市販のシチュールーおすすめ15選｜クリームシチューやアレンジ絶品レシピも

気軽に作れる代表的な家庭料理の一つにカレーライスがあります。このカレーライスとほぼ同じ材料を使用して、市販のシチュールーを加えるだけでおいしいシチューを作れます。

お買い物の際、さまざまなシチュールーが目に留まります。どの商品も使用する材料に特徴を持たせていたり、魅力的なパッケージを使用したりしています。そのため、どの商品を選んでいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。

ここではシチュールーを選ぶ際のポイントと、おすすめのシチュールーをご紹介します。ぜひシチュールーを選ぶ際の参考にしてください。

シチュールーの代表的な原材料は、小麦粉・食用油脂・脱脂粉乳・野菜エキス・香辛料などです。他にも、現在さまざまなメーカーから多くの商品が発売されており、商品に特徴を持たせるためにいろいろな材料が含まれています。

クリームシチューの場合、生クリーム・バター・チーズ・コーンなどが追加されています。ビーフシチューの場合、バルサミコソース・赤ワイン・トマトなどが追加されています。

シチューといえばやはり最初にイメージされるのは鉄板のクリームシチューです。西洋の料理に思えますが、実は日本発祥で独自の発展を遂げた料理です。乳製品をベースにタマネギ・ジャガイモ・ニンジン・鶏肉などを煮込み、小麦粉などでとろみをつけています。

チーズやコーンなどを入れると種類が少しずつ分かれてきます。またクリームシチューは、魚介類ともとても相性がいいです。

ビーフシチューは、牛肉とじゃがいも・たまねぎ・にんじんなどの野菜を長時間かけて煮込んだ料理です。 ベースとなるソースもいろいろあり、赤ワインとトマトを使ったソースやブラウンソース、ドミグラスソースがあります。

ビーフシチューと相性のいい肉はやはり牛肉です。シチューとともにじっくりと煮込まれて柔らかくなった牛肉はたまらないおいしさです。

固形タイプは、内部容器に板状に固められている最も一般的なタイプで、種類も豊富です。切れ目が入っており、作りたい量の分だけ使用しやすく便利です。

固形タイプは油脂分や小麦粉等の成分で固めてある為、若干カロリーが高めになる傾向にあります。また、しっかり加熱しないと溶け残ってしまうことがあるので留意しましょう。

固形タイプの次に良く見かけるのは顆粒（フレーク）状のルーです。固形タイプと比べて溶けやすい特徴があります。固形タイプやペーストタイプに比べて、量の調節が簡単であるため初心者でも味の微調整がしやすい点が根強い人気を誇っています。また、ジッパー付きの商品もあるので保存もしやすいです。

使用する際は計量スプーンを用意しておきましょう。

ペーストタイプは、固形タイプと比べて油分を控えられるところが特徴です。簡単に溶けて混ざりやすいので、料理の手間を省けたり時短に繋がったりもします。

風味を残しやすく味もとろみがありなめらかなので、より本格的なシチューを楽しみたい人におすすめです。ただし開けたら長く保存はできないため、なるべく使いきる必要があります。

健康に気を使いたい方は、食品添加物の有無などもチェックしましょう。アレルギー持ちの幼児や、グルテンフリーのものなどを選ぶのも大事です。無添加・グルテンフリー・アレルギー持ちでも大丈夫か購入前に把握しましょう。

市販のシチュールーの多くは、8皿～10皿分の量の商品が多いです。4人家族の場合、一回に使用する量は約半分になる計算になります。原材料にこだわった商品は、4皿～6皿分の商品もあります。購入する際は何皿分なのかよく確認しましょう。

また、10人以上の量が必要であれば業務用を選ぶのもおすすめです。人数に合わせて何皿分必要なのかチェックしてください。

シチュールーの平均相場は、およそ150円～300円になります。原材料にこだわった高級志向の商品の場合でも300円～400円になります。手に取りやすい価格も大きな魅力のひとつです。

シチュールーを購入する際、何皿分の量なのかパッケージに記載があるものがほとんどですので、余裕があれば1皿あたりの値段で比較してみましょう。

シチュールーの賞味期限ですが、1年～1年半ぐらいのものが多いです。だたしこの賞味期限は未開封の場合となります。保管する場合、油脂分を含んでいますので、なるべく涼しい場所の方がいいでしょう。

賞味期限が近づいてきたり開封して余った場合、このあとご紹介するシチュールーを使ったシチュー以外の料理もありますので、早めに使い切りましょう。

ハウス食品株式会社はシチュールーのメーカーとしても代表的な存在です。1966年からシチュールーを販売しており、改良を続けています。代表的な商品として、「シチューミクス クリーム」がありますが、一度は食べたことがあるのではないでしょうか。作り方も簡単なので、料理初心者にもおすすめです。

