紅茶ティーバックのおすすめ20選｜安くて美味しい！スーパーで買える市販品も

紅茶は産地や茶葉の種類によって、味わいが大きく違います。また、茶葉を準備し時間をかけて淹れる紅茶は美味しいですが、市販のティーパック紅茶も美味しい商品がたくさん販売されているのをご存知ですか？手軽さから人気のティーパック紅茶ですが、種類が多すぎて購入時に迷ってしまう方もいらっしゃいます。

そこで今回は、ティーバッグ紅茶の選び方・安くて美味しい紅茶・ギフトにおすすめの高級紅茶をご紹介します。自分好みの茶葉を見つけて、美味しいティータイムを過ごしましょう。

また、紅茶の淹れ方にこだわると、茶葉の味わいが見違えます。記事後半では、市販のティーパック紅茶の美味しい淹れ方をご紹介するので参考にしてください。最後までチェックして、自分好みのこだわりの美味しい紅茶を見つけましょう。

ティーバッグ紅茶を選ぶメリットはこちらです。

• テクニックなしで美味しい紅茶を淹れられる
• 淹れた後の茶葉が散らからない
• バッグ中にアクが閉じ込められて雑味が出にくい

茶葉をそのまま使った方が本格的なイメージがあり、近年ティーバッグではない紅茶の種類が増えました。しかし、バッグに入っていない紅茶を美味しく淹れるためには、技術が必要です。そのため手軽に美味しい紅茶を淹れたいなら、ティーパック紅茶をおすすめします。

セイロンティーで有名なのがスリランカ産です。セイロンティーは産地の標高によって、香りや味わいが変わります。有名なウバ茶は標高の高い場所で作られていて、メントール系の香りが特徴です。

そして、柑橘系やバラの香りが強くセイロン茶の王者と言われるディンブラは、標高1200～1600mのところで作られています。

インド産の紅茶は濃厚な味わいと芳醇な香りで愛されています。インドで多く作られているのはアッサムティーやダージリンで、雨の多い土地で作られることから甘味や香りが強いのが特徴です。

また、濃厚な味わいを活かして淹れたインドのチャイは、茶葉をミルクで煮出しています。濃厚ながらもしっかりと茶葉の風味を味わえるため、強めの茶葉が好きな方におすすめです。

アールグレイ紅茶にブレンドされていることが多いキームンが中国産の紅茶です。キームンはスモーキーな香りが特徴で、苦みが少なくなっています。

ストレート紅茶をあまり好まない方でも、苦味が少ないキームンは飲みやすい紅茶です。すんだ明るい色をしているため、香りや風味だけでなく見た目でも楽しめます。苦みが少ない紅茶が好きな方におすすめです。

セイロンティーが有名なのがインドネシアです。新鮮でマイルドな香りが特徴ですが、あまりコク深くはありません。

そのためインドネシア産の紅茶はブレンド用に使われるのが主流です。インドネシアで主に作られているジャワティーは、爽やかな香りと少ない渋みが特徴なので、アイスティーに向いています。

ケニア産紅茶は、穏やかなコクとマイルドな渋みが特徴です。紅茶の色味は澄んだ赤みの強いオレンジ色、王道の紅茶色といえます。渋みが強くないので、お砂糖を入れなくても飲みやすい紅茶です。

ケニアは紅茶の産地としてはあまり有名ではありません。そのためリーズナブルな価格で手に入るお財布に嬉しい紅茶です。

和紅茶と呼ばれている日本産の紅茶は、優しい味わいが特徴です。日本中で生産されていますが、その中でも有名なのは静岡県でしょう。日本の風土で育った茶葉には、あまり強い渋みは出ません。

日本産を選ぶ最大のメリットは、新鮮な紅茶を手にできることです。外国産のように流通までに時間がかからないので、摘み立ての紅茶を楽しめます。

特定の農園で育てられた茶葉のみを使った物が、シングルエステートです。1つの農園で作られた茶葉だけで作っている紅茶なので、とてもシンプルな味わいを楽しめます。

また生産者がわかっているので、安心して飲めるのも魅力のひとつです。応援したい農園がある場合には、その農園の個性を知った上で楽しめるメリットもあります。

イングリッシュ・ブレックファストとは、イギリス風のモーニングブレンドです。しっかりとした味わいの茶葉を使っていて、ストレートだけでなくミルクティにもよく合います。

