柔軟剤入り洗剤おすすめ15選｜いい匂いのものは？ラボンは嫌な匂いしない？

大家族や洗濯物が多い家庭では、1日1回の洗濯では洗いきれず何度も洗濯機を回すので、いちいち洗剤と柔軟剤を別々に入れるのが面倒に感じていませんか？そんなときは柔軟剤入り洗剤がおすすめです。

柔軟剤入り洗剤はビーズやラボンなどからも発売されていますが、「柔軟剤入り洗剤でいい匂いのものは？」「部屋干しで嫌な匂いしない？」など、迷っってしまう方も多いはずです。毎回の一手間家事の時短になるのは便利でも、香りを重視して柔軟剤を選びたい方は迷ってしまうはずです。

そこで、本記事では柔軟剤入り洗剤の選び方やおすすめ商品を紹介します。記事の最後には気持ちよく洗濯するための、洗濯槽の掃除方法も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

柔軟剤入り洗剤のメリット1つ目は「手間が少ない」点です。洗濯する際は、洗剤を計って洗濯槽へ入れる必要があります。柔軟剤を別にするとこの手間が2回になります。洗濯する回数が多い家庭の場合、この1回がなくなるだけで家事がもっと楽になります。

買い物に関しても柔軟剤入り洗剤であれば1回の買い物でいいため、残量の確認も簡単になり一石二鳥です。その瞬間だけ見れば大した違いはなくても、毎日の積み重ねを考えるメリットは大きくなります。

柔軟剤入り洗剤のメリット2つ目は、「省スペース」です。洗濯用洗剤と柔軟剤を分けて使っている場合、ボトルを置くスペースが2倍必要です。柔軟剤にはさまざまな種類があり、液体だけではなくビーズタイプもあるため、使い分けをしている方はもっとスペースが必要になります。

柔軟剤入り洗剤であれば、1本分のスペースがあれば事足ります。洗濯機の周りのスペースはそこまで広いものではないため、この少しのスペースが空くだけでも見た目がすっきりします。

柔軟剤入り洗剤3つ目のメリットは、「コスパ」です。洗濯用洗剤はそこまで高価なものではありませんが、柔軟剤も購入するとなると単純に約倍の値段です。洗濯回数が多いと、洗剤と柔軟剤の使用量や消費が早くなります。そのため購入回数も増えてしまい、コストがかかります。

柔軟剤入り洗剤であれば、購入するのは1本のみです。そのため柔軟剤入り洗剤は洗剤と柔軟剤を分けて購入するよりもコスパがいいのです。浮いたお金を利用して家族でおいしいものを食べるのもおすすめです。

柔軟剤入り洗剤は、通常の洗剤に比べると洗浄力が高くありません。もちろん汚れが落ちないわけではありませんが、頑固な汚れは落ちにくい可能性があります。さらに、柔軟剤と比較すると香りがあまりしないのが留意点です。

強い洗浄力や香りを重視する方は、洗剤と柔軟剤をそれぞれ別に購入するのがおすすめです。

「粉末タイプ」の大きな特徴は、洗浄力の高さです。汗染みや子どもの服についた泥汚れなどに最適で、洗濯回数が多い家庭でもおすすめです。水にすっと溶けてくれて衣類の汚れに素早く反応してくれるタイプです。

しかし洗濯物をたくさん入れすぎたりすると、粉末が溶けずに固まってしまう場合があります。さらに、「すすぎ」は1回では汚れが落ちないため、時短を希望している方には不向きなタイプの洗剤です。

続いては「液体タイプ」です。粉末タイプの洗剤に比べて、水に溶けるのが早く、日々の生活での食べ染み汚れなどをしっかりを落としてくれます。「すすぎ1回」に対応しているため、時短をしたい方におすすめの洗剤です。

しかし、粉末タイプと比較すると、洗浄力は高くないので頑固な汚れはなかなか落ちません。ひと手間はかかりますが、頑固な汚れには直接洗剤を塗り込むと効果的です。汚れをきれいに落としたい場合に試してみてください。

最後にご紹介するのは「ジェルボール」です。洗剤の計量が必要なく、ぽんっとボールを洗濯槽に入れるだけなので、手間がかかりません。このボールの中に洗浄成分がたっぷりと入っているため、液体洗剤よりも洗浄力が高いです。

ジェルボールは水に浸透するまでに時間がかかるため、洗濯槽の底に入れる必要があります。衣類の上に入れると、洗濯が終わった時に溶け残りが発生してしまうため、ジェルボールを使う際は正しく使用しましょう。

柔軟剤の匂いが強いと頭痛がしたり気分が悪くなったりする場合や、そもそも香りは不要な方には匂いしない無香料タイプがおすすめです。職場で香水や匂いが強いものがNGなときに向いています。また、ペットのために化学的な香りを控えたい方にもおすすめです。

エレガントな印象を与えるフローラル系の香りは女性に人気です。香水は付けたくないけど、いい香りをまといたい・・・そんなときは強調しすぎない柔軟剤入り洗剤の香りが適しています。同じフローラル系でも、メーカーによって微妙に香りが異なるのでお気に入りを見つけてください。

家族の洗濯物洗すべてに柔軟剤入り洗剤を使う家庭において、メンズには甘い香りが不評な場合もあります。しかし、いい匂いにしたい・・・そんなときは男性でも違和感なく受け入れやすいシトラス・石鹸系の香りが適しています。

