パイシートおすすめ15選！失敗しない選び方は？

パイ菓子といえば、サクサクとした軽い食感と口中に広がる香ばしい風味が魅力ですよね。特に焼きたての美味しさは格別です！手作りすれば、この焼きたての美味しさを手軽に味わうことができます。しかしパイ菓子作りは手間と時間がかかる…そう思っている方も多いのではないでしょうか？

実は、冷凍パイシートを使うことで、家庭でも手軽にパイ菓子を作ることができます。冷凍パイシートは面倒な生地づくりが不要で、料理が苦手でも失敗しづらいというメリットがあります。

しかし、パイシートはメーカーや形状などによっても様々。これではどれを購入すればいいか悩みますよね。そこで今回は、冷凍パイシートの選び方やおすすめ商品をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

業務用スーパーの冷凍パイシートは、外国産で安価なことから「まずいのでは？」と懸念されている方も多いかと思います。実は、原材料が国内生産の冷凍パイシートとほぼ変わりません。焼き上がり後の食感やパイの味も、他の冷凍パイシートと変わらない美味しさが楽しめます。

安いからまずいということはなく、コストを抑えてパイを作りたい場合は、ぜひ業務用スーパーの冷凍パイシートも検討してみてください。

丸型の冷凍パイシートは、ホールのアップルパイやガレット・デ・ロワなど丸いパイ菓子を作るときに向いています。型に敷くだけで使用でき、パイシートをカットする手間が省けて時短になります。

直径10〜18cmの間で色んなサイズが販売されているため、用途に合わせて使い分けるといいでしょう。

四角型の冷凍パイシートは、小型パイやアレンジパイを作るのに向いています。等間隔に切り分けやすく、同じサイズのパイ菓子をたくさん作ることができます。

また、丸型にカットすればホールのパイにも使用できます。はみ出た部分を別のお菓子に利用すれば、無駄なく使い切ることができますよ。

シート状の冷凍パイシートは、あらかじめ使いやすいサイズにカットされているため、使いたい量だけ解凍して使うことができます。丸型や四角型など種類も様々なので、用途に合わせて選ぶと良いでしょう。

ブロック状のものに比べて比較的コンパクトなため、冷凍庫で立てたり寝かせたりと保存も自在です。

ロール状の冷凍パイシートは、あらかじめ伸ばした生地をロール状にしたもので、好きな長さにカットして使用できます。四角型のパイ・スティックパイ・包みパイなどを作るときにおすすめです。

また、ロール状になっていることで収納もコンパクトで、冷凍庫で保存する際に場所を取りません。

ブロック状の冷凍パイシートは、好きな分量だけ切って、自由な厚みに伸ばして使うことができます。パイの厚みを調節したいときや、中に具材を包みたいときにおすすめです。厚みがある分、切り分ける際は少し力が必要になります。

また冷凍庫で保存する際も、シート状やロール状のものに比べてやや場所を取ってしまいます。

発酵バターを使用した冷凍パイシートは、コクがあって風味豊かに仕上がります。発酵によるほのかな酸味と、しっとり贅沢な味わいが楽しめます。

冷凍パイシートの中ではやや高価ですが、バターの風味を活かしたいお菓子や、コクや香りにこだわりたいときにおすすめです。

普通のバターとは「発酵していない通常のバター」を指し、発酵バターを使用した冷凍パイシートに比べて、あっさりめの味わいに仕上がります。塩入りのものであれば保存も効きます。

また、バターの産地によってもパイの風味が変わるので、ぜひ好みのものを探してみてください。

マーガリンを使った冷凍パイシートは、バターを使用したパイシートより安く手に入ります。バターならではの風味は得られないものの、比較的軽い食感が特徴です。お菓子から料理まで幅広い用途に使用できます。

また、バターを使用したパイシートより保存による劣化が少なく、長期保存できるメリットもあります。

冷凍パイシートはピケ（穴）ありとピケなしがあります。ピケには、焼くときに生地の膨らみや火通りを均一にしてくれる役割があります。ピケありのパイシートを購入したほうが、焼き上がりで失敗しづらくなります。

ピケがなくてもフォークなどでピケを開けて使用できますが、ピケありを選んだほうが手軽で時短にもなります。

せっかく冷凍パイシートを購入したのなら、手軽におやつを楽しみたいですよね。今回は、トースターで作れるおやつや、少ない材料で作れるおやつを3つご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

使う材料はパイシートと砂糖だけ、トースターを使えばあっという間に作れます。サクサクとした食感とバターの風味がダイレクトに味わえ、食べ出ししたら止まらない美味しさです。

【作り方】

1. パイシートを解凍しておく。
2. 生地全体に砂糖をふりかけ、生地の両端を中央に向かって均等に折りたたんでいく。
3. さらに中央を半分に折って棒状にしたら、1cmずつカットする。
4. 耐熱皿に並べてオーブントースターで10分ほど、こんがりするまで焼いて完成。

生のりんごを使用したお手軽アップルパイ。りんごを煮込む必要がないので時短になります。生のりんごを使うため、みずみずしくさっぱりとした味わいのアップルパイが楽しめますよ。

【作り方】

1. パイシートは解凍し、適当なサイズの四角にカットする。
2. りんごは縦4等分に切り、芯を取ってさらに5mm程度にスライスする。
3. 天板にクッキングシートを敷いて、その上にカットしたパイシートを並べる。
4. パイシートの端を少し残しながらりんごを並べ、上から砂糖とお好みでシナモンを振る。
5. パイシートの端の部分に溶き卵を塗り、200℃に予熱したオーブンで15分ほど焼く。
6. パイが膨らみ、こんがりとした焼き色がついたら完成。

ベーコンを使った甘くないパイおやつです。朝食や軽食としてや、おつまみにもおすすめです。写真は細かく切ったベーコンを使っていますが、今回はベーコンをパイ生地で巻いた後に切る、もっとお手軽なレシピをご紹介します。

【作り方】

1. 冷凍パイシートを解凍し、ベーコンの長さに合わせて麺棒で伸ばす。
2. 短い辺の手前を1cmほどあけて、ベーコンを並べる。
3. 上から軽く黒胡椒を振り、奥からクルクル巻いて閉じ終わりをしっかりつまんでくっつける。
4. 閉じ終わりを下にした状態で、1cm幅ぐらいに包丁で切る。
5. クッキングシートを敷いた天板に切り口を上にして並べる。
6. 200℃に予熱したオーブンで15分ほど、こんがり焼き色がつくまで焼いて完成。

一見ハードルが高そうなパイ菓子でも、冷凍パイシートを使うことで手軽に作れるようになりました。今回ご紹介したパイシートの選び方やレシピを参考に、ぜひ家庭に手作りおやつを取り入れてみてくださいね！