中型犬に人気おすすめのドッグフード15選【2023年最新】

フレンチブルドッグやコーギーやダッグスフンドなど、中型犬は昔から根強い人気の犬種が多いです。運動量も多く活発な性格の犬種が多いため健やかな身体を作るための、普段食べるドッグフード選びはとても大切です。

中型犬に向けたドッグフードの種類もたくさん販売されています。ドッグフードには、ドライフードやウェットフードなど種類の違いだけでなく、商品によって原材料の違い・カロリーの違いなどがあるため、実際どのドッグフードを選べばよいか迷っている方は多いです。

そこで今回は、中型犬におすすめのドッグフードを15選ご紹介します。中型犬のドッグフード選びで着目すべき選び方やドッグフードに関するQ&Aなどをチェックして愛犬の好みに合ったドッグフードを見つけてください。

小型犬・中型犬・大型犬と種類がありますが、中型犬の定義はよくわかっていないという方は多いです。一般的に、中型犬と呼ばれる犬種の種類をチェックしていきましょう。

実は、大型犬・中型犬・小型犬と一般的に呼ばれていますが、大きさによる犬種の分類は正式な基準が設けられていません。しかし一般的に「中型犬」は成犬体重8～25kg未満の犬種を指します。基準は海外と日本では曖昧な部分もあるため、あくまでも目安程度におさえておきましょう。

ドッグラン・ペットサロンなど、利用する施設によって犬種のサイズの違いで、利用する際の料金がかわります。愛犬の大きさが「小型犬なのか？中型犬なのか？」と曖昧な場合もあるため、中型犬を飼育している場合は「大きさ」を事前に確認するのが大切です。

犬種の大きさによって「中型犬」の基準はありませんが、一般的に中型犬と呼ばれる犬種をチェックしていきましょう。

筋肉質で愛嬌のある顔立ちが魅力のブルドッグは、性格が温厚で飼い主に対して誠実であると言われています。個体差はありますが、成犬体重が25kg前後であるため、大型犬に分類される場合もあります。

肉付きが良いブルドッグは肥満になるのを避けたいため、高タンパク・低脂質のドッグフードがおすすめです。がっちりとした見た目から運動量がたくさん必要と思われがちですが、運動量はさほど必要ありません。

とても明るい性格で人懐っこいアメリカン・コッカー・スパニエルは、好奇心旺盛で遊ぶのが大好きです。成犬体重が11kg～13kg程度と言われていて、元々猟犬だったためスタミナがとてもあります。そのため毎日お散歩するのがおすすめです。

肉付きが良く肥満になりやすいため、高タンパク・低脂質のドッグフードを与えましょう。ウェーブのかかった美しい毛並みを持っているため、オメガ脂肪酸が含まれているドッグフードもおすすめです。

好奇心旺盛でとても活発なコーギーは、優しく陽気な性格です。飼い主に忠実であることも知られています。成犬体重が9kg～12kg程度と言われていて、食欲旺盛なので太らないためにも運動を欠かさないようにしましょう。

ドッグフードを選ぶ際は、肥満にさせないためにも、良質なタンパク質・低炭水化物・低カロリーかどうかをチェックしてください。胴長の犬種なので、ヘルニアや関節症に注意が必要です。そのため、関節サポートをしてくれる成分が含まれているドッグフードもおすすめです。

中型犬として親しまれている犬種は、さまざまな種類がいます。一般的に中型犬とされている犬種の平均体重・性格の特徴・積極的に摂取したい栄養素も確認してください。

中型犬におすすめなドッグフードをチェックする前に、まずは愛犬に合ったドッグフードを見つけるための選び方を確認しましょう。

運動量が多いか少ないかによって、摂取すべきドッグフードに違いがあります。犬種の種類が同じでも、大きさによって摂取すべきカロリーが変わってくるため、愛犬の体重と運動量に着目して適切なドッグフードを選びましょう。

ドッグフードのパッケージにはカロリーが表示されていますが、これはあくまでも目安となる数字で摂取すべきカロリーは、RER*1×DER*2の計算が必要になります。計算式は、以下のように電卓で簡単に算出できるため、まずはそれぞれの愛犬に合ったカロリーを知りましょう。

*1 愛犬が1日中安静にしていた場合に必要なエネルギー

*2 成長具合・避妊・去勢に応じた活動係数

1日に必要なカロリーの摂取目安として、まずは「RER×DER」の計算式をを知りましょう。RERは「愛犬が1日中安静にしていた場合に必要なエネルギー」で、DERは「成長具合・避妊・去勢に応じた活動係数」です。

10kgの成犬（避妊・去勢済み）の場合は、上の計算式からRERは394kcalと算出できます。そこにライフステージであるDER（エネルギー係数）をかけると、394×1.6=630.4となるため、1日に必要なカロリーは約630kcalです。愛犬によって違うため、ぜひ目安の参考にしてください。

愛犬の主食として好ましい「総合栄養食」には、主にドライフードとウェットフードの2種類が販売されています。好みはわんちゃんによって異なるため、愛犬の好みのドッグフードから種類を選びましょう。

柔らかく食べやすいウェットフードは、水分が75％以上含まれているドッグフードを指します。与えやすいため食いつきがよく、少ない量でも充分にカロリーを摂取できる商品が豊富なので、成長期の子犬や食いつきの悪くなったシニア犬におすすめです。

