窓用換気扇のおすすめ21選｜窓が閉められるタイプ・小型製品も！後付けできる？

夜に家の中でタバコを吸う際は、どうしても窓際でないといけません。しかし、隣の家を覗いてると思われトラブルの元になってしまうこともあります。そこで今回おすすめしたいのが、窓につける換気扇「窓用換気扇」です。

窓用換気扇は、窓があれば増設できる簡易換気扇です。カーテンを閉めていても、部屋にこもりがちな空気を換気してくれます。さらに、静音タイプや小型なもの・窓が閉められる換気扇など、種類はさまざまです。

そこで今回は、窓用換気扇の選び方やおすすめ商品を紹介します。おすすめ商品では、後付けタイプの窓用換気扇もセレクトしています。「使いやすい窓用換気扇はない？」「タバコや焼肉のにおいを効率的に逃がしたい！」と悩んでいる方は、ぜひご覧ください。

24時間換気が取り付けられている新しい家以外では、お部屋の空気を効率よく換気するのは難しいです。そんなときに窓用換気扇が役立ちます。お部屋にこもった空気を新鮮な空気に入れ替えられるので、におい対策や感染症対策として有効です。

また、窓を開けるのと比べて、お部屋の温度が変わりにくいのもメリットです。窓を開けると夏の熱気や冬の冷たい空気まで入り込んでしまいますが、窓用換気扇ならそれが少なく済みます。

羽根径が20cmくらいのものは、家庭用にぴったりな換気扇です。厚さの無駄を極力なくしたシンプルなタイプや、油だれを防ぐオイルパック付きのタイプなどがあります。そのため、設置を考えている場所の環境に合わせた換気扇を選べば、使いやすくお手入れがしやすくなります。

羽根径が25cmのものは、少し広めのリビングや事務所などに適している換気扇です。25cm以上のものになってくると、騒音が大きくなるかわりに換気できる風量が増えるため、より効率的に換気が行えます。

同じメーカーのモデルの換気扇でも、羽根径の違いで見た目や機能性も変わってくるため、その場所や好みに合ったものを選びましょう。

羽根径が10〜15cmのものは、いわゆる小窓用換気扇といわれているタイプです。高さが30cmに満たない小さな窓にも設置できるので、防犯対策にもなります。

小型のものは本体の値段も安く消費電力も低いため、毎日使用していても経済的です。トイレの匂いが気になる方や防犯対策を考えている方は、小窓用換気扇をおすすめします。

窓に取り付ける窓用換気扇には、給気式・排気式・同時給排気式の3種類があります。窓に使用する場合は給気・排気を基準に選ぶのがおすすめです。それぞれの特徴を紹介します。

• 【給気式】外の空気を取り込めますが、室内の空気は出せません。そのため、部屋の臭いや空気を出したい場合は窓を開ける必要があります。外の空気を入れたい場合に適しています。
• 【排気式】給気式の反対で外の空気は取り込めませんが、室内の空気は出せます。新しい空気を取り込むには窓を開けておく必要があります。通気性のいい部屋・広い部屋におすすめです。
• 【同時排気式】新しい空気を取り込んで、室内の空気を外に出す仕様です。しかし、排気式の作動音よりも音が30dB大きいので、寝室での使用は音が気になる可能性があります。給気と排気の両方ができるため、通気性の悪い部屋に向いています。

換気扇といえば四角いフレームの中央にプロペラのある形が定番で、シャッター付きのものもあります。お風呂・トイレなど狭い場所に取り付ける場合は、専用のものを選びましょう。薄くて小型のものが多いので、邪魔になりません。

高い位置にある窓に窓用換気扇を設置する場合は、180cm程度まで高さが調節できるものがベターです。商品にもよってさまざまですが、別売りの延長パネルを使用すれば、その高さまで設置可能なものもあります。

制御方法に一番多いのが引きひもタイプで、紐を引っ張ると換気扇を止められます。単純な作りで安価に購入できますが、換気扇のある場所まで行かないと止められません。そのため、部屋が広い場合や就寝中は面倒に感じる場合があります。

制御方法がリモコン式であれば、移動せずに換気扇を止められます。寝室や広い部屋の場合はリモコン式がおすすめです。ただし、引きひもタイプよりも3,000～6,000円前後、値段が高い場合があります。制御法重視なら引きひもタイプかリモコン式かを基準に選びましょう。

窓用換気扇の電気消費量は、エアコンの約10分の1です。大変効率的ですが、羽根径やモデルの違いでランニングコストが変わってくる点は気を付けてください。

メーカーやモデルによっても変わってきますが、20cmの羽根径と25cmの羽根径を比較した際に消費電力が倍ほど変わってしまいます。そのため、場所によって適切な羽根径の換気扇を選べば、換気を経済的に行えます。

ファンが2つあるタイプのツインファンもあります。片方のファンが給気・もう片方のファンが排気をそれぞれ行うため、換気が効率的です。また、熱がこもりやすい家では、部屋の温度を下げるのにも役立ちます。

