【キュンキュン】大人の恋愛小説おすすめ28選｜泣けるもの・年齢別おすすめも

【あらすじ】

・OLのテルコがマモちゃんと出会い、恋に落ちる話

・テルコは仕事を放棄するほどマモちゃんのことが好き

・マモちゃんはテルコのことが好きではないので、テルコの片思い

【こんな人におすすめ】

・すでに映画を観ている人

・振り向いてもらえず辛い片思いをした経験のある人

【あらすじ】

・結婚を控える豊は謎の美女・沓子と出会う

・二人の激しく狂おしい性生活が始まる

・分かれて25年たったある日、二人は再会する

【こんな人におすすめ】

・普通の恋愛話では物足りない人

・自分の感情を重ねながら読みたい人

・さまざまな恋愛の形を理解できる人

【あらすじ】

・文芸編集者の夏美と郵便局員の成生が恋に落ちる話

・夫に恋人がいることを打ち明けられ、あるべき男女関係が壊れていく

・アルファベットAからZに男女の出会いから別れまでがつまっている

【こんな人におすすめ】

・芸能人の浮気や不倫の記事をついつい読んでしまう人

【あらすじ】

・OLのテルコがマモちゃんと出会い、恋に落ちる話

・テルコは仕事を放棄するほどマモちゃんのことが好き

・マモちゃんはテルコのことが好きではないので、テルコの片思い

【こんな人におすすめ】

・すでに映画を観ている人

・振り向いてもらえず辛い片思いをした経験のある人

【おすすめポイント】

・単純なストーリーながらも美しい心理描写とキャラクター
・恋愛小説を読み慣れていない方にもおすすめ
・何度も読み返したくなる小説

【ここが少し気になる...】

・病気や闘病生活というキーワードから物語が想像できてしまう
・登場人物が達観しており甘い恋愛描写は少なめ

ある日、高校生の僕が病院で一冊の文庫本を拾うところから物語は始まります。それはクラスメイトの山内桜良が綴った、闘病日記。膵臓の病気によって、彼女の余命がいくばくもないことを知った僕と彼女の物語です。

75万部を突破したベストセラーで映画化やアニメ化などもされている大人気小説です。ベターな展開かと思いきや、読者を裏切る衝撃のラストは読み応え抜群、文章も読みやすく恋愛小説初心者の方にもおすすめです。

京都の美術大学に通う南山高寿は、電車で偶然出会った福寿愛美に恋をする。高嶺の花のような彼女に熱心にアプローチを続け、ついに二人は交際をすることに。しかし、彼女には想像もしない大きな秘密が隠されていた。

発行部数100万部を突破した大ベストセラー作品です。ライトノベル出身の著者が書いた作品ということもあり、読みやすい文章で恋愛小説初心者の方にもおすすめ。すれ違う時間軸とただ今を生きる二人の恋模様を描いた作品です。

夫との離婚の痛手から「もう二度と人を愛さない」と決めた水無月。しかし、突然現れた小説家創路が強引に踏み込んでくる。創路に言われるがまま不倫関係になってしまう水無月だったが...。

第二十回吉川英治文学新人賞を受賞した本作は、恋愛の狂気さを描いたどこかミステリーチックな恋愛小説です。本作の魅力に少しずつ蝕まれるような感覚があり、ラストには衝撃の展開が待っています。

村上春樹が「100パーセントの恋愛小説」と自らキャッチを付けた小説。発行部数1000万部を突破し、今も読み継がれる人気作です。主人公は心を病んだ幼なじみのナオコと大学で出会った生命力あふれるミドリ、対照的な2人の間で揺れ動く物語。発売は1987年ですが、古びることがないテーマの作品なので、現代の20代にもおすすめです。

【あらすじ】

・結婚を控える豊は謎の美女・沓子と出会う

・二人の激しく狂おしい性生活が始まる

・分かれて25年たったある日、二人は再会する

【こんな人におすすめ】

・普通の恋愛話では物足りない人

・自分の感情を重ねながら読みたい人

・さまざまな恋愛の形を理解できる人

【おすすめポイント】

・結婚や婚活・マッチングアプリなど現代的な恋愛小説
・恋愛小説ながら事件ものも感じられる
・結婚観や人生観、自分を見つめ直せる小説

【ここが少し気になる...】

・読者の芯を突くような文章やあるあるに心を痛めてしまう人も

恋愛はできるが結婚にはなかなか踏み出せない主人公の架。真実という恋人ができても結婚には踏み切れないまま。しかしある日、真実が行方不明になってしまう。架は真実を探そうと調査を始めるが...。

