コンポジットHDMI変換おすすめ4選｜RCA変換コンバーターも！100均・ドンキは？

DVD・ブルーレイ再生機やPS4・PS5・Nintendo Switchなどの映像音声出力はHDMIです。高画質になり、テレビ側もHDMI端子が主流になりましたが、プラズマテレビ・ブラウン管テレビはS端子・D端子・赤白黄色のコンポジット端子に限られます。wiiやスーパーファミコン時代のレトロゲームは、ブラウン管テレビでプレイした方が味わい深いものになります。

そこでおすすめなのが、HDMIをコンポジットに変換するアダプターです。市販のHDMIコンバーターは、スーパーファミコン・NINTENDO64・ゲームキューブに対応したものが多いです。実は、各ゲーム機ごとに映像出力は異なるので、選ぶ際にはしっかり確認する必要があります。

本記事ではアナログ接続に役立つコンポジット変換器について、画質比較や用途に基づいた選び方やおすすめの商品を紹介します。テレビに映らないときの対処法についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

ダイソーやセリアなどの100均ではマイクロ(Micro)やミニに変換するHDMI変換アダプタは販売されていますが、HDMIコンポジット変換機は販売されていません。

ドンキではHDMIコンポジット変換機が販売されています。ただし、店舗によって取り扱いのない場合も。確実に手に入れたい場合はケーズデンキ・ヤマダ電機・ヨドバシカメラなどの家電量販店やゲオを利用しましょう。

HDMIコンポジット変換機を購入する際に最初に気をつけたいのは入出力がどちらに対応しているのかといった点です。誤って購入してしまうと、目的に合った使用ができない可能性があります。

コンポジット端子をHDMIに変換するアダプターは、古い映像機器をHDMI端子のテレビ・モニターに接続する場合に役立つデバイスです。注意点として変換作業は双方向におこなえないため、HDMI→コンポジット、もしくはコンポジット→HDMIのいずれかに限られます。

昔の荒い画質をHDMIでも出力できるアップスキャンコンバーターもおすすめです。ただし、アップスキャンコンバーターは内蔵されている回路が全くの別物なので、逆に接続はできません。

古いテレビにHDMI端子の器機を接続したい場合は、ダウンスキャンコンバーターがおすすめです。入力がHDMI、出力がコンポジットとなり、HDMIの信号を昔のテレビに合わせた画素数に変換できます。

ブラウン管のテレビ等は画素数が少ないので、HDMI端子付き液晶テレビよりも画質は落ちてしまいます。しかし、ブラウン管独特の発色で最新の映像を見られるのも魅力です。

HDMIコンポジット変換の際にはソース元となるゲーム機や映像機器の対応信号をしっかりと確認しておきましょう。ケーブルによる画質の違いもあるため画質比較はしっかりと確認する必要があります。こちらはコンポジット変換を行う際に重要なポイントの1つです。

PS4やNintendo Switch、Xbox one等、最新のゲーム機やブルーレイ再生機はほとんどが1080pに対応しています。1080pのままコンポジット変換を行えば、比較的美しい画質のまま古いテレビに映し出せます。

細かい文字の潰れなどをできるだけなくしたい人は1080p対応のコンポジット変換機を選ぶのをおすすめします。また、HDMIコンポジット変換の際に気をつけなければならないのが、入力信号側の対応画素数です。

たとえば、PS4 Proでは480pに対応していないため、1080p対応の変換機を使わないとコンポジット変換できません。PS4 Proや1080pが最低画素数の映像機器をHDMIコンポジット変換で接続する際には、変換機側の対応信号をしっかりと確認しておきましょう。

Proではない普通のPS4や一世代前の映像再生機器だと480pに対応しているものもあります。その場合はHDMIコンポジット変換機も480pまで対応のものを使用しても出力できます。

480pまで対応のHDMIコンポジット変換機は価格も安いので、使用する器機によっては選択肢に入りますね。

HDMIコンポジット変換は、アダプタータイプのものとケーブルタイプのものがあります。それぞれの特徴と選び方を詳しく見てみましょう。

専用の基盤を使ってHDMIからコンポジット変換するタイプのもの。デジタル信号をアナログ信号に変換してくれるものがほとんどなので、多くのブラウン管やコンポジット端子しか持たない液晶テレビで使用可能です。