朝食用ブレンドというだけあって、ジャムトーストや目玉焼きなどの朝食メニューとの相性がぴったりです。初心者でも美味しく楽しめるブレンド紅茶のため、チェックしてみてください。

アッサムとスリランカをブレンドしたのが、ロイヤルブレンドです。甘味が強いブレンドで、強すぎない渋みを感じられます。まろやかな味わいと芳醇な香りを存分に味わいたい方はストレートで飲んでください。

また、甘味が強いブレンドでもありますので、ミルクともよく合います。上品な香りの紅茶を楽しみたい方におすすめです。

紅茶の茶葉は産地や時期によって味わいが変わり、茶葉の収穫シーズンには呼び名があります。茶葉が1番多く収穫できる時期はベストシーズン、優れた茶葉が収穫できるのがクオリティシーズンです。

茶葉の種類によってシーズンの回数が変わります。それぞれの時期は産地によって異なりますが、1年中どこかしらで収穫シーズンを迎えているので、季節ならではの味わいを楽しみましょう。

ストレートティーはマイルドで香り高い茶葉が向いています。紅茶の中に何も入れずに飲むため、紅茶が持っている味わいや香りを堪能できる飲み方です。お砂糖を入れないことから、あまり苦みや渋みが強くないダージリンが適しています。

爽やかな香りが好きな方にはセイロンティーもぴったりです。茶葉の香りを楽しみたいならストレートで飲みましょう。

レモンティーを楽しみたいなら、レモンに負けない茶葉がおすすめです。タンニンが多い茶葉にレモンを入れると、渋みが増してしまいます。

そのためタンニンが少なめなキャンディやニルギリがおすすめです。またレモンの香りと紅茶の香りの相性がいいアールグレイやダージリンもレモンティーによく合います。

ミルクを入れても味わいや香りが飛ばないくらい濃厚な茶葉がおすすめです。

• 濃厚なミルクティーならアッサムCTC
• バランスのいいミルクティーならディンブラ
• 癖のある香りが好きならアールグレイ

このように選ぶ茶葉によってミルクティーの味わいが変わります。好みに合わせて選ぶ茶葉を変えましょう。

アイスティーには、自分好みの茶葉を選びましょう。アイスティーにしたときに濁りが出てしまうのは、タンニンの多い茶葉です。

アイスティーには濁りがダメだとされていることから、ダージリンが向いていると言われています。しかし濁りが気にならないのであれば、タンニンが多い茶葉で淹れる紅茶もおすすめです。味わい深いアイスティーを楽しめます。

香料の有無で香りの強さが変わります。香料には天然香料と人工香料があり、天然香料の方が価格が高いです。安い紅茶には人工香料が使われていることが多く、とても強い香りがあります。

香り高いと感じる方もいれば、香りが強すぎると感じる方もいるため、好みに合わせて選びましょう。紅茶そのものの香りだけでいいという方は、香料なしがおすすめです。

紅茶に含まれているカフェインが気になる方は、カフェインなしを選びましょう。体質でカフェインが飲めない方だけでなく、カフェインレスの物は時間帯を気にせず飲めるメリットがあります。

カフェインは15時くらいまでに摂取を終えるのが理想です。そのため、時間帯を気にせず紅茶を楽しみたい方や、妊娠中の方はカフェインレスを選びましょう。

紅茶の茶葉に使われている農薬が気になるなら、オーガニック紅茶がおすすめです。オーガニック紅茶とは、化学肥料や農薬に頼らずに栽培した茶葉を使った紅茶を指します。

オーガニック紅茶は茶葉を加工する際にも、薬剤を使用していません。そのため、環境保全への期待もできますが、作るのに手間がかかっているため高めの価格設定です。

紅茶を美味しく抽出するためには、ティーバッグの形が非常に重要です。茶葉の味わいを存分に抽出するためには、ティーバッグの中で茶葉がジャンピングする必要があります。

ジャンピングが一番できるのは、ピラミッド型のティーバッグです。ピラミッド型の中でも、茶葉の量に対してティーバッグが大きめの物だと、手軽に美味しい紅茶を楽しめます。

