オーダーメイド枕おすすめ8選｜デメリットはある？安いのは？【自分に合った枕を作る】

しっかり眠ったはずなのに、朝起きると肩や首に痛みを感じた経験はありませんか？その原因は、自分の体が枕に合っていないからかもしれません。体に合っていない枕を使うと、質のいい睡眠が取れず不調につながる場合があります。

そんなときは、枕専門店などで作るオーダーメイド枕がおすすめです。オーダーメイド枕は、一人ひとりの身体を測定して体型や骨格などに合わせて作ります。寝るときの姿勢なども合わせて作るので、自分専用の快適に眠れる枕が手に入ります。自分用にはもちろん、プレゼントにもぴったりです。

そこで今回は、オーダーメイド枕を選ぶポイントやおすすめのオーダーメイド枕8選を紹介します。さらにメリット・デメリットもまとめたのでぐっすり眠れない、身体に痛みを感じるという方は、参考にしてみてください。

近年話題のオーダーメイド枕ですが、どんな効果があるのかよく分かりませんよね。市販されている一般的な枕とは異なり、オーダーメイド枕は一人ひとりの骨格や体型をきちんと計測し、寝る姿勢にも合わせて作られた枕です。眠っているときの姿勢にも合わせて作られるため、注文した人にとって最適な形状である点が大きな特徴です。

細かく計測した上で作られるオーダーメイド枕は、市販の枕ではなかなか調整できない枕の高さや幅などのサイズの微調整もできます。つまり、無理のない自分に合った楽な姿勢で眠れることから快眠に繋げられる枕なのです。

〈オーダーメイド枕のメリット〉

• 何といっても自分だけに合わせた枕で眠れるということ。自分で枕の高さを調整する必要なく、快適に眠れます。
• メンテナンスを行っている枕も多いので、常に最適な状態で長く使用できる点もメリットです。

〈オーダーメイド枕のデメリット〉

• 市販の枕よりも価格が高いこと。計測をして枕の調整なども行うため、どうしても費用は高くなってしまいます。店舗によってですが、だいたい1万円台後半〜6万円で売られています。
• オーダーメイドのため作成して受け取るまでに時間がかかる場合がある点もデメリットといえます。

しかし、市販の枕はだいたい3年ほどで交換するのに対して、オーダーメイド枕は5年以上使用できます。初期費用は高いですが無料でメンテナンスを行なってくれるお店も複数あるため、お金はオーダー時にしか払いません。また、自分に合っていない枕を使い続けると、疲れが取れないどころか体や頭が痛くなったり、睡眠の質の低さがストレスに繋がる恐れがあります。

購入を迷っている方は、無料で測定とフィッティングをしているお店に行ってみたり、店舗に飾られているサンプルを見に行くことがおすすめです。実際に触れてみることで分かるメリットやデメリットもあるかもしれません。

枕のサイズは、快眠にもつながるポイントです。特に枕の高さが合わないと、身体の不調に繋がってしまいます。オーダーメイド枕は高さ調整ができるものが大半ですが、できるだけ自分の骨格や体型に合わせるためにも高さをmm単位で調整できるものを選びましょう。

寝返りが多い方や大柄の方の場合、横幅が大きいワイドサイズの枕の方が寝返りしやすく、身体にもフィットしやすいのでおすすめです。普段仰向けで寝る方の場合、首の骨が緩やかなS字カーブになる高さがおすすめです。あらかじめ睡眠アプリで自分の寝返りの回数を把握しておくといいでしょう。

また、マットレスの沈み具合によっても最適な高さや相性は異なります。店員さんに相談する場合は、自分の使っているマットレスの商品名・素材などを伝えるのもおすすめです。

オーダーメイド枕を作るには、計測が必要不可欠です。計測は基本的に枕を販売する実店舗で行われるため、自宅の近隣に対応店舗があるかどうかは必ず確認が必要です。

全国展開するメーカーなら店舗数も多く、自宅から足を運びやすい場所に店舗がある場合もあるので、店舗数や店舗の場所をあらかじめ確認しておきましょう。

低反発ウレタンは硬めですが、頭を乗せるとソフトな質感でクッション性が高い特徴を持つ素材です。首にフィットしやすいため頭をしっかりと支えられ、横向き寝や仰向け姿勢で寝ることが多い方にとっては腰痛軽減にもなります。