シトラス・石鹸系の香りは男ウケもいいので女性にもおすすめ！家族の洗濯物を分けて洗う手間を省きたいときにうってつけです。

洗浄力の強い洗剤が多く発売されていますが、このタイプは人によっては肌への刺激が強く、異常が出てしまう可能性があります。特に、赤ちゃんのいるので、低刺激の洗剤を選びたい場合は「天然由来成分」の洗剤を使いましょう。

植物エキスなどの天然由来成分が配合されているため、肌に優しく、赤ちゃんの衣類にも安心して使用できます。しかし肌への刺激がまったくないわけではないので、敏感肌の方は注意して使用してください。

梅雨の雨の多い時期や、冬の洗濯物が乾きにくい時期には部屋干しを利用する方が多いです。家の中に干せば天候が変わってしまっても安心ですが、家中に部屋干しの匂いが充満してしまう場合があります。そんなときは、「抗菌消臭成分」が配合された洗剤を使いましょう。

部屋干し特有の嫌な匂いをとってくれて、不快感を軽減してくれます。さらに、洗濯物の多い家庭では洗濯物を干す感覚が狭くても、すっきりと乾いてくれるのが嬉しいポイントです。

通常の洗剤ではなかなか落ちない頑固な汚れには、漂白成分の入った洗剤を使用しましょう。子どもが外で遊んでいるときにできた、泥汚れや仕事から帰ってきたときの落ちにくい汗染みにも効果があります。

ただし、塩素系の漂白成分は白いものと柄物を一緒に洗濯すると、色移りの可能性があります。洗剤の成分をしっかり確認して、必要であれば白い衣類と色のついた衣類を分けて洗濯しましょう。大切なおしゃれ着を洗う場合には特に注意が必要です。

白いTシャツ・Yシャツを洗濯する際は、蛍光成分が配合されている洗剤の使用がおすすめです。蛍光成分とは上述した漂白成分とは異なり、光の反射を上手く利用して白色をより引き立ててくれる成分です。

蛍光成分が配合された洗剤を使う際には必ず「真っ白な衣類」のみにしてください。他の色味の衣類を洗濯すると白っぽくなってしまい、一度白くなってしまった部分は落ちなくなってしまいます。使用する際には必ず、色付きの衣類が混ざっていないか確認しましょう。

中性洗剤は、洗浄力があまり高くないため、汚れがひどい洗濯物には不向きです。しかし、洗濯時の縮みや色落ちが起きにくいので、おしゃれ着洗いにうってつけです。シルクやウールなど、デリケートな素材を洗いたいときは、中性洗剤をおすすめします。汚れがひどくないのであれば、普段着洗いにもおすすめです。

弱酸性は中性洗剤よりも洗浄力が低くなりますが、柔軟剤入り洗剤の場合は汚れが落ちるよう作られています。酵素が汚れを分解して落とすので、衣類が傷みにくいのが嬉しいポイントです。また、肌と同じ弱酸性は赤ちゃん用の衣類を洗うのにも適しています。

赤ちゃんの洗濯物が多い家庭は、弱酸性の柔軟剤入り洗剤を使いましょう。

弱アルカリ性は、最も洗浄力が高いので普段着や汚れがひどい衣類の洗濯に適しています。特に、皮脂や油などの酸性の汚れには、弱アルカリ性の洗剤がおすすめです。子どもの食べこぼしや、どろんこ汚れ、汗染みなどの汚れも分解して落とします。頑固な汚れをすっきり落としたいときに最適です。

「ビーズ」は花王が販売する洗剤ブランドです。液体タイプで洗浄力も高く、いい香りが衣類を包み込んでくれます。洗濯物が乾いたときだけでなく、着用している時、そして脱いだ時にもいい香りが持続します。

香りはフラワータイプでどんな方にも受け入れられる優しい香りなのが特徴です。ビーズには粉末タイプもあるため、汚れによって使い分けもできます。

「ボールド」はP＆Gが販売している洗剤ブランドです。柔軟剤入り洗剤の中でも香りが強く出るため、爽やかな優しい香りが衣類を包み込んでくれます。さらに抗菌消臭効果が高いため、衣類の汚れをすっきり落とし、部屋干しをしても不快な匂いはありません。

部屋中を華やかな香りにしてくれるため、洗濯をしながら癒やしを提供してくれます。

「ラボン」は株式会社ネイチャーラボが販売している洗剤ブランドです。「今日も恋する」のキャッチコピーが印象的で、恋をしなくても生きていけるけど、好きな匂いやスイーツなどと同様にあると幸せになれるといった思いが込められています。

また、生まれ変わったラボンは抗菌力がパワーアップしていい匂いが約48時間持続します。部屋干ししても「嫌な匂いしないでいい匂いが続く！」と注目されています。また、ボトルのおしゃれさも女性に人気の理由です。

柔軟剤入り洗剤を使っても、なんだか汚れがしっかり落ちていなかったり、いい香りがしなかったりした経験はありませんか？それは、洗濯槽の汚れが原因かもしれません。毎日洗濯していると洗濯槽の見えない部分に汚れが溜まってしまいます。

そのため、定期的に洗濯槽も掃除をしてあげる必要があります。洗濯槽の掃除には、洗濯槽用洗剤を使いましょう。やり方は、空の洗濯槽に専用の洗剤を入れて通常通りスタートするだけでOKです。洗濯回数が多い場合は月に1度は洗濯槽の掃除をすると、洗濯物もきれいに洗い上がります。

さまざまな種類の洗剤が販売されており、その特徴もたくさんありますが、柔軟剤入り洗剤を使えば忙しい家事の時短になったり、より洗浄力が高くなったりするのがメリットです。家庭によって向き不向きはありますが、1度使ってみて洗濯をもっと快適にしましょう。