ウェットフードは、缶詰・レトルトパウチ・アルミトレーで販売されていますが、近年ではおやつとしてチューブタイプのウェットフードも支持されています。ウェットフードは総合栄養食としてではなく、間食・おやつなどとして販売されている場合もあるため、その点も確認しましょう。

ドライフードはカリカリとした食感がよく、総合栄養として販売されている商品が多いため、愛犬の主食として検討する方が多い傾向にあります。製品水分量が10％以下のドライフードと製品水分量が25～35％のセミドライフードと大きく分けて2種類あります。

カビなどが生えにくいため、管理のしやすさでも支持されています。ドライフードは計量が簡単で日持ちがよいのも特徴です。ドライフードは重量当たりの栄養価が高いのも魅力ですが、水分量が少ないため、与えるときは同時に新鮮なお水も用意しましょう。

大切な愛犬が口にするものなので、原材料をしっかりとチェックしましょう。商品によって含まれている原材料は違うため、自分の愛犬に合った原材料が含まれたフードを選択するのが大切です。

ビタミンは病気への抵抗力を高め、ミネラルが骨や歯に影響を与えるときにも必要となります。ビタミンは、脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンに分けられ、微量でも体内の物質代謝を円滑にすると言われています。

ミネラルは動物性タンパク質がエネルギーになる際に必要な栄養素です。カルシウム・リン・カリウム・ナトリウム・マグネシウムなどを積極的に摂取しましょう。ミネラルはどれか一種類だけ摂取するのは好ましくない為、バランスよく含まれているドッグフードを選んでください。

中型犬は運動量の多い犬種が多い傾向にあります。そのため、足腰に負担がかからないようにグルコサミン・コンドロイチン硫酸・EPA・DHAなどが含まれているドッグフードを選ぶのがおすすめです。

体重過多や激しい運動により関節に負担がかかっている場合、カロリー調節だけでなく「関節炎」などに特化したフードを選択しましょう。運動を多くするわんちゃんや年齢を重ねて足腰の弱っているわんちゃんは関節成分に配慮されたドッグフードを選んでください。

犬にとって、高品質な動物性タンパク質は必要不可欠です。タンパク質の中に含まれる必須アミノ酸やタウリンが必要で、消化率などから考えると同時に植物性タンパク質を摂取するのがおすすめです。

タンパク質は、筋肉・血液・臓器・皮膚を作る基礎となります。犬の体のおよそ15～20％はタンパク質でできていて、特に成長期のわんちゃんは成犬の4倍程度のタンパク質を摂取する必要があります。タンパク質は、愛犬が生きるために必要な栄養素です。

ドッグフードと一言で言っても、粒のサイズはそれぞれの商品によって違います。中型犬が食べやすいドッグフードの粒サイズは、愛犬の好みにもよりますが、1cm程度です。フードの粒の大きさは、愛犬の好みによるため参考程度に留めましょう。

ライフステージの変化によっても粒の好みは変わってくるため、成長していく中でドッグフードの変更を検討してください。また、よく噛んで食べるわんちゃんか丸呑みしてしまうわんちゃんかも見極めてドッグフードを選びましょう。

本来、犬は肉食であるため「アミラーゼ」というでんぷんを消化するための酵素を持っていません。そのため、小麦やトウモロコシなどは消化しにくく、毎日摂取すると身体に負担がかかってしまいます。

ドッグフードの中には小麦・トウモロコシなどの消化に良くない穀物が含まれている場合があるため、その点も確認しましょう。成分表の最初の部分に鶏肉・馬肉などの動物性タンパク質が表示されているドッグフードがおすすめです。

子犬・成犬・シニア犬など年齢に合ったドッグフードを選ぶのも大切です。成長段階によって必要な栄養素も変わるため、ドッグフードに表記されている対象年齢を確認してください。中型犬の成長段階のスピードも加味してドッグフードを選びましょう。

どの年齢でも食べさせやすいドッグフードを探しているなら「オールステージ対応」と記載のある商品がおすすめです。中型犬の成長期は約10ヶ月～12ヶ月と言われいるので、成長期には身体によい栄養素を積極的に摂取してください。

ドッグフードは、商品によって「価格」に違いがあります。使われている原材料などにもよって変わりますが、1ヶ月に数回購入する場合もあるため、続けられる価格のドッグフードを購入しましょう。1袋当たりの容量・金額を加味して、わんちゃんに合った商品を選んでください。

中型犬用のドッグフードは、いろいろな種類が販売されています。つぎは中型犬用ドッグフードに多く寄せられるQ&Aをチェックしていきましょう。

あります。「ペットフード安全法」という法律で、2009年にペットフードを対象にした法律が制定されました。守るべき基準・規格などが定められ、事業者はそれを守り製造・輸入・販売が認められています。

未開封の場合、高温多湿を避けた場所に保管してください。ドッグフードの種類にもよりますが、ウェットフードの場合は常温保存OKの商品だけでなく、冷凍・冷蔵のドッグフードもあるため、それぞれの商品に記載のある方法で保存しましょう。

ドッグフードは、中型犬に向いている栄養素が含まれているドッグフードやそれぞれのライフステージに合った商品が販売されているなど種類も豊富です。選び方や中型犬に人気おすすめ15選を参考に愛犬にあったドッグフードを見つけてください。