泣ける失恋ソングのおすすめ40選！女性・男性アーティストからバンド・ボカロまで

長く活躍を続けている人気シンガーソングライター、中島みゆきが1977年にリリースした5枚目のシングル曲。歌い出しの歌詞から未練が炸裂しています。怨念さえ感じる歌詞と曲調で、どっぷり失恋の暗い気持ちに浸かりきりたい方にぴったりの一曲。カラオケでは男女ともに歌いやすいはずです。

台湾の歌手、欧陽菲菲(オーヤン・フィーフィー)の代表曲。元はB面収録の曲でしたが、コンサートで披露されているうちに人気に火が点き、1983年～84年にかけて大ヒットしました。女性が愛情の残っている男性に別れを告げる歌詞。「あんたのため」と呼びかけながら、まだ愛している人に背を向ける内容で、強い女性像に心打たれます。

ユーミンこと松任谷由実（発売当時は荒井由実）が1976年にリリースした7枚目のシングル曲。気持ちが遠ざかってしまった恋人が、陽の翳りゆく部屋から出て行くときの思いが歌われています。椎名林檎を始め、徳永英明、エレファントカシマシの宮本浩次ら多くの歌手がカバーしている失恋の名曲の一つです。

演歌歌手・大川栄策の最大のヒット曲。180万枚以上を売り上げ、大川はこの曲で1983年のNHK紅白歌合戦にも初出場を果たしました。男性が「他人（ひと）の妻」への思いを、さざんかの咲く宿に照らし合わせた不倫ソング。大人な歌詞の世界観にドキドキしたい方や、ひそかに共感したい方におすすめです。

台湾出身の歌手、テレサ・テンの14枚目のシングル曲で、1984年リリース。作詞は荒木とよひさ、作曲は三木たかしの2大ヒットメーカーが手掛けました。男と暮らした部屋を出て行く女の心情が、ムーディーに歌われ、サビの最後のフレーズ「あすは他人同士になるけれど」が余韻を残します。

伝説的ガールズバンドのプリンセスプリンセスの代表曲であるバラード。当初は「世界で一番暑い夏」のB面として収録されましたが、時代を超えて聞かれる失恋ソングとして今も支持されています。イニシャルが「M」の相手に失恋したことがある方は特に泣ける歌詞になっています。さまざまな世代が集まるカラオケで歌うのもおすすめ。

シンガーソングライター・竹内まりやが1987年にリリースしたヒット曲です。失恋した女ともだちを励ます、優しさに溢れた歌詞が魅力。失恋後に聞くと、自分に向けて歌ってくれているように感じられ、きっと元気をもらえるはず。傷心の友人へ向けて、歌ってあげるのもいいですね。

シンガーソングライター・大江千里が1991年にリリースした曲です。男性目線で、過去に自分が格好悪いふられ方をした女性へのくすぶる思いが歌詞になっています。2010年から放送されてヒットした、森山未來主演の恋愛ドラマ「モテキ」（テレビ東京）の印象的な場面でも使用され、再び注目を浴びました。

今は女優として活躍する小泉今日子の32枚目のシングルで、ミリオンセラーを達成したヒット曲。小泉の出演ドラマ「パパとなっちゃん」（TBS系）の主題歌でもありました。大切な人との別れから時間が経ったからこそ感じることができる、前向きな思いが歌われています。過去の別れを振り返るときに聞きたい一曲です。

日本の失恋ソング代表とも言える一曲です。マッキーこと槇原敬之の5枚目のシングルとして1992年に発売され、150万枚以上のヒットを記録しました。いつも一緒にいた人との別れを経て、強がりながら前を向こうとする歌詞に、失恋したての人ならきっと共感の涙がこぼれてしまうはず。

ロックバンド・スピッツの7枚目のシングルに収録され、初めてオリコンチャート入りした曲です。心地よいメロディーと、切ない歌詞が魅力。離れてしまった好きな相手が過去の思い出になってしまう前に、もう一度笑顔が見たいという気持ちを、文学的な歌詞で表現しています。深読みするほど味わい深い作品です。

