イエローベース（イエベ）向け化粧下地おすすめ18選｜白浮きしない下地も

黄色味ががった肌のイエローベースの方は、顔色悪いように見えることや黄ぐすみなどが気になりますよね。赤みよりもくすみが原因でベースメイクがきれいに乗らない場合が多いです。「ベースメイクのトーンアップをしたいけれど、くすみやすく仕上げにくい」と悩んでいる方も多くいます。

実は、ベースメイクをきれいに仕上げるにはイエローベース向けの化粧下地を取り入れるのがおすすめです。イエベの悩みに特化したピンク・紫などのコントロールカラーが入っているものが多く、白浮きしないベースを作り出せます。

そこで今回は、イエローベース向け化粧下地の選び方やおすすめ商品をランキング形式で紹介します。ランキングはコントロールカラー・UVカット効果・成分を基準に作成しました。プチプラ・デパコスにわけて紹介するので、購入を迷っている方はぜひ参考にしてください。

そもそも、イエローベース・ブルーベースは、パーソナルカラーの基本の分類にあたります。パーソナルカラーはイエローベース（イエベ）とブルーベース（ブルベ）の大きく2つに分けられ、さらにイエローベースは春と秋、ブルーベースは夏と冬の2つに分けられます。

イエベ春の方はパステルカラーやビタミンカラーなどの華やかな色が似合い、やわらかく親しみやすい印象を持たれやすいのが特徴です。イエベの中では白みのある肌色で、赤くなりやすいです。

イエベ秋の方はくすみカラーやマットなカラーなど深くこっくりした色が似合い、大人っぽい印象が特徴。パステルカラーやビビッドカラーを合わせると顔色がくすみやすいです。

イエローベースに合うコントロールカラーの色は、ブルーです。ブルーは肌の黄色みを抑え、透明感※を引き出す効果があります。肌の赤みやニキビ跡、くすみをカバーし目立たなくしてくれるので、イエローベースにはおすすめの色です。

※メーキャップによる一時的な印象の変化

ピンクのコントロールカラーをベースカラーとして使うと、自然な血色感を引き出せます。顔色悪い肌に合わせやすく、イエローベース肌との相性もいいです。しかし、肌に赤みのある方やトーンが暗めな方が使うと、赤みをより強調させてしまったり腫れぼったい印象を強めてしまったりするため避けたほうがいいです。

紫色のコントロールカラーは、程よい血色感※と透明感※を演出します。ブルーとピンクのコントロールカラーのいいところを持ち合わせており、イエローベース肌の人には馴染みやすい色です。白浮きしないので、ナチュラルメイクにも合わせやすいです。

※メーキャップによる一時的な印象の変化

ニキビ跡や日焼け跡など、グリーンはブルーでもカバーできない赤みをおさえたいときにおすすめです。また、コントロールカラーとしても定番で、ブルべ・イエベを問わず人気を集めています。

下地のテクスチャは用途によって使い分けるのがおすすめです。サラサラ・しっとり・こっくりなど人気のテクスチャを下記の表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

乾燥肌・インナードライ肌の方は、ヒアルロン酸やセラミド・スクワランといった保湿効果がある成分が多く入った化粧下地を選びましょう。成分表は配合量が多い順に並んでいるため、保湿成分がなるべく前にあるものを選ぶのがおすすめ。

テクスチャーはさらさらしているよりもこってりとしたタイプの方が肌に密着して潤いを閉じ込めてくれるので、保湿効果が持続します。

化粧下地には殺菌や防腐剤の役割を果たすエタノールやパラベンなどの添加物が使用されているものもあります。これらはアレルギーの原因となったり、肌に合わないと肌荒れを引き起こしてしまいます。

ニキビや肌荒れ、敏感肌※でお悩みの方は、エタノールや紫外線吸収剤、パラベンなどの肌への刺激となる成分が配合されていないものを選びましょう。

※すべての方に肌トラブルが起こらないわけではありません

化粧下地は油分が含まれており、皮脂に混ざって溶け出してしまうことで化粧崩れが起こります。また、乾燥している肌はバランスを崩し皮脂分泌が過剰になるため化粧崩れを起こしやすいです。

化粧前はサラサラしていたのに、化粧をするとテカる、崩れやすいといった場合はインナードライ肌である可能性があります。 インナードライ肌の方は肌に潤いを閉じ込めることも不可欠ですが、過剰に分泌された皮脂を化粧下地に吸着させることでテカりを抑えられます。