一般的にHDMIコンポジット変換の際にはこちらのタイプを使用します。

余計なアダプターをかまさずに、ケーブルのみでHDMIコンポジット変換が可能なのがケーブルタイプのメリットです。価格が安い点も魅力的。

しかし、ケーブルタイプにはデジタルからアナログへの変換機能が付いていません。古いテレビがデジタル信号に対応していない場合は物理的に繋げられても、映像・音声は出力されません。

デジタル信号に対応した古いモニターを使用したい場合はケーブルタイプもおすすめです。HDMIコンポジット変換の際には、使用しているテレビ・モニターのスペックをしっかり確認しましょう。

アダプター単体のものとケーブルと一体になったものがあります。使用する場所や所有するケーブルの有無で、それぞれ選ぶのがおすすめです。

昔はコンポジット端子が主流だったため、自宅にケーブルが余っている人は多いかもしれません。アダプタータイプは余っているケーブルを有効活用できる点でもおすすめ出来ます。

また、自由に長さを調節できる、置く場所を選べるといった利点もあります。レイアウトを決めている人やコンポジットケーブルを持て余している人にはアダプタータイプをおすすめします。

ケーブルとアダプターが一体になったタイプのHDMIコンポジット変換機も存在します。ケーブルはすべて処分してしまった人におすすめ。アダプター自体もコンパクトなものが多くて、取り回しやすいのが特徴です。別途ケーブルを購入せずに済むのは大きなメリットです。

ただし、一体となっているため長さの調節が難しいのがデメリット。使用する環境を考えて、ケーブル長はしっかりと確認しておきましょう。

HDMIコンポジット変換機はバスパワーでの動作が可能ですが、外部の給電口も付いています。これはより動作を安定させるため、足りない電力を補うために付けられています。

本体にピン穴が開いていて、イヤホンのようなジャックを差し込み、専用の電源アダプターやUSB接続で電力を取る方法です。

このタイプは安定して電力を取れるのが特徴。ただし、ジャック径がさまざまなため、替えが効きにくいといった欠点もあります。

スマホのようにmicro USBで接続して電源を取るタイプで、コンパクト設計のHDMIコンポジット変換機に多く採用されています。micro USB型は替えが効きやすい点がメリットです。

スマホで使用しているものと兼用できたり、量販店で簡単にケーブルが購入できたりする点は、付属のケーブルを紛失した際にも心強いです。

ただし、ケーブルによっては送電過多になったり、電力が足りなかったりする場合があるので、HDMIコンポジット変換機とmicro USBケーブルの対応電力量はしっかりと確認しておきましょう。

アナログ端子からHDMIに変換したり、古いテレビに最新の映像を映したりと大活躍のHDMIコンポジット変換機ですが、接続してもテレビに映らないケースがあります。テレビに映像が映らないときは以下の点を確認しましょう。どうしても映らない場合はメーカーに問い合わせるのもおすすめです。

• 機器にしっかり接続されているか
• 規格があっているか
• 解像度が対応しているか

また、海外製の安い製品は壊れやすくすぐに映らなくなってしまう場合もあります。長く使いたい場合はエレコムなどクオリティの安定したメーカーから購入しましょう。

RCA（赤・黄・白の三色ケーブル）の入力しかない機種には、そのままではHDMIの映像は写せません。そんな時に使えるのがHDMI To RCA変換コンバーターです。HDMI端子からの映像を古いテレビなどに表示できます。これがあれば、HDMIをRCAに変換できるので、HDMIの映像を流せるようになります。

HDMI To RCAでは古いハードのゲームや、DVDを見たいときにチェックしてみてください。変換コンバーターが変換できるのは、一方向に限られるので、選ぶ際は「to」の前後をしっかり確認してください。

今回はHDMIコンポジット変換のおすすめ品を紹介しました。なかなか捨てられない愛着のある昔のテレビやカーナビを使い続けたい人にはうってつけのアイテムです。ぜひこの記事を参考にして、用途に合ったHDMIコンポジット変換機を見つけてください。