6畳用カーペットのおすすめ15選｜ニトリの商品も！安いものやおしゃれなものなど

コンパクトなワンルームにお住まいの方には6畳用カーペット（絨毯）がぴったりです。戸建てにお住まいの場合でも、6畳サイズなら寝室・自室にマッチする場合が多いはず。6畳用カーペットは1～2万円台で購入でき、価格の割に高い効果を得られる優れものです。

敷き置きタイプなら簡単に模様替えできるほか、敷き詰めタイプなら防音・保温で高い効果を得られます。タイプのほか素材・表面加工についての知識もカバーすれば、価格以上の満足を得られること請け合いです。ナフコなどで購入できる安いものにも、豊富な種類があります。

以上を踏まえ、本記事では6畳用カーペットの選び方・おすすめのブランド・おすすめ商品15選をご紹介します。人気の高いニトリ製品もピックアップしていますので、ぜひ最後までご覧ください。

置き敷きタイプはサイズ調節・敷き詰めといった加工作業を行わず、そのまま置く形で敷くタイプです。敷き詰めタイプと比べて防音・保温少ないものの手軽に扱えるため負担が少なく、模様替えも簡単に行えるメリットがあります。

敷き詰めタイプは、床面全体を覆うようにカーペットを敷き詰めて配置するタイプです。床の表面がくまなく隠れるため、冬場は冷気が遮断されて高い保温性を得られるほか、音の逃げ場も最低限に抑えられるため防音効果も向上します。そのため小さい子どもやペットのいる環境におすすめです。

江戸時代にルーツを持つ江戸間は、関東を中心に東北・北海道などで採用されてきた間取り法です。測量方法は畳の大きさではなく柱と柱の間隔を基準とするのが特徴で、「柱割り」とも呼ばれます。江戸間における1畳のサイズは176×88cm。6畳だと261×348cmで、9.27㎡に相当します。

桃山時代に定められたとされる本間は、関西圏のスタンダードな間取り法です。1畳あたりのサイズは190.1×95.5cmで、主な間取り法で最も広い範囲をカバーするのが特徴。6畳だと286×382cm、10.94㎡に相当します。ちなみに茶室・書院のような文化施設を設計する際の間取り法は、本間が基準です。

中京間は名前の通り中京地域・名古屋周辺で使われる機会の多い間取り法です。1畳あたりのサイズは182×91cmで、6畳だと273×364cm。約9.93㎡に相当します。横幅3尺・縦幅6尺であるため、「三六間」と呼ばれる場合が多いです。

団地サイズはアパート・マンション・公団住宅といった共同住宅で採用される間取り法です。元は1970年代の高度成長期に遡り、地域に関係なく適用できる測量法を制定したのがきっかけとされています。1畳あたりのサイズは170×85cmで、6畳だと255×340cm。8.67㎡に相当します。

カットパイルとはパイルの毛先を均一の長さで切り揃えたタイプのを指します。毛先が短くて肌触りが良く、清涼感も高いのが特徴。特にペットを飼っている場合は踏み心地が良く、爪もひっかかりにくいカットパイルのカーペットがおすすめです。

ソフトな感触を楽しめる一方、ループパイルに比べて耐久性が低いため、上に物を乗せたり人が頻繁に出入りしたりする場所には適していません。

ループパイルは毛足の長いパイルをリング状に縫い付けたタイプです。カットパイルと比べて弾力性・耐久性に優れ、長持ちしやすい利点があります。またフリーカット対応タイプの場合、遊び毛が出にくいのもポイントの1つです。

またループパイルは毛足が長く高級感があるだけでなく、継ぎ目が分かりにくい利点があります。そのため、同じ商品を並べて大サイズのラグを敷くのにぴったりです。

カット＆ループパイルはカットパイル・ループパイルの手法を組み合わせて両方採り入れたタイプです。生地の質感・表情において繊細な表現が可能になるため、複雑なパターンやデザインを施すのに適しています。

またカットパイルの弱点である耐久性を補えるため、ある程度の長寿命も期待できるのもポイントの1つ。手触り・足触りもループパイルより良好です。

衣類として使われる場合も多いコットン（綿）は、吸湿性に優れています。肌触りもいいため、敏感肌の片や小さい子どもがいる家庭におすすめ。また熱に対して非常に強いので、防炎タイプが欲しい方に適しています。

一方、シワや変色に弱いのがデメリット。縮みやすい特性上、洗濯に対応できないものが一般的です。価格が安いため、初心者におすすめできます。

ポリエステルは石油・石炭を原料とする化学繊維です。菌・ダニ類による害を受けにくいほか、耐熱性にも優れているため衣類の素材としても使われます。強度が高く水にも強いため、洗濯対応タイプも珍しくありません。

デメリットとしては静電気を帯びやすいため、制電タイプのカーペットには不向き。またフリーカットタイプでも、カットする際には遊び毛が出やすい傾向があります。

ポリプロピレンは熱可塑性樹脂を成形した化学繊維です。耐摩擦性に優れておりダニ・菌類による害を受けにくいため、抗菌仕様のカーペットに適しています。撥水性が高いため汚れが付きにくく、洗濯できるタイプも多いです。

非常に軽く強度も高い一方、熱に弱いため防炎タイプは多くありません。価格は非常に安いため、手軽に購入できるメリットがあります。

ナイロンは石油・石炭を原料とする化学繊維です。袋として使われるケースが多いように強度が高く軽量で、しかも弾力性に富んでいます。そのため、往来の激しいオフィス・ホテルなどで、業務用として使われるケースもしばしばです。

