【草刈機】最強のナイロンカッターおすすめ17選｜草刈り場所に適したナイロンコードも

草刈機を使う時に、金属の刃で怪我をしそうになった経験はありませんか。ナイロンコードを使用した草刈機「ナイロンカッター」は、安心して草刈りができる最強アイテムです。ナイロンカッターは女性の方でも手軽に扱えるのがメリットです。

ナイロンカッターは、製品によって使われている刃の種類や装着方法が異なります。また、自動繰り出しなど交換の仕組みもさまざまなので、しっかりチェックして選ぶ必要があります。

こちらの記事では、ナイロンカッターの特徴からマキタなどのおすすめメーカー、おすすめ商品15選について解説します。プロ仕様も紹介していますので、自分の用途に適したナイロンカッターを探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

ナイロンカッターは刃部分にナイロンコードを採用した草刈り機です。金属刃やプラスチック刃を採用した草刈機は、パワフルに雑草を除去できます。ただし、刃が金属やプラスチックだと危険性が高く、扱いに悔いのがデメリットです。

ナイロンカッターは、取り回しがしやすいのがメリットで、初心者の方も無理なく扱えます。また、重量も軽いため力がない方でも効率よく草刈りができます。家族みんなで使える草刈り機を探している方にも適します。

コードを巻きつけて使うリール式の場合、かかるコストが少ないのがメリットです。使っている時にナイロンコードが切れても簡単に取り換えられるので、長時間かかる広い面積の草刈りにもおすすめです。

コードを内部に収納するため構造はやや複雑になっており、使う時に重量が増えるため、扱いには注意が必要です。

軽量設計が多い差し込み式は、ナイロンカッター専用のナイロンコードをそれぞれ取り付けて、固定して使うのが特徴的です。専用の固定器具がセットになっていて、ナイロンコードの取り付け作業をスムーズに進められます。

差し込み式は小型のナイロンカッターが多いので、細かい部分の草刈りがしやすいです。ただし、リール式よりも、ナイロンカッターの交換頻度は多くなります。

手動式は、ナイロンコードが短くなったタイミングで一旦動力を止め、自分の手で取り外す必要があります。慣れるまでは手間がかかりますが、ナイロンコードの長さを任意で調節できるのがメリットです。

シンプルな設計なので故障のリスクが低く、長く使えるのも魅力です。しかし、作業を途中で止めて交換する必要があるので、長時間の作業をするには向いていません。

自動式は自動繰り出しの仕組みを活用したタイプです。ナイロンコードが短くなったタイミングで自動でコードが押し出されるため、交換時に手を止める必要がありません。広い面積の草刈りを集中して進めたい方におすすめです。

しかし、自動でコードが押し出されるので、時にはコードが中で詰まって草刈りができないトラブルも起こります。自分の好きなタイミングでナイロンコードを調整できない点にも注意が必要です。

半自動式の場合出し入れ用のスイッチが付いていて、好きなタイミングでコードを伸ばせるのが特徴的です。手動式の調整の手軽さと、自動式のスムーズさを兼ね備えています。草刈り機の扱いに慣れていない方でも便利に活用可能です。

しかし、底に取り付けられた出し入れ用のスイッチが草刈り中に擦れて故障しやすいのがデメリットです。自動式のように、ナイロンコードが詰まる場合もあります。

ナイロンカッターの本体が薄い製品では、地面に近づけて草刈りができるのが魅力です。地面近くで草刈りするので、雑草をしっかりと刈り取れます。一度で刈り取りづらい自宅付近の雑草などに対処可能です。

本体に厚みのあるタイプは、重心が安定します。耐久性が高いナイロンカッターがほしい方におすすめです。

フェンス沿いなどにおすすめな丸型は、製品数が多いため自分の好みに合ったナイロンコードを選べます。ナイロン素材を使用した製品では、コンクリート・ブロック塀・フェンスなどを傷つけないよう工夫されたものも選択可能です。

丸形の構造はナイロンコードの巻き取りがスムーズなので、コードが絡みにくくなっています。初めてナイロンカッターを扱う方にもおすすめです。

切れ味が長持ちする角型は、長時間草刈りを行う必要がある際に便利です。切れ味が落ちると使えない、小石の多い場所でも活躍します。雑草が生えている地面の状態選ばずに活用できるナイロンカッターを探している方は、角形のナイロンコードが付属している製品を選びましょう。

