フライパン蓋おすすめ18選｜合わない場合の代用品は？ティファール・サーモスも

料理をする時に欠かせないフライパンですが、料理を一段と美味しくしてくれるのがフライパン蓋です。お肉やお魚の旨味を引き出してふっくらとした仕上がりとなり、ワンランクアップの料理が完成します。

フライパン蓋の種類は豊富でホームセンターや雑貨店にも多くの商品があるので、どんなものを選べばいいか悩みますよね。またサイズも20cmから28cm以上の大きなものまでさまざまあります。そこで今回はフライパン蓋のおすすめ15選に加えて、収納が便利な自立式など選び方のポイントを解説します。

ぜひこちらの記事を参考にして、お気に入りのフライパン蓋を見つけてください。フライパンに合う蓋を使用すれば、まわりもビックリするくらい美味しい料理でおもてなしができるかもしれません。

食材から出てくる水分や香り、煮汁など、素材そのものの旨味は逃がさず、蒸気を逃がさずふっくら仕上げることができるため、フライパン蓋をします。加熱時に蓋をすると、フライパン内の密閉性を高めることができ、食材の旨味を閉じ込めることができるのです。

「旨味を逃したくない」「ふっくら仕上げたい」といった時には、フライパン蓋を活用しましょう。

フライパン蓋を使用することで、素材そのものの旨味や香りなどをフライパン・鍋の中に閉じ込めることができます。また、煮物などであれば煮崩れ防止にも役立ちます。

さらに、蓋があることでフライパン・鍋の中の温度は上がり加熱時間が早くなるため、結果的に料理の時間短縮につながります。ジューシーさを保ったまま、肉や魚など食品の中心部までゆっくり熱を閉じ込めることが可能です。

蓋が必要か不要かは、その料理をどのように仕上げたいかによって違ってきます。たとえば野菜炒めなどの料理では焼き色をムラなくつけて、かつ野菜の食感も残したいため、一気に炒め仕上げます。ここで蓋をしてしまうと理想通りの仕上がりにならないので、蓋はしないほうがベターです。どういった料理に仕上げたいかで、蓋をするかしないかを決めましょう。

フライパン蓋があると便利なのが、即席ラーメンを作るときです。丼に即席ラーメンを入れて、お湯を注いでフライパン蓋を乗せるだけ。指定の時間になれば、美味しい即席ラーメンの出来上がりです。鍋の準備不要ですし、洗い物も減らすことができます。

ラップを常備している家は多いと思いますが、うっかり買い忘れていることもあります。そんな時にラップ代わりとして使えるのがフライパン蓋です。料理のちょっとの間ラップをしたいという時にも活用できます。

ラップは使い捨てになってしまうため、繰り返し使えるフライパン蓋はエコという観点からもおすすめです。

フライパンに合ったサイズでないと、隙間が空いて蒸気が逃げてしまい使いにくいです。蓋を購入する前に、まずは現在使用しているフライパンの直径サイズを測っておきましょう。

フライパンの取っ手・側面・裏面などにサイズ表記されている場合もあるので確認してみてください。フライパン蓋の直径は20cm・24cm・26cm・28cm・30cmが多く使われています。サイズの異なるフライパンを使い分ける場合は、サイズフリーの蓋を用意すると効率的です。

複数のサイズのフライパンに使える、フリーサイズの蓋も販売されています。フリーサイズの蓋はふちに複数の溝が付いているタイプが多く、溝がフライパンと密着してくれます。3～5段階のサイズに対応できるタイプ・乗せるだけで5段階程度の大きさに対応できるものなどさまざまあります。

家に複数のフライパンがある方は、フリーサイズを選ぶと一つの蓋を使い回せるので洗い物も減って便利です。また、耐熱性があるシリコン蓋であれば、どんなフライパンにも柔らかくフィットします。大きめを選べばさまざまなサイズで使用できます。

アルミ製のフライパン蓋は軽さが一番の魅力です。料理中に手軽に開閉できるのは、特に女性や高齢者にとって嬉しいポイントです。お子さんのお手伝いにも適しています。何かとバタバタしがちなキッチンでうっかり落としてしまっても安心です。