換気扇を購入する際に気を付けたいポイントは、お手入れのしやすさです。掃除の際は、できるだけお手入れしやすい形状になっていると、掃除もしやすく定期的に行っても苦痛を感じにくいです。

重曹やセスキ炭酸ソーダなどできれいにできます。定期的にお手入れしていると、長持ちしてくれるため経済的です。

換気扇で気になるのが静音性です。設置場所や使用環境にもよりますが、静かな場所で使用する場合には騒音対策を行わなければいけません。

一人暮らしだとそこまで苦痛に感じない場合もありますが、家族と同居している方は換気扇の音への否定的な意見が上がるケースもあります。対策としては、購入前に静音タイプの換気扇を選ぶか、後で防音シートを貼る必要があります。

換気扇にはさまざまな機能が付いているので紹介します。

• 【温度センサー】温度センサーが搭載されていれば、設定した温度を自動で保ってくれます。
• 【風量調節機能】風量の強弱を調整できるので、環境や室温に合った使い方ができます。
• 【抗菌加工】空気の出入りがある換気扇は汚れやすいです。きれい好きの方や汚れが気になる方におすすめです。
• 【防虫フィルター】換気扇停止時に外部から虫が入ってくるのを防ぎます。

三菱電機の窓用換気扇は、大手のメーカーで信頼できる換気扇です。一般の家庭用の換気扇から店舗や学校用など、幅広く製造しているため、窓用換気扇のノウハウが十分にあります。特にフード一体タイプの換気扇は、取り付けも一人でスピーディにできるのが特徴です。

東芝の窓用換気扇は、窓が閉められるので防犯上から考えても安心です。取り付けも工具を必要としないため、後付けでも簡単に設置ができます。化粧枠や羽の取り外しもしやすく、日頃のメンテナンスも行いやすい構造なので、掃除がしやすいです。

パナソニックの窓用換気扇は、高さを微調整できるシングルファンのモデルや給排気同時に行うリモコン式ツインファンなどがあります。用途に分けて自身の使いやすいモデルを選びましょう。

日本電興の窓用換気扇は、メンテナンスがしやすい換気扇です。比較的厚みがあるものの取り付けが簡単で、設置も短時間に行えます。事前に設置場所と製品の寸法を計っておくと、失敗せず取り付けられます。

オーム電機の窓用換気扇は、コストパフォーマンスが高い換気扇です。設置場所や使用方法にもよりますが、他の換気扇と比べても静音設計のため、静かで快適に過ごせます。小型ながら十分にパワーがあって、狭い浴室・脱衣室・キッチンなどにおすすめです。

高須産業の窓用換気扇は、ツインファンで同時給排・単独排気・単独給気ができる換気扇です。窓用換気扇は、なかなかモデルチェンジがされにくいですが、その中でも見た目がおしゃれなデザインになっています。本体を支えながら窓枠に固定する必要があるため、設置は2人で行うようにしましょう。

窓用換気扇は取り付けを適切に行うと、より長く使用できます。購入前に取付する場所が適切な高さの範囲か確認する必要があります。そのためには、取付位置を事前に決めておき、窓の高さを測って本体の高さがどのくらいになるか調べておきましょう。

取り付けるパネルが組めたら、本体を取り付け窓枠に突っ張りを調整してください。すき間ができないようにソフトテープを付けて、動作確認すると取り付けが完了します。

窓用換気扇を設置する際には、いくつか注意すべき点があります。「せっかく買ったのに使えない！」とならないよう、よく確認しておきましょう。

• 窓枠の高さは窓用換気扇の設置可能な高さに合っているか
• 窓枠のタイプ（アルミ・木枠など）は窓用換気扇の設置可能なタイプか
• 設置用のアタッチメントは必要か
• 設置場所は指定されていないか（キッチン用・トイレ用など）
• 窓の左右で設置方法が変わる場合もある
• 高窓に設置する場合は別売りの延長パネルが必要な場合もある

窓用換気扇の外側が雨・風の影響を受けるのを防ぐには、ウェザーカバーがおすすめです。換気扇の上部と両サイドを覆い、雨・風によるトラブルから守ります。ホワイト・ブラック・ブラウンなどカラーが選べる商品もあり、家の外観に合わせて選びやすいです。

家の中でタバコを吸う・焼肉を食べるなどしたときは、においをなるべく早く外に逃がしたくなります。そんなとき効率的に換気を行うポイントは、空気の通り道を作ることです。

窓用換気扇を回すのに加え、換気扇の対角線にある窓を開けると空気の通り道ができ、空気が循環して換気の効率が上がります。煙の少ないタバコや調理家電を使うなどの工夫もするとより効果的です。

今回は窓用換気扇について紹介してきましたが、いかがでしたか。窓用換気扇は、適切なサイズを選べば換気を効率的に行えます。設置場所や使用環境によって、適切な換気扇が変わってきますので、本記事を参考に商品を探してみましょう。