デメリットとしては同じ化学繊維でもポリプロピレン・ポリエステルと比べて値段が高いほか、静電気を帯びやすい点が挙げられます。

アクリルは石油・石炭・天然ガスなどを原料とする化学繊維です。シワが付きにくい上に発色が良く日光に強いため、おしゃれなカーテンに使われるケースが多い素材です。ソフトな肌触りで柔らかいため、小さい子どもやペットのいる家庭に適しています。

摩擦に強く静電気の影響を受けにくいので、ホコリが付きにくいのも強みの1つ。デメリットとしては毛玉・遊び毛が出やすく、こまめに掃除する必要があります。

シルク（絹）は天然繊維の中でも最高品質を誇る素材です。美しい光沢と滑らかな肌触りがあり、吸湿性にも優れています。カーペットとして織り込むには手作業による高度な技術が要求されるため、非常に高額です。

また、変色しやすい・虫が好む・洗濯しづらいといった理由から、手入れはやや大変。それでもシルクならではの質感・存在感は格別で、魅力ある素材と言えます。

ウールは羊毛を主原料とする素材です。柔らかくてシワになりにくいのが特徴。通気性がいいため夏場でも湿気がこもりにくいほか、熱伝導率が低く冬にはフローリングの冷たさを遮断できるため、オールシーズン使えます。

デメリットとしては天然繊維ゆえに虫が好み、傷みやすい点が挙げられます。洗濯も難しいため、初心者が長期利用するにはややハードルが高いです。

フローリングカーペットは、表面がフローリング調にデザインされたタイプです。木目や木の質感をリアルに再現しているため、単なる模様替えを超えてリフォームを行ったような印象をもたらします。表面素材として実際の木やコルクを採用した製品もあるものの、相応に重量が大きい点には要注意です。

お部屋の面積の大きな部分を占める床に敷くのがカーペット。そのデザインによって、雰囲気を大きく左右します。シンプルなお部屋でも選んだデザイン次第で、シックな雰囲気にもおしゃれな雰囲気にも仕上げられます。シンプル・クラシック・北欧・キャラクターものなど、さまざまなデザインのものがあるので、自分の作りたい雰囲気に合うものを選んでください。

小さい子どもやペットは床から顔までの距離が近いため、菌類の影響を受けやすい懸念があります。しかし抗菌・防ダニ効果のあるカーペットなら安心です。また子どもやペットは食事の際に食材を落としたり、飲み物をこぼしたりしがち。そんな場合でも、撥水加工のカーペットならメンテナンスしやすいです。

節電機能がついているものなら、電気代が節約できます。電気代が高いと悩んでいる方は、節電機能がついているかどうか確認してください。

ホットカーペットの電気代を抑えたいなら、温まる範囲の切り替えができるものがおすすめです。大きなサイズのホットカーペットの場合、使っていない部分まで温めるのは電気代がもったいないです。使用する箇所だけ切り替えられると、無駄な電力が省けます。特に、2畳以上あるカーペットは切り替え可能なものがおすすめです。

一人暮らしにおすすめなのが自動電源オフ機能です。エアコンと違ってホットカーペットは無音です。そのため、一人だと消し忘れてしまうケースがあり、その分余計な電気代がかかってしまいます。スイッチを切るのを忘れても自動で消してくれるのが自動電源オフ機能です。

商品によって異なりますが、連続して何時間か運転すると自動的にスイッチが切れる仕組みです。自動電源オフ機能があれば、外出時や就寝時でも安心できます。

「お値段以上」のキャッチコピーでおなじみのニトリは、幅広いラインナップとリーズナブルな価格設定が魅力です。自社製品を販売しているため、店頭で直接チェックできるメリットがあります。

メーカーHPでは製品ごとに素材の種類・裏貼り付き・防炎といった特徴をアイコンでわかりやすく表示しているため、一覧でチェックするのに最適。6畳用・200×200cmなども網羅しているため一人暮らしにもおすすめです。

カインズホームは全国的に有名なホームセンターで、カーペットをはじめとしたインテリア用品のラインナップも充実しています。特にカーペットは非常に価格が安く、最安商品なら8畳用でも約7千円で購入可能です。ただし自社販売に特化しているため、Amazon・楽天といったECサイトでは購入できません。

ナフコは西日本をメインに事業展開しているホームセンターで、インテリア関係では「ナフコ21スタイル」ブランドを中心におしゃれな商品を提供しています。

カーペットではタイルカーペットのバラ売りに対応しているのが特徴で、40×40・50×50サイズを組み合わせてDIYでレイアウトしたい方にぴったり。有名メーカー東リの品を扱っているため、実物をチェックしたい方にもおすすめです。

部屋全体に敷き詰める用途にこだわらない方には、ラグもおすすめです。ラグはカーペットと比べてコンパクトなものが多く、6畳用はほとんどありませんが3畳程度までならカバーできます。

またフランネル・マイクロファイバーなど、カーペットには使われにくい素材があるのも特徴で、中にはうさぎ毛のような毛足の長いシャギータイプも。オールシーズン使えるウール素材も比較的見つけやすいです。

6畳用カーペットは比較的見つけやすく、素材の選択肢も豊富です。敷き方のタイプ・パイルの種類などといったポイントを踏まえて、お部屋にマッチした商品を選びましょう。本記事を参考に、ぜひ6畳用カーペットで部屋をおしゃれに彩ってください。