またリーズナブルなのもアルミの魅力です。しかし油なじみが悪いため、焦げ付きやすいので注意してください

ガラス製のフライパン蓋は、調理中の食材が見やすいといったメリットがあります。火の通り具合や沸騰の加減を蓋を取ることなくチェックできるのは非常に便利です。密閉度が高いのも魅力です。

一方、落としたりぶつけたりすることで割れる危険があります。また、重くて扱いづらいという点もややデメリットです。

ステンレス製のフライパン蓋は、何といってもお手入れが簡単です。汚れがつきにくく、落としやすさの面でも特に優れています。さらに、つやつやとした質感で錆に強く、キッチン用品としては扱いやすいところもメリットです。見た目や手触りに高級感があるので、おしゃれなキッチンにもおすすめです。

揚げ物など高温料理に強いのは鉄製のフライパン蓋が適します。熱だけでなく油にも強いので、揚げ物をよくする方は、揃えておくと便利です。強くて傷みにくく丈夫なのが魅力です。ただし、ステンレス製と違って錆には注意しなければなりません。使った後にすぐ汚れを落として洗うなど、適切なお手入れをしましょう。

軽くて丈夫なシリコン製のフライパン蓋は、柔らかくてお手入れ簡単なのも嬉しいポイントです。中身が見えるタイプは、お料理中の食材の様子が見られます。さらに、安価なタイプも販売されているので、色違いでいくつか揃えておくのもおすすめです。

煮込み料理などで長時間使用する場合、耐熱温度が高いフライパン蓋を選ぶことをおすすめします。耐熱温度は見落としがちですが、料理する時間がどのくらいなのかといったことにも注目し、耐熱温度をチェックして選ぶと安心です。

耐熱温度よりも高い温度で使い続けると、変形したり故障につながったりするので注意してください。

フライパン蓋でスタンダードとなりつつあるのが自立型タイプ。フライパン蓋のツマミ部分がハンドルタイプになり、ハンドルがスタンドになるものが多くなっています。置き場所に困るフライパン蓋だからこそ、収納できる自立型は場所をとらず便利です。

また、自立式の蓋は料理中も使い勝手がいいです。熱くなった蓋を作業台に直接置いてしまうと作業台が傷みますが、自立式であれば気にせず置けるのでおすすめです。蓋素材の種類や重さによって安定感やサイズ感がさまざまなので、好みのタイプをチェックしてください。

蓋を収納する際にスペースを取ってしまうのが取っ手部分ですが、取っ手を折りたたんで平にできる蓋も発売されています。収納スペースが限られている方や、見た目もスッキリ片づけたい方などは、取っ手が折りたためる蓋がおすすめです。

一見同じように見えるフライパン蓋ですが、実は奥が深く各社さまざまな機能を取り入れています。そんな便利機能つきタイプは、料理を効率的にしてくれます。お気に入りのフライパン蓋を選ぶ上で、便利機能もチェックしてください。

特におすすめの機能は、フライパン蓋に蒸気口が付いたタイプや、菜箸やおたまを置ける機能付きです。こういった機能があると、料理が各段に効率アップします。

コーティング加工タイプは汚れがつきにくく洗いやすいため、手入れが簡単です。油が飛び散るような場合にも安心して使用できますし、直に食材と接触してもくっつきにくいので便利です。毎日使うフライパン蓋だからこそ、お手入れ簡単なコーティング加工しているものを選びましょう。

蓋部分に傾斜がついたドーム型のタイプは、溜まった蒸気が水滴となって流れやすいため曇りにくくて便利です。ドーム型に加えて中身が見える機能がある蓋を選べば、仕上がり具合をチェックしながら料理ができます。フライパン蓋の内側が曇りにくい工夫を凝らした製品も多くなっています。

ティファールは、電気ケトル・フライパン・圧力鍋などのキッチングッズを普段の生活にぐっと身近なものにしたメーカーです。そんなティファールのフライパン蓋は、取っ手が折り畳み式になっているものや自立式タイプの商品が揃っています。

さまざまなアイデアや工夫が施された使いやすいフライパンも販売されているので、あわせてチェックしてください。

保温できる水筒で有名なサーモスですが、キッチンツールも優秀です。フライパン・フライパンの蓋も便利なものが揃っていて、特に自立式・取っ手折りたたみ機能がついている商品はおすすめです。蓋にも汚れが落ちやすい表面コーティングがされているので、キレイに保てます。

