離乳食スプーンおすすめ12選｜離乳食初期～離乳食後期・1歳も【100均にある？】

赤ちゃんの離乳食をスタートするときに必要なのが「離乳食スプーン（フィーディングスプーン）」。赤ちゃんだけでなく、パパ・ママにとっても使い勝手のいいスプーンを選びたいですよね。

また、離乳食が軌道に乗り、赤ちゃんの手先が器用になってくると、自分でスプーンを掴んで食べたいといった気持ちがでてきます。そのタイミングになると、今度は初めて自分で食べる用のスプーンを使っての練習が始まります。

そんな離乳食スプーンについて、今回は選び方やおすすめ商品を紹介。リッチェルなど人気メーカーや、温度で色が変わる安心タイプなども取り上げていますので、ぜひ参考にしてください。

離乳食初期は、まだ自分で掴んで食べられないため、パパママがフィーディングスプーンを使ってゆっくりと食べさせてあげましょう。

離乳食初期はご飯を食べさせるのも一苦労ですよね。そのため、小さなお口に運びやすいよう、柄の部分が細長く設計されています。フィーディングスプーンを選ぶ際は、赤ちゃんが食べやすい小さめのサイズがおすすめです。

赤ちゃんが自分で掴んで食べられるようになってきたら、柄が短く太めのベビー用スプーンを選びましょう。手首が発達していない赤ちゃんでも、持ちやすく食べやすいように作られています。

離乳食後期の頃から「自分で食べてみたい」といった意思が出始め、1歳を過ぎたころにはスプーンを使って自分のお口へご飯を運べるようになります。赤ちゃんの様子を見ながら、持ちやすそうなスプーンを選んであげるようにしましょう。

離乳食はだいたい5か月を過ぎた頃から始めます。この頃はまだ自分で食べられないので、パパママが食べさせてあげましょう。「細長い」形状のスプーンであれば、赤ちゃんのお口に入れやすく、パパママも食べさせやすいのでおすすめです。

離乳食の初期は、赤ちゃんの様子や食べさせる量をチェックしてください。いきなり大人のスプーンで食べさせてみたり、スプーンにたくさん乗せたりすると、嫌がって食べなくなってしまう場合があります。

離乳食初期におすすめのフィーディングスプーンであれば、スプーンの先端が小さく、乗る量も少なめに作られています。赤ちゃんも食べやすく、パパママも食べさせやすいです。

離乳食中期は、だんだんと食べる量が増えてきます。そのため、離乳食初期につかっていたスプーンよりも一回りサイズが大きく、ある程度深さのあるスプーンを選んであげましょう。

初期はおかゆや野菜をペースト状にして食べさせていましたが、中期になると舌でつぶせるくらいの硬さを食べられるようになってきます。また、初期よりも一口分の食材が多く乗るようになるので、口にすっぽり入るくらいのサイズがおすすめです。

いろいろな食材を食べられるようになり、お食事タイムが楽しくなってくる時期。舌や歯茎を使ってモグモグ食べられているか、確認してあげるようにしましょう。

離乳食後期になると、食べる量がとても増えてきます。また、自分で食べたい意思が出始めてくるため、しっかりと掴みやすい形状のスプーンを選びましょう。

初期のころに使っていたスプーンは、柄が細長いため、赤ちゃんが使うには不向き。柄の部分が短く太いものであれば、食べ物との距離感を掴みやすく、5本の指でしっかりと握れるのでおすすめです。

自分で食べるようになってくると、どうしても汚れが気になってしまいますが、「汚い！」と思わずに、赤ちゃんの意志を尊重しつつ、どっしりと成長を見守ってあげるようにしましょう。

およそ1歳前後で離乳食の完了期を迎えます。食事を噛んで飲み込めるようになり、栄養素の大半を母乳やミルク以外から摂取できるようになると離乳完了です。

離乳が完了したら離乳食スプーンではなく「子供用スプーン」を用意してあげましょう。赤ちゃんが自分で握りやすく、口に入れやすい形状のスプーンがおすすめです。

シリコンは離乳食初期におすすめのスプーンです。感覚が敏感な赤ちゃんにとってスプーンの素材選びはとても重要。そのため、柔らかくて口当たりのいいシリコンスプーンを使ってあげるといいです。

