ステンレスハンガーのおすすめ11選｜ピンチハンガーも紹介！デメリットは？

ステンレスハンガーは頑丈な作りで雨風や錆びに強く、長く愛用できる商品です。プラスチック製より見た目がおしゃれで、物干しハンガーとして洗濯物を干すときに重宝します。

ステンレスハンガーは「衣類ハンガー」と「ピンチハンガー」の2種類です。使いやすいようにハンガーの形状が工夫された商品が多く、跡が付きにくいタイプやずり落ちないタイプなど、便利な商品が販売されています。

この記事では、ステンレスハンガーの選び方・デメリット・人気のメーカー・おすすめの商品11選をご紹介します。洗濯ハンガー選びで迷っている方や、ステンレスハンガーを購入予定の方は参考にしてください。

プラスチック製のハンガーは外気で劣化しやすく、衣類の重さでフレームやクリップが折れてしまったり、使用期間が長いとボロボロと崩れてきてしまいます。ステンレスハンガーは、プラスチック製と比べて雨風にも強く、耐久性に優れているのがメリットです。また、見た目がおしゃれで高級感があるのも魅力です。

デメリットは、プラスチック製より価格が高く重量も若干重めな点が挙げられます。ハンガー同士がぶつかり合うとカチャカチャ音がするので、強風の日の就寝時には片付けておくのがおすすめです。

ステンレスハンガーは、大きく分けて「衣類ハンガー」と「ピンチハンガー」の2種類に分かれます。ここでは、それぞれの特徴を解説しますので、参考にしてください。

「衣類ハンガー」はシャツ類やカットソーなどの、トップスを干すときに向いたステンレスハンガーです。一般的なハンガーの形状で、滑りにくく加工されたものや跡が付きにくいタイプもあります。サイドにボトムスを引っ掛けるフックが付いた商品も便利です。

「ピンチハンガー」は、フレームに洗濯ばさみがたくさん付いたタイプのステンレスハンガーです。ハンカチや靴下・下着などの小物に向いており、一度にたくさんの洗濯物が干せます。

プラスチック製はピンチがボロボロになりやすいですが、ステンレスハンガーのピンチは頑丈でグリップ力も強いのが魅力です。大型サイズからコンパクトサイズまで、豊富な種類が販売されています。

ステンレスハンガーは、商品によってステンレスが使われている配分が異なります。オールステンレス製はすべてのパーツがステンレス製なので、スタイリッシュな外観で耐久性が高いです。

中にはフレームはステンレスで、洗濯ばさみの部分はプラスチックを使っている商品もあります。洗濯ばさみが劣化しやすくなってしまいますが、軽量で持ち運びやすく、価格のリーズナブルさが魅力です。

ピンチハンガーを選ぶときは、使用人数や洗濯物量に合わせてピンチの数をチェックしておきましょう。ピンチが40～50個あればまとめてたくさん干せるので、大家族におすすめです。ピンチが20～30個のタイプは1～2人暮らしの方に向いています。

また、ピンチ同士の間隔が狭いと乾きにくくなってしまいます。生乾き状態になるとニオイも発生するので、間隔も見ておきましょう。

ピンチハンガーはサイズが大きいので、ベランダ干しでも部屋干しでも、干す場所にステンレスハンガーが収まるサイズかを見ておきましょう。また、フックが長めの商品はピンチの位置が低くなり、タオルや肌着など丈が長いものを干すと、床についてしまう場合もあります。

全体のサイズをチェックして、問題がないかを見ておくのがおすすめです。

ステンレスハンガーには、さまざまな便利な機能が備わった商品があります。必要な機能が付いているものを選びましょう。

衣類ハンガーは、滑り止め加工がされている商品なら風が強い日でも落ちにくく便利です。キャミソールやタンクトップなどの肌着類には、溝に引っ掛けられるものがおすすめです。

また、厚手の服を乾かすなら速乾性に特化したハンガーもあります。たとえば、フード部分を持ち上げて広げてくれるハンガーは素早く乾くのでとても便利です。

薄手のトップスは肩部分にハンガー跡が付いてしまいがちですが、アーチ状で型崩れしにくく跡が付かないタイプもあります。さらに、フックが回転するタイプなら、どんな向きでも干せて重宝します。

ピンチハンガーは、折りたたみできるタイプなら使わない時は収納できます。畳んだときにピンチが絡まないように工夫されているものが便利です。ピンチのホールド力が強いとしっかり挟めるので、洗濯物が落ちにくく安心して干せます。

忙しい方におすすめなのは、軽く引っ張るだけで洗濯物が外れるハンガーです。1つずつ外していく必要がないので家事の時短が叶います。また、フックが複数付いたタイプは安定性が高く、風が強い日でもしっかり固定できます。

衣類ハンガーにはズボンやスカートなどの、ボトムス向けの直線タイプもあります。クリップ付きでボトムスを挟んで干せるので乾きやすく、持っていると重宝します。

ピンチハンガーには、たくさん干せる四角型やコンパクトな丸型があります。使用場所や干す量に合わせて選びましょう。フックはロックできるタイプなら落ちないように固定できるので、屋外の強風でも安心です。

大手家具メーカー「ニトリ」や、ホームセンター「カインズ」では、衣類ハンガーもピンチハンガーも販売されており、価格は比較的リーズナブルです。どちらもサイズや形状が豊富に揃っていて、干したい洗濯物の種類や家族の人数に合わせて選べます。ニトリではハンガー類がセットになった商品もあるので、新生活を始める方におすすめです。

「大木製作所」は1947年創業で日本のモノづくりを担う、ステンレス製品を手掛けるメーカーです。さまざまなサイズや工夫を凝らしたデザインのステンレスハンガーを製造していています。価格は高めですが、日本製でクオリティが高く作りがしっかりしているのが魅力です。

比較的高価な商品であるステンレスハンガーですが、100均でも販売している店舗もあります。「ダイソー」は衣類ハンガーが2本セットで販売されており、セット売りが多い衣類ハンガーの少量買いが可能です。

また、「セリア」ではミニサイズのピンチハンガーを取り扱っています。110円と低価格で購入できるので、近隣に店舗がある方はチェックしてください。

ピンチハンガーにバスタオルやボトムスを干すとき、早く乾かすために干し方のポイントを解説します。

• アーチ干し…角ハンガーの端に長め・サイズが大きいものを干し、中央に向かって短いものを干すと通気性がよくなる。
• 筒干し…スカートやズボンなどの生地が厚めのボトムスは、広げて筒状に干すことで乾きやすくなる。
• 囲み干し…バスタオルは横にして、角ハンガーの端から囲むように干すと、風通りがよくなり乾きやすい。

ステンレスハンガーは、可燃ごみではありません。不燃ゴミや金属ゴミとして処分する場合が多いです。自治体などによっても異なるので、ルールをきちんと確認してから捨てましょう。

ステンレスハンガーは見た目がおしゃれなだけでなく、頑丈で錆びに強いのが魅力です。衣類用のハンガーやピンチハンガーがあり、さまざまな便利な機能の商品が揃っています。ステンレスハンガーを取り入れて、快適に洗濯物を干しましょう。