お値段以上のニトリ。「こんな商品が欲しかった」という声を商品に反映することでも有名で、フライパン蓋のラインナップも優れものが勢ぞろいしています。店舗が全国展開している点やネット通販での購入も可能な点など、購入しやすいのも魅力です。

北欧のおしゃれな商品といえばIKEA（イケア）。家具用品が中心と思いきや、キッチングッズも豊富に揃っており、しかもシンプルながら機能性も重視したフライパン蓋があります。手が届きやすいお値段というのも嬉しいポイントです。全国展開しているお店ではないので、お近くにない方はネット通販を利用してください。

有名メーカー・ブランド以外ではホームセンターもおすすめです。特にカインズやビバホームといったホームセンターには、機能性を重視した高価なタイプからとりあえず買ってみようといったお手頃価格のものまで、幅広くラインナップを揃えています。比較しながら自分にぴったりの商品を探す方にもおすすめです。

全国どこでもある100円ショップ。いくつも買ってしまいそうな100均のフライパン蓋の一番のおすすめは、収納に便利なフック付きのステンレス兼用のフライパン蓋。また、雪平鍋にぴったりの蓋のラインナップもありますので、1人暮らしを始める方や学生さんなどにおすすめです。

100円ショップの代表格のダイソーには、シリコーン製のフライパン蓋があります。500円にはなりますが持ち手と蓋がシリコーン製で、使い勝手は良好です。サイズは22cm・24cm・26cmと、16cm・18cm・20cmとそれぞれ3サイズ使えるタイプなので、1個で活用の幅が広がります。中身が見える点も嬉しいポイントです。

フライパンの蓋がないときや、お持ちの蓋のサイズが合わない場合は、代用としてアルミホイルやクッキングシートなどがおすすめです。ただし、代用品として使用する際は耐熱性を必ずチェックしてください。弱火や中火であっても高温になりますので、やけどや燃え移りには注意が必要です。

【フライパンの蓋として代用できるもの】

• アルミホイル……熱くなるので外す際は菜箸が便利。
• ステンレスのボール……熱くなるため、外す際は鍋つかみで。
• 他の鍋の蓋……フライパンより大きいサイズであればOK。
• 耐熱皿……オーブンなどで使用できる耐熱性があり、フライパンより大きいサイズであればOK。
• クッキングシート……蒸し料理向きだが、燃え移りに注意。
• キッチンペーパー……燃えやすく水も含みやすいため、最終手段としておすすめ。

コンロ下にはフライパンや鍋を収納している方が多いでしょう。しかし、その上部分は意外とデッドスペースとなっており見落としがちです。上の空間にフックを付けてワイヤーネットなどで棚板にし、棚部分を生み出すとフライパン蓋の収納場所が確保できます。

収納というと隠す収納に目がいきがちですが、キッチンのフードスペースの下部分にはデッドスペースがあります。そこを活用できるのが吸盤付きのタオルハンガーです。フライパン蓋をタオルハンガーに収納するとは目からうろこの方法ですが、料理の時もすぐに取り出ると好評です。

フライパン蓋の収納に限らず、家の中で活躍の場が多い吸盤フック。そんな吸盤フックを活用してフード下に吊り下げるのもいい方法です。「見せる収納は嫌」「そんなスペースがない」という方は、コンロ下の扉裏に吸盤フックを付けてフライパン蓋を収納するのもおすすめです。

ステンレスフックを使ったカフェ風吊り下げ収納は、収納だけでなくおしゃれに見えるというところがポイントです。ステンレスフックは100円ショップなどでも購入でき、お手軽にできる上におしゃれに見えて真似したくなる収納方法です。

ディッシュスタンドにフライパン蓋を立てかける収納もおすすめです。木目調のディッシュスタンドに黒いフライパン蓋などを並べるとイタリアンレストラン風になり、黒いディッシュスタンドに白系のフライパン蓋であればモノトーン系でスタイリッシュな印象に。ただし、サイズには注意が必要です。

フライパン蓋ひとつで、同じ食材でもワンランクアップの仕上がりが期待できます。おうち時間が増えて料理をする機会が多くなった方は、ぜひこの機会にお気に入りのフライパン蓋を見つけて、これまでと違った料理を楽しんではいかがでしょうか。その際は、本記事のおすすめ商品も参考にしてください。