また、シリコンは熱を通しにくいので、火傷しにくく安全性に優れている点も嬉しいですよね。赤ちゃんはもちろんのこと、パパママもまだ慣れていない時期なので、シリコンスプーンを使って徐々に慣れていきましょう。

プラスチック素材のスプーンは、離乳食初期から完了期まで使えます。シリコンと比べると固いですが、口当たりはなめらかなため赤ちゃんも食べやすいですよね。ご飯をすくいやすいので、パパママも使いやすいです。

自分で食べられるようになってくると、掴んだものを投げてしまったり、床に落とすなんて日常茶飯事。しかし、プラスチックなら軽くて丈夫なので安心です。お手頃価格で購入できる点もメリットといえます。

木製のスプーンは、プラスチックと同様、離乳食初期から完了期まで使う事ができます。自然のものなので赤ちゃんのお口に入れるのも安心ですよね。また、見た目の雰囲気もいいので、お食事タイムが楽しくなります。

ただし、木製スプーンの中にはツヤ出しの塗料が塗られている場合もあるので、購入前に確認するのをおすすめします。抗菌性に優れたものにこだわるなら、竹素材がおすすめです。

ステンレス製のスプーンは、離乳食後期の頃からの使用がおすすめです。色の濃い食材を使っても色移りの心配がなく、油の汚れもキレイに洗い流せます。そのため、衛生面に気を付けたい方にピッタリですね。

また、耐久性に優れているため、投げたり落としてしまっても壊れる心配がありません。カミカミしても傷がつきにくいので長く使えます。

スプーンにストッパーが付いたタイプは、喉までスプーンを突っ込んでしまう心配がありません。赤ちゃんは好奇心が旺盛なので、お食事タイムも目が離せませんよね。しかし、ストッパーが付いているものであれば事故を防げます。

赤ちゃんが使うものは安全性の高いもので揃えたいです。特に初めて赤ちゃんが生まれたばかりのご家庭は、慣れないため安全性の高いスプーンを選びましょう。ストッパー付きのアイテムを使うとより安心です。

赤ちゃんが使うものは、煮沸や電子レンジ、薬液で消毒できるタイプを選びましょう。ただし、洗剤に除菌効果があると記載されていても、あらゆる菌に対応しているわけではありません。

乳幼児は免疫力は不安定で弱く、回復力もまだ備わっていません。少しの菌でも感染してしまう可能性があるので、衛生面には気を付ける必要があります。熱処理や薬剤でしっかりと消毒すれば、安心して赤ちゃんに使えますね。

ニンジンやカボチャなど色の濃い食材に使うと、使用しているうちにスプーンへ色移りしてしまう場合があります。そんなときは、色付きのものを選ぶと有効です。

色移りしてしまった場合、洗剤で洗ってもなかなか取れないので、清潔感が欠けてしまいます。お気に入りのスプーンが汚れてしまったら残念ですよね。しかし、あらかじめ着色されたスプーンを選べば食材の色移りが気にならず、使い続けられるのでおすすめです。

ケース付きの離乳食スプーンは外出先でも使えます。外出先で赤ちゃん用のスプーンが出てくる場合もありますが、普段から使い慣れていないスプーンだと嫌がってしまう場合も。

また、赤ちゃんの月齢やお口の大きさに合っていないと、うまく食べさせられず苦戦してしまうときもあります。ケース付きのものであれば、いつものスプーンを使えるので、赤ちゃんも安心して食事ができますね。

スプーンがセットになっているものであれば、離乳食の段階ごとに使い分ける事ができるのでおすすめです。離乳食は初期・中期・後期と段階があります。そのたびにスプーンを買い替えるのは意外と大変ですよね。

最初にセットになっているスプーンを買っておけば、赤ちゃんの成長に合わせて買い替える手間がありません。また、口当たりも変わらないので、赤ちゃんも安心して食べられるのでおすすめです。

