エールビールの人気おすすめ15選｜スーパーで買える日本・海外メーカーのビールも！

普段飲んでいるビールとは一風変わった味を楽しめるのが「エールビール」です。豊かな香りや苦味を楽しめ、ワインのように嗜めます。宅飲みでもゆっくり時間をかけてお酒を飲みたいと「エールビール」の購入を検討する方が多いです。

エールビールは、あまり売られていないイメージですが、品数も豊富でコンビニやスーパーでも買えます。さらに種類も多いため、試しに飲みたいと選んでも、どの銘柄が自分に合っているか悩んでしまいます。

そこで、今回は、エールビールの選び方とおすすめ商品を15選ご紹介します。記事の最後には、エールビールをより美味しく飲むためのポイントも詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

エールビールは、上面発酵で作られています。下面発酵で作られているラガービールがスッキリとした味わいでごくごくと飲めるのに対して、エールビールは苦味や香りが強く、じっくり時間をかけてワインのように飲みます。

ラガーに比べるとコク・香り・苦味がどれも独特で、普段飲むビールとは違う、うまいビールを楽しみたい方におすすめです。しかし、やや癖があるため、ビールが苦手な方は飲みづらさを感じてしまう可能性もあります。

また、ラガービールよりも種類（ビアスタイル）が多いのも特徴です。苦手な味があってもいろいろな銘柄を試しやすく、飽きがこないのもエールビールの魅力です。

エールビールの中でもよく耳にする種類が「ペールエール」です。イギリス発祥のビールで、金〜琥珀の薄いカラーをしています。豊かなホップ・モルトの香りがあり、フルーティーさもあるため初心者でも飲みやすいです。

また、イギリスからアメリカに伝わり「アメリカンペール」と呼ばれる種類もあります。よりホップの香りが豊かなエールビールを飲むならアメリカンペールがおすすめです。

「IPA（インディア・ペールエール）」は、インドがイギリスの植民地だった頃に、現地にいたイギリス人に送るために作られた種類です。ペールエール同様に琥珀色ですが、ホップを大量に使っているため香りや苦味が強くなっています。

エールビールの中でも、パンチのある種類を求めている方におすすめです。じっくり時間をかけて少しずつエールビールを飲みたい方に適しています。

エールビールの中でも優しい味わいが魅力的なのが「ヴァイツェン」です。ドイツ発祥のビールで、苦味が少なく、バナナのようなフルーティーな香りが特徴です。苦いビールが苦手な方でも飲みやすく、香りを楽しみたい方に適しています。

ヴァイツェンはさらに種類が分類され、酵母をろ過していない「ヘーフェヴァイツェン」やアルコール度数が高く冬に飲まれる機会の多い「ヴァイツェン・ボック」などがあります。

「ベンジャンホワイト」は、苦味が少なく爽やかな飲み心地です。ベルギー発祥のビールで、オレンジピールやコリアンダーを使用しているため、スッキリした味わいを楽しめます。色も白く濁っており、爽やかさを感じ取れます。

きめ細かな泡立ちも魅力的で、ラガービールに近い感覚でエールビールを嗜みたい方におすすめです。ライトな味付けの料理と合わせるのが人気の種類です。

「ダークエール」は、香ばしい匂いが魅力的な黒ビールです。スタウトやポーターなどが挙げられ、どちらも苦味が少なく口当たりのいい飲み心地です。見た目からは癖が強いと勘違いしてしまいがちですが、甘みもあるため初心者にも適しています。

また、淡色系のエールビールと1:1で割って飲む「ハーフ&ハーフ」と呼ばれるダークエールの匂いを抑えた飲み方もあり、一味違った飲み方をしたい方にもおすすめです。

「バーレイワイン（バーレーワイン）」は、長期間熟成されて造られたビールです。麦のワインとも言われており香りの豊かさ・アルコール度数の高さ・モルトの強い香りが特徴的です。エールビールの中でもじっくり時間をかけて嗜めます。

