【最強】空調服のバッテリーおすすめ10選｜ワークマンも【互換性・寿命も解説】

真夏の作業は過酷で、空調の効いている場所であればいいですが、場所によっては空調がなくまるでサウナの中にいるような環境で作業をしなければならない時があります。これは命に関わる可能性もあり、非常に危険です。

空調服は真夏の作業に向いており、しんどさを軽減してくれます。一部分に風を送る扇風機とは異なり、空調服自体にファンがついているため、服の中から涼しくしてくれるのです。ものによっては長時間連続で使用できるものもあり、長い時間作業に活用できます。

この記事では、空調服バッテリーのおすすめ商品を紹介します。また、ワークマンなどのおすすめメーカーやバッテリーに互換性があるのかなど、気になる点についても詳しく解説していますので、ぜひ最後までご覧いただき、購入する際の参考にしてください。

空調服を使うにはファンが必要で、ファンを動かすにはバッテリーが必要です。空調服とバッテリーをセットで購入し、あとから別の空調服を購入すると、互換性が確認できれば使いまわせます。ただしバッテリーとファンは独自で製造していないメーカーが多く、互換性があるものとないものがあります。

この互換性を無視してしまうと、発火してしまうなどの重大な事故につながる可能性があるため、ファンとバッテリーは同じメーカーのものを使用してください。空調服とバッテリーは互換性のないものが多く、この場合取り付けできたとしても衝撃で取れてしまいます。

また、スマホ充電に対応したモバイルバッテリーも事故を引き起こす危険性があるため使用しないでください。

空調服のバッテリーで5～8Vの電圧はかなり弱いタイプです。強さでいえば最弱～弱くらいで、それほど暑くはない場所で、あまり動かない作業に適しています。

電圧が低い分、使用できる時間は長くなるため、「暑さはあまり感じないが長く作業がしたい」方に最適です。電圧が強いものと使い分けするのもおすすめです。

それほど大変な作業ではないが、暑さをしのぎたい時におすすめなのは9～11Vの普段使いができるタイプです。

強さでいうと中くらいです。普段使いといっても使用してみるとかなり涼しいため、空調服を初めて使う方は強さの基準を知るためにもまずは9～11Vの電圧があるバッテリーを選んでみてください。

現場で作業をする職人の方は1番電圧の強い12V～を選びましょう。中には13v〜15v以上ある強力なバッテリーもあります。現場は空調がない場合が多く、水分補給を定期的に行ったとしてもかなりの汗をかいてしまい体調を崩してしまう可能性があります。

しかし強い風が吹くため、音が気になる方は不快に感じてしまう場合もあります。さらにバッテリーの消耗が激しいため、長時間の利用には向きません。

空調服を長時間使うのであれば「大容量」のものを選びましょう。電圧の弱い6Vであれば11時間、普段使いできる9Vは2時間半ほどが平均の持続時間です。

自分が快適に過ごせる風の強さと持続時間をしっかりと確認してください。あまり長い時間風に当たっていると、気分が悪くなってしまう可能性もあるため、適度に止めて休憩をするのをおすすめします。

空調服は真夏の暑さの中で作業をする際に役に立つアイテムです。そのためバッテリーは機能性を重視して購入する方が多いです。しかしせっかく購入するのであれば、デザイン性を重視しておしゃれなものやかっこいいものを選びたいと思う方もいます。

普段使い用の9V～11Vであれば種類が多いため、おしゃれなデザインのバッテリーも販売されています。

使いまわしについては最初にお伝えいたしましたが、「互換性」を必ずチェックしてください。同じメーカーでなくても互換性があり、問題なく使えるバッテリーも存在します。

しかしこの場合、壊れた時にメーカー保証の対象外になってしまう可能性があります。保証がないと心配な方は空調服と同じメーカーのバッテリーを購入しましょう。

株式会社空調服は平成16年に設立された空調服や空調ヘルメットを取り扱うメーカーです。株式会社空調服で販売している空調服のバッテリーの特徴は、バッテリー残量がひと目でわかる点です。大体のバッテリーはランプがついており、すべて消えたらバッテリー切れになりますが、細かい数字はわかりません。

しかし株式会社空調服のバッテリーは数字であとどのくらい残量があるのかを確認できるため、交換のタイミングも把握しやすいです。

村上被服は昭和38年に設立された空調服や作業着を取り扱っている老舗メーカーです。とび職や電気工事士などのプロの方が多く愛用しているのが大きな特徴です。

現場での使用を前提に作られているため、耐久性に優れています。電圧に関しては15Vなど強力なものが多いため、暑い過酷な現場での作業が多い方におすすめのメーカーです。