温度感知機能がついたスプーンであれば、やけどさせてしまう心配がありません。大人にとっては熱くなくても、赤ちゃんは敏感ですので温度には気を付けなければいけません。

しかし、赤ちゃんが食べやすい温度は見た目だけではわかりにくいですよね。冷めた頃合いを見計らって食べさせる場合がほとんどだと思います。しかし、温度感知機能がついたスプーンは、温度で色が変わるので安心して食べさせられます。お値段は高くなりますが、安全面を考えるとおすすめです。

旅行やお出かけなど、外出時に使うなら使い捨てタイプがおすすめです。あるいは1本100円以下の安いスプーンなら気軽に使えます。個包装タイプであればより衛生的です。ただし、中には割れやすいスプーンもあるため、口の中で割れてしまわないよう耐久性はチェックしましょう。

普段から好きなキャラクターがいたら、そのデザインのスプーンを使うといいです。離乳食初期の頃はパパママが好きなデザインでいいですが、後期頃からは赤ちゃんが好みそうなデザインがおすすめです。

自分で食べたい意思が出てくるころには、キャラクターやデザインの好みがだんだんと出始めてきます。自分の好きなデザインのスプーンなら、進んでパクパク食べてくれるかもしれません。お気に入りのものを選んでお食事タイムを楽しくするのもいいですよね。

「離乳食スプーンは何本あればいいの？」と迷う方もいますよね。離乳食に慣れないうちは、赤ちゃんが握る用、ママが食べさせる用、落とした時の予備用、と最低でも3本スプーンの用意があると安心です。

最初はママが食べさせる方法がメインになりますが、自分で食べることに慣れてもらうためにも、赤ちゃんが自分で食べるためのスプーンを用意してあげるといいでしょう。また、赤ちゃんはスプーンを落としてしまうこともよくあります。その都度洗って使うのは大変なので、予備があると余裕をもって食事に臨めます。

リッチェルは、月齢に合わせた離乳食グッズを幅広く取り扱っており、お手頃価格のものが多数。そのため、初期から完了期までの離乳食グッズをリッチェルで揃えたパパママも多いのではないでしょうか。

離乳食初期のスプーンは柄の部分がナミナミになっているので、赤ちゃんの口元が見えやすく、パパママも食べさせやすい設計になっています。後期から使うスプーンは柄に対して角度がつけられており、自分で口に運びやすいです。離乳食期はリッチェルのアイテムが大活躍しそうですね。

ピジョンはベビー・ママ用品を取り扱う会社。「小さな赤ちゃんとママが使いやすい製品を」といった思いで商品を作られているため、安心して購入できますよね。

ピジョンのスプーンは口当たりがなめらかで、ご飯を置くまで入れすぎない位置決めストッパーなど、安全性に優れているところが特徴的。離乳食初期から完了期までをしっかりとサポートしてくれます。価格がお手頃な点や使いやすさも人気の理由です。

エジソンは、はじめてのパパママ、赤ちゃんの「できた」を応援するブランド。安全性はもちろん、独特なデザインのものが多いので、お食事タイムが楽しくなるはずです。価格もリーズナブルなものが多いのも特徴的。

「角度」や「深さ」が工夫されているため、パパママが食べさせやすく、自分で食べるときも上手にお口へ運べるようになっています。離乳食初期といったよりは、離乳食に慣れて自分で食べるのが楽しくなってきたころに使うといいです。

コンビはベビー用品を幅広く販売しているので有名なメーカーですよね。リーズナブルなものが多く、赤ちゃんとママの使いやすさを一番に考えて作られているため、日本だけでなく世界中から愛される存在です。

離乳食初期に使えるスプーンは、赤ちゃんがお口に入れても違和感がないようにやわらかい素材を使用しているので安心。食洗器OKであったり、煮沸消毒・除菌ができるのは嬉しいポイントです。きちんと衛生管理をしたい方におすすめです。

ののじのスプーンは、なめらかな口当たりのステンレススプーンが特徴的。お値段は少し高めですが、ステンレスタイプなので長く使いられます。

キッズデザイン賞を受賞しているだけあって、パパママが食べさせやすく、赤ちゃんも食べやすい設計になっています。また、ステンレスなので油汚れや、塩分・酸にも強いため衛生的。デリケートな赤ちゃんには嬉しいですよね。