結婚や婚活・マッチングアプリなど現代の恋愛観にフォーカスした恋愛小説です。婚活やマッチングアプリを経験した方の共感を生むような内容が多く、結婚や婚活の経験がなくても自分自身を見つめ直すきっかけになります。

本作品は有川浩の連作短編集です。1駅につき1話、全16話の構成で、主要登場人物は各エピソードごとに異なります。年齢も性別も違う人々の人生が、片道わずか15分のローカル線で少しずつ絡み合っていくところが魅力。たまたま同じ電車に乗り合わせた人との出会いによって生まれるドラマに、心が温かくなります。

「ナラタージュ」などで知られる恋愛小説の名手・島本理生の作品で、第1回本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞の受賞作です。事故で亡くなった母が遺したワインバーを引き継ぐべきか迷っている女性主人公が、同棲中の恋人や母の店の常連客、ワイン試飲会で知り合った男など、さまざまな男性の間で揺れながら進む大人の物語です。

Twitterから人気に火が点いた著者、燃え殻による恋愛小説です。主人公は43歳の男性。ある日、SNSで17年前の彼女を見つけて「友達申請」を送ってしまったことから、当時の恋愛の思い出が溢れ出します。

90年代の渋谷が主な舞台となったラブストーリーなので、その当時に青春時代を送った大人の記憶を切なく呼び起こします。

2013年の第20回島清恋愛文学賞を受賞した、連作短編集。謎が多いまま自殺した男を中心にした6編から構成されています。結婚を間近に控えた女性の刹那的な恋、育児ノイローゼのような状態で若者との不倫にハマる女性、「結婚はできない」と恋人に宣言されている女性などが主人公で、さまざまな大人の恋愛を疑似体験できます。

芥川賞作家・川上未映子の恋愛長編小説です。34歳で人付き合いが得意ではない冬子は、自宅で校正をする仕事をしていて、ほぼ自宅で過ごす毎日。恋愛経験もゼロに近い冬子ですが、ある日、物理教師をしているという58歳男性と出会い、少しずつ変化していきます。爆笑問題の太田光が絶賛したことでも知られる名作です。

話題作を次々手がける人気作家・角田光代の恋愛連作短編集です。キャッチコピーは「みんながふられる小説」。収録の7編すべてで主人公が失恋します。大人になってからの失恋とその先を描いた、元気をもらえる作品。7編の登場人物が、少しずつ重なるストーリーで長編を読んでいるような充実感も感じられます。

人気作家・綿矢りさが女性同士の恋愛を描いた作品で、第26回島清恋愛文学賞を受賞しています。スマホ販売員の逢衣と、芸能活動をしている彩夏は、共に異性の彼氏と旅行している時に出会い、友人として打ち解けます。やがて彩夏から恋愛感情を告白される逢衣。最初は拒否しますが、徐々に気持ちが動いていく様子が丁寧に描かれます。

人気作家の金原ひとみによる、5編収録の短編集。第57回谷崎潤一郎賞を受賞しています。表題作と「テクノブレイク」の2編はコロナ禍の恋愛が主題。「アンソーシャルディスタンス」では、2人の生きる希望だったライブがパンデミックで中止になったことを機に、心中の旅に出る男女を描きます。現代の大人が読みたい一作です。

芥川賞作家の絲山秋子が手掛けた恋愛短編集。表題作の「袋小路の男」は、高校時代に出会った袋小路に住む先輩に12年もの間、片思いをし続ける女性が描かれます。指一本も触れないままで、ひたすら思い続ける姿は、大人になった今だからこそ一層心に染みるはず。第30回川端康成文学賞を受賞しています。

恋愛小説を多く手掛ける人気作家・江國香織の長編です。東京タワーが見守る中、2組の男子大学生×既婚の年上女性のカップルが繰り広げる恋愛物語で、「恋はするものじゃなく、おちるものだ」という文章が印象的です。2005年には黒木瞳と嵐・松本潤の出演で映画化されているので、原作と共に楽しむのもおすすめ。

3度目の結婚をした室野るり子と、幼馴染の早坂萌は親友同士。欲しいものは何が何でも欲しいるり子と、仕事にも恋愛にもクールな萌は、考え方も性格も真逆です。さまざまな男性との恋や友情を通して、それぞれの幸せの形を探していきます。女性の本音とリアルな日常が描かれている作品です。

