ふるさと納税の家電おすすめ返礼品20選｜隠れた名品も【食べ物以外】

ふるさと納税とは、応援したい自治体や自分が生まれ育った故郷に寄付ができる制度です。寄付金のうち2,000円を超える部分に関しては、所得税の控除や住民税の控除を受けられます。

また、ふるさと納税をすると「ふるさと納税返礼品」としてお礼の品を受け取れます。掘り出し物もたくさんあり、たとえば、山梨県都留市では高還元率の「どこでも翻訳機 Talkle トークル」が返礼品となっています。

今回は楽天・さとふるのふるさと納税の仕組みや・やり方・おすすめの家電の返礼品をご紹介します。さらに、隠れた名品やパナソニック・バルミューダ返礼品についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

楽天などのふるさと納税はどんな仕組みなのか、まずその点が気になりますよね。ふるさと納税は、本来自分が住んでいる自治体に収める税金を自分で選んだ自治体に寄付すると、その自治体から食品などの返礼品を受け取れる制度です。さらに、後の記事で詳しく解説しますが、その返礼品をお得にもらえるのが特徴です。

しかし、実際にふるさと納税を行うとなると難しく思えますが、楽天・さとふるなどのポータルサイトから手軽に申請できます。気になる方はまず、さとふる・楽天などのふるさと納税のサイトにアクセスしてみましょう。

まず一つ目のメリットは、「地域を応援できる」点です。自分の生まれ育った地域に寄付したり、災害などで被害を受けた自治体に寄付するのもおすすめします。

応援したい地域やその理由は人それぞれです。自分の出身地だけでなく、日本全国の自治体に寄付をできる魅力があります。

次のメリットは、「節税になる」点です。ふるさと納税では、寄付金額のうち2,000円を超えた部分については、所得税の免除や住民税の免除を受けられます。

ふるさと納税をしない場合は100％納税をするだけですが、ふるさと納税制度を使用すると税金の一部が免除・還付されるため、実質的な節税になります。

ふるさと納税の嬉しいポイントは「返礼品がもらえる」点です。納税したお礼として、応援した地域の特産品などが送られてきます。

返礼品は地域によってさまざま。果物や海鮮などの食べ物以外にも、雑貨や家電など魅力的なものがたくさんあります。自分が貰いたい返礼品を基準にして応援したい自治体を決める方も多いです。

「控除上限額を知る」、この点がふるさと納税するために一番最初にやるべき内容です。ふるさと納税は利用する人の所得によって、控除上限額が変動します。

「ふるさと納税　控除上限額　シミュレーション」で検索すると、いろいろなサイトで簡単に控除上限額を調べられます。ざっくりとした情報を知りたい場合は年収を、詳細な金額が知りたい場合は手元に源泉徴収票を用意して計算しましょう。

次に、納税地を選びましょう。「ふるさと」とついているため誤解されやすいかもしれませんが、必ずしも自分の生まれ育った場所に納税する必要はありません。

ふるさと納税では、納税地に特に制限はありません。思い入れのある土地や、災害などの被害にあい支援したい気持ちがある土地など、好きな場所を自由に選びましょう。

ほしい家電がある場合にふるさと納税で家電をもらうと、実質2,000円で手に入るのが一番のメリットです。また、家電量販店などで購入した場合と同じく保証書もついてくるため、故障した際も対応してもらえます。

また、家電の返礼品は寄付金額が高めに設定されているものが多いため、返礼品を複数選ぶのが大変と感じている方にもおすすめです。さらに、返礼品の家電はさまざまなものがあり、気になっているけど購入に踏み切れない方も実質負担が2,000円のため、返礼品で手に入れる方法も検討してみてください。

寄付金3万円未満だとあまりいい家電がないように思えますが、しっかりとした性能のイヤホン・オーブントースターなどがもらえます。オーブントースターは2枚焼きなど小さめになりますが、タイガーなどの魅力的な商品がラインナップされています。

また、イヤホンも有線タイプのものだけではなく完全ワイヤレスタイプやハイレゾ対応のものまであり、寄付金6,000円ほどでもらえる商品もあるため、寄付金の上限額まで少し余裕がある方にもおすすめです。

寄付金3～5万円でもらえる家電は掃除機・炊飯器・電子レンジ掃除機などがあり、より生活に欠かせない家電も選べるようになります。掃除機はスティック型・キャニスター型などタイプが選べまるのが魅力です。

さらに、炊飯器は1～2人用の3合炊きがラインナップされており、アイリスオーヤマのIHジャーなどが選べます。電子レンジ・炊飯器は人数が多い家庭で使用できるほどの容量はありませんが、一人暮らしを検討している方・複数台ほしい方にもおすすめです。

寄付金5～10万円未満になるともらえる家電の幅が広がり、より生活を快適にする電気圧力鍋・ロボット掃除機などももらえます。さらに、上述した炊飯器・電子レンジなども容量が多く高機能な商品も選べるようになります。

