書見台のおすすめ19選｜無印良品・100均セリア・ニトリにある？【読書台に便利】

「書見台（しょけんだい）」とは、本を見開きの状態にしておけるアイテムのことで読書台・教科書スタンドと同じものを指します。両手を自由にした状態で本を開いて置けるので、手元で作業をしながら好きな本を読んだり、勉強中に教科書を立てたり、調理中にレシピ本を開いたりなど日常のさまざまなシーンで役立ちます。

書見台を使うと適切な角度を保ちやすく読書中の姿勢を正せるため、近視の抑制や目・肩・腰などへの負担を減らす効果も見込めます。また、近年発売されている書見台は本を置くだけでなく、iPadなどのタブレットやノートパソコンを置ける機能を兼ね備えたモデルも多いです。

本記事では、書見台の選び方・おすすめの書見台19選などを紹介します。セリアやほかの100均ショップ・無印・ニトリ・における販売情報ついても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

デスクの上で書見台を利用する場合には置型が便利です。書見台の種類としては最もメジャーなタイプで、本を読む時やレシピ本・参考資料を開いておく時などに使います。近年ではスマートフォンやタブレットが普及したこともあり、ガジェットに対応している書見台も多く展開中です。

商品ラインナップは金属を使ったワイヤータイプのシンプルデザインの物から、角度調整機能や本の押さえ部分に工夫が凝らされた商品があり、同じ置型でも種類はさまざまです。利用したい本のサイズや利用場所をよく検討したうえで、利用シーンに対応した商品を選びましょう。

また、後述する「アーム型」や「自立型」の書見台と比較して安価な商品も多く、リーズナブルな書見台が欲しい方にも置型の書見台はおすすめです。価格帯は1,000〜2,000円程度が中心です。

アーム型の書見台は、机やベッドの淵、本棚などの家具に取り付けて利用するタイプの書見台です。書見台のアーム部を調整すれば、寝転がった状態で本を読んだり、タブレットを使って動画を見たりできます。

横になって本を楽しめるので、病中・入院中の時にも役立つ書見台と言えます。 アーム型の書見台の取り付けはクリップのような構造で挟み込み、机などの家具に固定する方式です。取り付けが可能な場所・家具があるか購入前に確認が必要です。

なお、パーツ点数が増えたり、構造が複雑になる関係で、置型タイプの書見台よりは値段が高くなる傾向にあります。

床に直接置いて利用するタイプの書見台が「自立型」です。主に楽譜を置くための譜面台としての利用、調理中にレシピ本を確認したい場面で役立ちます。ほとんどの商品で高さ調節が可能です。スチールやプラスチックといった材質の軽量モデルを選べば持ち運びも簡単です。

自分が読みたい本のサイズに書見台が対応しているかどうかは、確実にチェックが必要な項目です。文庫本・新書サイズの本からB5サイズを超える本のサイズまで、対応しているサイズは書見台によって異なります。

コンパクトなタイプの書見台では文庫本程度のサイズにしか対応していない場合もあるので、注意しましょう。 たとえば、書見台の本設置箇所である背もたれ部のサイズが、A4サイズ（縦21cm×横29.7cm）程度があれば書見台に置ける本の数も多くなります。

また、近年発売されている書見台は、本だけでなくiPadなどのタブレットに対応している商品も多く展開中です。そのため、タブレットなどのガジェットを書見台で利用したい方は、そちらの対応サイズも忘れずに確認しましょう。

書見台で400ページを超えるような厚めの書籍を利用したい場合は、対応している本の厚さもチェックする必要があります。書見台の背もたれ部の厚さが薄い場合、厚みのある本を安定して置くのは難しいです。

書見台によっては本を固定するためのクリップの付属している商品があるため、クリップの対応範囲も確認しましょう。厚めの教材などを載せる教科書スタンドとして使用する場合は強度もチェックする必要があります。

金属製の特徴は、なんといってもその丈夫さです。特にステンレス製ならサビにも強いので、台所でレシピ本をチェックするなど、水回りでの使用にも適しています。

金属フレームのみのシンプルなタイプは、本以外のものを飾るのにもおすすめです。自宅・職場・店舗など、さまざまな場面でスタイリッシュなインテリアとして馴染みやすいですよ。

暖かみのあるタイプが好きなら、木製のものがおすすめです。ナチュラルで落ち着いた雰囲気で、シーンを選ばす馴染みます。適度に重さがあるので安定感もあります。耐久性に優れているのも特徴なので、長く大切に使いたい方にもぴったりです。ただし水にはあまり強くないので、水回りでの使用には向いていません。