島本理生が官能表現に挑み話題になった作品です。主人公は、幼い娘の子育てに忙しくも恵まれた環境にいる主婦の塔子。夫とセックスレス状態の塔子が、仕事復帰を機に元恋人との再会し、不倫関係に陥っていく様子が描かれます。一見平穏なように見えていても、心の奥に仕舞い込んでいる悩みや疑問がある大人の女性におすすめです。

女による女のためのR18文学賞でデビューした人気作家・窪美澄の大人向け恋愛小説。主人公は47歳の美容皮膚科医の女性。夫と離婚し、シングルマザーとして仕事一筋に息子を育ててきましたが、14歳年下の男性と恋に落ちます。久しぶりの恋愛に悩みながら、女としての人生を取り戻していく様子に共感する方も多いのでは。

人気推理作家・東野圭吾の、累計発行部数150万部超えベストセラー。主人公の男性は、片思いしている女性が親友と交際している世界と、自分と交際している世界のパラレルワールドを行き来することに。2つの世界の謎を解き明かそうと奮闘し、やがて真実にたどり着きます。ミステリーを味わいながら、恋愛パートも楽しめます。

【あらすじ】

・文芸編集者の夏美と郵便局員の成生が恋に落ちる話

・夫に恋人がいることを打ち明けられ、あるべき男女関係が壊れていく

・アルファベットAからZに男女の出会いから別れまでがつまっている

【こんな人におすすめ】

・芸能人の浮気や不倫の記事をついつい読んでしまう人

【おすすめポイント】

・著者の世界観を感じられる丁寧で上品な文章
・結婚や出産・世界情勢など現実的な課題の描写も
・過去と未来、両方の受け止め方を考えさせられる

【ここが少し気になる...】

・複雑な表現や言葉に疲れてしまう場合も
・大人の恋愛を描くには劇的すぎるという口コミも

たった三度出会っただけで強く惹かれあってしまった、天才ギタリストの蒔野と国際ジャーナリストの洋子。仕事や人間関係・世界情勢などが複雑に絡み合い二人を引き裂き、お互いはそれぞれ別の人と結婚する。忘れられない二人が再開するとき、物語はどう動くのだろうか...。

映画化にもなったベストセラー小説です。著者の言葉選びが秀逸で美しく、世界観を色濃く感じられます。恋愛だけでなく、音楽や映画・戦争などさまざまな要素が混じり合ったまさに大人の恋愛小説です。

芥川賞作家の川上弘美による恋愛小説です。40歳目前の女性主人公は、30歳以上年の離れた高校時代の恩師と再会。居酒屋で食事をしたり、キノコ狩りやお花見に出かけたりしながら、ゆっくりと恋のような感情を育んでいきます。ほっこりする描写で溢れつつも、人生や老いについて考えさせられる味わい深い作品です。

直木賞作家・石田衣良による恋愛小説で、第13回の島清恋愛文学賞受賞作です。更年期障害に悩む45歳の女性が主人公。更年期の症状で倒れてしまったときに助けてくれた、17歳年下のウェイターと恋に落ちていきます。若いライバルやストーカーも出現し、常にドキドキの展開が続くエンターテインメント作品です。

第32回山本周五郎賞を受賞した、アラフィフ恋愛小説です。50歳でバツイチの男・青砥は、中学時代に同級だった女性・須藤と病院で再会し、距離を縮めていきます。

物語が始まってすぐ、やがて須藤は亡くなってしまうことが明かされますが、その結末が分かっていても涙がこぼれる感動作。50歳を過ぎた大人の男女におすすめの一冊です。

ベストセラー作家の林真理子が、38年ぶりに書下ろしで発表した恋愛小説。ある歌舞伎俳優の元妻が、著者に告白した不倫スキャンダルが元になっていることから、話題を呼んでいます。

歌舞伎俳優は仮名になっていますが、主人公の女性と不倫相手の写真家は実名で登場。どうしようもなく陥ってしまった不倫の恋が赤裸々に描かれます。

恋愛小説が人気の作家・村山由佳による長編小説。柴田錬三郎賞など文学賞三冠を達成しました。35歳の女性脚本家は、夫がありながら、敬愛する56歳の男性演出家とのメール交換を始めます。

メールでの「調教」をきっかけに、夫の元から逃げた女性は、新たな世界に飛び出していきます。男女ともに楽しめる官能的な恋愛小説です。