紫外線は夏だけではなく、一年中降り注いでいます。日焼けは乾燥やシミ・シワの原因になるため、毎日使う化粧下地はUVカット効果があるものが望ましいです。なるべく、「SPF15・PA++」以上のUVカット効果がある化粧下地を使うのをおすすめします。

UVカット効果がない、低い化粧下地を使う場合には日焼け止めを併用するか、UVカット効果のあるファンデーションやパウダーを重ねましょう。

パソコンやスマホから発せられているブルーライトは目への影響だけではなく、肌の老化を引き起こす原因の1つです。ブルーライトを浴びると肌の深い皮下組織まで到達し、紫外線と同じように色素沈着やシミ・シワを作る原因となってしまいます。

その威力は、約1時間浴びただけでも色素沈着を引き起こすという研究結果が発表されているほど。長時間パソコンやスマホを使う方は化粧下地にブルーライトカット効果があるものを選びましょう。

毛穴や肌の凹凸を埋めて肌の気になる部分をカバーしてくれる下地もあります。厚く塗ってしまうと不自然に浮きがちになってしまいますが、カバー力の高い下地を使えば自然です。 シミやニキビなど肌トラブルでお悩みの方は、カバー力が高い下地を選び、上手に隠しましょう。

肌荒れが気になる方や肌への負担を減らしたい方は、石鹸で落とせる下地を選ぶのがおすすめ。石鹸落ちする下地はクレンジングの必要がないため、肌への負担が最小限で済みます。また、クレンジングやW洗顔による皮脂の落としすぎも防げるので、乾燥に悩む方にも向いています。

「せっかく買ったのに使いきれなかった」とならないよう、下地選びの際はサイズやボトルも要チェックです。以下に主なボトルのタイプと特徴をまとめたので、参考にしてください。

化粧下地はドラッグストアなどで気軽に買えるプチプラのものからいわゆるデパコスまで、さまざまな価格帯があります。購入の際は予算に合わせて選びましょう。

ドラッグストアで気軽に化粧下地を買うなら、プチプラがおすすめです。最近では、プチプラでもコントロールカラーが入った商品が多く販売されています。欲しいカラーが決まっている場合や、お試しで買ってみたい方にはプチプラがおすすめです。

自分のベースカラーに合わせた色を選んで貰いたいなら、デパコスがおすすめです。プチプラの商品より価格は高いですが、百貨店の販売員がコントロールカラーの色選びや肌質の相談に丁寧に乗ってくれます。

皮脂やテカリによりベースメイクが崩れやすい方は、セザンヌから販売されている化粧下地がおすすめです。価格が安いだけでなく、肌への刺激を抑えた商品が販売されているので肌質を選ばずに使えるのも魅力です。皮脂吸着パウダーが入っているので、皮脂くずれを防ぎます。

無印良品では、パラベンやアルコール・界面活性剤など、肌に刺激が起きやすい成分を抑えている商品を多く販売しています。価格帯が安いですが、成分にしっかりこだわっているので初めてコントロールカラーの入った化粧下地を買う方にもおすすめです。

イプサの化粧下地は「赤」「青」「黄」の3色のうち肌に足りない色を補うことで「晴れわたるような透明感※」を作り出し、発光しているような肌に見せてくれます。また、店頭では肌測定器を使って肌状態に合った下地を選べるので、自分に合った色がわからない方にもおすすめです。

※メーキャップによる一時的な印象の変化

化粧下地を塗る際は以下の順番とポイントをおさえて塗りましょう。厚塗りにならないよう肌になじませるのがコツです。

【下地を塗る順番】

1. 洗顔 
2. 化粧水
3. 乳液や美容液で保湿
4. 化粧下地

【下地を塗るポイント】

• ハイライトにしたいポイントやカバーしたいポイントのみにのせる
• 全体にのせる場合は薄く延ばす

下地を使ってもなかなか隠れないシミやニキビ跡を隠したい場合はコンシーラーの使用もおすすめです。薄く塗り重ねるだけ自然にくすみをカバーできます。全肌対応のコンシーラーも多数販売されているので、好みのカラーを選べる点も魅力です。

今回はイエローベース向け化粧下地の選び方と人気おすすめランキングを紹介しました。肌の悩みに合わせたコントロールカラーを選ぶことで、きれいな肌ベースが作れます。プチプラからデパコスまで幅広くあるので、ぜひお気に入りの商品を見つけてください。