感と値段の安さも相まって人気ブランドの仲間入りを果たしました。

特に、錦織圭やフェデラーが着用したドライEXシリーズは、高い機能性と心地よい肌触り、コストパフォーマンスの良さで人気が高まっています。

まずは動きやすさを重視しましょう。自分の体型・体格に合っていて、軽量素材やストレッチ素材が使われているものを選ぶと良いでしょう。テニスは腕や腰、脚などを中心に体全体を使って激しく動くスポーツです。

腕や腰周りが窮屈だと存分な力が出せず、逆にサイズが大きくても視界を邪魔したり、身体に余計な負荷がかかったりと、思わぬけがの原因にもなりかねません。

素材に関しても動きに合わせて伸びないものや、汗が乾きにくいものは運動に適さず、おすすめできません。動きやすくストレスのないテニスウェアを選んで、テニスを安全に楽しみましょう。

テニスウェアには、さまざまな機能が備わっているものがあります。前述した通気性や吸汗速乾性以外にも、抗菌・消臭機能があればベタつきや臭いが気にならず、またUVカット機能や雨を弾く撥水機能、冬場に役立つ保温機能など。用途に合わせて必要な機能があるテニスウェアを選びましょう。

テニスは非常に汗をかくスポーツなので、まずは汗をよく吸い、乾きの早いものがおすすめです。快適なテニスウェアは、プレー時の集中力や体力の維持に直結します。

最初は好きなデザインで選ぶのもひとつです。昔は白一色だったテニスウェアですが、時代とともにデザイン性の優れたものが主流となりました。プロの試合を見る際も、各国の選手のウェアを見るのが楽しみという方も少なくないのではないでしょうか。

落ち着いた色使いのものや、カラフルな配色がされたもの、シンプルなロゴのみのデザインもあれば個性的な柄物もあり、人気ブランドからさまざまなテニスウェアが販売されています。好きなデザインのものを選べば着るのが楽しみになり、モチベーションの向上に繋がります。

お気に入りブランドを先に見つけて、そこから選ぶ方法もあります。テニスは世界中で楽しまれているスポーツなので、有名テニスウェアブランドも世界中に多数あります。その中でも各ブランドに特徴があるので、好きなブランドが先に定まれば、選ぶべきテニスウェアも決めやすくなります。

有名選手と契約しているブランドが選手着用モデルを販売している場合もあるので、実際のプレーヤーを見て判断するのもいいでしょう。ウェアの上下から小物まで特定のブランドで統一するのも、おしゃれでおすすめです。

基本的にはメンズのトップスであれば、3,000円台～5,000円台くらいのものが多いです。しかし、高めのブランドなら1万円を超えるものも中にはありますし、安いものを探すなら、たとえばユニクロには2,000円を切るものもあります。

大会のような気合を入れたい時に着る少し値が張るものと、練習用の安めのものを数枚持っておく、といった使い分けもできます。こだわりがある人や用途が定まっている人は、価格も参考にしましょう。

上下ともに動きやすく、身体への負担が少ないものを選ぶのがおすすめです。軽くて伸縮性のあるテニスウェアは、たくさん汗をかいても不快感が少なく、着替え時にびっしょりしていることもほとんどありません。

また紫外線対策が施されているものや、インナーは汗を素早く乾かして肌を冷やす効果があるものもあり、熱中症に十分対策した商品を選ぶといいでしょう。

夏場はショートパンツを推奨します。パンツも汗を吸い、よく乾く軽いものがおすすめです。テニスは脚を大きく広げたり、とっさにかがんだりひねったりすることが多いので、伸縮性のある素材を選びましょう。また、パンツにもUVカット機能が備わっているものもあります。

ポケットが付いていることも重要です。左右に2球ずつ入るものなら、プレー中や練習でも役立ちます。

テニスの上達のコツの一つに、身体の使い方を習得することが挙げられます。腕力だけのプレーより身体をしっかり使った回転や、脱力からのインパクトへの転換など、身体全体の力の入れ方が上手にできないと上達しません。

そのためにも初心者は、動きやすく身体に負担をかけないテニスウェアを選ぶことから始めてみましょう。また、汗で服がびっしょりになると体力の消耗も早く、やる気も下がってしまいます。上達への第一歩として、機能性を兼ね備えたテニスウェアを持ってみることをおすすめします。

ブランド各社からさまざまなテニスウェアが販売され、昨今のテニスウェアはデザインもさることながら機能性もかなり充実しています。好きなブランドの着心地がいいテニスウェアを着用すれば、練習へのモチベーションも上がります。ぜひこの記事を参考にして、お気に入りの1着を見つけてください。