中でも炊飯器は、大阪府門真市の7万円寄付の返礼品としてもらえる「IHジャー炊飯器JPW-C100TD」が人気 です。寄付金の上限が上がると選べる商品の幅が広がって、どれを選んでいいのか迷いますよね。その際は、人気商品から選ぶのもおすすめです。

寄付金10～20万円になると、冷蔵庫などの白物家電やパソコンの周辺機器も選べるようになります。冷蔵庫はアイリスオーヤマ・ツインバードなどの140L台の商品が選べます。冷蔵庫がもらえるのはとても魅力的ですが、大容量のものはラインナップされていない点は考慮してください。

また、タブレット・スキャナー・プリンターなども選べます。中には中古品を返礼品としている自治体もあり、中古であれば有名メーカーの商品がもらえる場合もありますので、いろいろと探してみてください。

寄付金が20万円以上になると、パソコンや最上位モデルの家電も選べるようになります。パソコンはNEC・富士通・VAIOなどのノートパソコン、液晶ディスプレイも選べるため、パソコンの買い替えを検討している方はふるさと納税の返礼品からも探してみてください。

冷蔵庫などの白物家電も大容量で高性能な商品が多数あります。しかし、エアコンを選ぶ際は取付工事が含まれていない場合もあるため注意しましょう。エアコン本体はふるさと納税でもらえますが、取付工事の依頼は自分で行う必要があります。

返礼品の中でも生活家電がほしい方は、日立がおすすめです。炊飯器・掃除機・洗濯乾燥機など魅力的な商品が返礼品としてもらえます。炊飯器は圧力IHの高性能なもの、洗濯機は縦型・ドラム式からも選べます。

さらに掃除機も、サイクロン型・スティック型などから選べて、返礼品の中では珍しいロボット掃除機を取り扱っているのも特徴です。ロボット掃除機はコンパクトサイズで狭いところ・低いところもしっかりと掃除してくれる「RV-EX1」が選べるため、特に、ロボット掃除機の購入に迷われていた方には日立の返礼品がおすすめです。

液晶テレビ・テレビ周辺機器やデジカメがほしい方は、ソニーの返礼品がおすすめです。寄付金額は高額になりますが、4Kテレビ・4Kチューナー内蔵のブルーレイ/DVDレコーダー・スピーカーも選べます。

さらに、カメラはSIGMA・タムロンのソニーEマウント用レンズやデジカメのほかに、ドライブレコーダーも取り扱っています。ヘッドホンやイヤホンを取り揃え、それらの商品であれば寄付金10万円以下のものもありますので、ぜひソニーの返礼品をチェックしてください。

アラジンはおしゃれなトースター・ヒーターを展開しているメーカーで、人気の遠赤グラファイトトースターが返礼品で選べます。レトロなデザイン・きれいなカラー・わずか0.2秒でたちがるヒーターなどの高機能により、返礼品としても人気です。さらに、電気ストーブ・カセットコンロなども選べます。

家電の返礼品は高額になりがちですが、アイリスオーヤマの返礼品は寄付金額が低いものから高いものまで幅が広いのが特徴です。トースター・ドライヤー・アイロンは2万円以下、炊飯器は3～5万円と寄付金額の高さで家電を選ぶのをあきらめていた方にもおすすめです。

さらに、冷蔵庫などの高額な寄付金額に対応した返礼品も取り扱っているため、返礼品は家電がほしいけど特にメーカーにこだわらない方は、まずはアイリスオーヤマの返礼品から探してみてください。

ふるさと納税の「還元率」とは、市場価格とふるさと納税の寄付金額を比較すると、「通常よりどのくらいお得にその品物を手に入れられるのか」を割合で表したものを指します。「家電の市場価格÷寄付金額×100」で求められます。

還元率が高いほど、通常の買い物よりお得に品物を入手できます。「少しでもお得にふるさと納税をしたい！」と考えている方は、しっかりチェックしましょう。

返礼品を申し込むなら配達予想日も注意しましょう。返礼品は家電の通販のように注文してからすぐに届くわけではなく、早くても1～2週間はかかります。商品によっては数か月かかったり、「準備でき次第順次発送」など、配送予想日が決まっていない場合もあります。

基本的に返礼品の紹介ページに配送予想日が記載されています。そのため、冷蔵庫など配送予想日がわからないと困る家電を申し込む際は、しっかりと明記されている商品を余裕をもって申し込んでください。また、12月はふるさと納税の申請が集中して配送が遅れがちになるため、その時期は避けた方が無難です。

ふるさと納税はたくさんのメリットがあり、地域を応援できたり、節税できたりするほかに、魅力的な返礼品をもらえます。返礼品には家電も含まれるため、通常の購入方法で家電を買うよりもお得に手に入れられます。ぜひ自分の控除額を調べて、ふるさと納税にチャレンジしてましょう。