細かい葉っぱの雑草の除去にも役立つ星形は、最近生えた雑草に対してもしっかりと除草作業を進められるのが強みです。薄い葉を持つ雑草は、ナイロンコードによっては上手く捉えきれない場合あります。さまざまな雑草に対処したい方は、星形のナイロンコードが付属しているか確認しましょう。

また、角形と同様に切れ味に優れています。効率よく草刈りを進めたい方におすすめです。

切削能力が高い鮫牙は、鮫の刃のように波打った形状が特徴的です。切り込んで刈る力が強いため、スムーズに草刈りを進められます。草刈り機だけでなく、芝刈り機にも多く使用されています。雑草が密集した場所でも、素早く作業できるのがメリットです。

草をスムーズに除去できるスパイラルは、ねじれた構造が特色です。切れ味が高いので、雑草の量が多い場所でも効率よく除草できます。他のタイプと比べると、除草作業時に騒音が発生しづらいのもメリットです。騒音を気にせずに作業したい方に適しています。

ナイロンコードを何本用いて除草できるのかも、チェックしましょう。ナイロンカッターに使われるナイロンコードは2本の場合が多いですが、本数が多いほど広い範囲の雑草に対処しやすくなります。

しかし、ナイロンコードの本数が多くなるとコード同士でぶつかり合い、故障につながるため注意が必要です。ナイロンコードが少ない方が長持ちしやすいので、耐久性と効率性のどちらを重視するか考えて選びましょう。

ナイロンコードの素材をチェックすれば、どんな強みを持ったナイロンカッターなのか判断できます。アルミニウムやチタニウムなどの素材を使用していれば、除草効果が高いです。メタリックコードのナイロンカッターは、耐摩耗性と耐久性に優れています。自然にやさしい特殊素材のナイロンカッターもあります。

頻繁に交換したくないなら、ナイロンコードの長いナイロンカッターを選びましょう。ナイロンコードは1回に約10cm使用するのが一般的で、無くなったら交換します。ナイロンコードの長さは、3mから100m以上のものまであります。

ナイロンカッターの使用頻度が多い場合も、ナイロンコードの消耗も速いので長いタイプがおすすめです。

ナイロンカッターを選ぶ際は、排気量とナイロンコードの太さも確認しましょう。太いほどナイロンコードの耐久性は高いですが、エンジンに負担がかかります。排気量に合ったナイロンコードの太さの目安は、以下の通りです。

排気量（cc）÷10でも、ナイロンコードの太さは求められます。ナイロンコードが太すぎるとエンジンが故障しやすく、細すぎると切れやすいので適切な太さのものを選びましょう。

マキタはエンジン式以外に充電式の草刈機を販売しているメーカーです。工具のメーカーとしても高い評価を受けています。バッテリーの利用時間が長いので、充電式のナイロンカッターでも長時間利可能です。

日本のメーカーなので、サポートが利用しやすいのも魅力です。草刈機を初めて扱う方にも、適したメーカーとなっています。

山善はインテリアや工具など、さまざまなアイテムを安い価格で販売しているメーカーです。ナイロンカッターにおいても低価格の製品が多いため、コストを抑えながら購入したい方に適します。

替え用のコードやアタッチメントなども複数取り揃えられており、自分に合ったナイロンカッターを探せるのが魅力です。充電式のナイロンカッターは、コードレスで女性の方も手軽に扱えます。

高儀は園芸用品や工具、キッチングッズやアウトドアグッズを販売しているメーカーです。ナイロンカッターでは、半自動式や自動式の製品を取り扱っています。交換が手軽に行えるナイロンカッターを探している方におすすめです。

ナイロンコードの種類も豊富で、自分の用途に適したコードを選びやすいです。

ゼノアは、チェーンソー・くるくるカッター付きの草刈機・動力散布機など専門的なアイテムを販売しているメーカーです。ナイロンカッターは、エンジン式と遜色ないパワーのバッテリープロフェッショナルシリーズがあります。静音性と効率性を兼ね備えた製品が欲しい方にもおすすめです。