代表的な商品として以下があります。

• シチューミクス クリーム
• 「北海道シチュー」シリーズ
• 「コクの贅沢シチュー」シリーズ

ヱスビー食品株式会社は、ハウス食品とならぶほど多くのシチュールーのラインアップを持っています。スパイス・ハーブなどの研究にも長らく力をいれている会社です。テレビの特集でも取り上げられるなど、メジャーな商品ばかりです。

代表的な商品として以下があります。

• 「とろけるシチュー」シリーズ
• 「ディナーシチュー」シリーズ
• 「濃いシチュー」シリーズ
• 「おいしさギューッととけ込むシチュー」シリーズ

江崎グリコ株式会社は、「おいしさと健康」を会社の目標としています。上記2社ほどの商品数はありませんが、根強いファンを持っています。

代表的な商品として以下があります。

• 「クレアおばさんのシチュー」シリーズ

創健社は、食べ物の栄養や安全性の追求を理念にしている会社です。商品のラインアップもこの理念通りのものが多く、栄養面・安全性を追求しています。

代表的な商品として以下があります。

• コーンクリームシチューフレーク
• お米と大豆のコーンシチュールウ
• コーンクリームシチュー

シチュールーは、裏面の説明書きの通りに作るだけでとてもおいしいシチューが作れます。そんなシチュールーですが、隠し味となる材料をちょい足しするだけでいつものシチューと違った雰囲気の味にすることができます。

おすすめの材料はいろいろとありますが、中でもにんにくがおすすめです。にんにくをみじん切りにしてオリーブオイルで炒めた物をシチューに加えることで、食欲をそそるあのニンニクの香りがするシチューに様変わりします。(2～3人前の場合、小さじ1杯程度がおすすめ。)その他の隠し味に使える材料は下記のとおりです。

• みそ
• 昆布茶
• 白ワイン
• 鶏がらスープ
• 角チーズ

牛乳がなくてもホワイトシチューは作れます。牛乳の代用として豆乳・ヨーグルト・豆腐・水を使って調理可能です。爽やかな味わい・なめらかな舌触りなど、代用する材料によって美味しさも変わるので試してみてください。

グラタンを作ろうとするといろいろと面倒ですが、市販のポテトサラダと余ったシチューを使うことで簡単に作ることができます。

【作り方】

1.  深皿に市販のポテトサラダをお好みの量を乗入れる。

2.  その上から余っているシチューをかける。

3.  さらにその上に市販のとろけるチーズをお好みでかける。

4.  オーブンもしくはトースターでチーズに焦げ目がつくまで焼きパセリを散らし完成。

市販の冷凍ピラフと余ったシチュールーを使うことで簡単なドリアを作ることができますのでご紹介します。

【作り方】

1.  冷凍ピラフをレンジで温め、グラタン皿に盛り、エビ・ブロッコリーなどお好みの具材を乗せ、温めたシチューをかけて混ぜ合わせる。

2.  その上からさらにシチューをかける。

3.  お好みの量の市販のとろけるチーズを乗せてさらにパン粉を乗せる。

4.  オーブンまたはトースターで表面に焦げ目がつくまで焼いて完成。

市販の一般的なパスタとシチュールーを使って作るクリームパスタをご紹介します。

【作り方】

1.  シチュールーと水を鍋に入れて、溶かします。

2.  パスタを別の鍋に入れ、茹でます。

3.  ベーコンを細かく刻み、シメジをお好みの大きさに分け、フライパンで炒めます。

4.  フライパンの中にパスタのゆで汁を適量(50ml程)入れ、よく混ぜ合わせます。

5.  フライパンの中に溶かしたシチュールーを入れ、よく混ぜ合わせます。

6.  フライパンの中に茹でたパスタを入れてよく混ぜ合わせ、お好みで胡椒をかけて完成。

余った市販のシチュールーを使って作る簡単なスープをご紹介します。

【作り方】

1.  鍋で300ccのお湯を沸かし、その中に玉ねぎ4分の1を入れます。

2.  玉ねぎが柔らかくなったら、冷凍コーンを入れ、シチュールーを1片溶かします。

2.  お好みのとろみがついたら、完成。

市販のシーフードミックス、シチュールーを使って作る簡単なクラムチャウダーの作り方をご紹介します。

【作り方】

1.  玉ねぎ、じゃがいもは1.5cm角に切ります。シーフードミックスは解凍し、水けを切ります。

2.  鍋にサラダ油を入れて火にかけ、玉ねぎを炒め、透き通ってきたらじゃがいもを加えて炒めます。じゃがいもの表面が透き通るまで炒めたら、シーフードミックスを加えて炒めます。

3.  水を加え、沸騰したらアクを少し取り除き、火を弱め5分煮ます。

4.  いったん火を止め、ルウを溶かし混ぜます。牛乳を加え、再び火をつけてとろみがつくまで煮て完成。

ここまでさまざまな種類のシチュールーをご紹介しましたが、気になる商品は見つかりましたか。お昼ご飯にも夜ご飯にもぴったりなシチューはもちろん、ぜひアレンジしたレシピに挑戦して料理のレパートリーを増やしてみましょう。