持ち運んで使う機会が多いなど、軽いタイプを探している方におすすめなのがプラスチック製です。色展開も豊富で、ちょっと変わったデザインのものが見つけやすい傾向にあります。こだわってお気に入りの逸品を選びたい方にも適しています。水や汚れがついてもお手入れも簡単で、扱いやすいのもポイントです。

書見台の多くには角度調整機能がついています。多段階の角度調整機能のついた書見台を選べば、自分の好きな角度で書籍を読んだり、固定したりするのが可能です。書籍の角度を調整すれば、正しい姿勢で本が読むめるため、目や肩、腰の負担を軽減できます。

また、角度調整機能とあわせて、折り畳めるタイプの書見台も多く販売されています。折り畳めるタイプの書見台であれば、持ち運びや収納が容易となるため、書見台を常時出して置く予定がない方はこうした機能にも注目です。

書見台の多くは、本やページを固定するためのブックホルダー（クリップ）がついています。ブックホルダーがついている書見台はパーツが書見台下部についていますが、モデルによっては書見台横部についているケースもあります。

製品によってブックホルダーの押さえつけ強度は異なり、しっかり押さえつけるタイプ（ページがめくりづらい）ものから、軽く押さえる（ページがめくりやすい）ものまでさまざまです。製品の仕様を確認すると、ブックホルダーの強度に言及している製品もあるので、自身の用途とあわせて確認するようにしましょう。

また、ブックホルダーによっては先端部がゴムなどで保護されており、本のページに跡がつかないよう工夫されているものもあります。

書見台はタイプや機能だけでなくデザインもさまざまです。そのため、書見台の利用シーンやお部屋の雰囲気、自分の好みにあわせて商品選びをするのもおすすめです。

たとえば、書見台を職場のデスクで使用するのであればTPOを考えてシックなデザインや、黒・白などの落ち着いたカラーの製品を選ぶと馴染みやすくなります。また、書斎やリビングに置くなら、温もりのある木製やおしゃれなアンティーク調もおすすめです。

さらに、書見台はカラーリングの他にも材質が一つのチェックポイントです。金属製タイプのものから、プラスチック製・木材・木製、竹材を用いたものなどがあります。書見台の利用場所とあわせてカラー・材質選びを楽しみましょう。

書見台の中には、本以外にもノートパソコンやタブレットを置けるタイプがあります。こうした使い方をしたいなら、対応していると記載されているものを選びましょう。

また、自分の持つノートパソコンを置いて快適な作業ができるかどうか、クリップの形状や台のサイズを確認しておくのも大切です。クリップが画面に重なって邪魔になったり、画面を傷つけないかチェックしましょう。

シンプルかつおしゃれな家具・家電・雑貨で人気のニトリと無印ですが、残念ながら書見台は販売していません。ただし、本を整理・収納できるアイテムは販売しています。ニトリはブックスタンド（ブックエンド）・本棚・絵本ラックなど、無印もブックスタンド（ブックエンド）や本棚など種類が豊富です。

結論から言うと、ダイソーでは書見台を販売していますが、セリアは取り扱っていません。ダイソーの書見台は以下の3タイプです。

いずれもタブレットスタンドとしても使えます。強度を求める方は550円のスチール製を選びましょう。

書見台は先ほどご紹介したダイソー以外に、Amazonや楽天などのネットショップ・ロフトや東急ハンズなどの雑貨店・ヨドバシやヨドバシなどの家電量販店などで売っています。また、売り場については文房具コーナーが一般的です。

書見台は100均やホームセンターなどのアイテムを使って自作も可能です。「書見台　自作」で検索すると、木材を組み立てるだけで簡単にできるものなど、さまざまなアイデアが紹介されています。おすすめは100均でも手に入る板材を使ったDIYです。好きな大きさ・色・デザインで作れるため、興味のある方はぜひ挑戦してください。

木材の場合は、裏側にL字の棚受けを自分の好みの角度になるように取り付け、滑り止めをつければ、意外と本格的な見た目に仕上がります。他にも、宅急便コンパクトサイズのダンボール箱を2つ用意して、1つを開いて三角形に畳みなおし本を置く部分、1つを土台にするように組み合わせる方法もあります。

とにかく手軽にサッと使えればいいと考えているなら、針金ハンガーを曲げて、底に直接本を差し込んで代用するのもおすすめです。同じ針金ハンガーでも、ペンチを使って形を整えれば、本を立てられるようにもなります。

書見台の選び方やおすすめ商品を紹介してきました。書見台を使って読書やタブレットを利用すると、日常生活が快適になります。また、書見台を使えば読書中の目の負担も減らせます。ぜひ本記事の内容を参考に、自分に合う製品を見つけてください。