低反発ウレタンは水洗いができませんが、適切にメンテナンスを行えば2年以上使用できる場合もあります。

パイプ素材は、さまざまな素材の筒状の小さいパイプが使用されています。素材によって硬さは異なるものの、基本的にパイプ素材は他の素材よりも比較的硬いので、硬めの枕が好みの方におすすめです。

パイプ素材にはセラミック・エラストマー・銅などの素材があります。素材の違いによって硬さ・寝心地・弾力性が異なるので、パイプ素材を選ぶ際は原料もチェックしましょう。

ポリエステルやコットン素材の中材は、ふんわりとしたソフトな感触。柔らかめの枕が好みの方に適しています。ポリエステル素材は、粒状のポリエステルわたも多く用いられています。

ふんわり柔らかくボリュームがあるのですが、使用していくうちにへたりやすいデメリットがあります。しかし、ポリエステルなら丸洗いが可能なので清潔に枕を使いたい方にもおすすめです。

昔から日本の枕の中材として使用されてきたのがそば殻です。通気性や吸放湿性が高い天然素材のそば殻は、夏の暑い時期でも爽やかに使用できます。

ただし、小さく硬めの素材なのでボコボコとした細かな凹凸ができやすく快適な寝心地に調整しづらいデメリットがあります。また、そばアレルギーの方は使用を避けた方がいいでしょう。

オーダーメイド枕は一度作ったら終わりではなく、定期的なメンテナンスを行うことで長く快適に使用できます。オーダーメイド枕は作成後のメンテナンスやアフターサービスを行っているものがほとんどですが、その期間や対応内容はメーカーによって異なります。

なるべく定期的にメンテナンスをしてベストな状態に保つためにも、無料のメンテナンス期間が長い商品がおすすめです。購入の際には、どの程度の期間アフターケアやメンテナンスを受けられるかどうかや、無料で受けられるかどうかもチェックしておきましょう。

計測を行って一人ひとりに合わせて作るオーダーメイド枕は、すぐに受け取れないことも少なくありません。購入後、枕が完成して受け取るまでにどの程度の時間がかかるのか、受け取り可能日も確認しておきましょう。

数は少ないものの、一部の店舗は即日受け取りに対応しています。購入してすぐに使いたい場合は、即日受け取り可能の店舗を選びましょう。

毎日使う枕は汚れやすいので、できれば定期的に洗濯するのがおすすめです。しかし、中には洗濯一切不可、またはカバーのみ洗濯可という場合もあります。オーダーメイド枕ではカバーは洗濯できても選んだ中材によって洗濯できるかどうかが異なることもあります。定期的に洗濯して清潔に枕を使いたい場合は洗濯可否をチェックして、洗濯できる中材やカバーを選びましょう。

細かく計測を行って作られるオーダーメイド枕は、どうしても価格が高くなってしまいます。価格を抑えつつ自分の身体に合った枕を使いたいという場合は、セミオーダー枕もおすすめです。

セミオーダーではオーダーメイド枕ほど細かい調整はできません。しかし、サイズを計測して最適な高さやサイズの枕を購入できるので、まずはセミオーダー枕から試してみるのも一つの方法です。

寝るときに毎日使う枕は、プレゼントとしておすすめ。通常の枕よりも値段が高いオーダーメイド枕は作るのに踏ん切りがつかないこともあるからこそプレゼントに選ぶ人が増えています。

プレゼントならギフト券を選びましょう。ギフト券はインターネットで簡単に購入できます。ギフト券を貰った人は、専門店で好きな時に予約が取れオーダーメイド枕を作成することができます。

毎晩使う枕は、汗やよだれなどで汚れてしまうだけでなく、少しずつ中身がつぶれたり、片寄ったりするため買い換えが必要です。

寿命を過ぎた枕を使い続けると不衛生になったり寝心地に悪影響を及ぼします。交換の推奨期間は枕の素材や使い方によって異なりますが約2~5年です。また、オーダーメイド枕のメーカーによっても異なるのでそれぞれ確認してください。

ここまでオーダーメイド枕の特徴、重視するポイントを説明してきました。いかがだったでしょうか？よく眠れない、身体の痛みを感じる場合は、オーダーメイド枕の導入を検討してみてはいかがでしょうか。