紅茶の茶葉は、開封後1ヶ月程度が美味しく飲める期限です。そのため大容量パックをコスパがいいという理由で購入するのはおすすめできません。

自分が1ヶ月でどの程度の量を飲むのかを考えて、購入する量を選びましょう。その方が美味しい紅茶を楽しめますし、余らせてしまうリスクもないです。

スーパーで買える最も有名な紅茶がリプトンです。リプトンのイエローラベルは、ケニアにある自社農場で栽培されている茶葉が使われています。

そのケニアで作られた茶葉をブレンドするのは、世界に10人しかいないとされる日本人マスターブレンダーです。2002年からはより美味しい紅茶にするために、ピラミッド型のティーバッグを採用しています。

日本の紅茶ブランドで、リーズナブルな価格で紅茶を販売しているのが日東紅茶です。大容量パックだけでなく、味わいの違う紅茶をたくさん販売しています。

オーガニックシリーズやカフェインレスシリーズなどもラインナップされていて、アイテム数が多いのが魅力です。水出し対応の茶葉もあるため、アイスティーが好きな方も楽しめます。

さまざまな香りの紅茶を販売しているのがルピシアです。ルピシアは茶葉の種類が豊富なだけでなく、アイテムによって使われている香料が異なります。

そして、ギフトに向いているアイテムも多く、好みにあった商品の購入が可能です。アルミ缶に入っている物や、お菓子とセットになった紅茶も販売されています。紅茶が好きな方にプレゼントすると喜ばれるブランドのひとつです。

美味しいカフェインレス紅茶で人気なのが、アーマッドティーです。アーマッドティーは世界80カ国で愛されている紅茶ブランドで、高品質な紅茶を手軽に飲んで欲しいというコンセプトを持っています。

フレーバーティーの香りの良さはもちろんですが、豊富なラインナップの中にカフェインレス紅茶があり、とても美味しいと好評です。

紅茶の美味しい淹れ方の手順をご紹介します。紅茶を淹れる際には、冷めないようにカップの下にタオルを敷いておくのがおすすめです。

• 最初にカップをお湯で温める
• ティーバッグを広げて茶葉をほぐす
• カップのお湯を捨てて、沸騰したお湯を入れる
• すぐにティーバッグを入れる
• フタをして、パッケージに表記されている時間蒸らす
• 抽出が終わればゆっくり引き上げる

紅茶の美味しい淹れ方の手順に続き、紅茶を淹れる際の注意点をお伝えします。淹れ方の手順・注意点を把握して、美味しい紅茶を楽しみましょう。

• 基本的にティーパック1袋で1杯分
• 1杯に適した湯量は約150〜160ml
• ティーパックを強く振ったり、スプーンで押さない

紅茶を保存する際には、下記の点を気をつけましょう。

• 密封容器に保管する
• 直射日光や高温多湿を避ける
• 香りの強い食べ物の近くに置かない
• できるだけ温度差を作らない

紅茶は近くにある食べ物の臭いを吸収しやすい特徴を持っています。そのため、香りの強いもののそばに置くと、紅茶の香りを壊してしまうため保管時には気をつけましょう。なお賞味期限はパッケージを確認してください。一般的には未開封で約2年、開封後は3ヶ月以内に飲み切るのがベストとされています。

前述のとおり紅茶は臭いを吸収する特性があるため、賞味期限が過ぎた紅茶や風味が落ちたなと感じた紅茶は脱臭剤として使用するのがおすすめです。たとえばスニーカーの中にしばらく入れておくと、いやな臭いを軽減してくれます。

またティーバッグは油汚れを落とすときにも使えます。方法は簡単で、ティーバッグの水気を切って、鍋・皿などの表面を軽くこするだけ。スポンジで洗う前に試してみてください。

紅茶のティーバッグはとても簡単に美味しい紅茶を楽しめます。お湯を入れるだけで茶葉のゴミが散らからないのも嬉しいポイントです。自分に合った紅茶を見つけて、楽しい時間を過ごしましょう。