人気バンド・Mr.Childrenが1994年にリリースしたアルバム「Atomic Heart」の最後を飾るナンバー。心変わりしてしまった彼女を思い出す、男性目線の失恋ソングです。最後は前向きな歌詞で締めくくられ、さらに明るく穏やかなメロディーなので、傷ついた心を癒したい男性にいちおしです。

人気音楽ユニット・DREAMS COME TRUEの17枚目のシングル曲。吉田美和による歌詞は、付き合っていた彼に別れを告げた女性が、かけつけてくれた友人に語り掛けるスタイル。つらい失恋をしても、一緒にいてくれる友だちがいれば何とかなる、と前向きな気持ちになれる明るいメロディーの名曲です。

シンガーソングライター・山崎まさよしが1997年にリリースした、4枚目のシングル曲。2007年公開の新海誠監督のアニメ映画「秒速5センチメートル」主題歌にも起用されました。遠くに行ってしまった大切な人を、”いるはずのない場所でもつい探してしまう”という内容の歌詞が、優しいメロディーで歌われています。

シンガーソングライター・宇多田ヒカルが1999年にリリースした3枚目のシングル曲。宇多田が弱冠16歳で作詞作曲したとは思えない、歌詞もメロディーも大人びた失恋ソングです。誰にとっても特別な初恋を失ったときに感じる、切ない気持ちが表現されています。この曲が収録された同名アルバムは800万枚以上の大ヒットとなりました。

2012年に解散したロックバンド・GO!GO!7188の楽曲。2000年に3枚目のシングルとして発売されました。女性ボーカルが歌い上げる、片思いをテーマにした歌詞が切なく、2001年にかけてロングヒットとなりました。離れた場所から好きな人を応援し続ける気持ちに、恋をしている人はもちろん、「推し」がいる人も共感できるはず。

ともに兵庫県出身のおのまきこ、こじまいづみが結成した女性デュオの花*花が、メジャーデビュー2作目でリリースした楽曲。忘れられない大好きな人への気持ちを表現したストレートな歌詞と、歌いやすく耳に残るメロディーが支持されてヒットしました。カラオケで歌って泣きたい人におすすめです。

シンガーソングライター・aikoのアルバム「夏服」に収録されています。かわいい歌詞かつ泣ける失恋ソングが多いaiko作品の中でも、失恋を引きずる女性に特におすすめ。別れた相手のことを忘れられない歌詞で、特にサビのラストの一節が胸に迫ります。タイトルに合わせて、夏の終わりの9月に聞きたい一曲。

aikoの14枚目のシングル曲。遠く離れてしまった好きだった相手への思いが冷めないまま、季節がいくつも過ぎていく様子が歌詞になっています。「5年後に見掛けたら声を掛けてみる」という密かな決意が素敵です。aikoの失恋ソングの中でも特に人気と知名度の高い一曲で、第54回のNHK紅白歌合戦でも披露されました。

「ご当地ソングの女王」との異名をとる人気演歌歌手・水森かおりが、2003年にリリースしたロングヒット曲です。鳥取砂丘を舞台に、失くした愛を振り返る歌詞になっています。砂丘の景色が浮かぶ表現と、切ないメロディーがマッチします。演歌がお好みの60代・70代以上の方にもおすすめできる失恋ソング。

男性デュオ・サスケが2004年にリリースした失恋ソング。手越祐也と増田貴久によるデュオ・テゴマスが2011年にカバーし、再ブレイクしました。歌詞は、クラス会の案内をきっかけに昔の恋人に思いを馳せる内容。もっと好きと伝えればよかった…と後悔するサビのフレーズが、共感を呼びます。

2006年公開のアニメ映画「時をかける少女」の主題歌としてヒットした一曲。シンガーソングライター・奥華子が歌っています。いつか離れ離れになってしまったときのために、今目の前にいる片思い相手のことを目に焼き付けておこうと決意する学生目線の歌詞。中高生から「時かけ」世代の大人まで幅広くおすすめできます。

野田洋次郎率いるバンド・RADWINPSの初期の人気曲。男性目線の失恋ソングで、歌詞には女々しいほどの未練があふれています。別れてしまった恋人を”2085年まで待ちたい”という意味の部分や、賛否ある”遺伝子～”の部分の歌詞は、失恋の当事者なら思わず共感してしまうかもしれません。