エムエムは、プロ仕様の工具を販売しているメーカーです。メタリックコードを採用したナイロンカッターは、硬い植物もしっかりと除去できます。安全で切れ味のいいナイロンカッターが欲しいなら、おすすめのメーカーです。

OREGON（オレゴン）は、ソーチェーン・ガイドバー・各種アクセサリー・エンジン部品などの販売を行うメーカーです。オレゴンのナイロンカッターであるジェットフィットは、軽くて丈夫なアルミボディに、新開発されたラインストッパーを内蔵しています。

ナイロンコードを差し込むだけで、セッティングが簡単なのも特徴です。

リール式ナイロンカッターの巻き方は、スプールのボビンにコードを巻き付けてカバーに空いた穴から外に出るようにします。正確にはナイロンカッターによって取り付け方は違いますが、この巻き方が主流です。穴に入れて回すだけで、巻き取れるタイプもあります。

草刈り機が回転する方向と逆向きにコードを取り付けるので、反時計回りに巻きましょう。うまくコードを巻けない場合は、購入店かメーカーに相談しましょう。

コードがすぐに切れる場合、コードの先端を使うように意識しましょう。ナイロンカッターは、コード全体を雑草に当てるとコードの根本が切れやすくなります。ナイロンカッターを使う時には、ヘッド部分を大きく動かさずに、ナイロンコードの先端部分を雑草に当てる使い方をしましょう。

ナイロンコードは、先端から3cmから5cmの部分までを目安に使うのがおすすめです。

作業中に詰まらないようにするためには、ナイロンコードを水につけましょう。作業をする前日からしっかりと水につけておけば、よりしなやかにコードが動くようになり、コードが溶けてくっつきにくくなります。

また、ナイロンカッターはそれぞれ推奨されるナイロンコードの口径が決まっているのもポイントです。推奨口径サイズを守り、1段階細いナイロンコードを使うようにすると詰まりが発生しづらくなります。

ナイロンカッターに適した場所で使用すれば、コードは長持ちします。ナイロンカッターは、岩や石がある場所での使用に最適です。金属やプラスチックの刃が岩に当たると欠ける心配がありますが、ナイロンカッターは欠けずに使用できます。

ナイロンカッターの使用に向いていないのは、背の高い草・硬い草・ツルの多い場所、乾いた砂・小石の多い場所です。草が硬い・切れにくいと、ナイロンカッターが絡んでしまう場合があります。ナイロンカッターは、飛散量も多いです。

ナイロンコードは完成された市販のナイロンコードの代わりに、ホームセンターで購入できる材料で自作可能です。ナイロンコードを作るためには、メタリックコード・リングスリーブ・圧着ペンチ・ニッパー・メジャーなどの材料を用意します。メタリックコードを芝刈り機に、フィットするように加工する必要があります。

ネット上には、ナイロンコードの作り方を解説した動画もあるので参考にしてください。ギアヘッドの隙間などを計算して作りますが、慣れないと上手く作れません。圧着リングが外れる可能性もあるので、安全を確保して作業しましょう。

ナイロンカッターを安全に使用するためには、飛散物を防げる服装で作業しましょう。ナイロンカッターを使用すると、小石などの飛散物が体に当たるリスクがあります。以下のような服装で、肌を露出させないようにしましょう。

• 帽子・ヘルメット
• 保護メガネ・フェイスシールド
• 長袖の服
• 手袋
• 長袖のズボン
• 長靴・安全靴

金属片などの飛ぶと危険なものがないか確認し、拾ってから草刈をしてください。周囲の人や物に飛散物が当たる危険もあるので、十分に注意して作業しましょう。

ナイロンカッターを快適に使用したいなら、ナイロンカッター専用の刈払機がおすすめです。ナイロンカッター専用刈払機なら、ナイロンカッター専用設計で作られているため、故障するリスクを減らせ長く使用できます。気になる方は、ぜひナイロンカッター専用刈払機もチェックしてみてください。

おすすめなナイロンカッターを取り入れて、雑草をスムーズに除去しましょう。選ぶ時には、装着方法・交換方法・コードの種類・本体の薄さ・コードの数や素材をチェックしてください。自分が手軽に扱えるナイロンカッターで、安全に効率良く除草を行いましょう。