ワークマンは1982年に設立された作業関連用品やスポーツウェアを取り扱っているメーカーです。全国に店舗があり、その数は900を超えています。ほどよく風を感じたい方には、ワークマンの空調服「Wind Core（ウィンドコア）」が向いています。

実際に手に取り商品を確認できるため、なるべく自分の目で商品を確認したい方や、その日に手に入れたい方におすすめです。ワークマンのバッテリーは安価なものが多く、初めての方でも購入しやすいのがメリットです。

バートルは1958年に設立された衣類を取り扱っている人気メーカーです。ネットで空調服やバッテリーを検索した際に、目にする機会も多いです。

バートルの空調服は「エアークラフト」の名で、バッテリーとファンは「京セラ」が製造しており安全性が高いです。さらにデザイン性に優れているため、作業もおしゃれにしたい方におすすめです。

サンエスは1949年に設立されたユニフォームや電子機器を扱うメーカーです。サンエスで取り扱っている空調服は「空調風神服」で、現場職などのプロの方だけでなくキャンプや登山などのアウトドアシーンでも大活躍してくれます。

サンエスのバッテリーは通常サイズとコンパクトサイズがあり、作業時間によって使い分けができます。

シンメンのバッテリーは低価格な点だけでなく、そのシンプルな飽きのこないデザインが人気です。手に入れやすい価格なため、初めて空調服のバッテリーを購入する方でも気軽に使えます。

低価格だからといって品質が低いわけではなく、十分に納得のいく品質です。しかし他のメーカーとは互換性がありません。

クロダルマは昭和17年に創業された繊維製品をメインに取り扱っているの老舗メーカーです。空調服のバッテリーは基本的に厚みと重みがあるものが多いですが、クロダルマのバッテリーは薄型で軽量なのが大きな特徴です。

静音性が高いため、大きな音を不快に思う方にもおすすめです。他のメーカーとの互換性はありません。

マキタは電動工具を取り扱う国内の有名なメーカーです。これまで50年以上、電動工具・エンジン工具など多様な製品を多く取り扱っています。マキタのファンジャケットは、マキタの電動工具用のスライドバッテリーが使用可能です。

マキタ製品で揃えていれば、バッテリーを複数のアイテムに使用できるので重宝します。

まず注意したいのが「充電時間」です。長時間ずっと充電しておくとバッテリーの満タン状態が続き、バッテリーに負担がかかってしまいます。

充電が満タンだと電圧が高い状態になっているため、その状態が長時間続くと故障の原因にもなってしまいます。バッテリーを充電する際はバッテリーの状態をこまめに確認し、80％くらいの状態をキープしましょう。

上述したようにバッテリーが満タンの電圧が高い状態が続くと、いざ使おうと思った時に使えなかったり、場合によっては発火して重大な事故に繋がったりする恐れがあります。

次に使えるように満タンにして保管しておくのではなく、充電は最大でも50％ほどにとどめて、また使用する時に再度充電しましょう。

バッテリーは電子機器なため、熱にとても弱いです。高温で保管してしまうと、中に入っているリチウムバッテリーの劣化が早まってしまいます。

空調服のバッテリーは直接日光が当たらない暗所での保管をおすすめします。しかし日本の夏は暑く、室内でも高温になる傾向があるため保管場所の温度には注意が必要です。

空調服のバッテリーは消耗品のため、定期的に交換が必要です。一般的にバッテリーは500回程度の充電が可能ですが、使用頻度によっても異なります。毎日使うのであれば1年半、シーズン時のみなど使用が限られている場合は2～3年がバッテリーの寿命です。

使っていて明らかにバッテリーの減りが早いと感じたら交換しましょう。

バッテリーの寿命を延ばすための3つの方法を紹介します。

• リチウム電池のバッテリーを選ぶ
• 充電をゼロにしたり過充電をしたりしない
• 2つのバッテリーを交互に使う

リチウム電池かどうかは商品を選ぶ際にチェックをしましょう。また普段の生活の中で決められた時間に充電器につなぐ習慣をつけると、充電ゼロや過充電の防止が可能です。

真夏などの猛暑の中での作業は最悪の場合、命に関わる場合があるほど危険です。自分の身を守るためにも空調服を利用してください。さらに最適な空調服のバッテリーを選んで真夏の作業も快適に行いましょう。