グラスに注いで、ぬるくなって香りが変化していくのも楽しみたい方におすすめです。普段とは異なったビールの飲み方をしたい方は、ぜひチェックしてください。

ラガービールでも人気を誇る「キリン」はエールビールも有名です。ラガービールは、ビールの本場ドイツから設備を取り寄せ、本格的なホップの香りが効いたものが販売されています。エールビールは「グランドキリンシリーズ」はさまざまなエールビールが飲め、缶のデザインも魅力的です。

知る人ぞ知る定番の日本メーカーからエールビールを選びたい方におすすめです。種類が多いため、飲み比べも楽しめます。

「サントリー」は、ペールエールやIPAが飲みたい方におすすめです。居酒屋でもよく提供されている「ザ・プレミアム・モルツ」もサントリーが販売しているエールビールの一つです。また「TOKYOクラフトシリーズ」は、ペールエールとIPAが楽しめます。

飲み慣れているエールビールから、普段はなかなか手に取らないペールエールやIPAを飲みたい方まで、幅広い方に適しています。東京クラフトシリーズは、缶のデザインもおしゃれなので、ぜひチェックしてください。

金麦や黒ラベルなどを販売する日本の大手ビールメーカーが「サッポロ」です。黒ラベルはクリーミーな泡や爽やかさが魅力的で、愛飲している方も多くいます。また、サッポロビールの定番「エビスシリーズ」からエールビールが販売されています。

エールビールもサッポロビールならではの、滑らかな口当たりや奥深い味わいが特徴です。普段からサッポロビールを愛飲している方もそうでない方にもおすすめのメーカーです。

現代ではクラフトビールの人気が高まり、美味しいエールビールが豊富に生まれています。中でも「ヤッホーブルーイング」の「よなよなエール」は、柑橘系の香りが爽やかなアメリカンペールエールとして大人気です。

大手の有名なエールを飲み尽くしてしまった方や一風変わったこだわりのあるエールビールの飲みたい方は、ぜひクラフトビールもチェックしてください。

伝統的なエールビールを飲みたいなら「イギリス産」をチェックしてください。エールビールはイギリスから始まり、世界各国へと広がりました。エールビールの種類も豊富で、たくさんのメーカーから販売されているのも魅力です。

海外で販売されている商品の中でも伝統的なエールビールを味わいたい、豊富な種類から自分にあったエールビールを探したい方におすすめです。

フルーティーで飲みやすいエールビールを求めているなら「ベルギー産」を選んでください。ベルギーのエールビールは、ベルジャンホワイトのような苦味が少なくフルーティーなものが多く販売されています。

エールビール独特の芳醇な香りを楽しみつつも美味しく飲める商品を探している方におすすめです。苦味が少ないため、ビールが苦手な方でも挑戦しやすいです。もちろん、ベルジャンホワイト以外も豊富なエールビールが造られているので、ぜひチェックしてください。

エールビールは、ぬるめの温度で飲むのがおすすめです。エールビールの香り成分は、温度が変化するにつれて際立ちます。初めから常温で飲むのではなく、ある程度冷蔵庫で冷やしてじっくり時間をかけて飲むのがおすすめです。8〜11℃くらいを目安にして冷蔵庫で冷やしてください。

エールビールを飲む時は、グラスにこだわるとより美味しく飲めます。エールビールは香りを楽しむビールでもあるため「チューリップグラス」と呼ばれる、香りがグラス内に止まりやすい形状をしたものがおすすめです。通販サイトでも販売されているので、ぜひ挑戦してください。

エールビールは、豊富な種類の中から好みの味を見つけられます。日本や海外などたくさんのメーカーから販売されているので、飲み比べを楽しむのもおすすめです。ぜひこちらの記事を参考に、贅沢な晩酌を楽しめるエールビールを購入してください。