沖縄出身のバンド・HYのアルバム「Confidence」に収録された失恋ソング。ボーカルの仲宗根泉が、友人の失恋話を聞いて作詞作曲したとされています。本命の彼女がいる男性に都合よく振り回され、都合のいい女として扱われながら、嫌いになれない複雑な恋心がしっとりと歌われているバラード。思い切り泣きたい人に聞いてほしい一曲です。

HYのアルバム「HeartY」に収録された曲。「NAO」と並び、泣ける失恋ソングのテッパンとして長く人気を誇っています。「366日」の歌詞も、「NAO」と同じように元恋人に翻弄される内容。「口約束は当たり前」で、やがて「会うことさえ拒んで」くる不誠実な相手への思いを断ち切れない切なさが歌われています。

ガールズバンド・チャットモンチーの楽曲。2008年リリースのシングル「染まるよ」のカップリングとして収録された隠れた名曲です。バンド解散後の現在は作家としても活躍するドラマー、高橋久美子の歌詞が、失恋後の女の子の心情をリアルに表現しています。前向きになるのはまだ無理でも、少しだけ元気をもらいたいときにおすすめ。

シンガーソングライター・加藤ミリヤが2009年に発表したアルバム、「Ring」のリード曲。今作も、加藤が多く手掛ける”都合のいい女扱いをされつつも、忘れられない男への思いを吐露する”形の歌で、”ギャル演歌”とも称されています。切ないメロディーと歌詞にどっぷり沈みたいときにおすすめです。

ビジュアル系のエアバンド・ゴールデンボンバーが2009年に発表した曲。思わず口ずさんでしまう覚えやすさの、アップテンポな失恋ソングです。NHK紅白歌合戦では2012年から2015年までの4年連続で披露しました。ノリのよい曲なので、カラオケでも盛り上がること必至です。

椎名林檎が率いるバンド・東京事変の楽曲。厳選したライブ音源をまとめたアルバム「東京コレクション」に収録されています。大人だからこそ訪れる、”誰のせいでもない別れ”が歌われているバラードです。愛し合っていても別れなければならなかった、大人の失恋を経験した方に聞いてほしい作品。

人気のボーカロイドプロデューサー「とあ」作詞作曲の失恋ソング。ツギハギだらけで成り立っている恋人との関係を思わせる切ない歌詞と、耳に残る軽やかなリズムが印象的。YouTubeやニコニコ動画で人気で、再生回数を重ね続けています。2014年発売のコンピアルバム「EXIT TUNES PRESENTS 私とボカロのある日常」などに収録。

ゲスの極み乙女。の川谷絵音が率いる別バンド・ indigo la Endが2015年にリリースしたシングル曲です。切ない失恋ソングが多いindigo la Endの中でも、特に耳に残りやすいメロディーで人気の高いナンバー。大切な人が居なくなってしまった事実を、悲しさを感じる前に忘れたい…という複雑な乙女心が歌詞に表現されています。

恋愛ソングのヒットメーカーとして知られる人気バンド・back numberの一曲。恋愛映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の主題歌にも起用されました。「ハッピーエンド」というタイトルながら失恋がテーマ。別れたくない本心を隠しながら「さよなら」を告げる歌詞は、泣きたい人にぴったり。

アイドルグループ・乃木坂46の、16枚目のシングルとして発売された失恋ソング。センターはグループ卒業を控えた橋本奈々未が務めました。大切な人との「サヨナラ」の後に残る思い出や、先にある未来について思いを馳せる歌詞が心に沁みます。別れの歌ながら、「振り向くな」「強くなれ」など力強い言葉に勇気をもらえるはず。

シンガーソングライター・米津玄師の代表曲。2018年2月にリリースされてからロングヒットとなり、同年年末のNHK紅白歌合戦に出場。初めてのテレビ生歌唱を披露し、さらにファン層を広げました。失恋ソングとも、亡くなった大切な人を偲ぶ曲とも捉えられる文学的な歌詞。YouTubeのMVは驚異の7億回再生を突破しています。