西松屋のスマートエンジェルシリーズはお手頃価格なのに、パパママにも赤ちゃんにも嬉しい機能がきちんと備わっています。ベビー用品は意外と費用がかさんでしまうので、お手頃価格で購入できるのは嬉しいですよね。

食材をすくいやすく、食べさせやすい形につくられています。また、柔らかい素材でできているため、お口への出し入れもスムーズにできるようになっているのは高ポイントですよね。リーズナブルなので買い足しで活用するのも良さそうです。

アカチャンホンポのスプーンは赤ちゃんやパパ、ママでも使いやすいスプーンの種類が豊富にあります。シリコンやステンレス素材のもの・ケース付きのもの・パウチ飲料に取り付けられるものなどが販売されています。

希望の用途を幅広くカバーしているので、「とりあえずアカチャンホンポへ買いに行けば揃う」のも強みです。

離乳食スプーンはダイソーやセリアなどの100均でも購入できます。シリコン製や食洗機対応など種類は豊富で、個人ブログやSNSでも話題です。ただし、100円と安さもあって耐久性や使い勝手については満足できない場合も。そのため、予備として、外出先・帰省先でのスペアとして使用するのがおすすめです。

スプーンを使って自分で食べ始めるのは1歳前後と言われています。始めは上手にスプーンを使えませんが、スプーンを使う練習は手の動きの発達にもなるため大事な時期です。

スプーンを使う練習をする際は、以下の点を心がけましょう。

• やわらかく煮た野菜、おかゆ、とろみのあるスープから始める
• 最初はスプーンにあらかじめ食事をのせて渡す
• 持ち方は「上手持ち」→「下持ち」→「鉛筆持ち」とゆっくりステップを踏む
• 握りやすい・持ちやすいスプーンを選ぶ
• 食器はふちが立ち上がっているとすくいやすい

1歳前後でスプーンを使い始めますが個人差があります。手づかみ食べしかしない子供さんもいるので、焦らずゆっくりとスプーンに慣れるようサポートするのが大切です。

離乳食を始めたばかりの頃は、スプーンの感触を嫌がって、食事を食べたがらない赤ちゃんもいます。そんな時はスプーンの形状や素材を変えてみましょう。金属のスプーンが苦手でも、シリコン製のスプーンならスムーズに食べてくれる場合もあります。スプーン自体に抵抗がある場合は指であげてみるのもひとつの方法です。

無理をすると食べることが嫌いになってしまうケースもあるので、最初は食べなくてもあまり気にせず、楽しい雰囲気を作ることをこころがけましょう。

離乳食を与える際に、赤ちゃんがスプーンを噛んで放してくれない場合があります。歯が生え始めて口の中に違和感があるのが、理由の1つです。歯が生えそろってくれば収まることが多いので、無理にやめさせないようにしましょう。

あるいは、スプーンを噛む感触を楽しんでいるのかもしれません。その場合はスプーンの素材を今使っているものから変えてみましょう。

赤ちゃんの口に入れるスプーンは清潔にしておきたいものですが、市販の台所用洗剤で洗ってもいいのか迷う方もいますよね。結論として、離乳食スプーンも台所用洗剤で洗って大丈夫です。ただし、洗剤が残らないようにしっかりすすぐ必要があります。

また、離乳食スプーンを洗う際は以下のポイントを押さえましょう。

• 食後なるべく早く洗う（雑菌の増殖防止）
• 洗ったらすぐに水気を拭く（雑菌の増殖防止）
• 赤ちゃん専用のスポンジを用意すると安心
• 大人と同様に食中毒は警戒する

洗剤については大人と同じ台所用洗剤で問題ありませんが、スポンジは赤ちゃん専用を用意するほうが安心です。生ものや油ものを洗ったスポンジで離乳食スプーンに触れるのは避けましょう。

おすすめの離乳食用スプーンを紹介しましたが、いかがでしたか。スプーンによって形状や素材はさまざま。赤ちゃんの食べやすいスプーンを見つけて、楽しく離乳食を進めていきましょう。